木工師助手メール 32週間目

222日目
今日、私は大きな発見をしました。何日もただ一人の商人にも出会うことなく、私は木立ちの中に立ちつくし、次の荷物のことを心配していました。周囲を見渡すと、森の地面に大量の枯れ枝が積み上がっていることに気づいたのです。すでに落ちているなら、取っても傷つけることはありません!どうぞ採れたての新鮮な素材をお受け取りください。

223日目
最近、今の収集方法について考えています。すでに落ちたものを取っても、イフレは気にしないはずです。緑を一切傷つけていないのですから。そうすると、すでに落ちたものであれば、果物を食料として摂取しても構わないのではないでしょうか?これについてはよく考えてみます。とにかく、荷物はこちらです。

224日目
色々考えてみましたが、たとえ木から落ちたものでも、果物を食べてはいけないと決めました。胃が耐えられるかどうか定かではないし、病気になる可能性は言うまでもありません。他の種族はこのような食料をどう処理しているのでしょう。とはいえ、木工用素材の収集は続けています。どうぞお受け取りください!

225日目
ついにウッドエルフの集団を発見し、一緒に旅をすることができましたが、暖かく迎え入れてもらえたとは言えません。おそらく私の現在の仕事が、彼らの気に障るのでしょう。私は理由を説明しようとしたのですが、効果はありませんでした。ともかく、これが約束の荷物です!

226日目
ウッドエルフの仲間たちが、以前共に旅したレッドガードのグループよりも物静かなのは不思議です。彼らの目を覗くと首筋が寒くなります。あなたのクラフト材料を取引している時は特にそうです。このグループとどれだけ長くいられるかわかりません。でも心配は無用です!荷物は時間どおりに、十分な量が届けられるようにします。

227日目
この荷物と共に、少し悪い知らせを届けさせていただきます。昨晩意図せずして、一緒に旅をしているウッドエルフのグループとかなりの…議論を行ってしまったようです。彼らはグリーンパクトへの忠誠心を疑い、私を説得して今の仕事をやめさせようとしたのです。もちろん、私はそんなことを望みません!しかし、彼らの言葉には我慢がなりません。

228日目
パクトを信じていると話すと、よく疑いの目で見られますが関係ありません!信仰を保っている限り、他の人々が何を言おうと気にしません。私にとってこのクラフト材料の入手や購入が簡単でないからといって、あなたに素材を送ることが信仰に反する行いだとはなりません。あなたがこの荷物から、優れた品を製造できることを願っています。

木工師助手メール 31週間目

215日目
私はついに意を決してジョサイに、キャンプ中に広がっている私たちの噂を伝えました。彼女は笑うだけでしたが、これほどの屈辱を味わったのは初めてです。彼女は「あなたが愛しているのは私ではなく、私との取引でしょう」と言いました。私は何も言いませんでした。確かに私は木工に魅力を感じていますが、愛とは違います!

216日目
レッドガードは私が持ち込む肉に感謝してくれることが多く、私も分け合えて嬉しく思います。昨晩、彼らはシチューを一杯振るまってくれましたが、もちろん丁重に断りました。当然ですが、私は野菜を食べたことがないので、嫌いだとは言えません。でも調理された緑は、匂いだけでも吐き気がします。

217日目
緑を食べるという考えにはどうしても馴染めません。これまで私はイフレの知恵を尊重し、彼女が愛をこめて創造した緑を傷つけぬように教えられてきました。木の枝を折ることを考えただけでも、落ち着かない感じがします。彼らはどうしているのでしょう?いえ、答えは結構です。そのうち自分で見つけられるでしょう。

218日目
今日、私はレッドガードの仲間たちに別れを告げる決心をしました。ジョサイは私に感謝の印として、売り物として彼女が彫った素敵な杖を贈りたいと言ってくれました。もちろん、丁重にお断りしました。このグループから購入した最後の品をお包みしましたが、きっとすぐに他の商人たちを探して、クラフト材料を集められると思います!

219日目
まだ一人旅ですが、他の旅行者たちのグループにすぐ出会うことを願っています。夜の森には危険もありますから。この荷物は、道中出会ったやや素性の怪しいノルドから買いました。いい取引相手ですが、共にキャンプを張りたいとは思いません。

220日目
まだ他のグループを探している途中ですが、あちこちでクラフト材料を入手できました。忠実な助手が山賊の餌食になってしまうことは、きっとあなたのお気に召さないでしょう!数が多い方がいつでも安全です。とはいえ、私は常に荷物を気にしています。どうぞ素材をお受け取りください!

