仕立師助手メール 22週間目

150日目
多彩なスープを作る者は、何て面倒くさい女性なんだ!スニップスの解放との交換条件は、とんでもなかった。でも、マッドクラブの相棒をスープにしないためなら仕方ない。「グリーンフッドとドーレスの奴隷商人」の中に、彼女をセクシーなヒロイン、数多の愛を育む者(彼女の提案した名前)として登場させて、夕食に連れていくことにもなった。

151日目
スニップスは自由だ!多彩なスープを作る者は料理の任務を数日間休むことになったので、彼女を連れてウィンドヘルムに戻り、約束通り夕食をごちそうすることになった。特に何もない旅だったけれど、話をする時間ができた。シェフの生活がいかにすばらしいか、全然知らなかった。荷物は同封してある。

152日目
親愛なる雇い主殿、多彩なスープを作る者との食事は、意外なことに楽しかった。ソバー・ノルドで食事をとったが、料理はすばらしかった。彼女も喜んでくれた。料理のこととなると、なかなか満足しないのに。主人は、アルゴニアンには食事の終わりのしるしになるシックスウーズパフェまで出してくれた。とてもおいしかった!

153日目
今日は特にお知らせはない。彼女と2人で宿に部屋を取って、それから…ロマンチックな冒険物語、「グリーンフッドとドーレスの奴隷商人」のためにアイデアを出し合った。荷物は同封してある。

154日目
とても大きな幸福と満足を感じているよ、良き雇い主殿!何という夜だったんだ!昼間もね。それに、もう一晩。でも今は、残念ながら、それぞれの道を行く時が来た。彼女は料理の仕事に戻らなくてはならないし、こちらも収集の仕事がある。とても幸せで、同時に悲しくもある。

155日目
お別れの前に、多彩なスープを作る者に料理を改善するアイデアを伝えた。もうひとつ、もしくはもうふたつ鍋を増やす提案をした。そうすれば、同時にいくつかスープを作ることができて、雇い主に選択肢が与えられる。彼女は「一度に複数の鍋を?」と言い、頭のひれをなでてきた。「思い切ったアイデアだから、慎重に考えるわ」

156日目
ヒストに誓って、落ち込んでいるよ!信じられないけれど、ウィンドヘルムでお別れをしてから、多彩なスープを作る者がとても恋しい。吟遊詩人フョッキが書いていた、あの状態に違いない…失恋。とにかく、荷物を送るよ。

仕立師助手メール 21週間目

143日目
親愛なる雇い主殿、ヴェスクだ。どうか雇用の契約を終わらせたりしないでほしい。この仕事が必要なんだ。荷物は同封してある。

144日目
「元」未来の雇い主殿、あなたは終わりよ。ドーレス家の末えいよりも、あんな気持ち悪いトカゲを選ぶなんて、理解できないわ。でも、拒絶したことは、あなたを苦しめるわよ。ドーレス家はあなたを絶対許さないし、絶対忘れない。覚えておきなさい。私は今もドーレス家のウラヴィンよ。この愚かな選択を、いずれ後悔することになるわ。

145日目
ヴェスクだ。日記を取り戻して、あの不愉快なウラヴィン・ドーレスは追い払った。100日続きそうな恐怖で、鱗がヒリヒリ痛むよ!少なくとも、「グリーンフッドとドーレス家の奴隷商人」の悪役に役立ちそうなイメージを得られたよ。彼女のことを書くと、悪夢を見そうだけどね。荷物は同封してあるよ。

146日目
ああ、雇い主殿、悪いニュースがあるんだ!ジョルン王陣地を訪ねていた時、よくあることだけど、スニップスが勝手に散歩に出たんだ。ただ、今回は多彩なスープを作る者の料理の火に近づきすぎた。彼女は哀れなスニップスをカゴに閉じ込めて、返してくれないんだ。でも、彼女が言うには、スニップスはおいしくなるそうだ。

147日目
ジョルン王陣地のシェフは、多彩なスープを作る者と呼ばれている。幸運なことに、彼女は鍋を1つしか持っていない。空になるまで新しいスープは作れない。スニップスを明日の夕食にさせないために、彼女が今作っているスープを食べたら病気になった話を広めた。この噂で鍋が空にならない間に、いいアイデアが思い浮かぶことを祈るよ。

