アルドメリ・ドミニオン スタイル

クラフトモチーフ25
Aldmeri Dominion Style

アルドメリ・ドミニオンの武器と鎧

教化サピアルチ、シマーリーンのアイカンター

鍛冶職人、鍛冶工、武器職人への連絡:アルドメリ・ドミニオン軍に納める品の仕様を以下に記す。全ての品がアルドメリの名に恥じない、最高の出来栄えでなければならない。この基準に達していない品は決して許されない。アルドメリの鷲が過剰に使われ過ぎて陳腐だという意見を何度か聞いたが、こう言った意見はプラキスに反する。

先人を思い、正確で良い仕事をしてほしい。

ブーツ

タムリエル中で最も優雅なドミニオン兵のつま先は、アルドメリ兵のサバトンに鋭利なパーツを加えた強化版で守られている。このブーツは必要に応じて武器としても使える!

ベルト

ドミニオン戦士の鎧の大部分には繊細な装飾があしらわれている。しかし戦士の武器や腰のプレートを支える使命を持つ帯に、それほど凝った装飾はできない。簡素なアルドメリの鷲の留め金があれば事足りる。

アルドメリの皮膚は敏感で、太陽光にあてすぎることは好ましくない。そこで兜と面頬が顔全体を覆うようにしている。鋼の兜の上部にはドミニオンの象徴、黄金の鷲の翼があしらわれている!

脚当て

ドミニオン兵のグリーヴには、飛翔する鷲の翼の動きを模した金属の模様があしらわれている。我らの神聖なる同名の象徴の上に戦士が跪くことは許されないので、アルドメリの鷲自体を膝当てに使ってはならない。

ドミニオンの長弓は細く、一見すると鎧を貫く力など備えていないように見えるかもしれない。しかし外見に騙されてはいけない。翼をあしらったリム部分はリランドリル鋼と呼ばれ、延性にも耐久性にも優れたしなやかな合金で作られている。この弓から放たれる強力な攻撃は、多くの敵に恐れられている!

胸当て

鷲の羽毛が主翼以外にもいくつもの層を持つように、我らの鎧も金属プレートの下には分厚くしなやかな革製の鎧下が使われている。胸当てには世界を見下ろして飛翔する、アルドメリの鷲があしらわれている。

ドミニオンは長く真っ直ぐで強力な剣を使う。刃は両刃で、先端に向けて徐々に広くなり、最期に切っ先で細くなる。鷲の翼を模した鍔は頑丈で、敵の攻撃を受け止め、ひねれば敵から武器を奪うことにも使える。

肩防具

鷲の翼をあしらったドミニオンのポールドロンは純粋に戦士の肩を守るだけでなく、階級の記章を示す場所にも適している。

手袋

ドミニオンの籠手は器用なアルドメリの指の邪魔にならないように、やわらかい子山羊の革から作られている。戦士たちは前腕部を覆う幅広の腕甲で腕を守っているが、これは部隊の記章をあしらう場所にもなっている。

ドミニオンの光り輝く盾には、2種族のエルフの歴史的な同盟を称えてサマーセットの鷲とヴァレンウッドのグラーツりーを合わせた繊細なデザインがあしらわれている!

ドミニオンの魔法使いが使う武器の先端は翼が広がった形をしていて、魔法の杖というよりは斧に見える。実際多くのアルケインの戦士たちが、追いつめられた時にそのような使い方をしてきた。

戦棍

ドミニオンの戦士の戦棍の先は、ずっしりした鷲の翼が3つあしらわれている。翼はそれぞれアルドメリの同盟内の種族を象徴している!高密度の黒い合金鋼から作られているため見た目より重く、鋭利な翼は殴打だけでなく対象を切ることにも使える。

短剣

ドミニオンの短剣は、通常の剣をそのまま小さくしたものだ。刃は両刃で、先端に向けて徐々に広くなり、最期に切っ先で細くなる。鍔はアルドメリの鷲の翼になっている。

広げられたアルドメリの鷲の翼ほど、我らが戦士たちの斧の鋭い刃にふさわしいものがあるだろうか?彼らの刃が敵を裂き、断ち続けんことを!

