個人で本を出版する方法

自費出版の印税について

印税とは本が売れるたびに自分の手元に入ってくる額のことを言います。
自費出版では50%の印税が入ってくるということをよく耳にします。
例えば1000円の本が一冊売れると500円の印税が手元に入ってくるということです。
出版社などから出ている新人作家などの印税は約3~10%と言われているので、この50%の印税というのがどれだけ大きな利率かお分かりになるかと思います。

商業出版等とは違って、自費出版は個人が全ての費用を負担しています。
ですから会社が負担する費用が少なくて済み、印税の割合が高くなっているのです。

しかしここで注意しなければならない点は、印税全てが自分のものになるわけではないということです。
自費出版で取得した印税は個人の収入として見なされ、所得として扱われます。
つまり源泉徴収所得税が差し引かれることになります。印税の総額から10%分所得税として差し引かれ、消費税が加算された額が自分の手元に入ってくることになるのです。
また払いすぎた分は、確定申告をすれば返還されます。

所得税の管理は自費出版をする際、主に出版社が受け持ってくれます。
基本的には出版社が印税から所得税を差し引いて管理しておいてくれるのです。
印税の所得税については、本を出版する際必ず確認をしておきましょう。

ただ自費出版の場合、費用を印税でまかなうのは難しいといわれています。
値段にもよりますが、5000部程度の本を売ることができなければ費用を印税でまかなう事ができません。
共同出版の場合については、宣伝費などを会社が負担するかわりに、印税が5%に満たない場合もあります。
自費出版をする際に印税はあまり期待できないと考えていた方が無難でしょう。