バンコライの古遺物


太古オーク:脚当て
Ancestral Orc: Leg Greaves

  • この本の革綴は奇妙だ。柔らかいが、これだけの時を経てもバラバラになっていない。誰かが初期に交換したか、展示用に飾ろうとしたのかもしれない。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)


太古オーク:盾
Ancestral Orc: Shields

  • オークの職人技が美しいと言われることは少ない。この著者は、盾に描かれた詳細な意匠をとても気に入ったようだ。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)


聖ぺリンの土塊
St. Pelin’s Clod

  • 一見すると醜く赤い原石に見えるけど、実際は塗装された赤褐色の土塊よ。表面には聖ペリン騎士団の紋章が押されている。これはペリンの殉教の遺物かもしれない。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • いや、象徴的な意味はその通りだが。私の研究によると、ペリンの殉教後ずっとバンコライ駐屯地全体で受け継がれていたようだ。彼らが流血を好んでいたことを考慮すると、おそらく騎士団の命令によって作られたのだろう。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • 塗装の中の土は確かにバンコライの物で、染み込んでいる血は同一人物のものですが、何者の血か不明です。残念ながらこの情報を考慮しても、どちらの説が正しいかは断定できかねます。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)


ウィルドの根の像
Wyrd Root Figure

  • 特殊な手法で、根が鹿の角と蹄を持った女性の形に削られているわ。工具を用いた形跡はなく、樹皮も無傷のままよ。おそらく、ここのウィルドが魔法で作ったのね。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • ヴェリタが研究していた根に似ています。ラミアのような鱗を持った女性を描いているようですが、ここまで人間に近い獣人は初めて見ました。ある女性の異なる側面を表しているのか、複数の女性を表しているのでしょうか。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
  • また動物の像だわ。こっちは胸が6つある狼女よ。私はハーシーンを表してると仮説を立ててたけど、これを見る限り違うようね。アトモーラで崇拝されていた神々の像かもしれない。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)


ドゥエマーのトレードバー
Dwemer Trade Bar

  • 高度な文明を誇っていたドゥエマーの日常生活については、ほとんどわかっていない。閉鎖的で知られていたドゥエマーだけど、商業と無縁だったわけではないみたいよ。このドワーフ金属の延べ棒は単なるインゴットじゃない。アルクンザムズ・フングという名とドワーフの数字が書かれた、綺麗な青い水晶の帯が付いてる。体積か重量、識別子か共振度。暗号を表してるのかも!

    アマリエン(ハイエルフ ♀)


氷結槍
Frost Lancer

  • これは面白い。ドゥエマーの氷結武器は多くない。理由は知らないけどね。寒いのが嫌いだったのかな?彼らは地底に暮らし、地熱に頼って社会を動かしていた。自然と苦手になったのかもね?

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • 有り得ない話ではない。彼らは火山や高熱の間欠泉のそばでずっと暮らしていた。それでも、戦争に冷気の力を利用する方法を見出したのはドワーフだった。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • 攻城戦に氷結魔法はとても効果的だからな。敵を凍らせ、門や胸壁を凍らせる。それでもこれが戦場に出るところは見たくないな。シロディールが、何より避けるべきなのは軍拡競争だ。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)


バンコライのアンティーク地図
Antique Map of Bangkorai

  • おそらく第一紀の初期から中期のものだ。オジュワンブ王国はバンコライの南半分を支配していたが、石拳のマーグズールに略奪された。おそらくハンマーフェルからゴブリンを追い払った報復として。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • このような攻撃はオルシニウムの略奪を正当化するために利用されがちだが、ゴブリンは都市を支配しなかった。口承によれば、オークのクランとゴブリンの部族はドラゴンテール山地内での停戦を維持したが、共闘したことはなかった。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • これがオルシニウム包囲の前とするなら、第一紀874年にゴブリンとオークが大脱出した後のものだろう。つまり、オジュワンブが陥落してホーリンズ・スタンドが設立された時期は、その間の74年に絞られる!もう少しだ!