ラ・ガーダ スタイル

クラフトモチーフ28
Ra Gada Style

タネスのレディ・シンナバー

ラ・ガーダ、もしくは「戦士の波」と呼ばれるヨクダからの植民者は、実際のところ第一紀の9世紀に、4次に分かれて襲来している。このカタログは第二次の波(「ターヴァの波」)に焦点を当てる。ターヴァの波と呼ばれる理由は、指導者のハッツ・メトロポルスが大気の女神ターヴァを崇めていたためだ。そのため、ターヴァの波の武器や防具には鳥のイメージが溢れている。この第二次の波は主にハンマーフェルの南に植民し、3000年弱が経過した今でも、沿岸の砂丘に彼らが残した建造物が残っている。そして、この古代の植民者が現代のレッドガード社会に残している影響は、誰の目にも明らかだ。

ブーツ

厚い革でつぎはぎされたラ・ガーダのブーツは、通常ラクダ皮と厚い靴底で砂や石の熱さから足を守っていた。伝統的な上向きの爪先には金属のキャップが隠され、兵士の脆弱な足元を守っていた。

ベルト

ベルトはより広いガードルの中央にある紐で、ラ・ガーダの腹と背中をさらに守っていた。大きく丸いバックルには、空気の流れを示すシンボルが刻まれていた。

ターヴァの波のレッドガードは、頭に頑丈なスティールキャップを付けたターバンを巻いていることが多かった。通常はほとんど普遍的な空気の流れのシンボルが付いていた。ほとんどの者は、顔を口と頬のガードで隠していた。敵を威嚇すると同時に、塵と砂を避けていた。

脚当て

下腿前面を覆う硬く頑丈な防具が、第二次ラ・ガーダの標準装備だった。前腕の強化された籠手と、形状や機能は合わせられている。厚い皮の層がふくらはぎの後ろを覆っている。

大胆に鳥をあしらったラ・ガーダの弓には、真鍮でできたクロトキの頭が2つついていて、近接戦闘時に刃を弾ける。コンパウンドボウの全面が、金属的な色を塗られた角付きの顔になっている。

胸当て

ラ・ガーダは剣士であり、その鎧は装着者が近接戦闘の攻撃に耐えられるよう、頑丈にできている。渦巻く空気の流れのシンボルで覆われていて、ほとんどのものにはターヴァの鳥の翼の旗が刻まれている。

ターヴァの波が持っていたヨクダの剣は、伝統的に背を厚く強くできるように片刃になっていた。これにより、ラ・ガーダの曲刀は片手剣も両手剣も一撃で葬れる重さを持っていた。一撃による決着は、剣術の極みとして常にレッドガードから称讃された。

肩防具

ラ・ガーダの「塔ポールドロン」はとても目立つが、3層のカップは見た目ほど固くない。防具の下は折れ曲がるようになっていて、戦士の腕の動きに合わせて自在に曲がる。

手袋

ラ・ガーダの戦士は、武器のクロスガードではなく重装の前腕鎧で攻撃を受けるように訓練されていた。両手持ち武器を扱う者は特にその傾向が強かった。従って、手袋は基本的に籠手で強化され、武器を精密に動かす指だけが自由になっていた。

ラ・ガーダの盾は広く重い盾で、必要があれば装着者だけでなく周囲の味方を守れるよう、最大の範囲をカバーした。通常の空気の流れのシンボルの装飾に加えて、盾の下には鷹の広い尾が刻まれていた。

ラ・ガーダの魔法使いは、杖の先端をトゥワッカの聖なるトキの姿にすることが多かった、今でも変わらないが、狡猾の神は魔術師の守護神だったからだ。現代では魔法に対する猜疑がレッドガード文化の特徴として扱われているが、常に明確だった訳ではない。

