仕立師助手メール 25週間目

171日目
さあ、グリーンフッドの物語は完成した。本ももうすぐ出版される。奇妙な虚無感を感じているよ。執筆が終わったら、自由な時間に何をすればいいのかな?少なくとも、卵の兄弟たちは物語を楽しんだ。自分たちのヒーローが殺されたことに怒って、ひどく殴られた。すごく気に入ってくれた、ってことだ。

172日目
決心した。自分が選んだ仕事に改めて身を捧げて、全ての雇い主のためにこれまで以上に材料を集める努力をする。親愛なる雇い主殿、あなたは特別だから、この新しい決意で一番の恩恵を受けることを約束するよ。太陽が毎朝昇るように、安全で時期に合ったものをあなたに届けるよ。

173日目
スニップスが、今日すごくかわいいことをした。彼のハサミは私の最高のハサミよりもずっと切れ味が鋭い。巻いた布を細く切っていたら、その真似をし始めたんだ。記録的な早さで、2人で巻き布を細くした。もちろん、切る前に長さを測るように教えるのは、なかなかうまくいっていないけれど。

174日目
邪魔をしてごめんなさい。こちらはドーレス家のウラヴィン・ドーレスよ。またトカゲの日誌を拝借して、雇い主に連絡を取ろうとしたの。質問は一つよ。どうして憎しみに満ちた嘘とわずかな真実を本に書き、ドーレス家の名声を貶める助手を雇い続けているの?私は怒りに我を忘れそうだわ!

175日目
ウラヴィン・ドーレスが書いた手紙をまた受け取れるなんて、光栄だと思いなさい。あのトカゲの書いた、グリーンフッドとかいうプロパガンダはもう読んだ?汚いクワマーの唾液よ!トカゲが英雄なんてありえない!ドーレス家の描かれ方を読んだ?真っ赤な嘘よ!三大神への犯罪だわ!そしてあの悪役よ!私をモデルにするなんて!

176日目
ドーレス家のウラヴィンに残された道はひとつしかないわ。卑怯者のトカゲへの反論を書くしかないわ。あの本を徹底的に批判すれば、誰も読もうとは思わないわ。ヴェスクの悪い評判を、モロウウィンド中、いや、もっと広くに知らせてやる!そうだ、荷物は同封してあるわ。

177日目
親愛なる雇い主殿、本当に申し訳ない。ウラヴィンとかいう木のカビが、また仕事用の日記を盗んでいった。彼女が送った手紙がどんなものであれ、そこまでひどくないことを祈るよ。早く自分の顧客を見つけて、こっちのことは放っておいてほしいな。変わらぬ援助に感謝して、この材料を有効に使ってほしい。

手紙と書状

Letters and Missives

アークカノン・ターヴスへの取材Archcanon Tarvus Interview

今月のトリビュナル聖堂紹介は、ヴィベク卿に仕える我らが大司祭、アークカノン・ターヴスに光を当てます!私、第七十六アジュバントのドルマラは、ヴィベク・シティのヴィベク宮殿の真向かいの区画、知恵の館に置かれた彼の整理された執務室で、この多忙な聖職者に取材を行いました。

アジュバント・ドルマラ:取材に応じていただきありがとうございます、アークカノン。この週間報告を読んでいる敬虔な人々は、聖堂と街の円滑な運営に従事しているダンマーについて、もっと詳しく知りたがっています。

アークカノン・ターヴス:ヴィベク卿とトリビュナルこそがその車輪を回転させている。私は彼らの僕でしかない。

アジュバント・ドルマラ:相変わらず謙虚ですね!どういう経緯で宗教に身を捧げるようになったのですか?

アークカノン・ターヴス:私はインドリル家で育った。そのため、聖堂での仕事を約束されていたわけではなかったが、聖堂に入ることを強く勧められていた。やがて自分が戦詩人の言葉に心を動かされていたと気付き、すぐヴィベク卿に仕えたいと思うようになった。一部の者しか知らないが、私はボイアント・アーミガーに心酔していた。若い頃の私は、冒険がしたくて仕方なかった。詩人の真似事のようなことをしたこともあった。しかし、ヴィベク卿は、私のために他の道を用意してくれていた。

アジュバント・ドルマラ:つまりヴィベク卿その人が、あなたを司祭として採用したという噂は事実ですか?

アークカノン・ターヴス:その件について、あまり大げさな話は期待するな。私は当時若い侍者で、聖堂で奉仕するための訓練を受けていた。そして道を選ぶ機会が訪れた時、私はヴィベク卿に話しかけられ、冒険に満ちたアーミガーや軍隊のようなオーディネーターになるよりも、司祭になったほうがいいと助言を頂いた。私は自分の選択肢について深く考えた。すると心の奥底で、賛成している自分がいることに気付いたのだ。

アジュバント・ドルマラ:そして精神的な仕事と実務能力の両方を存分に発揮し、史上最年少のアークカノンになったわけですね?

アークカノン・ターヴス:最年少?そうかもしれない。ただそれはずっと前のことだ。私は懸命に仕事へと従事し、ヴィベクと三大神、モロウウィンドの人々に忠誠心を示し続けた。私にこの名誉とこの責任を与えるのがふさわしいと考えたのはヴィベク卿だ。だから、全カノンの中から私が後任に選ばれた理由については、彼に聞いたほうがいい。私は主の力になり、聖堂に仕える機会を与えてくれたことに感謝するだけだ。

アジュバント・ドルマラ:ヴァーデンフェルにいる異国人の危険性に関するあなたの説教は世間を大きく騒がせるかもしれません。違う文化と信条を持つ人々が、本当に私たちの脅威になるとお考えですか?

アークカノン・ターヴス:お前は下級司祭でありながら、質問への答えを誘導しようとしているようだ。ただし、よそ者に対する私の考えはよく知られていて、一貫したものだ。ダークエルフ以外に、生き神とこのように特殊な関係を築ける者はいないだろう。我々の視点と生に対する見解が、タムリエルのどの文化よりも優れていると考えているのはそのためだ。私たちは純粋である時、つまり文化が劣った者の考えや意見に汚染されていなければ、より強くなれる。ただ、それを除けば、よそ者がヴァーデンフェルの美しい島を訪れることについては反対しない。「謎に立ち向かうことで自分たちの強さを知ることができる」と、戦詩人は書いている。

アジュバント・ドルマラ:あなたの側近であるカノン・ルレヴル・アンドラノはあなたについて、「ヴィベク卿と宮殿全体の重荷を両肩に背負っている」と言っていました。この意見に賛成ですか?

アークカノン・ターヴス:戦詩人に仕えるのが重荷か?宮殿と聖堂での仕事を円滑に行なえるようにして、街が滞りなく発展できるようにするのは義務ではないか?愛するトリビュナルとその民のために、やるべきことをやっているだけだ。それは重荷ではないぞ、アジュバント・ドルマラ。貴重で素晴らしい特権なのだ!私の管理下にある全司祭に、この考えが浸透するように尽力している。是非ともこのことを覚えておけ。お前はこの考えを理解できるはずだ。

アジュバント・ドルマラ:もちろんです、アークカノン・ターヴス。私が質問したのはあなたの言葉を正確に引用するためです。取材を終了させる前に、もう一つ質問してもよろしいでしょうか?

アークカノン・ターヴス:必要であれば。

アジュバント・ドルマラ:ヴィベク・シティの建設状況はいかがですか?

アークカノン・ターヴス:ヴィベク卿の都市の建設は、戦詩人が指示した通りに進んでいる。それぞれの区画は湾にある島々のような形をしている。ジッグラトはバール・ダウに触れそうなほど高くそびえ立っている。現時点ですでに最高傑作だが、実際にはまだ半分も完成していない!ヴィベク・シティはすでに、タムリエルの他の地域から羨望の的になっている。完成が近付くにつれ、送られるだろう称賛の声を想像するように!これ以上質問がないなら、ヴィベク卿の仕事がある。そちらに戻らせてもらおう。

アエラからデンスカーへの手紙Aera’s Letter to Denskar

デンスカー

私は消える。もう戻らない。私について噂を聞くことになると思う。情けないけど、その話は真実よ。

トリンが死んでから、私は途方に暮れた。もう虫の教団とは関わりを持たないけど、それで私のしたことを償えるわけではない。

リトレックの世話を頼むわ。彼には理解できないと分かってるけど、いつかあなたは理解してくれると願ってる。いつまでも愛してる。でも振り返らないで。私は一生戻れないことをしてしまった。

愛を込めて

アエラ

アエラからトリンへの手紙Aera’s Letter to Tryn

トリン

すぐに、私についてひどい話を聞くでしょう。それが本当でないと言えたらよかった。でも本当のこと。間違ったことをしたのは分かってる。それだけは言える。

失望しているだろうし、償ってあげることはできない。でも、お願いだからあなたを愛してるということは忘れないで。ごめんなさい。

母より

アカッシュへの手紙Letter to Akash

親愛なるアカッシュ

あなたとその部族は私の目標のためによく働いてくれた。ウッドオークでなければこれほど早く残りを掘り出せなかっただろう。もちろんアルトマーは別にしてだが、無知な彼らは私を助けるのではなく止めるだろう。

そしてあなたの祭壇は私の設計に完璧に合致している!これほどのパートナーは他にいない。ウッドオークがここまで素晴らしいパートナーになるとは、誰も思いつかないだろう。

渡した報酬が十分だといいのだが。いやそれより、我々の関係に満足してくれていると思いたい。私の人生で一番大事なこの件を通してあなたと組んだが、驚いたことに安堵を得られた。

これが終わり、タムリエルの戦が終わったら、共に新しい生活をはじめよう。私は新しいアルトメリ帝国の支配者となり、あなたはウッドオーク歩兵のリーダー、我らの使徒となれるだろう。

アゲノールからの手紙Letter from Agenor

フィルジョア閣下

我が部隊に閣下が配属なさったストームフィストの分遣隊は、見事に任務を遂行しております。ご命令のとおり、地域の隅々にて通商と進行を妨害しています。合図をいただければ、ウィンドヘルムへ向けて進軍を開始する予定です。攻撃の時が来たら、街を包囲できる適切な位置につきます。

スクルダフンにて閣下にお供できないことが残念ですが、この任務がどれほど重要であるか、そしてなぜ任務の完了を閣下に委ねていただいているか、私は理解しております。

閣下の前にひざまずき、王座にお着きになるその瞬間を目の当たりにするのが待ち遠しいのです。その任務を与えていただけたら、私は喜んで、いまいましいあなたの兄弟ジョルンがあなたに対して犯した罪を、彼に償わせたいと思います。

あの吟遊詩人め!強健王子様、彼がどのようにあなた様を打ち負かしたかは、私の理解を超えています。ぬいぐるみのようにあの男を引き裂くべきだったのです。彼は不正をしたに違いありません。私にはそれがわかるのです!

我々はバスタードの墳墓からゴブリンを追い出し、そこをかなり快適な旅団の司令部に変えました。ただあいにく、穏やかな生活のせいで隊員たちがだらけつつあります。しかしご心配はいりません。そんな怠惰はすぐに彼らから叩き出しますので。

隊員たちは、地方をうろつきまわること以上のことがしたくてうずうずしています。我々は、好敵手を相手にした本当の戦いを待ちわびているのです。ウィンドヘルムを守っているスキーヴァーどもが、我々の望む挑戦を与えてくれるといいのですが。

再び閣下のお側に行くその時まで、私は留まります。

— アゲノール・ストームブレード

アルセンからの手紙Letter from Althen

トゥレンへ

何年も身を潜めていた後で、奴らは私のことを忘れたと思ったが、そうではなかったようだ。ダガーの環は依然として私を追跡し、迫ってきている。奴らの密偵の一人がモイラの願いで聞き込みをしていて、逃げる必要がある。

短期的には準備ができている。サングイン墓地の中央墓地に隠れ家がある。中に閉じこもって少しの間はやっていけるが、できるだけ早く来てほしい。君の力を借りて移住し、もう一度別人になることを望んでいる。

追伸:トロール達には気をつけろ!

