鍛冶師助手メール 7週間目

43日目
カジート商人のヤドゥスは、すてきな話を語ってくれる。どこまで本当かは分からないけれど、どの話も面白く、彼は大変正直な人に思える。それにプラッキーをかなり気に入っているらしく、お互いにその関係を楽しんでいたわ。それに、しばらくの間あなたに十分な物資を届けることができる人間関係も少なからず作っておいた。どういたしまして!

44日目
キャラバン商人の仕事ぶりを目にした。ある場所で商品を買い、別の場所で商品を売る。こうした経験は、自分がやっている調達の仕事を拡大する際の参考になるわ。でも、一般の人々への接し方はよく分からない。客にどんな風に振る舞われてもヤドゥスは決して怒らないけど、私ならほとんどの相手を殴りたくなる。

45日目
プラッキーと私は今日、カジートの商人のヤドゥスに別れを告げた。別れは少し悲しい程度ではなかったけれど、少なくとも私はスカイリムに戻って来た。約束どおり、新たに材料を送るわ。兄弟たちを見つけ、すべてを捨てて故郷へ帰るほどに大事なことが何なのかを突き止めないと。

46日目
九つの地に降る全ての雪にかけて、兄弟たちの行いが信じられない!故郷に呼びつけた理由は何だと思う?何を祝うと思う?私の結婚だって!あのホーカーたちはオブリビオンに召されてしまえ、結婚なんかしたくない!腹が立って仕方ないわ!そういえば、材料は受け取ってね。

47日目
まとめて頭蓋骨を叩き割ってやりたい気分だわ!愚かな兄弟たちは、私がいない間に増えた借金を返すために、私を年寄りのソーグリム・ワートノセと結婚させると決めたらしいの。私を売るのも牛を売るのも大差ないと思っているの?とにかく考え直させてやる!しかもオルガスは、マーラのアミュレットをくれたわ!兄弟たちめ!正式に紹介されてさえいないのに…それが重要というわけではないけど。

48日目
親愛なる後援者様。私は競売で最高額の落札者に売られる商品ではないの。もし私がマーラのアミュレットを受け入れ、結婚する気になるようなことがあるとしたら、それは私が選んだ時間と場所で、私の望む相手とする。年寄りのソーグリム・ワートノセとなんて絶対ありえない!今こそ兄弟たちに、彼らの「お祝い」に対して何ができるかを教えてやるわ。

49日目
ストーンヒーヴァー家の再会は今回も相変わらずだった。多数の叫び声、3ヶ所別々に巻き起こった激論、たくさんの青あざ、いくつかの骨折、何ガロンものハチミツ酒。素晴らしいひととき!こんな家族団欒が大好き!そして自分の意志をはっきり伝えた。オルガスは借金返済に別の手立てを考える必要があるわ。私はまだ結婚する気なんてないのだから。

鍛冶師助手メール 6週間目

36日目
そういうわけで、空き地で無情のモレラとその手下の悪党たちと向き合っていた。どんなふうに如才なくしゃべり、悪党どもを片付け、プラッキーを救い出したのか教えてあげましょう。実際に起こったのは、大混乱どころではなかったわ。すべての始まりは、ハチミツ酒漬けのフルーツボールの余りを入れた小袋を、モレラへ放り投げたときね。

37日目
無情のモレラは、ハチミツ酒漬けのフルーツボールの小袋を掴んだ。その表情から、その動作は彼女の狡猾さの源となるごちそうを求めての行動ではなく、条件反射であることが見て取れたわ。地面が揺れ出すと、動転したモレラの目が大きく見開かれ、私はプラッキーの鎖をつかんで空き地から走り去ったの。マンモスが現れたのはその時だった。

38日目
マンモスに自分のあとをついてこさせるのは、想像するほどには難しくない。というのも、マンモスはノルドに劣らず、ハチミツ酒漬けフルーツボールが大好物だから。もっと多くの人があの巨大な獣を連れて歩く姿を見ないことに驚かされるわね。もちろん、あの日、飢えたマンモスが空き地に襲いかかってくるとは、無情のモレラも想像すらしていなかったでしょう。

39日目
プラッキーと私は木の陰から、私が無情のモレラに放ったハチミツ酒漬けのフルーツボールを手に入れようと、マンモスが空き地を踏み荒らす様子を眺めていた。その場から、モレラとその手下が応戦するのをゆっくり確かめた後、全力で逃げたわ。これが落ち着くまで、ブスンツェルの件は後回しにしよう。