戦棍

ラ・ガーダの戦棍は重装備の敵と戦うために作られていて、ターゲットを叩き潰すためにヘッドは重く、スパイクが付けられていた。こうした棍棒の重さにより、「究極の一撃」スタイルが編み出された。ターヴァの斧の使い手が「一撃必殺」を目指したように。

短剣

ターヴァのラ・ガーダの短剣は、第二次の波の剣と同様、三日月刀状の曲刀になっている。ターヴァの波は短剣を防御に使わず、盾を使うことを好んだ。そのため、短剣にはクロスガードが欠けている。しかし、投擲できるような重さは備えている。

ターヴァの波の中で斧を装備していた者は、「一撃必殺」と教えられていた。目標を最初の攻撃で両断することを目指していたようだ。このため、ラ・ガーダの斧には大きく重い刃が一つ備わっている。

盗賊ギルド スタイル

クラフトモチーフ33:
Thieves Guild Style

コインカウンターのカリ

お金を浪費する良い方法は知ってる?…多分、たくさん知ってるでしょうね。言い直しましょう。お金を節約する良い方法は知ってる?教えてあげましょう。大量に買って、一定の基準で製品を生産させるのよ。経済的でしょ。だから、盗賊ギルドは武器と防具に下記の基準を定めたのよ。

ブーツ

ギルドのブーツは頑丈なレザーであること。甲は固く、靴底は柔らかく柔軟にね。一足揃えて、自分で試しなさい。歩く度に音がするようなら、盗賊ギルドには向いていない。

ベルト

正直、ギルドはベルトについて細かいことを気にしない。頑丈で上質な皮ならね。牛だろうがウェルワだろうが、カゴーティだろうが構わない。金属のバックルのデザインも、ピカピカ光らないことに比べたら重要じゃない。

私達は盗賊よ。鋼の兜を頭に被ることはない。金属の兜はうるさく、ピカピカ光って私達の視界を妨げる。私達に必要なのは素敵で柔らかく、暗いレザーのカウルよ。顔の下半分は、仮面で正体を隠しているといいわね。

脚当て

ギルドのグリーブは派手なものじゃない。暗く油を塗られた脚絆よ。接続部分には鈍い鋼のプレートがある。防具の他の部分と同じく、移動時に音を立ててはいけない。

盗賊ギルドの弓はしっかりしていて、良くしなるアッシュやイチイの木で作ること。中距離から衛兵を倒せるようにね。リムの前面は鈍い光の金属で覆って受け流しに使う。矢尻は鋼であること。これも輝いてはダメ。弓の輝きで、敵に自分の位置を教えたくはないでしょう。

胸当て

我々の胸当ては関節を調節された革の層から作られる。油を良く差して、動きやすく音がしないようにすること。重いバージョンは軽い鋼のプレートで重要な部位を守る。ただし、金属部分はつやを消して光を鈍くするように。三つの刃のギルドのシンボルが、胸と背中上部に丸く装飾されているわ。

盗賊は(奇襲された場合を除いて)敵と接近戦を望まない。だから、盗賊ギルドの剣は広刃の両刃で、敵を寄せ付けないように作られているの。短剣と同じように、広がる三つの刃のギルドのシンボルは、受け流しのために使えるわ。

肩防具

正直なところ、盗賊は逃げることが多い。そして、逃げている途中はよく肩を撃たれるの。だから、肩防具はケチらない方がいいわよ。厚く、調整された革の層をポールドロンにして、光の鈍い金属を接続部に加えて。しっかりとね。

手袋

盗賊ギルドの手袋は、手首から上を見れば戦士の籠手のように見えるでしょう。しかし、手先は柔らかい子山羊やカモシカの皮で包み、盗賊の仕事の精密な指の動きを邪魔しないようにしないとね。