-ジェラール・アルセン

アルソルミルからの手紙Letter from Altholmir

私の愛する人へ

また1カ月が過ぎた、それなのにファリネスティの痕跡はまだ見つからない。夏の地からまた同じ知らせが届いた。生きている内はこの都市に辿り着けないのではないだろうか。なぜこんなことになったんだ?なぜ街そのものが消えてしまったんだ?何百回と質問を繰り返してきた。だがまだ答えは見つかっていない。

思い切って監視をやめるべきかもしれない。私達にはかつて生活があった。帰ることのできる家があった。すぐに手紙を書いて君の考えを聞かせてくれ。君と子供達に会いたい。エルデンルートで再会できれば、少なくとも当分の間は一緒にいられる。

すぐに返事をよこしてくれ
アルソルミル

アルマへの手紙Letter to Alma

アルマ

シャドウパスを強く歩き続けるのだ、愛しい者よ。我らが主のため仕事をこなし、私の命令に従え。今のところは、これがお前の分け前だ。我々の中であまり早々と階級を上げてしまうと、他の者が贔屓だと主張する。ヴォルカティアは特に用心深く、疑いと嫉妬の眼で細かく見ている。

気持ちと口を抑えよ。でなければ我ら2人とも死へと導かれる。お前の軽率な行動を避けるべく、ナガスタニにある古代遺跡へ行くよう命じる。これは罰ではなく、機会と捉えよ。そこに住む者は全て敗走させるか、堕落させよ。かの地に充満する悪を利用し、力を蓄え、私の合図を待て。ブルーロード砦はじきに君の支配の下、我らのものとなろう。

お前の求める悪魔主義者の階級は、いずれ私の下で手に入る力への踏み台に過ぎない。共にシロディールを全て潰そう!

— ドレッドロード・ナウクラティウス

イディーファへの手紙Letter to Idirfa

いとこのイディーファへ

手紙を送るのが遅くなってすまない。すぐに届かないかもしれないことは承知しているが、それでも、ある程度うまくいったことを知らせたかったんだ。長旅だったが、どうやら苦労は報われそうだ。

天候が悪化し、俺たちはアイスハンマーの貯蔵所で雨風をしのぐことを余儀なくされた。暖かく居心地のいい宿ほど理想的な場所とは言えないが、少なくとも、ここにいる間はお宝を探すことができる。手際よく静かに行動すれば、黄金をいくらか、もしかしたら遺物の1つや2つは見つかるかもしれない。

もちろん妻はいい顔をしていないが、彼女は辛抱強いし、理解があるほうだ。妻は持ってきた数冊の本を赤ん坊に読んでやっている。宗教書を好む妻だが、この状況を切り抜けるのにそれが必要だというなら、俺は気にしない。

俺も好きで家族をこんなところに連れてきたわけじゃない。だが、ああいう金貸しどもがどんな連中かは君も知っているだろう。奴らに嫌がらせをされるかもしれないウィンドヘルムに妻子を残してくるよりも、自分の側に置いておくほうがずっと安心できるんだ。

借金を返すのに充分なお宝が集まりしだい、アモル砦に戻るつもりだ。君に神々の加護がありますように。神々が皆を導き、お守りくださいますように。

— アジサー

インダルの手紙Indal’s Letter

愛しきエータヤハ

君が恋しくて仕方がない。ここは大勢の人でごった返している。噂では、近々戦いがあるそうだ。僕に神々のご加護があるよう祈ってほしい。もう一度君に会い、故郷を見ることだけが今の望みだ。

輝く月のご加護を

インダル

ヴァーデンフェルに来い!Come to Vvardenfell!

いとこへ

ストームウィンドの店の上に住んでいることは知っている。でも、お前も私と同じようにヴァーデンフェルに来るべきだ。まだここに来て1年も経っていないが、もうバルモラのすぐ近くにある家を手に入れた。ほぼ毎月、ヴィベク・シティに行ける金を稼いでいる。

ここを見たらきっと驚くはずだ。彼らは水上に「戦詩人の都市」を建てたんだ。どのカントンも複数の層に別れている。迷わないようにするのは本当に大変だ!

それから、バルモラの中心には運河が流れている。「水の街」と呼ばれているようだが、むしろ「美しい女性バーテンダーの街」といった感じだ。ある宿で働いているダークエルフの女性に、本気で好意を寄せられているんだ。嘘じゃないぞ。

とにかく、こちらに来たらバルモラにいる私を探してくれ。セイダ・ニーンの北だ。ヴィベク・シティに着いたら、余分に金を払ってでも船に乗ることだ。街道にいる獣は少し凶暴だからな。

アートゥリアン

ヴィグロッドへの手紙Letter to Vigrod

愛しきヴィグロッド

今回の昇進の話を聞いて、みんな喜んでるよ!父さんはもちろん今でもお前が農場に残ってくれればよかったと言ってるけど、あの人も密かに息子が同胞団にいることを誇りに思ってる。でも私がそう言ったことは内緒にして。

昨日、かわいいグリルダが家に立ち寄った。彼女の父親のところから、鹿肉と4つ目のグロッグを持ってきてくれた。父さんがグロッグに目がないのを知ってるのね。それに父さんは腰を痛めて以来狩りができないから、鹿肉は大歓迎。

あの子は近いうちにきっと誰かのいい夫人になる。少し積極的になってあの子と話せば、それはお前かも知れない。顔はかわいらしいし、腰もいいし、相続する農場もいいし、全て考慮するとなかなかの相手だと思う。でもその話はここまでにしよう。

とにかく、私達の心配はしないで。大丈夫だから。父さんは以前のように農場で働けないけど、手伝いを1人か2人雇おうかと話しているところ。連日連夜、避難民が流れてきてるから、助っ人は簡単に見つかるはず。

これ以上刺されたり、切りつけられたりしないようにね。元からそんなにハンサムじゃなかったんだから。多少の傷なら味が出るけど、ありすぎると見た目が悪くなる。

愛を込めて

ウィレス・グウェンへの手紙Letter to Wyress Gwen

ウィレス・グウェンへ

あなたが旅立ってからウィルドの樹の周辺ではおかしなことが起こってる。何週間か前に生え始めたあの変な蔓を覚えてる?あれがどんどん大きくなって、何やら…邪悪なもののように見える。信じられないかも知れないけど、そうとしか言いようがない。あれは正真正銘の邪悪な存在よ。

森の動物達は蔓に近づくと興奮して攻撃的になる。それに、蔓の成長につれて動物達が攻撃的になる時間も長くなるみたい。誰かが襲われるのは時間の問題だと思う。蔓が動物達を変えてしまった。

状況はさらに悪くなった。蔓の一部が突然変異を起こして、邪悪なトゲからラーチャーを吐き出すようになった。

ウィレスには申し訳ないけど、もうここにはいられない。ブラッドソーンの信者の襲撃を受けて、小屋の下にあるポータルストーンの洞窟を占領されてしまった。証明はできないけど、最近起こった問題の原因はきっとあの信者達よ。失望させてごめんなさい。でも許して。多分聞く耳を持たないだろうけど、この件がすべて片づくまでウィルドの樹には絶対近づかないように。

ウィレス・ドミ

エグラノールへの手紙Letter to Egranor

エグラノールへ

分かってる。二度と連絡するなと言われたのは。でもクェンデルーンで起きたことは…裏切り者になるなんて聞いてなかった。継承者がエボンハート・パクトと手を結ぶなんて?それは自分自身の信念に反する。必ず報告をして。

エイランが態度を激変させたのだとしか考えられない。母に手紙を書いて、女王に情報を伝えてもらうつもり。

グリーンシェイドはオーリドンからずいぶん遠く感じる。故郷が恋しい。サマーセット諸島が恋しい。

あなたが恋しい。ごめんなさい。

— アラニアス

エストレへの手紙Letter to Estre

親愛なるエストレ

そなたがアイレンに反対していると聞き、辛く思っている。サマーセット諸島の純粋さを守りたいというそなたの考えは理解できるが、女王の意図の重要さは軽視できぬ。

私は両者とも親しい間柄なため、どちらの味方をすることもできない。ファーストホールドは中立の立場を取り、優先事項は敵からオーリドンを守ることだけだ。

数えきれないほどの敵から。

遺憾の気持ちを込めて、

上級公ライリスXIII世

エデルフィンへの手紙Letter to Edhelfin

エデルフィン

まだあなたの生意気な顔を見なければいけないようね。「臨時」の積み荷については全部サルが教えてくれた。私たちの取引に手を伸ばしていることに、私が気がついてないとは思わないでね。

親切に警告してあげてるのよ。サルはあなたを気に入っているから、皮を剥がれたあなたの姿を見たら数週間はふさぎ込むでしょう。次に入る港で、あなたには逃げ出すチャンスが1回ある。私に捕まったらあなたは終わりよ。その前か、その間か、あるいはその後で見かけても、あなたは終わり。私をその気にさせないでね。

あなたの憧れの姉妹、

エランドーラ

エドマンド卿の手紙Sir Edmund’s Letter

騎士諸君、ナサニエル公爵が何を企てようが、私たちは自らの誓いを裏切ってはならない。公爵が公に行動へ出た場合のみ、攻撃を加える。私に賛同するのであれば、角笛の音を聞け

-エドマンド卿

エブリエンへの手紙Letter to Evrien

エブリエンへ

この退屈で金の亡者のホーカーの息子め!今度会う時は、護衛をつけておくことだな。さもないと、お前を絞め殺して、死体をブラッディハンドの餌にしてやる。

輸送料金を3倍にするなんて法外だ。お前もよく知っているように、今は仕方ないから支払う。だがシロディールが再び支配したら、不都合な儲けを隠れ家から奪ってやる。

無事に戻ってほしいのか、ゴブリンに殺されてほしいのか、よく分からない。どっちにしても、満足できる結果だ。

— ウグラ・グラグム

エメリック上級王、私は嘆願します!High King Emeric, I Implore You!