40日目
新しい町に、新しい酒場。そこへ着いた途端、1通の手紙が舞い込んだ。私の兄弟のオルガスからね。彼は2つの文章を1つにまとめることができないので、手紙の意図が不明瞭だったわ。けれど、趣旨は分かった。私に故郷に戻って来て、お祝いか何かに出席してもらいたいらしいの。心配しないで。この件が、あなた宛ての物資に影響することはないから。

41日目
本当に最悪!早く故郷へ帰りたいのに、どこへ行っても邪魔が入る!ローブを着た魔術師ギルドにポータルを頼んだことはある?あの読書バカの弱虫ども、奴らの一員でない者には大金を要求してくるの!他をあたらないといけないな。

42日目
カジートの商人たちに会ったわ!あなたの仕事を引き受けて以来、こんな驚いたことはない。そして彼はキャラバンと一緒に旅をさせてくれたの。故郷に帰るまでずっと。何もかもがうまく行けば、お祝いに出席する時間までには着けるはず。オルガスの手紙からは何の祝いなのかは分からないけど。

鍛冶師助手メール 5週間目

29日目
奇妙なことがあった。あなたのための材料集めをして順調な1日も終わり、夜に備えて野営の準備をしていると、プラッキーが吠え始め、暗闇の中へ走って行ったの。この手紙を書いている今も戻って来ていない。肉切り包丁で捌かれるのをただ待っているホーカーみたいな気分よ。あの子はただ兎を追いかけてるだけよね?

30日目
ああ、後援者様、どうすればいい?目覚めると、寝ていたマットの脇の木にメモが止めてあった。「あなたの犬を預かっている。生きている犬にもう1度会いたければ、遺跡の場所を教えろ」とあり、ナルシス・ドレンの悪名高い宿敵である、無情のモレラの署名があった。ああ、どうすればいい?それはそれとして、あなたの材料は入れてある。

31日目
宿敵を持って生きて行くような心の準備はまだできていないわ!しかも、屈強なナルシス・ドレンを何年も脅かす様な強敵なんて。でもプラッキーは私が必要。いい犬だし、無情のモレラの手に渡るにはもったいない。今回の物資の質は勘弁して。分かって欲しいの。今のことで頭が一杯だから。

32日目
川に接する空き地は、待ち伏せに最適みたい。罠に向かって進んでいるのは分かっているけど、仕方ない。プラッキーを卑劣な無情のモレラから救い出さなくてはならないの。けれど、弱虫として育てられた覚えはないわ。自分なりの作戦がある。それについては次回話す。幸運を祈って!

33日目
私がマンモスを殴ったときのことを覚えている?あの日、貴重な教訓を得た。マンモスの好物は、ハチミツ酒に漬けたフルーツボールだってこと。そしてちょうど、美味しい甘い菓子を詰めた小袋を持っていたの。これをヒントに、無情のモレラに近づく方法をひらめいたわ。そうそう、この手紙と一緒に材料も入っている。

34日目
用心しながら空き地に入った。棒杭に縛り付けられたプラッキーが、横にいる女に向けてうなっている。私よりは背が低いけど、ブレトンの女としては平均以上だ。物腰と隙のない身なりから、無情のモレラだと分かった。6人の手下を引き連れている。「協力してくれることを願っている」。そう言ってモレラはプラッキーの綱をぐいっと引いた。

35日目
ヴァリンカより。この手紙と一緒に積み荷の材料も確認して。もし心配だったとしても、プラッキーは私と一緒にいるし、全て無事だから安心して。先日の騒ぎが片付いた今、顛末を話させて欲しいの。ただし次の機会にね。今はまだモレラの一団と一定の距離を保つことに苦労してるの。

鍛冶師助手メール 4週間目

22日目
ナルシス・ドレンはデイドラ信者から逃げた話(最高の物語だった!)の後、新著「ナルシス・ドレンとサリンヴォードの失われた遺跡」からの引用を朗読したの。早くこの新刊を手に入れて、精霊から逃げる方法を知りたい!戦いの経験もなくて、血とも無縁な新米みたいに聞こえるかも知れないけれど、居ても立ってもいられない。彼ってとても…情熱的!