221日目
またあの素性の怪しいノルドに会いました。いい知らせは、彼が今回の荷物のための素材を売ってくれたことです。悪い知らせは、彼が私を追跡しているかもしれないことです。数日間、森の中を旅したほうがいいかもしれません。念のため。

木工師助手メール 30週間目

208日目
あなたは今回の荷物から何をお作りになるのでしょう?素敵な炎の杖か、それとも固くて頑丈な盾でしょうか!可能性は無限大です。何を作られるにせよ、あなたの冒険を手助けすることを願っています。

209日目
昨夜ジョサイに、私が旅立つ前家族からもらった複合弓を見せました。彼女は以前にお話しした木工師です。欲しがられるかもしれないと心配しましたが、彼女は少し観察した後、ただ弓の弦を引っ張り、私を直視して「カジートの内臓?」と聞きました。まったく私を笑わせる術を心得ています!

210日目
他の人々に私の取引のことを話すと、よく困惑されてしまいます。ウッドエルフが木工製品を取引することは珍しくないのですが、職業にしているのはやはり目立ちます。でも仕方がありません。木工への愛は尽きることを知らないのです!この荷物に入っている素材から道具を製造することを、私の代わりにお楽しみください。

211日目
今日、あるレッドガードが私の仕事について尋ねてきました。素材を自分で集めるのではなく助手として購入することで、どれくらいの利益が出るのかを知りたがったのです。私が数字を伝えると、彼は驚いていました。確かに、今の取引では大金持ちになれないかもしれません。しかしこの素材を使っていただけることを思えば、十分に満足です。

212日目
私を助手として信頼し続けてくださっていることに感謝します。エルスウェアであれだけ取引されていれば、荷物の期日に間に合わなくなる心配はありません。私が出会う商人たちの大部分はクラフト用の素材を手にしていますし、売却や交換に喜んで応じてくれます。

213日目
近頃はジョサイのテントで以前よりも長く過ごしています。彼女はすでに、私にいくつも木工の技を教えてくれたのですが、もちろんそれは単に好奇心を満たすためのものです。自分で実際にやってみるわけにはいきません!いかにそれが魅惑的な考えだとしても…

214日目
私がジョサイに言い寄っているという噂が広まってるようです!旅の仲間の一人が、彼女の「寝袋を気に入ったか」と聞いてきたほどです。これほどの侮辱を味わったことはありません!彼女は私の母より年上なだけでなく、とても親切にしてくれている立派な長老でもあるのです。彼女をこんなふうに侮辱するなんて!

木工師助手メール 29週間目

201日目
あなたに木工素材をお届けできることは、大変な喜びです。ほとんどの方はウッドエルフにこのような仕事を任せることをためらいますが、ご心配なく!この助手はあなたのご希望にお答えします。忠実なるオービナーは、熱心にお仕えします!

202日目
旅の間に、もう魅力的な人々と出会いました。私の村は他のグラーウッドから隔絶していましたが、私はあなたの助手としてこの旅が出来ることを嬉しく思っています。この荷物をお喜びいただけますと幸いです。

203日目
雇っていただいた興奮に気を取られて、大事なことを忘れていました!グリーンパクトが私の行動にどう影響するのか、気になる方も多いでしょう。心配は無用です!荷物は全て、私が出会った旅の商人から得たものです。確かに私個人の利益は減りますが、あなたがお支払いになったゴールドに見合った品であることを保証します。

204日目
もう一点明確にしますが、私はグラーウッドを旅してこの素材を集めているわけではありません!私はエルスウェアを旅して交易しています。自分の利益のため、ヴァレンウッドを冒涜するような真似はしません。仮に疑惑を抱かせてしまったとすれば、この荷物と共にお詫びをさせていただきます。

205日目
ここ数日、レッドガードのグループと旅を共にしています。彼らはとても優しく、手伝いを喜んで受け入れてくれました。なんと親切なのでしょう!レッドガードはよそ者に対してもっと冷たいだろうといつも考えていました。レッドガードの木工師は素晴らしい仕事をします。しかしきっと、あなたがこの荷物から製造する品には及ばないでしょう。

206日目
今日、私はレッドガードの木工師が弓を作るところを見ました。彼女はジョサイという名で、知恵深き長老です。彼女は私の質問に驚いた様子で、木工に興味を持つウッドエルフにはこれまで会ったことがないと言いました。彼女は技を見せてくれるとさえ言ってくれました。もちろん丁重にお断りしましたが、なんと親切な申し出でしょう!

