鍛冶師助手メール 10週間目

64日目
兎を追うプラッキーの跡をついていくと、前方で奇妙な音がして、思わず立ち止まった。武器を手に取り、姿を隠しながら近づいた。隠れ場所から、血が凍るような光景を目にした。デイドラ信者!僧衣を着た3人が、プラッキーと兎の上へ網を放った。こうして快調な1日が始まった。

65日目
この事態をどう乗り切る?何やら儀式を始める準備中のデイドラ信者の3人組から、プラッキーと兎を救い出さないと。しかもこの邪悪な儀式の材料はプラッキーとその兎みたい!考えろ、ヴァリンカ、考えるのよ!何かあるはず…待って、アリートの薬!ひらめいた…

66日目
ああ、後援者様!鳥の群れを引き連れて野営地に突入したときの、あの信者たちの顔は見ものだったわ。アリートの薬は驚くほどの効き目で、ありとあらゆる形と大きさの空飛ぶ生き物を引き寄せた。羽根と鉤爪の大群が私を取り囲んで、まるで激昂したカイネが突撃しているかのようだった!ここで次の手について考えていれば良かったんだけど。

67日目
アリートの薬で引き寄せた多種多様な鳥に囲まれながら、信者たちに突撃した。そしてお互いに顔を突き合わせたものの、彼らは困惑して浮き足立ち、私の方はどうやってプラッキーと兎の大胆な救出計画を進めたらよいかが分からずにいたの。驚かせて得た有利な立ち位置を失いつつあり、次に打つ手も思いつかなかった。

68日目
鳥の群れに囲まれ、プラッキーと兎の大胆な救出計画も思いつかないとあっては、なんだか馬鹿らしくなってきたわ。とそのとき、カイネ本人が手を差し伸べたかと思った。巨大な鷲が空から舞い降りてきたの。大いに驚いた他の鳥たちは、すさまじい勢いで私から離れ、信者たちめがけて飛んで行った!

69日目
鷲は鳥たちを四方八方に散らばらせた。そして再び降下を開始し、今度は3人のデイドラ信者めがけて舞い降りてきたの。私が戦槌をなんとか持ち上げ、2発ほど食らわせると、信者たちは逃げ始めたわ。弱虫ども!この機を逃さず、プラッキーと兎をつれて、丘の上の村まで逃げた。

70日目
共に力を合わせた冒険に敬意を表して、プラッキーと私は兎を解放して喜ばせてやることにしたわ。兎は少しこちらを見つめてから、私達の意図を理解したかのようにちょこんと頭を下げた。プラッキーは、兎ミートボールという夢がぴょんぴょん去っていくと、うめくように鳴いた。約束どおり、あなたの材料は入っている。