上級王エメリック様へ

貴族からの書状の山を読むのに忙殺されていることとは存じますが、このお手紙がしかるべき処遇を受けることを願っております。

私はこの手紙を虐げられた宮廷の一員として、また理由もなく冷遇され追放されたすべての人々(少なくとも注目されるべき身分の方々です)を代表して書いております。あなたの家、あなたが猫を何匹飼っているか、あなたがどのような食事制限をしているか…そんなものとは関係なく、すべての貴族は生まれながらに宮廷とそれに関連する集まりに参加する権利を有していると、私は固く信じております。

私は同じ宮廷の人間から何度も無視され拒絶されてきましたが、その理由は偏見以外の何物でもありません。このことは許しがたい不正であり、今すぐ終わらせねばなりません!私の血は他のあらゆる貴族と同様高貴なものであり、しかるべき尊厳を受けることを私は要求します。

宮廷に命令を出せるのはあなただけです。私を救えるのはあなた様しかいません。お願いします。公共の場で現状の改善を訴えてください。私にしかるべき地位をもう一度ください。

あなた様の忠実なるしもべ
アデリル

オブランへの手紙Oblan’s Letter

我が親愛なる、幸運なる友のオブラン

お前の船長の愚かな愛国主義のおかげで、お前に最高の仕事が回ってきたぞ!海軍のためにケナーシズルーストで「偵察」をするようなものだと考えてみろ!あの差し出がましい海の悪党どもが周りに目をやる頃には、お前はとっくに砂地にたどり着いてるさ。

お前は知っているだろうが、俺の物資の大部分はKRから来ている。お前は「運賃」を払わなくてもいいんだから——まったく狡猾な猫め——今度お前がHに来る時は、俺との取引を請け負ってくれると期待している。新しい束を1つ用意しておくから、俺に原料を持ってくるのを忘れるなよ。

短い手紙で済ませておいたほうがいいだろう。お前の航海は上げ潮だって聞くからな。幸運と、安全な旅を!

——K

オフログへの手紙Letter to Ofglog

オフログ・グロー・バークバイト

あなたがあのファンシーな大学で学んだことを見たいと、要塞の全員が集まってきた。あなたの言うように我々は目を閉じて、そしてあなたが珍妙な言葉を言うと…何も起こらなかった。そして我々が目を開けた時、あなたはもういなくなっていた

モラマットがその愚かな口を開いて、あなたが透明人間になったんじゃないかと言い…全員が私を見たわ!何年もあなたが私の鍛冶場の周りを嗅ぎまわってたことや、門前払いを食らっていたことを知っていたからね。そしてシャルナグがうっかり「彼はついに覚醒したんだな」と言ったら、全員が笑いだした

これが、あなたが私をからかった最後だったわね。どこに行ったとしても、もう二度と戻ってこないで欲しい。あなたが大嫌いよ

—シャクル

オリーンラからの手紙Letter from Oleenla

卵の姉妹へ

雨が石を叩く中、これを書いています。雷が聞こえるのに、空に稲妻は閃かない。じつに奇妙な嵐です。

本当はマッドツリーを通りたかったのだけれど、悪天候と旅の困難から、仕方なくオルテン・コリモントを抜けることになりました。ヒスミールに着くまで手紙を書けるとは思っていなかったので、遠回りすることになって却って良かったと思っています。

嵐が強まってきました。暗闇にうごめく怪物たちの話をしている者もいますが、私に言わせれば的外れです。ここらの怪物たちは浅瀬で息をひそめて獲物を待ち受けます。草むらをかき分けて襲いかかってくることはないし、夜空に向かって吠えることもありません。シシスが私たちをお召しになるなら、その近づく音は聞こえないでしょう。

まぶたが湿った木の枝のように垂れさがってきました。もう休まなければ。ティーマタによろしく。あなたの行く道が実り多く、太陽の接吻を受けるものでありますように。

潤いを保たれますよう。

オリーンラ

オルシニウムの児童養護施設からの手紙Letter from the Orsinium Orphanage

拝啓

あなたが匿名を望んでいるのは存じていますが、お礼を述べるために手紙を書かなくてはなりません。オルシニウム孤児院を支援してくれる過去数年のあなたの不断の働きは寛大の域を超えています。贈ってくださった金と寄贈品を有効に用いて、ベッドと数えきれないオークの子供達の心が温かくなりました。また孤児院自体も発展して、ダガーフォール・カバナント全土で随一の孤児院となりました。

代わりに見つけてくださったオークの歴史書を見た、街の学者達はショックを受けていました。あなたは永遠に失われたと思われていた知識を私達に取り戻してくれたのです。その功績にモーロッチが祝福を授けてくれますように。

オールガ・シャズグル

オルシニウム孤児院院長

カマリーノからの手紙Letter from Camarino

愛しき姉妹へ

思った通り、戸棚からパンを盗んでいたのは父だった。母はわめきまくり、みんなで笑いに笑った。君がいればもっとおもしろかったのに。

早くよくなってくれ、姉妹よ。アーリエルのご加護を。

— カマリーノ

カラハウンへの手紙Letter to Calahawn

カラハウンへ

お前の魔法の災難への招待はきっぱりとお断りする。

ハーシーンに懇願して「全ドミニオン」に反抗する貴殿を支援させるなど愚行で、甚だしい過剰反応が起きることは言うまでもない。デイドラ公の肩を叩くのは相変わらず危険だ。どうして魔法を使う能無し達を寄せ集めた集団に頼り、己を破滅へ導くのか?

連中に最寄りの魔術師ギルドの支部へ辿り着く能力があるのかさえ分からない。ましてデイドラ公に懇願するなんて!だが、奴らが必要なのだろう。まともなエルフは貴殿の助けにはならない。私はもちろん助けない。お前と同様にグリーンパクトの忠実な支持者だが、目指すところが違う。

よく考えるべきだ。この戦争を生き残る唯一の可能性はドミニオンだ!真の敵がヴァレンウッドを焼け野原にする準備をしている時に、お前は味方を狩ろうとしている。

私はこの手紙に署名できない。司法高官がお前の死体で手紙を見つけては困るし、お前の暴挙に関係していると思われたくない。

カルプ・サからの手紙Letter from Karpu-sa

栄誉あるクランマザーへ

最近、道は危険な状態です。山賊は報復を恐れず攻撃し、ハーピーどもは嵐でねぐらに戻らなければならず、警告なしに襲ってきます

このため、2人の傭兵を雇うことにしました。2人とも勇敢な者だから、今月は3倍の命令を出してください

どうか、積み荷の護衛については心配しないでください。次の新月の前に、護衛が到着することになっています

昼はあなたの地にマグルスが微笑み、夜はジョーンとジョーデの踊りがあらんことを

カルプ・サ

キャスネルへの手紙Letter to Kathner

キャスネルへ

この手紙を受け取っている頃、るつぼからの船は、マラバル・トールの岸から数日離れたところにいるはずね

オーガ1人につき1000ゴールドで合意したことは知っているけど、もし来てくれれば、1500ゴールドを提案するつもりよ

この陰気な剣闘士たちは本当の情熱を全く知らないし、あなたに優しく触られて鱗が震えた時から、あまりにも長い時間が経ってしまった

年老いたアルゴニアンのお願いなんか誰も聞きたくないだろうけれど、あなたもそんなに若くはない。本当に残りの人生をジメジメした洞窟で、あのならず者たちと一緒に過ごしたい?

獣使いウェールナ

ギャビーからの手紙Letter from Gabbi

アグネディル

ツンドラでの、いとこのウッドヒューワーたちとの生活はどう?木の質はどんな感じ?忙しくしてられるくらいたくさん生えている?それから、社交の様子はどう?誰か特別な人との出会いはあった?ボーンストルーン山脈付近には他に人がいるの?それとも、辺鄙な場所にあなたといとこたちだけ?

ウィンドヘルムはあなたが出て行ってからおかしなことになってる。フィルジョアのこと聞いた?スカルド王の卑しい兄弟が、イーストマーチに戻っただなんて信じられる?しかも、裏切り者のノルドとどう猛なオークを味方につけて。恐ろしいことだわ。

アルヴォアがよろしく伝えてと言ってる。セルガードとジャキルドに、私たちが気にしていることを伝えてね。でもケーソーには言わなくていい。昨シーズンの収穫祭で起きた事件についてはまだ怒っているの。彼にも、あの気持ち悪い、酸っぱいデザートにもね!

すぐに返事を書いてね!
—ギャビー

クアロナルディルの手紙Quaronaldil’s Letter

母さんへ

エサニヨンは正気じゃない。始めは人生の道を探し求めているんだと思っていた。今じゃ時の終わりのことしか話さない。夢の中で見るカラスのことを話すんだ。現実と非現実の区別がついていない。

手紙に書いてあったと思うけど、彼は世界の終わりがすぐ近くに迫っていると思い込んでいる。スカイウォッチの貴族を生贄にすれば、どういうわけか終わりを阻止することができると言っているんだ。彼の妄想的な信念のために誰かを殺させるわけにはいかない。

スカイウォッチ衛兵隊に通告しなくちゃいけない。それで何が起ころうと、彼を止めなければいけないんだ。すまない。母さんのことはいつもどおり愛しているけど、彼は止めなくちゃいけないんだ。

クアロナルディルより

クインタスからの手紙Letter from Quintus

愛しき妻へ

何か進展はあったか?「ガーディアン・アイ」は見つかりそうか?何人か応援を送ろう。私に借りがある連中ばかりだ。顎で使ってくれて構わない。

君を愛してやまない夫

クインタス

追伸

急かして君の邪魔をするつもりはない。ただ、ペースを上げてくれると本当に助かる。

グジャーマの指示書:ユンゴルドGjarma’s Orders: Yngold

儀式用物資の不足を懸念しているのは分かる。ただ、地元の魔術師ギルドを襲撃して物資を手にする予定があるのを忘れているようね。

入手を確認したら、連絡してくれれば実行する。

— グジャーマル・レイヴン・ヘア

グジャーマの指示書:ワマスGjarma’s Orders: Wamasu

方法は問わないから、あの薬漬けのワマスを要塞からヘヴンの下へ出してほしい。防壁の外にある、帝国の昔の帯水層を通れるはずだ。儀式が完了する前に逃げ道を確保できなければ、終わりよ。

それと押さないこと!もし怒って目を覚まされたら、支柱を溶かし始めてしまう。私達が外に出る前に、街が崩れ落ちると困る。

— グジャーマル・レイヴン・ヘア

グジャーマの指示書:物資Gjarma’s Orders: Supplies

全部ポーチに詰めて。ただしこの計画を成功させるには、死霊術師が死体を必要とする。荷車10台分で十分でしょう。

ただし、死体を作りにいく前に、道端などにないか探してみること。家の扉を壊して死体を引きずり出すところをヘヴンの住民に見られたりしたら、怖がっていても立ち向かってくるでしょう。

— グジャーマル・レイヴン・ヘア

グリゲルダへの手紙Grigerda’s Letter

グリゲルダ

手下を送り込んで私と話をさせようとするな。不愉快だし、そいつらが死ぬことになる(殺しているのは私ではなく街中にはびこるドレモラだ)。私と話がしたいなら、ここまで出てきて見つけてみろ。

ただし答えはノーのままだ。ここには怪物がいて、そいつらがいなくなるまで私はここに残る。一緒に何かがしたいなら、ここまで出て来い。

——メサスより

ゲルドリオンへの手紙Letter to Geldrion

ゲルドリオンへ

次からは、大事な金を樽の中に隠すような馬鹿な真似はしないように。ボケ老人でも見つけることができるぞ。金は銀行で保管してもらうことにした。銀行はそのためにある。母親からそう習わなかったか?