207日目
エルスウェアは故郷と違いますが、木々は同じであるように感じます。時々、私は仲間たちが木を切り倒す姿を見ますが、冷静に見えるので驚いてしまいます。そのことはあまり考えないようにしています。それよりはあなたがこの荷物でお作りになる、素晴らしい品のことを想像したいのです!

木工師助手メール 28週間目

192日目
完成したばかりの思い出の品の箱を通りに運び出して、戦いの前に錬金術師のクラリのところに届けるつもりだったんだ。数週間前に注文された品で、「勇敢なる小さなスクリブ」のシーンを蓋に彫るように言われてた。ファンシー・ファーが箱を見ようと近づいてきて、彫り込まれたシーンを手でなぞった。彼女の目に涙が浮かんだのさ。

193日目
「勇敢なる小さなスクリブ」とファンシー・ファーはつぶやき、出来たての思い出の品の箱を眺めまわした。「私の大好きな話だったの」と彼女は言った。そしてその眼には涙があふれていた。「父がよく読んでくれた。家にいる時にね」。何かが起きようとしていたが、それが何かは見当がつかなかった。「あなたが作ったの?」と彼女が尋ねた。そして当然のように俺は頷いた。

194日目
「勇敢なる小さなスクリブは気高い魂の物語よ」ファンシー・ファーは続けて言った。「そしてその魂を素晴らしい正確さで描き出してる」。それに対して俺は木工が好きだと答え、お気に入りの物語であることも伝えた。彼女は俺の眼を覗き込んだ。「こんな才能のある職人を殺せないわ」と彼女は言った。「こんな状況になるなんて、どうしたらいいの?」

195日目
ファンシー・ファーは俺を殺したくなくて悩んでいる間、シェドリック治安官が彼女に近づいた。俺は何が起こってるのかよく分かってなかったが、どうやら勇敢なる小さなスクリブへの共通の思いのおかげで命拾いしたらしい。「このような状況での解決策はひとつしかない」とシェドリックが言った。「教えてちょうだい」ファンシー・ファーが涙をぬぐいながら言った。そして奴は言ったんだ。

196日目
「結婚だ!」ファンシー・ファーと俺は跳びあがった。「それが唯一の論理的な解決策だ」。シェドリックは続けた。ほとんど分からないほどの薄笑いを浮かべながら。「双方の財産への支配権を分かち合え、しかも誰もその過程で死なずに済む」。ファンシー・ファーを見た。彼女はそれなりに魅力的だったが、やっぱり戦いに賭けた方が良かったのかもしれない。

197日目
ほらよ、クラフト材料だ。とりあえず、ファンシー・ファーと俺は酒場に戻って語り合った。なんと彼女はとても面白くて若い女だった。乱暴でねちっこくて俺の最大のライバルのカジートの娘にしてはな。この結婚ってやつを試してみようと思う。何も問題は無いよな?

198日目
確かにオークの伝統に反してる。カジートのあらゆる教義にも違反してる。だがファンシー・ファーも俺も、伝統や教義をスキーヴァーのケツにくれてやるつもりだ!俺たちは財産を一つにまとめて、夫と妻としての協力と敬愛の立場から、稼業を切り盛りすることにした。豪放なヤツも違法なヤツもだ。ざまあみろ、猫野郎め!

199日目
今日、ファンシー・ファーと俺は華麗なる前足を訪ねた。奴は明日、裁判のために首都に送られることになってたが、ことの成り行きを伝えておきたかったのさ。予想通り奴は激怒した。ハントマザーが言ってたように、復讐は横に回った時が一番だ。この裏切りを後悔させてやると奴が誓うのを耳にしながら、俺たちは手に手を取って歩み去った。

200日目
よう、槌のマーゴッグとファンシー・ファーだ。毎日は恐ろしく忙しくなったが、材料は欠かさず送ると約束するぜ。他の仕事も繁盛してる。シェドリック治安官は目を光らせてるが、敵意というよりは興味を持ってるように思える。本当に信じられないが、勇敢なる小さなスクリブみたいに幸せだ!