8日目
親愛なる後援者様、最新の材料をどうか受け取って。さて、話題は遺跡探しについて。先日のアルゴニアンは不思議な道順を教えてくれた。溶けた水がどうやって遺跡の入り口へ流れ込むかなどを。なんだか同じ場所をぐるぐる回っているような気がしていた、その時…あ!話は後で。もう行かないと。
9日目
ごめんなさい。でも逃げなきゃいけなかった!追いかけてきたホーカーたちの速いことといったら!ちょっと話が進み過ぎたかしら。最初から順番に説明させて。私がお下げ髪の少女だった頃…いや、それは大昔すぎる。あのアルゴニアンが言っていたダンジョンを見つけたの!それは彼らが話したとおりの場所にあった。大体は
10日目
ヴァリンカより。追加の材料と、タムリエルで最高の探検者を目指す私からの追加報告よ。私はあの気取り屋のナルシス・ドレンよりずっとうまくやるつもり!そして遺跡を見つけた。地面に出ていたのは半壊した岩の塔だけだったけど、地下に構造物が続いていると確信した。そのとき、オークに見つかってしまった。
11日目
オークがあんなに速いなんて誰が思った?期待していたのはドワーフかデイドラの遺物だったが、古代ノルドの遺跡だった。オークはそこを隠れ家に使っていた。彼らは見るからに山賊で、凶悪そうだった。オークが私を探しに外へ出た際に、引き返して中へ忍び込んだの。そして見た…うわっ、行かないと!
12日目
要望どおりの材料を追加するわ。どこまで話したっけ?あ、そうだ。オークの山賊がノルドの遺跡を隠れ家に使っていた。オークが私を探しに外へ出た隙に、私は戻って来て中を探した。そして崩れかけた塔の下に、石室が1つあった。まともな遺跡とは言いがたいわ。すると隅に小さな金属の檻があって、薄汚い犬が1匹閉じ込められていたの。
13日目
その汚い犬がこちらを見て、さみしそうに鳴いたの。私はフワフワした動物好きの弱虫じゃないけど、犬の何かに心を動かされた。犬は目に気高さと炎をたたえていた。誰だってハチミツ酒と楽しい食事の夜のあと、檻に閉じ込められたことはあるでしょ。となれば、すべきことはただ1つ。檻を開けてやったわ。
14日目
そのとき、最初の山賊が戻って来た。太ったオークで、ぼろぼろの革の鎧姿でベルトに太い戦棍を吊っている。オークもこちらに劣らず驚いていた。私たちは同時に武器に手を伸ばしたけど、その武器を交わす前に、開いた檻から犬が飛び出て、オークのあそこめがけて襲いかかったの。