盗賊にとって盾を持ち歩く決断は難しいものよ。だから、形もサイズもかなり幅を持たせたい。中装のラウンドシールドでも、重装のカイトシールドでも構わない。ギルドのシンボルは中央か、大きな盾の場合は円形の装飾に刻んでね。

盗賊ギルドの呪文用の杖はとても目立たないようになっている。暗いハートウッドに、見慣れた三つの刃のシンボルを入れたものよ。不安定な地面で盗む時に安定するよう、杖の底には金属の突起を入れておいた方がいいでしょう。

戦棍

盗賊ギルドの戦棍は武器でもあり道具でもある。重く平たいヘッドには釘が打たれ、バールとしても利用できるの。三つの刃のギルドのシンボルは、ヘッドの両面に刻まれていなければならないわ。

短剣

正式なギルドの短剣は両刃の刺殺武器であり、広刃になっているの。ほとんどショートソードよ。柄に広がる三つの刃のギルドシンボルは、受け流し用にも使えるわ。

盗賊ギルドの斧は頑丈で、鎧を着た敵も中々開かない扉もこじ開けるわ。それから、必要な時はフックとして忍び込みに使えるようにもなってる。ギルドの三つの短剣のシンボルが先端の中央にあるわよ。

傭兵 スタイル

クラフトモチーフ19:
Mercenary Style

ガスパール・ストーカーズ隊長、ガスパール・エスムリー

最高顧問ヴェルシデュ・シャイエの征服戦争中に、帝国に従属する金で雇われた部隊が暴走し、帝国軍が鎮圧するまで領土内で略奪を繰り返したことから傭兵部隊の評判は悪かった。だが3つの同盟の台頭とタムリエル全土に戦争が戻ってきたことで、我々のサービスの需要は高まっている。再び傭兵の出番がやってきた!

ブーツ

傭兵のブーツはシンプルかつ実用的だ。傭兵は仲間と共に行進して戦いに参加しなければならないため、耐久性の高さと履き心地の良さの双方を兼ね備えている。

ベルト

傭兵の腰に巻くベルトは幅が広く、それぞれにバックルが付いている重厚な革のストラップが2~3個平行に並んでいるものが多い。戦場にいる上官のものには傭兵部隊の印がついている場合がある。

通常、傭兵の兜は様式的などくろを真似たものに、牙や「角」が中央に施されている。この額の尖った物体は、敵と戦う前に相手へほんの少しだけ敬意を表しているとの見方もある。

脚当て

重なったプレートが傭兵の脚の正面を、柔軟性のある革が裏側をガードする。膝を守る膝当ては、ヘルメットの「角」に似た垂直のスパイクが付いている。

傭兵の弓は強力なもので、最も厚いものを除けば、あらゆる鎧に鋼の矢を貫通させられる。反曲させた角を使ったリムの後ろには小さな金属製のシールドプレートが取り付けられ、左手の弓を便利な盾として使いながら、右手で短剣を抜くことができる。

胸当て

傭兵の胸当ては重厚な革で作られ、表面は鋼のスケールやプレートで加工が施されているものが多い。胸当ては革の弾帯が交差していて、ギアや副武器を運べる。

傭兵の剣はファルシオンのように幅が広くて重く、切りつけるだけでなく打撃を与えることにも適した設計になっている。前のエッジだけが尖っていて、後ろのエッジは攻撃を受け止めたり、力を籠めて受け流せるように設計されている。

肩防具

傭兵のポールドロンと語当ては、最も防御を必要とする箇所に使用するため、兵士の利き腕が他より厚くできている。通常、ポールドロンの下には弾帯と剣帯がベルトで巻かれている。

手袋

傭兵は激しく押して受け流すことを好むため、ほとんどの武器に鍔が付いていない。手や前腕は分厚い籠手に守られ、その上には前腕の腕甲の多関節プレートが重なっている。

傭兵の盾はノルドのカイトシールドと形が似ていて、大きさもほとんど変わらない。鋼鉄や銅でメッキされており、少ないが傭兵の中にはわざわざラッカーやペンキを塗ったりする者もいる。これは装飾品ではない。鎧の一部で、攻撃を阻止するために設計されている。そうしてそんなものにペンキを無駄に使うんだ?