あの重い盾を持ち出すのは嫌だったが、あんなオンボロをお前以外の誰かが使うわけでもないし…タマネギは銀行に預けたら頭がおかしいと思われる。それに臭いがきついしな。

兄弟のランドルフより

ここを去れLeave This Place

これを見つけた誰かへ。

ここを去れ。呪われている。奴らが大勢いる。

最初は一人だけだった。鉱山に隠れて、私の子供たちを誘惑した。子供たちはもう奴らの仲間だ。

残されたのはわずかしかいない。だが、奴らはそこら中にいる。

ここから動けない。きっと死ぬ。だが、降参する気はない。

奴らの仲間になるくらいなら、肋骨を引きずり出されたほうがましだ。

ゴサーグからの手紙Letter from Gothurg

グルラルズへ

姉妹よ。いつだって想像力豊かで、俺はそんなところが好きだった。お前の計画には無謀なものもあったが、いつも応援してきたつもりだ。

でも今は違う。トロールは危険な化け物だ!この夢を忘れて家に帰って来ないというのなら、もう最後のような気がしてならない。何度も俺の言うことを無視してきたな。この手紙も意味がないのだろう。だからもう諦めようと思う。いつも愛してる。

——ゴサーグ

ゴルヴィンからの手紙Letter from Gorvyn

最愛のいとこへ

デシャーンからストンフォールへの旅は困難で若干危険でもあったが、どうにか無事たどり着いたよ。デシザムが教えてくれた道順は完璧だった。どうにかして、ここの人達にロドス病について警告する。そして治癒師達が病気に対処する準備を整えられるようにするよ。少なくとも、彼らに可能な範囲でね。期待してくれて構わない!

セルクでも状況が良い方向に向かっていることを願うよ。なんとか健康でいてくれ。また近いうちに会おう。

敬具

ゴルヴィン

ザバンの手紙Zaban’s Letter

ラズム・ダーへ

いつもの方法はうまくいかなかった。以下を知らせる。大学に侵入された。学長のタニオンは今やベールをしている。ザバンは最初はよくわからなかった。今は確信がある

ベールの女王自身がこの場所を支配する。今すぐ密偵を送れ

ザバンより

サマーセットへの未完の手紙Unfinished Letter to Summerset

母さんへ

ヴァレンウッドという森の北部にあるリーパーズ・マーチから書いています。使っているインクはこの地域が原産地で、サマーセットのインクには見られない、重要な成分が含まれています。もしかすると、余白に書き込んだ数学的方程式が解けるのではないでしょうか?これらの要素を考えると、家からの距離が精神的な能力あるいは鋭さを減らさないことが証明できます。

私たちの信条はご存知の通り、めったに一致しませんから、人生の道が大きく枝別れしても驚きません。出発前に母さんに言われた言葉を悪く思ってはいないことを知っておいてください。

愛のあかしとして無言の返事を受け取ってください。乱暴な話はしたくないのです。この世界に関する知識はピアカルモがそばにいてくれることで何千倍にも増え、ここはサマーセットの外に住むアルトマーのための場所かもしれないと信じるようになりました。私たち自身のために見つけた贈り物を、他の人たちに広めながら。

ピアカルモと私はサマーセットに戻る計画を立てています。ご都合が合えば良いのですが…

サリクの命令Thallik’s Orders

斥候の報告によると、最も弱い巨人の野営地がリフテンの北西、オータムシェイドとして知られている地域にある。そこへ行き、巨人を殺し、我々のために戦うよう蘇らせよ。体が巨大なため蘇らせるのが大変なことは承知だが、成功するまでやるのだ。シンムールには先頭を行く軍隊が必要だ

虫の父サリク

〈サルモールの鉄拳〉に関してRegarding the “Fists of Thalmor”

外交機密文書:サルモール以外閲覧禁止

送付の限定先:アイカンター、教化サピアルチ、水晶の塔、アリノール

賢明な諸氏

振り返ってみると、私は補助的な軍事部隊に「サルモールの鉄拳」と名付けることは用語体系の間違いだという立場だった。その部隊の機能に忠実な名前ではあるが、土地の言葉では名前が単純に「サルモール」と縮められて、外交の部隊が間違ってドミニオンの軍隊と混ざってしまう。さらに言えば鉄拳であるがゆえに、実行する任務で必要と判断する以上の戦力を使う事態も考えられる。そのせいでサルモールの認識が重装備の悪党だと汚されてしまう。言うまでもなく、先住民の助けを求める交渉には悪影響を及ぼす。

いずれは、我々の部隊を「司法高官」と名付けるのが賢明かもしれないと考えている。古臭い名前のせいで、カジートの市民が参加する気にならなかったとしてもだ。

敬具

キャノンリーブ・ファルデュイル

サルモールへの苦情A Complaint to the Thalmor

逃げたセンチタイガーがラミアの巣食う洞窟で殺されたのは、今週これで3回目だ!

何とかならないなら、マーブルクへいって女王に直訴する!それからサルモールが、どれだけウッドハースで顔を効かせられるか見てやろうじゃないか!

ドミニオンはエルフだけではなく、カジートのものでもある。アンダールート洞窟を直ちに捜索してほしい。それからいなくなった猫の賠償もだ!

ジマーロン大将軍への手紙Letter to Grand Warlord Zimmeron

大将軍

聖蚕の僧侶の訴えに苛立っております。今は戦いの最中だということが彼らには分からないのでしょうか?我々があれだけ苦労して手にした星霜の書を差し出すことを求めるなど、あり得ない行いです。我々を悩ますあの聖蚕の僧侶を大将軍が拒絶されたのは、当然のことです。

パヴォニウスを聖堂から追い出し、衛兵には今後彼を入れないよう命じました。彼が現れる度により強く打ってよいとのご指示を待つばかりです。遅かれ早かれ、それで彼の嘆願もやむでしょう。

——護衛ガリエル

ジャキルドへの手紙Letter to Jakild

愛しきいとこ、ジャキルドへ

旦那さんは元気?まだ大事にしてくれている?それと、あの憎たらしい兄弟のケーソーは?今でも憎たらしいんでしょうね!ツンドラのその地域には、生活ができるくらいの木が本当にあるの?それに天気は、ウィンドヘルムのように曇りの日が続くのかしら?

妹の面倒を見てくれていることを願っているわ。アグネディルがどれほどあなたを尊敬しているか知っているでしょう。いとこの中でも、あなたはいつでも彼女のお気に入りだった。それと、あの子が森の訓練について行けるようにお願いね!

彼女に結婚を申し込むにふさわしい人は見つかった?そこから東へ行くと採伐キャンプがあるんだけど、そこの木こりを何人か知ってるの。皆いい人よ。でも、あなたが手紙で言ってたご近所についてはどうなの?ほら、そこから直接西へ行ったところにいるっていう?地位があって裕福な誰かが、妹に気付いてくれるチャンスはないかしら?とにかく、あなたのハチミツ酒が冷えたままで滑らかに流れますように!

ギャビー・フォレストボーン

シャクラの手紙Shakra’s Letter

ドグルルへ

元気?父さんはブレトンと組むなんて陸のオークは臆病者だと言うけど、私はそうは言い切れないと思う。数には力があるもの。あなたの族長はどう考えているの?

カバナントでの生活がどんなふうか興味があるわ。軍隊暮らしはどんな感じ?もう戦いには参加したの?

あるボズマーから、エルフは新しい女王を迎えたと聞いたわ。本当なの?新女王がタムリエル全土を取り戻すつもりだと言ったというのは事実?

そうそう、公爵夫人ラカナとナサニエル公爵が結婚したらしいじゃない。レッドガードとブレトンが結婚?公爵夫人が決めたことなのかしら?ああ、自分で自分の夫を選ぶなんて!あなた、ストームヘヴンには行ったことある?

商船の船長から聞いたのだけど、カバナントはダークエルフの都市「ダボンズ・ウォッチ」を襲ったそうね。ダークエルフは炎と骨の怪物、デイドラを呼び出して対抗したんですって。

嘘でしょ?だってデイドラよ?私は船長に担がれたんだと思う。その場で殺しておけばよかったわ。

返事を楽しみにしているから。もっと便りをちょうだい。それと、早くもう一度訪ねてきて。

-シャクラ

ジャッジからの通知A Reminder from the Judge

皆に告ぐ

法廷は面白く刺激的なものにしたい。また、判決は早急に下したい。このため、デイドラの執行官たちは全員、定命の者がデイドラよりもずっと弱く脆いことを覚えておいてほしい。新しい捕虜たちは、大概の負傷から簡単に回復しない。彼らには判決を受けられるよう元気でいてもらいたい。

捕虜には危害を加えないように。危害には四肢切断、鞭打ち、内臓の取り出し、即座の処刑が含まれるが、これに限定されない。少なくとも判決が言い渡されるまで禁止する。

どうか、定命の魔術師の前では自制し、破滅させようとしないでほしい。できるだけ長くこの玩具で遊びたい。

さあ、正義とやらを実現しよう!モラグ・バルの栄光のために!

— ジャッジ・シベン

ジョフニールからメリックへFrom Jofnir to Merric

お前の判断を信じている

この「アースフォージ」の発見は朗報であり、我々が保管すべきものである。お前の抜け目のなさの恩恵を受けたいと思う犬どもは、この場所を見つけるためにギルドの血を流すことになるだろう

山に恒久的に駐在したいという要望を受け入れる。職人たちは山の中心の、あの悪魔のような建物で腕を試したがっている

他の道具もそこへ移しておくように。もしかすると、うちの彫刻家と仕立屋たちも、新鮮な空気の恩恵を得られるだろう?

-ギルドマスター ジョフニール・アイスブレイド

シンハモスへの手紙Letter to Cynhamoth

ああ、最愛のシンハモスよ、食欲をそそる贈り物で私を喜ばせるとはどういうことだ!

私が胴回りを気にしていることは知っているはずだ。それなのに、またバターを塗ったスキャンプの膝肉を贈ってきた。

(ところで、味はおいしかったよ!)

—キャドウェル卿

ステルビン・ローテルへの手紙Letter to Stelvene Lothaire

ステルビン!戻ってくるんだ…彼はまだ生きてる!

彼に会わせてやる。馬車があるんだ!父さんが全部隊を召集してお前を探してるぞ。こんなに長く隠れてたら、もう有り金も底をつきただろう…

家に戻ってこい。そうしたら知ってることは全部教える…

狂気から目を覚ませ。偽りの神を捨てるんだ!

リンカスより

ストームヘヴン・ブラスターの拒否通知Stormhaven Bluster Rejection Notice

ご応募ありがとうございます。

多くの購読者を誇る本紙に広告を出されたいという件ですが、誠に残念ながらストームヘヴン・ブラスターは今回のお申し出をお受けできません。ご自身の団体を宣伝したいというお気持ちは尊重しますが、そちらの言葉遣いのいくつかに関して、購読者の皆様にお見せできないと判断させていただきました。

見出しの「血の報酬」と「殺しのキャリアをスタート」は、本紙ではあまりに過激すぎます。また「どんな仕事でも請け負い、質問をしない人」という募集要件ですが、こちらは公正なる出版物としての本紙の評判を傷つける可能性があります。

いただいた料金はお返しするか、またはもっと適切な宣伝広告を新たに提出していただくことも可能です。「鉄のかかと」というそちらと似たような傭兵組織の広告が本紙の最新版に載っておりますので、本紙にふさわしい宣伝広告の見本としてご参照ください。

よろしくお願いいたします。
ストームヘヴン・ブラスター編集部より

ストラストノクへの手紙Letter to Strastnoc

ストラストノクへ

今頃はその毛深い尻をエバーモアの王座で休ませていることでしょう。私達に運があればね。虫の教団との取引が重要なことは分かっている。だが、彼らを本当に信じていいか心が揺らぎだしている。あなたが戻ってきたら、詳しく説明しましょう

リネレ

セインへの手紙Letter to Seyne

私の頑固な姉妹へ

元気であることを願っているよ。伝えたいことがたくさんある。私達は街の南側で、全面的な灌漑計画に着手した。アルゴニアンの一人から、水路システムを適切に改善する方法を教わったんだ。

私達はここでお前を恋しく思っているよ、セイン。私達のような小さな街は、一人に去られるだけでも大きな穴が開くんだ!

