付呪師助手メール 23週間目

158日目
アドゥサ・ダロのことは申し上げましたか?私が知る限り最も勇敢なカジートで、レイヴンウォッチ家のために数々の任務を遂行してきました。篤信者のジャコソンが召使を拉致した時に彼女がいたら、ノルドの太い腕を付け根から引っこ抜いていたはずです。床に手足が転がっていなかったので、ジャコソンが来た時には彼女は留守にしていたのでしょう。

159日目
レイヴンウォッチ城周辺の丘にある3つ目の洞窟に乗り込もうとした時、影から現れたグウェンディスが私を止めました。「ステンダールの篤信者が中にいる」と小声で警告してくれた彼女に対し、私は「知ってるわ。神聖なる誓いのジャコソンよ」とささやき返しました。アドゥサとグウェンディスは彼が召使を「解放」した時に留守にしていたと手短に説明してくれました。

160日目
「アドゥサの帰りを待つべきよ」と、グウェンディスは奴が身を隠している洞窟を監視しながら忠告しました。しかし私はその言葉を一蹴しました。空腹だっただけでなく、大切な召使たちを城の囚人だとジャコソンが決めつけていることに我慢ならなかったのです。しかも、召使たちを洞窟に拉致するのが解決策ですって?こんなことを許すわけにはいきません。

161日目
グウェンディスはしぶしぶそこで待つことを了承し、私はジャコソンがいる洞窟へと近づきました。するとジャコソンが現れ、その手には強大な戦槌を握りしめていました。「話がしたいの」私は言いました。ジャコソンは囚人を解放したと言いました。「その人たちは自分が囚人だって言ったの?」と私は尋ねました。そして、「給金を払い、住まいを与え、家族の一員として扱っているわ。囚人にしたのはあなたで、私たちじゃない」と私は続けたのです。

162日目
「あなたはうちの召使を拉致したのよ、ジャコソン。私は彼らを解放しにきたの」と私のことを怪物としか考えていないステンダールの篤信者に言いました。彼がそう考えていると思っていたのです。とてつもなく大きなため息をつくと、彼は武器を下ろしました。「私はあなたの召使をカンカンに怒らせてしまったようですね、お嬢さん。本日この場にて自らの行いを謝罪いたします」

163日目
彼の言葉を信じられませんでした!篤信者が謝罪したのです。この私に!ジャコソンはレイヴンウォッチ家のような化け物とは出会ったことがなかったので、どう扱ってよいか分からなかったと言いました。「召使たちはあなたや一族の方々をとても慕っている」と、彼は付け加えました。「理解できませんが、あなたを誤解していたようだ」

164日目
グウェンディスは召使たちを城に連れ帰りました。後を追おうとすると、ジャコソンが咳払いをしました。「お嬢さん」。彼は躊躇いがちに口を開きました。「よろしければ、後日あなたをお訪ねしたいのだが。もちろん、職務を離れた立場でです」。なんと篤信者が私に言い寄ってきたんです!私の人生は日に日に面白くなってきました。