仕立師助手メール 13週間目

85日目
遅れて届いたなら謝ります。助手が見当たらないので、自らこの荷物を送るはめになりました。ロウ・ネックは何か面倒があると姿を消すようです。彼が無事なことを願ってやみません。

86日目
アンヴィルに永遠の別れを告げました。襲撃者たちは私を呪われた身だと考え、呪いを船に広められるのを恐れているようです。倉庫を燃やされる前に、ロウ・ネックは私と私の持ち物をこっそりダークエルフの貿易船に積み込みました。ここの船員は迷信深く3人の生き神の憤怒を何より恐れ、恐れはますます大きくなっていきました。私達はヴァーデンフェルめざして出発します。

87日目
ダークエルフの船グレースフル・ネッチはリベンスパイアーに束の間、寄航しました。ノースソルト村と言えば、狂血鬼と内戦のことを誰もが話します。近くの街ノースポイントでも奇妙な出来事がありました。詳細は分かりませんが、訪れるなら、不作法な狂血鬼を避けたほうがいいです。私にとってはヴァーデンフェルへの経由地にすぎません。

88日目
フラール家の、名前が発音できない貿易港に着きました。昨夜は夜の恐怖感がとりわけひどい状態でした。グレースフル・ネッチの船長に、テルヴァンニ家へ行くことを薦められました。私の夢について知る助けになる者がいるとしたら彼らしかないと。

89日目
テルヴァンニ家は奴隷制の撤廃を拒否して、仲間のダークエルフと一緒にエボンハート・パクトへの参加を拒みました。ですが孤立主義の奴隷商人は私にとって、悩ましい夢を止めさせる唯一の希望です。彼らが私の首にくびきを掛けたほうが見栄えがいいと思った時に備えて、あなたへの配達を続けるという取り決めをフラール家と交わしました。

90日目
吉報です!テルヴァンニ家は私を奴隷にしませんでした。彼らに半日分質問をされたあと、夢を和らげてくれる薬を売っていただきました。全体的に見て、嬉しい経験です!さもなければ、嬉しい体験になるはずでした。泥を食う奴隷の悪党集団でなかったら、嬉しい経験になっていたはずです。運がよければ、彼らと2度と取り引きしないで済みます。

91日目
今日、シルトストライダーに乗りました。とても穏やかな気分です。むき出しの内臓を直接つついたりして操る方法が気にならないでもありませんが、それでもシルトストライダーはまったく痛みを感じてないようです。