セイン、私達はしばしばお前のことを考える。お前の兄弟であることをとても誇りに思う。お前がパクトの安全のために戦っていること、そしてそれがヴィベクの元にいる父を誇らしい気持ちにしていることを、私は知っている。覚えておいてくれ。ここはいつでもお前の故郷だ。

戦争が終わっても、まだお前の寝床はある。安心していてくれ。

敬具

サメル

ゼマレク・スールへの手紙Letter to Zemarek-Thul

わだかまりは解消されていないぞ、みすぼらしいおんぼろ機械め!

ゼマレク、人のことを侮辱しやがって。絶対に許さないからな!

央耀にまたランチでもどうだ?

—キャドウェル卿

ソルカリン大将軍への手紙Letter to Grand Warlord Sorcalin

大将軍

不安ではありますが、星霜の書の管理を続けるというご判断に同意いたします。我が部隊には星霜の書の恩恵が必要です。それに、あれを聖蚕の僧侶に渡せばパクトやカバナントに渡すのと同じことになりましょう。

星霜の書を尊び、聖蚕の僧侶たちの献身と努力には敬意を持っておりますが、ご要望どおり聖堂の護衛に命じてセオドシアを敷地から離れた場所へ護送させました。とは言え、彼女は必ず戻ってくるでしょう。

—護衛アルファイア

ソルズールの手紙Thorzhul’s Letter

歴史家マーガ!あなたから依頼を受けるとは名誉なことだ。我らの大義を信じるオルシニウムの者がいると聞きうれしく思う。仲間のオークは、我々が襲撃した地から略奪しているのが、我が民の復讐と栄光を回復するための行為だと知るべきだ。ショヴリー家の屋敷の急襲は実に勇敢なもので、よいオークを何人も戦闘の中で失った。だが最終的には勝利し、ショヴリーどもはもういない。

この奇襲の立案者であった私が、アグルク・クランの代表として栄誉を主張したい。知っているかもしれないが、私のクランのほとんどはオルシニウムの略奪で殺された。何年も経ってからアグルク・クランの復讐ができたことになる。

— ソルズール・グロー・アグルク

ダニックからの手紙Letter from Dannic

アンカルモ

信じられないだろうが、へまばかりやらかしているあのジャハダルが頭蓋骨を見つけた。ロングヘヴンの南にある洞窟に置いてある。最初に我々が取ったのに、マランウェンがなくしただなんて呆れる。ジャハダルに先導させて、彼女も一緒に取りに来させるつもりだ。すぐに取り戻せたら、計画通りにしよう。できるだけ早く会ってくれ。だが気をつけろ。ルクレティアが今にも追いついてくるだろう。放っておけ。頭蓋骨を取り戻したら、すぐそちらを何とかしよう。

我らが地位を得るための好機だ。

ダニック

タミアン・セルランからの手紙Letter From Tamien Sellan

父さんへ

出ていく理由を理解してはくれないだろうけれど、少なくとも聞く権利はある。何度か読み直したら、いつかは分かってもらえるかも知れない。

私は魔術師ではない。魔法の才能は、父さんが自ら軽蔑的に認めたとおり低い。他の能力ならあるのでそれを活用するつもりだ。望まれていたような天才的な魔術師になることはないが、こっそり家を出入りしてたことや、父さんが食事の場で魔術師仲間に話している内容を漏れ聞いたりしたことを知らないはずだ。評価されてないのは知ってるし、違うふうに生まれてくればよかったけれど、これが現実だ。これからは私の存在という重荷を取り除くよ。

家には稼ぎの一部を送金するつもりでいる。それをうまくやってる証しだと取るか、単に食費の足しにするかはどうでもいい。出来の悪い息子という重荷を何年も抱えてきたことに対する返済だと思ってほしい。

父さん、愛しているけれど、もう一緒にはいられない。身体には気をつけて。

息子のタミアンより

タルリネルへの手紙Letter to Thalrinel

親愛なるタルリネルへ

あなたが心身ともに健やかであることを願いつつ、この手紙をしたためる。というのもこの数週間、あなたは心身両面の健康を必要とするだろうからだ。

シルヴェナールの樹の従士の地位に就いて間もないあなたが、これほど大きな刺激を待っていなかったことは承知している。しかし、神々が我々に試練をお与えになるのは、我々をぬるま湯に浸らせておかず、鍛えるためなのだ。

フィノリエルと彼女のシルヴェナールの死は、我々にとって驚きだったことは間違いない。これは我々がアルドメリ・ドミニオンに加盟し、ケナーシズルーストの反乱に関わったことの代償だと言う者もいる。

女王やカジート全般に対する不平不満さえ、私はいくつか耳にしている。

こうした不和の種を、婚約の儀で露呈させてはならない!招待客のリストは見せてもらったが、あなたはまさになすべき仕事をしたと言える。ドミニオンに加わっている全種族のメンバーが招待されている。もし彼らが出席するなら、我々は彼らを親しい友人のように扱わなければならない。

もし我々が次第に大きくなる闇に立ち向かう定めにあるなら、誰が真の味方かを知るため、手を握り合わなければならないのだ。

それでは。

-E

ティルラニからの手紙Letter from Tillrani

ラナへ

言い訳にはうんざりよ。昨日の訓練は恥ずべきものだった。私が責任者だった時、こんな問題は一度もなかったわよ。

ミルク飲みの中には、ロランダの方がまともな兵士を作れそうな奴までいたわ!

連中をまとめなさい。パクトは私達をアテにしているのよ。

ティルラニ・スノウボーン

デニヤーへの手紙Letter to Danier

デニヤーへ

店はウェイレストの郊外だ(市税から逃れるためだ)。見つからないといいのだが

センチネルへ向かうんだ。そこならば安全だ

—マチルデ

デルズ・クレイムの報告書Del’s Claim Report

隊長

他に反対意見がなければ、我々であの鉱山を落とすつもりです。それが女王の命令ですし、こっちにはどんな問題にも対処できるだけの兵もあります。もっとも、バルケルガードに通じる道からは充分離れているので、何か問題が起きるとは思えません。

いつでも顔を出してもらって構いませんが、この件に関してこれ以上の手助けは不要です。

悪しからず。

——レンヌーン

テレンジャーへの手紙Letter to Telenger

最も立派な同僚である発明家テレンジャー

誇りを持ってヴィナンダリン・アオヌダーの推薦状を送る。ヴィナンダリンは6つの魔法系統で自身の優れた能力を証明した。クラスメイトの誰よりも喜んでいて、現地に出る準備もできている。大勢の候補者がいるようだが、ヴィナンダリンを研究に選んでもらえれば、彼の能力にはあなたでさえも驚くと思う。

ここファーストホールドで、彼は学生から見習いへと昇格した。教師一同、彼のことは本当に誇りに思っている!ヴィナンダリンを選んでもらえれば失望させることはないと保証する。

敬具、

ファーストホールドギルド幹事、ナモレルケア

追伸:メルディルがうまくやっていることと、南ですべてがうまくいっていることを願う。エズドゥインに関する文書の写しを待っている!

ドルテーヌ大将軍への手紙Letter to Grand Warlord Dortene

大将軍

星霜の書の管理を続けるというご判断に賛成です。仰せのとおり、戦争の遂行には星霜の書が必要です。あれを聖蚕の僧侶に渡したところでドミニオンやパクトの手に渡るだけでしょう。

聖堂の護衛に命じ、ベレニウスを敷地から離れた場所へ護送させました。また来るでしょうが、追い返し続けます。

——護衛イセリネ

ナーリナからターヴォへの手紙Letter to Tavo from Nahrina

愛しきターヴォ

できるだけ早く、センチネルに帰ってきて。借金取りがやって来てお金が払えなかったら、何をされるかわからないの。遺物が1ダースもあれば、借金を返しても余るでしょう。

敬具

ナーリナ

ナサニエル公爵からの手紙Letter from Duke Nathaniel

ダガーフォール・カバナントの上級王、エメリック陛下へ

親愛なる我が兄弟

いつものとおり、報告しておきたいことがいくつかある。いくつかは王国の警備に関することで、残りはもっと個人的なことについてだ。誰もいないところでこれを読んでくれ。それと、その内容について側近と相談して思慮のある行動を取るようにしてくれ。

何よりも重要なのはアルカイアの警備についてだ。残念ながら私の大きな懸念とは裏腹に、これから述べるアルカイアの問題点について、全くどころか、辻褄の合った対策すらも取られていないと感じている。

最後に連絡したとき、ヴァルミーナの信者達、つまり天上の夢見人に関する情報はあまりなかった。お互いにこの問題はすぐに解決すると思っていたが、そうはならなかった。信者達はさらに勢力を増しているようだ。近郊の農場が襲撃を受け、住人達があの狂った連中の仲間に引き込まれている。フレイム騎士団は信者を見つけたら捕獲するように命じられている、だがストームヘヴンの他の地域に拡大している脅威の対処については、あなたの指示を待っている状態だ。

フレイム騎士団は貴重な戦力を提供し続けてくれている。彼らはこの地域の忠実な守護者だ。彼らは私に協力して信者の問題に取り組み、アリクルの暗殺者による公爵夫人の暗殺未遂事件にも力を貸してくれている。フレイム騎士団の指導者、ヒューズ卿は、これは城の警備に問題があるために起きたことだと考えている。そして私も心からその意見に同意する。おかげで肩の荷が下りた。

最後に、最も個人的なことだが、私とラカナ王女との結婚をお膳立てしてくれたことに本当に感謝している。政略結婚は表面的で不自然だと思っていたが、私の間違いだった。彼女の暖かさと優しさがあったからこそ、私が夢にも思っていなかった愛情を2人の間に築き上げることができた。

2人ともあなたには感謝している。我々の不滅の忠誠を。

敬具

ナサニエル

追伸:レッドガード女性の寝技のことを…なぜ警告してくれなかったんだ?

ナルシスへの手紙Letter to Narsis

愛しきセロン

あの疫病が発症したのではないかと恐れています。あなたに会いたいわ。愛しい人よ

—イダ
—イダ

ネガエリオンへの手紙Letter to Negaelion

いとこへ

大義のためにここに来たと言いましたね。先人達を敬うために。侵入者達が積み上げた糞の山を止めるために。

でもここ数ヶ月で糞の山を積み上げたのは、私が見た限りあなただけです。あなたは私の食べ物を食べるし、私のロトメスを全部飲みますよね。一日中。少なくともあなたの奥さんは掃除を手伝ってくれますが、そもそもあなたが汚さなければ掃除はしなくていいのです。自分の仕事をするか、それができないなら家賃を払ってください。

—グラルデル

PS:マラバル・トールではどんな服を着ているのか見ました。「自分の服も洗わないほどの怠け者」はマラバル・トールの流儀ではありません。シャツを着てください。あんな格好で歩かれたら、それだけでアルトマーのプロパガンダになってしまう。

バシュシ・ラからの手紙Letter from Bashshi-ra

親愛なる友よ

センチタイガーのことで問題を抱えているそうだな。本当に気の毒に思う。ヴァレンウッドならありうることだ、我々が制御できない盗人と悪党と、恐ろしく神秘的な勢力で溢れているからな。

実は、お前だけに発見した有利な情報を知らせたかったのは、問題に深く同情するからだ。ヴァレンウッドのボズマーが近づかない古い洞窟があるんだ。ウッドエルフの寓話でハリダンの巣と呼ばれているが、ただの作り話だということは確かだ。そこには足しげく通ったが、「ハリダン」などには出くわしたことがない。

話を戻そう。大事なのは、その巣にセンチタイガーがいるということだ。かなりの数のな。お前ほどのやり手なら捕獲、繁殖、販売して、俺(もちろんその他の賢い実業家もだが)に売れば、大きな利益を容易に挙げられるだろう。

お前にだけ教えるが、いつまでも秘密にしてはおけないぞ!