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)

バンコライのアンティーク地図
Antique Map of Bangkorai

バンコライ地方全体がこの古い地図に示されている。しかし詳細な部分の大半は、威風堂々としたバンコライ峠に集中している。


長身のパパのランプ
Tall Papa’s Lamp

  • ああ、これにはナ・トタンブの遺物ならではの職人技が発揮されている。この金のモチーフはラ・ガーダの紋章と合う。でも紫の内部はラプトガの祈りのビーズの色合いと同じ。星のモチーフが欠けているのも奇妙ね。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • 宗教表現に軍事的示威を結び付けるのがそれほど奇妙か?ヨクダにとって戦争と宗教はほぼ同義だった!だが星に関しては確かに疑問だな。星のないラプトガはドラゴンのいないアカトシュのようなものだ。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • 遺物に星がないとしても、必ずしも星が形を変えて飾られていなかったわけではりません。油の貯蔵庫には結晶状の堆積があります。何らかの隕石由来の燃料です。このランプのもたらす光が、きっと星の光に似ていたんでしょう!

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)

長身のパパのランプ
Tall Papa’s Lamp

香炉が中で燃えるこの素晴らしいランプは、ヨクダ人を超自然的な体験へ導いたとの噂がある。


ドワーフの肋骨フレーム
Dwarven Rib-Frame

  • この金属は内側に曲がっていて、明らかに別の部品へ付属するためのものです。形状は肋骨に似ています。おそらく脆弱な部品を防護しながら、別の用途を持つ機械に接続させるためのmのでしょう。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)

漆黒のドワーフ・ウルフ
Ebon Dwarven Wolf

「ドゥエマーが犬や何らかのペットを飼っていた証拠は何もないが、近隣のノルド同様、北タムリエルの狼には何らかの愛情を持っていたようだ。それは騎乗動物からも見て取れる」 —セルウィ・ゲレイン


ドワーフの傾斜したすね当て
Sloped Dwarven Guards

  • うーん。私が間違っていたらアマリエンが訂正してくれると思いますが、このプレートは脚かそれに類するものを守ろうとしたもののように見えます。ドワーフの機械としても艶がありますね!

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)

漆黒のドワーフ・ウルフ
Ebon Dwarven Wolf

「ドゥエマーが犬や何らかのペットを飼っていた証拠は何もないが、近隣のノルド同様、北タムリエルの狼には何らかの愛情を持っていたようだ。それは騎乗動物からも見て取れる」 —セルウィ・ゲレイン


アウルミンの祖先の印章
Aurmine Ancestral Signet

  • 何らかの印象に見えるわね。紋章は古代ブレトンのものよ。盾には猪と罠がある。もしかしたら鼻かな?何とも言えない。こんなに…不吉な紋章は見たことがないから。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • これはアウルミン家のものです。彼らは暴君だったフェストリエン・スペナード一世の忠臣でした。彼らについてわかっていることは、ペイル騎士団と呼ばれる騎士団を後援していたことくらいです。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
  • これはペイル騎士団のものなの?イフレの骨にかけて!バルフィエラ島でその名をささやいたら、アダマンチンの塔から放り出されるわよ。伝説によれば、奴らは荷車でエルフを飽かずに轢き殺したという。不気味な連中だわ!

    アマリエン(ハイエルフ ♀)

ペイル騎士団の指輪
Ring of the Pale Order

この騎士の印章の表面には、不吉な紋章が記されている。これを嵌めた者は冷たい力の奔流を感じる…そして深くつきまとう不安を。


歌のトルク
Torc Stand of Song

  • この綺麗な刻み目は…見覚えがあるわ。音や音楽を表すドゥエマーの記号よ。知っての通りドワーフの生活や魔術において、音は重要な役割を担ってた。歌も含まれてたのかな。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • 歌?ハイエルフが喜ぶようなものではないと思うぞ。ドワーフは美よりも冷徹な論理を重視した。歌より非論理的なものは思いつかない。道具に喋らせていただけだろう。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • これはある冶金学者が言っていたことだけど、合金における金属は和音における音調のようなものだって。的確な例えでしょう?正直、ドワーフが曲と音を区別していたとは思えない。魔法の音も古代の曲も、何らかの叡智に繋がるわ。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)

音調平準化のトルク
Torc of Tonal Constancy

伝説によると、このしっかり結ばれたドワーフのネックレスをつける者は、神に近い視点を得るという。世界の欠陥全てを厳格な焦点に合わせる、冷たく論理的で正確な思考をもたらす。