魔法を使う傭兵にとって、杖は武器にも盾にもなる。柄の両端は受け流しができるようシリンダー状の鋼鉄で加工が施されている。杖の先端に鋭いスパイクが1つ、あるいは複数ついている場合があるが、それはただの飾りではなく、窮地に追い込まれた時、短い槍として役に立つ。

戦棍

傭兵の戦棍は、重いシリンダー状のヘッドに鋭いスパイクが散りばめられている。斧と同様に戦棍の柄の上部は鋼鉄製のランゲットが取り付けられていて、下部の先には金属製のスパイク付きフェルールが施されている。

短剣

傭兵の短剣は剣幅が広いが、長さは一般的な短剣とさほど変わらない。気絶させた敵が身に着けている鎧の弱点を打ち抜く、または切り開くために作られた。投げるにはバランスが悪いが、強く投げれば強力な一発をお見舞いできるほどの重量がある。

重量感のある傭兵の斧が作られた目的はただ一つ。相手の鎧を叩き潰すか、めった切りすることだ。ヘッドの下の柄にはシリンダー状の鋼鉄製ランゲットが付いていて、斧の切断を防止し、敵の攻撃を受け流せるようになっている。通常、柄の下半分は骨製で、先端部分には鋭く尖った鋼鉄製のフェルールが施されている。

ホロウジャック スタイル

クラフトモチーフ42:
Hollowjack Style

ホロウジャックの先唱者

呼び出せ、呼び出せ、ジル&ジャック
武器と鎧の鋲を収穫し
カボチャの落胆、黒のサンザシ
不気味な装飾になれ

ブーツ

皮の足裏に尖った爪先
警戒せぬ敵を驚かす
ホロウジャックは踏みつける
倒れた者の死体を

ベルト

チンキが服を、しっかり止める
夜をさまようためきっちりと
紐は武器を近くに留め
恐怖の時に備えは万全

にやつくホロウジャックは笑わねばならぬ
切り裂き、切りつけ、脱穀し
内にくすぶる怒りが現れる
目の場所が輝きながら

脚当て

皮と樹皮が組み合わさり
足元を守る
武器が振られ、矢が放たれても
跳ね返されるだろう

トゲのない木を、たわめて放つ
トゲのある矢は死をまき散らす
作られた矢は、ねじれて飛び
目標の眉間に突き刺さる

胸当て

皮の丈夫な胴当て
前との後ろの胴を守る
全ての武器、尖りや刃を跳ね返す
突き通せぬ垣根のように

剣は切り、刃は切り離す
適切な品を作る
尖りは柄に、エッジは裏に
ホロウジャックに三日月刀を

肩防具

肩のプレート、ポールドロンを使え
危険なダメージは避けて通る
皮は堅く、蔓は長い
ホロウジャックの鎧は強い

手袋

トゲのある夜の黒さの籠手
ホロウジャックの手を覆おうとする
でも柔軟で、喉も絞められ
目をこすり、涙、そしてばらばらに

サンザシの皮とねじれた枝
恐ろしき姿で跳ね返す
どんな武器が来ようとも
この盾を貫くものはない

陽気な寄せ集めを呼び出せ
ホロウジャックの杖は長く危険
良き呪文と悪しき呪文を唱えよ
カボチャは印を知っている

戦棍

叩き潰すために作られた、尖った槌
鎧を屑に変える
ホロウジャックは喜びに微笑む
大虐殺に

短剣

針は深く突き通す
肋骨を抜け、内臓を抉る
オレンジジャッカルの蔓のように
カボチャのナイフは悪名高い

曲がった刃に意地悪な尖り
腸を抜き関節を砕く
切って切り裂き叩き斬る
ホロウジャックの良い仕事