バシュシ・ラ

ファディールへの手紙Letter to Fadeel

ファディールへ

フザルは飢えている!多くの蛇を飼いならす私だが、彼を飼い馴らせる者は誰もいない!フザルのお腹の鳴る音が砂漠に響いている。彼は新鮮な肉を渇望しているのだ。騙されやすい者たちをサンドブロウン鉱山へと送れ。フザルには大量の食糧が必要だ

ミルッダ

フィニア・マルコットへの手紙Letter to Finia Marcott

愛しきフィニア

この手紙を出すまで私がどれほど悩んだか、あなたには想像もつかないでしょう。でも自分自身と、自分の高貴たる親族のために最善のことをすべきだと決断した次第です。あなたは宮中における長年の大切な友達であり、仲間でした。だからこそ私の耳に入った噂(信頼できるいくつかの筋から聞きました)に、私は一層驚きました。あなたが最近政治的な「活動」をしているという噂に。

これを言うには多大なる勇気と後悔を伴いますが…もうあなたとの関係は絶たせてもらいます。あなたはある理想を抱いているようですが、戦時にそんなものを声高に訴えるのは反逆以外の何物でもありません。あんな連中とも付き合うべきではない。だから私は、もうあなたと一切関わりたくありません。

破滅する前に、あなたが自身の愚かさに気づくことを願います。返事は不要です。

—オリヴィエ・デルラスク公爵夫人

ペヴェレルからの手紙Letter from Peverel

レディ・デラット

あのシーマウント・オークどもは手におえません!我々を「よそ者たち」と呼んで、まったく敬意を示そうとしないのです。通商協定を結んでほしいという私の懇願も、一顧だにされない有様です。

結べる可能性のある協定をあきらめたくないお気持ちは分かりますが、ここには得るものなど何もありません!ダガーフォールの誰一人として、こういう蛮族と採算が取れる通商協定を結んでいないという情報は正しかった。ただ、貴女の情報提供者が省略したのは、蛮族どもに通商をしたいという欲求がそもそもないことです。

どうか、ダガーフォールに戻る許可をお与えください。ここの環境は最悪で(熱いお茶さえ出ないのです!)、もう1週間以上船で寝ることを余儀なくされています。一刻も早く帰りたいのです。

貴女のしもべ

-ペヴェレル・ステムセフ

ベールの女王へTo The Veiled Queen

未来のオーリドンの支配者、ベールの女王へ

オーリドンを占拠するための集結地として南ビーコンを利用する計画は進行中だ。灯台は現在我々の支配下にあり、強力な魔法の結界によって、我々が最も信頼する密偵以外の侵入を制限している。

前回話したように、オーリドン海峡の航海と、エリア内にいるアルトマー海軍艦艇の予定された船団の動きに関する最新の詳しい情報を、南ビーコンにいる我が密偵に提供してもらいたい。彼らは灯台の灯を使い、暗号によって我々の船に情報を中継で送ることになっている。

サマーセットの支配が確実になれば、今回の援助に対する報酬としてあなたにはオーリドン副王の名を授ける。

うまくいくことを祈る。

マオマー最高司令部
ピャンドニアのシーロード・マレロース

ベリアへの手紙Letter to Belya

ベリア

シェイディンハルではお前の助けを必要としている。反乱が成功しつつあるのだ。お前には我らの目となり耳となってもらいたい。急いでくれ。だが危険は冒すな。

—イオカンダス

ベルフォナスからの手紙Letter from Berfonas

ラエン

ここシルヴェナールでは奇妙なことが起こっている。いつになく緑の狩人たちが通りを歩いていて、しかも好戦的だ。グリーンレディが街に到着したと聞いたが、まだ彼女の姿は見ていない。そして3人の紡ぎ手は同様に引きこもり、メッセージは不可解で気味が悪い

シルヴェナールに急いで来るよう急かしてほしい!兵士ではなく、速度が重要だ!グリーンレディは婚約の儀の準備をしているという噂だが、シルヴェナール以外に彼女と結婚できる者がいるのか?

すぐに会えるといいな。杞憂かもしれないが、マラバル・トールでは何かがおかしい気がする

— ベルフォナス

ヘルミニアス・ソフスへの手紙Letter to Herminius Sophus

ヘルミニアス・ソフスへ

ハンマーフェルの遺跡へは行かないよう何度も手紙を書いてきたが、船の出港まで1ヶ月もないらしいな。この旅行について考え直すことを強く勧める。出かけずに、姉妹のレピダと一緒にリーパーズ・マーチにいるべきだ。

ここまで言っても私の説得に応じないつもりなら、沈んだ道にあるマケラ・レキの眠る地で行方不明になった学者たちのことを考えてみろ。

例えばアミニヤスだ。ハイエルフの才能ある学者だった。どうやら彼はダガーフォール・カバナントに過去の不安を蘇らせるかもしれない情報を探しに行っていたようだ。カバナントができてすぐに遠征に出かけたからな。

彼の前に、エバーモアのモルゴール・デシェリーもいた。何世代も前、事件が起きた直後にジョイル王の行動について書き記していた間に、姿を消した。彼女が書いていた原稿は間違いなく政治的な駆け引きの類、あるいはその時代にありえた弁護者のたわごとだった。だが、彼女の死は今でも残念に思う。

姉妹のためにも、お前の名を行方不明者のリストに加えるようなことだけはしたくない。

—J・イサカ

ヘレイン船長への手紙Letter to Captain Helane

親愛なる船長へ

自宅へ行ったけれど留守だったようで。でもあなたの船員6人ほどに会うことができたわ。見た目はタフそうに見えたけれど、残念ながらとても酒に弱かった。

また近いうちにお目に掛かりたい。私の船と船員にしてくれたことに対して、ぜひお礼を言いたいからね。

いい夢を。

レリサ船長より

ボーセク首長への手紙Letter to Headman Bhosek

反逆者「ヘレイン船長」と彼女が率いるシードレイクの集団に対して、ただちに何らかの手を打ってちょうだい!あの連中は島に1つしかない灯台をすでに1年以上占領しているのよ。その間、18隻の船が座礁したわ。

ヘレインが灯台を役に立たないようにしていることに、私は疑いを抱いていないわ。船を座礁させ、大破した船倉を手下たちに略奪させるためよ。そうやって荒稼ぎをしておきながら、あの女はあなたに税金を納めていないじゃない。これは犯罪でしょう?

交易が通貨なら、海運は血液よ。ヘレインの海賊行為がどんな結果をもたらすと思う?船舶はどこか他の港を探すようになるわ。つまり、食糧が入ってこなくなるってこと。

そうなったらトカゲでも食べる?マッドクラブやネズミで飢えをしのぐ?衣類を編む羊毛や靴に仕立てる皮革が底を突いたらどうするつもり?あなたの領地との交易で利益が見込めなくなったら、あなたの新体制もごく短命に終わるでしょうね。

お願いだから、配下のブラッディフィストを召集し、お金で雇えるどんな愚か者でもいいからかき集めてちょうだいな。セインツポートに兵を出してシードレイクを敗走させ、ヘレインの首級を挙げるのよ——あの女が手に負えなくなる前にね。

私はあなたにとってグレナンブラで最も頼りになる味方だし、私たちの提携が利益をもたらす限り、この先もそれは変わらないでしょう。ヘレインを排除して。私たちの友情を駄目にしないでちょうだい。

もしヘレインの強欲をこのまま野放しにするなら、次に槍の穂先にさらされるのはあなたの首になるかもしれないわよ。

あなたの友人

レディ・ブルンウィン

ボサムルの指示Bothamul’s Orders

アターガへ

キャンプをヴァッサムシ洞窟の真西にある島に移した。代金を回収したらそこで合流しろ。噂によれば、ここは世界最悪の鉱山だそうだ。だからここでグズグズしたくない。いいな?

サドリス・モラであの間抜けな2人組を見かけたら、きっちり落とし前をつけてやれ。我々が運営しているのは密売組織だ。怠惰な酔っぱらいじゃない。

ボサムル

ホスニへの手紙Letter to Hosni

息子よ、あなたが目覚める前にこれを書き残しておくわ。最悪の事態になれば、これ以外あなたに伝える方法はないだろうから。

アディマという女は毒蛇よ。彼女はあなたの精神に毒を送り込み、その心から光を奪った。彼女の目は間違いなく血を求めているわ、彼女は本当の女性ではないのかもしれない。

私の息子よ。あなたはこの世界で強く賢く生きてきた。あなたには全て教えた。何もかもよ。あなたがあのような女の策略に屈したということは、魔術師が関わっているのかもしれない。普通の人間であれば、あなたの考えや行動を操ることはできないはずよ。

これを読んだら、精神の窓が解き放たれ、きれいな風が心に吹き込むよう体の力を抜きなさい。ホスニ、あなたなら邪悪な夢から目覚められるわ。アディマのことは忘れるのよ、そしてサフィア修道女があなたに課す試練の中で懺悔しなさい。彼女が何が正しくて何を聞くべきか教えてくれるはずよ。それがどんなに辛い内容であってもね。

いつもあなたを愛しているわ。母より。

—シラーリ

ボルザーの手紙Borzugh’s Letter

歴史家マーガ!あなたの手紙はトログ・スパイトの盗賊が我らの努力を継続することを勇気づけることだろう。歴史を研究すれば分かるように、ブレトンとレッドガードは我らを裏切った。タムリエルの他の種族より無常に何度も。ゆえにモークル・クランは、常にダガーフォール・カバナントへの参加決定に反対してきた。

ショヴリー家の屋敷を狙うよう特に約束したのは、ブレトンの他の貴族たちがいまだ高い評価をしているからだ。彼らを殺すのは快感だった、モークル・クランを代表して栄誉を主張できるのが誇らしい。このことが馬鹿げた同盟から、オークが撤退する一因となればいいのだが。

— ボルザー・グロー・モークル

マギストリックス・ヴォクスからの手紙Letter from Magistrix Vox

親愛なるマニヴォルへ

モールボーンに対する私の取り組みをドーレス家が支援してくれることに大変感謝しています。あなたからの金銭や資源の寛大な寄付によって、我々の成功は確実なものとなるでしょう

三大神は偽りの神であると暴かれ、モロウウィンドは自由になるでしょう!