148日目
料理人、もしくはその料理をけなしてはいけない。その料理人が手に重いお玉を持った怒ったアルゴニアンの時は、特にね!彼女に頭を叩かれて、ドラゴンスター・マウンテンのようなコブができたよ!多彩なスープを作る者は、まだスニップスを返してくれない。アイデアの泥が乾いて、ためらいのチリに変わった。何かアドバイスをくれると嬉しい。

149日目
多彩なスープを作る者とまた長い議論をして、彼女は密かに官能的なロマンスと冒険の物語を求めていることを突き止めた。特に好色なアルゴニアンの物語がお好みだと分かった。彼女の好みをついて、かわいそうなスニップスを救えるはずだ。荷物は同封してある。

仕立師助手メール 20週間目

136日目
アモル砦への訪問は成功だった。スニップスは昔の姿に戻って…もっと大きくなった。仕事から来る吐き気を治す薬の作り方も知ることができた。それにアレートも語り部だと分かったんだ!彼女の物語はとても荒唐無稽だけれど、「グリーンフッドとドーレスの奴隷商人」の進め方について、すばらしいアドバイスをくれた。

137日目
行く手に見える幸運の花びらが開いたよ!アレートが出版社を紹介してくれた。モーンホールド出身のダークエルフで、刺激的な冒険物語を手掛けている。ずっと次のナルシス・ドレンを探し求めているらしい。彼は仮面をつけたアルゴニアンのアイデアを気に入ってくれて、出版の誘いを受けたんだ!ああ、喜びの泥にまみれているよ!

138日目
雇い主殿、ヴェスク・オランだ。新たに見つけた天職である語り部が、任務を邪魔することはないと約束する。予定通りに、ちゃんと荷物を送るよ。そして、今の契約にほんの少し上乗せしてくれれば、出版前にグリーンフッドの物語を読めるようにしよう。

139日目
「復讐を誓うエドラのように、グリーンフッドが霧の中から姿を現し、稲妻のような正確さと雷のような力で攻撃した。ドーレスの奴隷商人は、強い風に吹かれる若い木のように倒れた」。ああ、雇い主殿、想像力の水があふれてくる!原稿の完成品も、すぐに送るよ。それまでは、この材料を活用してほしい。

140日目
未来の雇い主殿、失礼してお邪魔するわ。私はドーレス家のウラヴィン。ヴェスク・オランと契約していることは知っているけれど、私にはあのひどい匂いのトカゲなんかよりも、もっと質の高い仕事ができるだけのコネと経験があるわ。よく考えて。新しい契約を結べることを楽しみにしているわ。

141日目
未来の雇い主殿、どうやら前回の手紙が届かなかったようね。私はドーレス家のウラヴィン。あなたのためよ。どうか私を雇う契約をして。あなたが必要とする材料は、ドーレス家がすべて提供できるわ。それに、材料に触るのは不愉快じゃない?あの…あの…トカゲが触ったものよ?返事を待っているわ。

142日目
親愛なる雇い主殿、あの乾き肌のダークエルフ、ウラヴィン・ドーレスから届いていた、最近の数通の手紙は無視してほしい。彼女は私の日記を盗んで、嘘の約束と飾り立てた言葉で顧客を盗もうとしていたんだ。彼女を信じてはいけない!彼女は悪魔だ!それに、ドーレス家の一員だ。スニップスさえ、彼女を怖がっている!

仕立師助手メール 19週間目

129日目
やあ、ヴェスクだ。私は今深く失望している。錬金術師のアレートには、会うことを拒否された。マッドクラブに関わっている暇はないそうだ。これからどうすればいい?こんな悪い状態では、スニップスは長く持たないと思う。

130日目
雇い主殿、私はスニップスの病状について、しばらく書くことを怠っていた。夢は作家だというのに!書き直そう。彼はずっと静かで、反応がない。楽しそうだった昔の姿は見えない。最近では、皮膚の中に水が詰まっているかのように、膨らんでいる。爆発しそうだ!あの錬金術師さえ手を貸してくれたら…

131日目
自分の愚かさが恥ずかしい!結局、スニップスは病気でないことが分かった。脱皮の途中だったんだ!素敵な、新しい甲羅を手に入れて、前よりもずっと大きくなったよ。脱皮した後の古い甲羅は、記念品として取ってある。心配をかけて申し訳なかった。送った荷物を楽しんでほしい。