23日目
何て恥ずかしいの!あんなスキーヴァーみたいな人を尊敬していたなんて信じられない!講演の後、ナルシス・ドレンのところへ行って、著書の「ダンジョン探検」にサインを頼んだの。そしたら、「いいよ、これから私の部屋に来て、私の”アーティファクト”をよく調べてくれた後なら」と言われた。殴ったら兎ミートボールが入った袋のように崩れ落ちたわ。有名な冒険者らしくもない。

24日目
こんにちわ。私よ、ヴァリンカ。ナルシス・ドレンのことばかりでごめん。私の知っているそこらの馬鹿な男と同じで、彼がヒーローでも何でもないことが分かったわ。簡単に寝るのが嫌な訳じゃないけど、女は勝ち取られる方が好きでしょう?吟遊詩人フョッキの詩みたいに。はい、これがあなたへの物資。

25日目
この私、ヴァリンカの人生に新たな目的ができたわ。あのいかれたスキーヴァー、ナルシス・ドレンより凄いダンジョン探検家になってやる。それにちょうど探索できそうなダンジョンの宛てがあるし。実はあいつの鼻を殴りつけたとき、彼は羊皮紙の文書を落としていたの。私は気づかなかったけれど、プラッキーが拾って持って来たわ。そしてそれは地図だった!

26日目
ブスンツェルという場所に聞き覚えは?私も知らないけど。ナルシス・ドレンが落とした地図が指し示しているのは、どうもそこらしいの。そして、その場所に「ドワーフの遺跡?」「未探検!」「宝?」と書き込まれている。言うまでもなく、この私ヴァリンカは一匹の興奮したホーカーになったのよ。でもあなたのための任務はちゃんと果たすと約束するわ。たとえ有名人になっても。

27日目
ドレンのマップにマークされていた場所の近くにある小さな町で、必需品を買っているとき、私は少し有名な遺物ハンターだと、つい口にしてしまったの。確かにちょっと大げさだったけど、とにかくうずうずわくわくしていたのよ。そして今、誰かに跡をつけられている気がするの!プラッキーが一緒でよかった。何ていい子!おっと、物資は受け取ってね!

28日目
この物資がちゃんと届けばいいけど。私は今もできるだけ早くブスンツェルの遺跡へ向かっているの。跡をつけられていたと思っていたけど、気のせいかもしれない。町を発ってから信者や山賊の気配はまったくないから。けれど、プラッキーは相変わらず不安げな様子。

鍛冶師助手メール 3週間目

15日目
後援者様、私の話に退屈していないといいのだけど。要望どおりの追加の材料よ。あの薄汚い犬がいなかったら、これが届くこともなかったでしょう。「勇敢な」犬の鋭い歯が太ったオークの……大事な部分…に突き刺さり、その隙にこちらは戦槌を取り出し、渾身の力で叩きつけた。そしてオークは兎のミートボールが入った袋のように崩れ落ちたの。

16日目
兎ミートボールだったら、あの犬、プラッキー(勇敢な)もぴりっとして美味しいあの肉団子が大好き。当たり前よね?こちらが食事を楽しんでいる間、プラッキーもミートボールを2~3個食べていた。今は兎風味の美味しい団子をいくら食べても飽きないみたい。今度、街でまとめ買いしよう。

17日目
私よ、ヴァリンカ・ストーンヒーヴァー。そして勇敢な犬のプラッキー!結局、私たちはオークの山賊から逃げ、ノルドの遺跡を後にした。今はあなたのために、特殊なクラフト材料探しを再開してる。朝から晩までね。少なくとも、探索に値する新たな遺跡のことを聞くまでは。この物資が役に立つといいけど!

18日目
今回の積み荷用の材料を集めているとき、最高に良い知らせがあったの。私の憧れである有名なダンジョン探検家ナルシス・ドレンが2、3日後にこの街に訪れるという。さらにすばらしいことに、最新の冒険について宿で語ってくれるそう。この辺をブラついていれば、彼に会えるかも知れない。

19日目
お待たせ。これで満足してくれるかしら。ナルシス・ドレンが街に来ている間は、あまり遠出をしたくないから。なんといっても彼は私の憧れ。彼のようになるつもりだもの!ええ、半分でもいいから。彼は当代屈指のダンジョン探検家だから、私もそこを目標にしないと。次回の手紙で、彼の話の内容を記すつもり。

20日目
ナルシス・ドレンが宿屋のステージに上がる前に、これをあなたに送っておきたかった。わあ!彼が来たわ!ダークエルフなのに、外見も中々ね。行かないと!

21日目
ナルシス・ドレンの物語は素晴らしかったわ!宿屋はギュウギュウ詰めで、街中の人が有名な探検家を一目見て、話を聞きに来たみたい。デイドラ信者の集団によって、アイレイドの遺跡に監禁されたときの話は一聴に値するわ。たまらなく興奮した!