—ヴォクス

マリナへの手紙Letter to Marina

親愛なるマリナへ

噂を耳にした。君がその誤りを証明してくれるといいが。オクタヴィムスが自らの責務から逃れて立ち去る計画をしていると聞く。それがどんな過ちになるかお互いに分かっているだろう。君には彼を説得する必要がある。

君と彼の健康を願って言っているんだ。オクタヴィムスが立ち去れば何が起きるか、二人とも知っているだろう。それに友人達と街の暮らしを置いていくなんてどうして考えられるんだ?君がそうするとは思えない。

この件で私に手を出させないでくれ、マリナ。誰にとっても愉快なものではないだろう。だから良き妻になって、オクタヴィムスが留まるようにしてくれ。

– ニロ

マルク船長へTo Captain Marck

アルバート・マルク船長へ、最高の敬意をこめて

船長、来月センチネルにお越しいただけることを楽しみにしています。到着にあたり、ありとあらゆる用意をしてくれたことにお礼を伝えたくて、これを書いています

あなたが私の大きくなった組織の者と接触したということを知らせたい。腹心の友ス・ラシに。会われたでしょう?護衛、食べ物の準備などが確実に手配できるように動いています

また、雇った護衛の多くはダガーの環の元精鋭で、甘いムーンシュガーで作った独自の毒はモロウウィンドから輸入したものであること、そしてファハラジャード王の側近の代表者が、夜、あなたの住居に出入りしているということも伝えてくれました

お元気であることを願います。先遣隊はあなたが眠っているところを見つけるでしょう

敬具

クリン・レンドロ

ミニークからの手紙Letter from Minique

君を元気づけようとスプリングウォーターのワインを密輸しようとした。でも衛兵に没収されてしまった。

大丈夫、そこから出られ次第みんなで盛大なパーティーを開くから。飲み物は私のおごりだ。

— ミニーク

ミルッダからの手紙Letter from Mirudda

我々の同意について思い出させる必要もないとは思うが、この者はそうも言っていられない状況にある。

この辺りでは何週間も旅人を見たことがない。不意打ちする旅人が現れなければ、ゴールドも貴重品も手に入らない。それはつまり、あなたも何も得られないということになる。

4日間待つ。フザルが空腹になる前にこっちに物資を送ってほしい。

——ミルッダ

ミルッダへの手紙Letter to Mirudda

最近のごたごたのせいで、街道を使う旅行者は減るばかりだ。そっちに送り込めるようなのは誰もいない。

頼むから少し時間をくれ。方々の街からなんとか人を送るつもりで、そのための計画もある。ただ、実際に誰かをそっちに向かわせるには、2、3日必要なんだ。

とにかく、飼っているあのぬるぬるしたペットを近づけないでくれよ。じきに餌にありつけるようにするから。

モロウウィンドへの招待Invitation to Morrowind

your name殿

最も尊敬を集めるトリビュナルの戦詩人、ヴィベクの光栄なる友としてお手紙を差し上げます。あなたの活躍がヴィベクの耳に入り、話を伺いたいと願っています。できるだけ早くモロウウィンドの偉大なる島、ヴァーデンフェルへお越しいただけないでしょうか。セイダ・ニーンの郊外で私をお探しいただけますと幸いです。ヴィベク・シティまでお連れし、不死の神王にご紹介します。

ダガーフォール、ダボンズ・ウォッチ、バルケルガードかその他の都市から、ジャネッサ船長の船がセイダ・ニーンに向かっています。もしくはモーンホールド、ウェイレスト、ウッドハースからヴィベク・シティへお越しいただいても構いません。

カノン・ルレヴル
トリビュナル神官
アークカノン・ターヴス補佐

よろめく死者The Lurching Dead

タルデュへ

母さんは信じてくれなかった。トゲで覆われたゾンビなんていないってさ

まあいいや、ゾンビが農場のみんなを食べれば、信じてくれるさ!

—ソリー・ゴーデット

ラエリンへの手紙Letter to Raelynne

ラエリンへ

マスターの命令で今は離ればなれだが、必ず永遠に一緒にいられるようになる。アンダーパールで軍勢を集めろ。私もリップサンドで兵を集める。黄昏の森で落ち合って、シロディール北部の全てを滅ぼす。

マスターが後どのくらい指揮をするのかなんて、誰にも分からない。戦争では多くの死傷者が生まれる。強くて、不死と思われる者であってもだ。ウェイレストと同じように、きっとすぐに我々は自分自身のマスターになるだろう。

また会えることを楽しみにしている、かわいい姉妹よ。

— ガストン

ラカムドの手紙Rakamud’s Letter

シャルリへ

海岸まで群れを率いていたところ、戸口の階段に海の富がこぼれているのを見つけた時の驚きを想像してほしい。なんという賜物!

姉妹よ、急いで荷馬車を打ち砕かれた浅瀬に持って来てほしい。急げば、自分たちの農場を始められるだけの十分な金が得られる!

ラカムド

ラグナからの手紙Letter from Ragna

イルナ

タルデイク要塞での生活には飽きることがない!かわいそうなレドラン将軍に取って代わったドレモラについては、前の手紙ですべて書いたわね。今ではこの場所を、ほとんど私が運営しているようなものよ!

スカルド王は推し進めるべき議題と届けるべき伝言を送り続けてくるけど、ドロニール隊長には砦を元の状態に戻すよう要請された。新隊長が配属されれば少し余裕ができるかもしれないから、そうすれば家を訪ねられると思う。最後にイーストマーチに行ったのはいつだった?覚えてる?私は思い出せない!

コヌンレイカーには本当に戻りたかったけど、どう考えても無理。ゲームには参加するの?記憶が正しければ、あなたの弓術の腕前はかなりのものだった。街の訪問者を誘惑する腕前も。そっちの方もまだやってるの?(冗談よ、妹!)

そろそろ仕事に戻る時間だわ。部隊を視察したり色々やることがあるから。お母さんとお父さんによろしく。

— ラグナ

ラヤリルへの手紙Letter to Laryaril

ラヤリル

女王はマーブルクで元気にしているという知らせを受け取った。結局これは、我々の存在をあぶり出すために女王の瞳どもが仕組んだ、計略以外の何物でもなかったのだ。お前が襲った2人こそラズム・ダーとyour nameにほかならない。どちらもベールの継承者の敵としてよく知られた人物だ。しかし、連中がどんなに骨を折ろうと、我々の計画はまもなく実行準備が整う。

できるだけお前の姉妹が健在な風を装えと言ったが、もはやその必要はない。下水道を抜けてくるがいい。旧帝都監獄で落ち合おう。他にも対処しなければならないことがある。

-ペリディル

レアの手紙Rhea’s Letter

your name

あなたがこれを読んでいるなら、私は連れ去られているでしょう。幸運にも、私は災厄を予知しました。自らがニルンから連れ去られる姿を見るのは辛い体験でしたが、洞察を与えてくれます。黄昏の女神が良くおっしゃられるように、洞察には犠牲が必要なのです。

念のため、幻視の詳細を全て書き留めておきます。このメモが、あなたを他の預言者の元へ導くよう祈ります。そして、私の元に。

最初の幻視では、広い石の広間が見えました。エルフの手によって整備され、青い石によって輝きます。嵐の獣が広間をうろつき、3人の魔女もいます。魔女は目を見開いて笑っています。調査によれば、おそらくバンコライのラブルビュート遺跡でしょう。

2番目の幻視では、冷たい空気と鎖が鳴る音を感じました。死霊術師と忌まわしき存在がうろつく監獄です。不敬な静寂に満ち、何かを発掘しています。おそらく、リフトのファルダーズトゥースでしょう。

最後に、溶岩と灰の海に浮かぶデイドラ神殿が見えました。私はこの監獄に送られるのではないかと恐れています。大修道院の書籍によれば、メファーラの巣という場所だそうです。ストンフォールズを探してください。

暗い場所を探り、隠された虚無の鍵を手に入れて、集めたデイドラのエキスを使って、私達をオブリビオンから解放してください。私達はあなたを頼りにしています。実際のところ、タムリエルの全てがあなたを頼りにしています。

黄昏のご加護があらんことを、

レア

レイニラへの手紙Letter to Laenira

親愛なるレイニラへ

すべては指示を頂いたとおりだ。ウィスプに気をつけるんだ!花のように見えるが、何度も危ない目に遭ってきた

では、すぐに会おう

レオンス・ガヴァンディアンへの手紙Letter to Leonce Gavendien

レオンスへ

あなたが立てたフェルズランでの強盗計画は、お見事と言うしかない!廃虚になった古い砦を使うアイデアは計画の水準を物語っている。さすがは、その地域で悪名高いだけのことはあるわね

喜んで宝石を買うわ。品が手に入ったら、ノースポイントで会いましょう

—ラグラ船長

レディ・ルレラヤからの手紙Letter from Lady Lleraya

コルデラ隊長へ

ショーンヘルムの王冠を奪還しようと父が動いていることに気付いているでしょう。間もなく、リベンスパイアー中がモンクレア家にひれ伏すことになる

さて次は、私からの提案よ。あなたの部隊を貸すよう約束してほしい。そして、ドレル家とタムリス家を倒すために手を貸して。さもなければ、母の墓に誓って、私はビターハンドを破滅させるでしょう

他の問題に関してだけど、あの魅力的な少女とはどうなった?確か、かわいい官能的な唇のちょうど真上にほくろがあった。多分、彼女を借りられるかもしれない。誠実さに敬意を表して

すぐ返事いただけるよう、楽しみにしているわ

— LLM

レリサ船長への手紙Letter to Captain Lerisa

レリサ船長、この意味がよく分からない。乗組員たちに遺失物を並べさせて、いったいどんな得がある?幸運のさいころを失くしたデレゴアが、はたして気に病むか?「好色なアルゴニアンの侍女」の絵がないと、ヘアダンがこの先やっていけないと思うか?

俺は船を1隻買えるだけの金をかき集めるのにまだ四苦八苦してる。メイデンズブレス号で乗組員たちがなくしたつまらないガラクタなんぞ、構ってる暇はない。連中がなくしたものを見つける手伝いをしろなんて馬鹿げてる。

とりあえず、このリストはクレナードの途方もなく分厚いレシピ集と一緒にファイルしとくが。船長が正気に戻ることを祈るよ。

もちろん、化粧品やら衣装やらカツラやら、船長がいろいろ変身するために使うあれこれについちゃ、とっくに代わりを注文してある。

どれも微々たる値段だ。、きっと喜んでもらえると思う。だから、ちゃんと仕事をしてないとは言わないでくれよ。

-補給係テロニル

レンウェからの手紙Letter from Lenwe

息子よ、心配するな。そこに行ったときは怖かったと思うが、すべてうまくいくから大丈夫だ。

お前の長年の友達が昨日軟膏を手に入れた。彼ももうすぐそこに行くということか?彼には病気になってほしくないだろうが、お前を見てくれる人がいてくれれば安心だ。

体に気をつけて、そして星々の夢を見なさい。

またな。

— レンウェ

ワンサレンのトンネルWansalen Tunnels

他に何と申しあげればいいか分かりません。あの古い遺跡から兵を撤収しなければ、厄介なことになるでしょう。

クェンデルーンの巡回は興味深いでしょうが、それでもこれ以上深くトンネルを進ませるわけにはいきません。兵が全滅すれば、あなたの商品を守ることはできなくなります。我々が古いトンネルの底で見たもののおかげで、私の髪はもう白くなっています。

クェンデルーン深部の「ワンサレン」と呼ばれるトンネルは、兵士たちが給料の支払いを望むなら立ち入り禁止にすべきです。今度兵をお雇いになる際は、ぜひこのことを周知されますよう。

衛兵隊長へTo the Captain of the Guard

3人の召使と少なくとも6人の家族が、卑劣な魔術と思われる方法で殺害された。

数カ月前、偵察兵の一人が北から来た氷の魔女の一味を捕まえて処刑した。現在、奴らの一人が逃走したことが分かっている。彼女が祝福のために城を訪れる平民を装って、復讐を果たそうとしている可能性がある。信用できる衛兵と召使に命じて、今すぐ城の全ての出入口を封鎖しろ。周囲の村から来ている訪問者は、全員すぐに保護せよ。必要であれば拘束も認める。

ドロッダと呼ばれるこの氷の魔女は、オブリビオンの闇の力と同調しており非常に危険だ。見つけたら直ちに始末しろ。

ダイアフロスト王アゴマー

黄昏の魔術師への手紙Letter to the Twilight Mage

マスター・アヴァヤン

この者は間もなくセルフォラを訪問する予定なので、ぜひあなたの素晴らしいクラフト台を使ってみたい。あなたが問題なければの話だが。食料棚を補充するゴールデンワインを何本か持っていこう!