132日目
錬金術師のアレートが偶然通りかかった時、アモル砦で仕立台を使っていたんだ。ヘビやグアルの皮を扱うことが私にとってどれだけつらいか、彼女は気がついたようだ。どうしても自分自身だと思ってしまう…生きたまま皮を剥がれて、鱗のない姿を世界にさらされる…こういう材料を扱う時は、いつもこうだ。アレートが近づいてきて、こう言った…

133日目
「私なら助けてあげられると思うわ」とアレートは言った。「日暮れ後に私の店に来て。あなたの不安を取り除けるものがあるかもしれない」。正直言って、彼女の店からいつも出ている煙や爆発を思うと、恐怖を感じた。でも、ここには送らなくちゃいけない品物が、まだまだある。おそらく、明日にはもっと増えるだろう。

134日目
恐る恐る、アレートの店に入った。スニップスは駆け込んで、いつもどおり楽しそうに店を探索していた。「生き物のハサミは拭いてある?」とアレートが聞いてきた。「この素敵で清潔な床を、泥で汚さないで」。スニップスはハサミをカチカチと鳴らして、彼女を無視した。私は元気も興味もなく、恐怖で喉がカラカラだった。

135日目
やあ、ヴェスクだ。結局、無用な心配だった。錬金術師のアレートはちょっと乱暴で、おかしな人だ。でも、霊薬と調合薬の混ぜ方は知っている。彼女の胃痛用の薬は、黄麻の根を入れる前はノルドの靴下のような匂いで、グアル・デュンのような味だった。でも、内臓は落ち着いた。それに、彼女は作り方を教えてくれたんだ!

仕立師助手メール 18週間目

122日目
雇い主殿、この荷物を気に入ってくれることを祈るよ。実は、失望の深い泥で、哀れなスニップスが溺れそうなんだ。原因は分からないけれど、ここ数日、ハサミで私の尻尾や指を挟もうとしないんだ。さらにまずいことに、意地悪な卵の兄弟たちを追いかけ回すこともしなくなった。マッドクラブが病気じゃないといいんだけど。

123日目
かわいそうなスニップスは、まだ回復していない。食事もしないし、手足を楽しそうに挟むこともしない。眠る時に膝の下で丸まることもしなくなった。とても心配だ!頭がいい友だちや仲間にたくさん会って相談した結果、イーストマーチにいる錬金術師のアレートを探すことにした。もちろん、荷物は今までどおり送るよ。

124日目
かわいそうなスニップスは、ロドス病にかかったかもしれない。でも、卵の兄弟たちの抗議とは反対に、このマッドクラブが腹を空かせた化け物になったことはない。砂漠のヤナギの木のように寂しそうに見えたとしても、ずっと愛くるしいままだった。だから、錬金術師のアレートを探すために、今イーストマーチに向かっている。

125日目
雇い主殿、遅れを許してほしい。ウィンドヘルムに到着した時に、お祭りに遭遇してしまったんだ。普通のノルドのパーティーかと思ったら、ジョルン王の統治10周年記念のパーティーだった。歩き回るたびに、誰かがハチミツ酒の入ったジョッキを渡してくるんだ!盛り上がった町から出るのに、3日もかかってしまった。

126日目
まだ頭がぐらぐらしている。風が強い日の、荒れ狂った嵐の雲のようだ。ノルドのハチミツ酒があんなに効くとは知らなかった!あのうんざりするほど甘い飲み物より、胆ビールの苦味の方がいいよ。頭がすっきりして、歯の痛みが収まったら、スニップスを助けてくれる人を探しに向かうよ。

127日目
また新しい荷物だ。それに、また吐き気がするよ。トカゲやヘビの皮を剥ぐたびに、自分の光る鱗を思い浮かべずにはいられない。でも、少なくともかわいそうなスニップスほどの苦しみじゃない。マッドクラブの相棒は、かわいそうな甲殻類だよ。でも、錬金術師の予約が取れたんだ。すぐに何もかもうまくいくはずだ。

128日目
あの錬金術師のアレートが、話に聞くほど腕がいいことを祈るよ。アモル砦に壁も天井も、全てがそろった見事な店を持っているらしい。これまでに会った並の錬金術師たちが使っていた屋外の屋台とは違うようだ。彼女がスニップスを助けてくれることを祈っている。前回手紙を書いてから、彼はもっと具合が悪くなっている。

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