—賢者マラシ

家への手紙Letter Home

母さんへ

明日、ムークウォーターに上陸する。緊張してる…確かに、訓練は受けた。でも異国の地で戦うのはこれが初めてだ。まあ、異国の泥か。

周りの兵士達にはいろんなのがいる。自分達アルトマーは規律正しく、指揮系統を尊重する。でもレンリージャとオースブレイカーは違う。

レンリージャはカジートの私掠船だ。悠々としてる。演習もなければ点検もない…でも怒らせたら、その戦いぶりはすさまじい。ボズマーを待ってる間に沿岸で一緒になったけど、共に休憩時間を過ごすのにはいい相手だ。ムーンシュガーは試さなかったから、安心してほしい。

オースブレイカーはボズマーの蛮族だと、みんながいつも言ってる(パモルウェン隊長は違うけど、階級のせいだと思う)。彼らは野菜を食べて、木で彫り物をしたりする。原始的な慣習がなければ幸せだろうにと思うけど、不気味な連中だ。カジートとは互いを避けてる。

自分達はワインの持ち込みを禁止されたから、彼らの肉の酒を試してみた。あの「ロトメス」は、最初はまずいけど慣れてしまう。

上陸したらどうやって団結するんだろう?アルゴニアン側は民間人だけど、大勢いるはずだ。シャドウフェンは自分達と全く異なるし危険そうだ。動物達はモロウウィンドから来てるんだろう。あんな生き物と暮らす者達なら、かなり強いに違いない。始めるのが楽な相手からで良かった。

いとこ達によろしく。

息子より愛を込めて
フィルピニル

解雇の手紙Dismissal Letter

メローモ、もうこの大学には来ないでほしい。思慮の足りない実験ばかり続けていたから(繰り返し警告したにも関わらずだ)、もうこうするしかなくなった。

今すぐに私物をまとめて、敷地から立ち退くように。

— テレンジャー

穀物の中の鼠Rats in the Crops

ハラーニ首長へ

家のいくつかは嵐で損傷し、多くの鼠が作物を狙って来ています。鼠の対策をしていますが、いつ手助けをお願いできるのか、お伺いしたいのです

ウィンドキャッチャー大農園にいる私どもの中には、建築家はいません。簡単な補修はできますが、ミストラルの助けなしにすべて修理することはできません

お返事を待っている間、できることをするつもりです

忠実なしもべ

—シラト

最も切れる刀剣The Sharpest Blade

隊長へ

戦争に関するマスターの最近の考えを以下にまとめる。知ってのとおり、彼の考え方はダークエルフの指揮官達を何世代にも渡って感化してきた。同じように役に立つかも知れない。

彼はシロディールの作戦が成功することを祈っている。

– – – – –

偉大なリーダーは、最も強力な魔法を温存しておくものである。

相手を理解するには、相手の鎧を着る。弱点がどこにあるかを知ること。

最も鋭い刀剣は最も柔らかいマントの陰に隠すこと。

地面の固い場所と柔らかい場所を知っておくこと。いつも勝者となる。

戦闘はすべて幻だ。その幻の強さは自分次第である。

作業長の手紙Foreman’s Letter

鉱山労働者へ

魔術師ギルドはこの事業の中止を決定した。

ギアラは我々の時間を無駄にしたようだ。ここにいる間、全部で3つの晶石を見つけた。そのうち2つは、彼女が魂石として使おうとした時粉々に砕けてしまった。彼女に作るだけの能力がなかったためだと思われる。どうやら、多くの魂石がクリスタル状であることには理由があるようだ。

魔術師の思いつきで命を犠牲にすることはできない。この鉱山からは十分な利益が得られないため、事業を中止することにした。所持品を整理してこの洞窟から退去してくれ。次の仕事を探すために、コイグリンに戻る予定だ。

死亡者が出る前に、全員ここから避難するように。

全てを捨てて、先に進もう。

—作業長

三悪人の王に対する嘆願書The Three’s Petition to the King

王への嘆願

今やストームヘヴンで三悪人は恐れられる存在となったが、我々の始まりは酷いものだった。我々はそれぞれが貧困のなかで育った。盗みを学んだが、それでも生きていくだけで精一杯だった。我々の狡賢さと連携は、我々に大きな富と多くの従者をもたらした、だがこれは我々が求めていたものではない。
しかし我々は愚かでもない。無法者としての日々が終わりに近づいていることを理解している。何年にもわたり捕獲から逃れ、事業を拡大することもできるかもしれない。だが罪を償わなければならない日がいずれ来るだろう。我々はその日が来ないことを望んでいるのだ。

我々は根っからの犯罪者ではない。だから今、王の恩赦を求めている。残りの人生を無実の人々から金品を奪い、フレイム騎士団から逃げ回ることに費やしたくない。今の仕事を法に則った事業に発展させたいのだ。

恩赦と引き替えに、手に入れた財産の半分を譲ろう。財産は今勘定しているところだ。だが安心してくれ、かなりの額になるはずだ。我々が本気であることを証明するためにこの贈り物を送ろう。我々の嘆願を熟考してみたくなるはずだ。

敬白

三悪人

私信(秘密!)Private Dispatch (Secret!)

気付かれずに抜け出すことができたら、他の者と川近くの遺跡で合流すること。兵士達にはその周辺を避けるよう命じておいたから、問題は起きないはずだ。デュレール・ギルヴェー二。このメモは読んだら処分するように。でなければ灰になるまで焼いてやる。

職人の工房への手紙Letter to Artisans Craftworks

ジェンディン・ベレス

兄さん。忙しいところごめんなさい。送って貰える約束の荷物がまだ届いていないの!家の店に並べる商品がなくなってしまう。注文の商品をできるだけ早く配送して

ともかく、モーンホールドに届くまで待ちきれない。手紙にあった、物凄い鍛造用具を早く見たいわ。それを作った鍛冶屋と生産者に会えるのが待ち遠しい!

兄さんへ、愛をこめて

—ブリヴィシ

大学からの拒絶の手紙Academy’s Rejection Letter

オッピウス殿

またあなたは「ゴブリンがクモやクワマーなど数種の生物を家畜化している」との主張を繰り返した。今回もお伝えしなくてはならない。大学の会報は、そのような確かな証拠のない奇妙な主張を掲載できない。

あなたが証拠を示さない最大の理由は、存在しないからだ。ゴブリンには自分たちを家畜化する知能すらない。他の種族を家畜化するなんて無理だ。前提は馬鹿げており、論拠は薄っぺらで、結論はまったく根拠がない。

突拍子もない論文は、不信を打ち消すためになおさら強い証拠が必要だ。これほど異論を呼ぶ主張に証拠がないとなれば、嘲笑されるだろう。私も喜んでそこに参加する。

時間の無駄だ。自らの主張を裏付ける確かな証拠が見つからない限り、奇抜な出来事についても報告書を送りつけないように。証拠があっても、大学が認めた連署人が論文の内容を真実だと確認し、共著に応じる必要がある。

もう二度と報告しないでもらいたい。ペテン師としての君の未来に幸運を祈る。

フェリシタス・マリシウス
主席編集者
種族と考察ジャーナル紙

大学への応募Faculty Application

担当者様へ:

アルドメリ作法大学で人材を募集していると友人から伺いました。私には文化と礼儀作法に関する膨大な知識と経験があるため、その仕事に極めて適任だと確信しています。ここ5年間貴族の家庭教師として働きました。

経歴:
— ライリス家を5年間指導。
— 社交術に熟達。
— 礼儀作法に関する広範囲に及ぶ授業を修了。
— アルドマーの歴史とアルトマーの概説に精通。

採用を検討していただけますと有難く思います。返事を楽しみにしています。

敬具、

ファーストホールドのコラッセウェン

彫刻による諸問題Statuary Complications

珍品の提供者である帝国の輸入業者へ

貴社が納入した彫像を回収するのに荷車が必要です。ガーゴイル像は実に見事にガーゴイルらしさを表現しています。でき過ぎと言えるでしょう。彫像が、本物の生きたガーゴイルを発情させ、彼らを呼び寄せるのです。この像は返品しなくてはなりません。

衛兵が彼らを追い払っていますが、ガーゴイルの怒りはどんどん増してきています。後どれくらい持ちこたえられるか
〈手紙は終わっている:ページの残りは血痕で覆われている〉

濡れたメモSoggy Note

もうこれまでか。毒の剣にやられ、沈没船で死を待っている。何ということだ。カニがもう品定めを始めている。笑えるな。カニはいつも大好物だった。おあいこか。

懐かしく思いそうな全員に別れの言葉を書こうと思ったが、そんなのはやめた!クソ野郎どもめ、この仕打ちの報いを受けるがいい!

これを読んでいるのなら伝えておく。俺の元友人が難破船から凄い財宝を盗んで、ハザクの洞窟へ持っていった。それには王の財産と同じ価値がある。奴らを殺したら、お前にやる!

もう眠くなってきた。何という人生だ。ここは便所だ。消えてせいせいする。

評論家へTo My Reviewer

拝啓

親切な紳士があなたの「上級公ライリスXII世の宮廷訪問」というパンフレットを届けてくれた。この素晴らしい書物は、風格のある語彙を披露しながら、君主の宮廷の様々な短所を説明してくれた。

私の道化師のような出し物について、特に「ひどく不快」そして「好色で愚か」と表現して親切に褒めてくれた箇所が、とりわけ気に入った。その正直さと率直さは称賛しよう。偉大なる芸術家らしく、前向きな批評は歓迎する。

ぜひ私の宿に招待させてくれ。到着時には、階段から何度も落としてやろう。目標はあなたの首を折り、大きく空虚なその目から命の最後の光が消えるのを見ることだ。

敬具

ファラレル

憤った雇用者An Irate Employer

作業長アルバヌス

お前の仕事は、木を伐採して材木を街に輸送する作業を監督することだ。子守りじゃない。これ以上、呪われた大地だの、血を流す木だのといった物語や、おびえた作業員の泣き言を聞かされたくない。

自分の仕事をしろ。さもなければ他にできる奴を探す。

マクシミヌス

憤怒の手紙Furious Letter

この豚野郎!!!!

あなたなんか、うちの豚よりも豚野郎よ!おまけに私の姉妹となんて!!!!豚に内臓を掘り返されながら、情けを求めて叫んでひどい死に方をすればいい。この豚野郎め!

子供達を連れて姉妹のところに行くわ。その姉妹じゃない、あいつなんかくれてやる。別の姉妹のところに行く。

死んでしまえ!!!!

兵士の手紙A Soldier’s Letter

ギレスへ

ある日、センチネルの酒場で飲んでいたとき、隣に座っていたブレトンが政治について話し始めた。お前も前線での酒を懐かしく思っているだろう。約束だ。お前が戻ってきたら最初の数杯は私がおごろう、ただ酔っ払いの政治論を聞かされる羽目になるがな。

このブレトンは、次第に声を荒げていき、私達がアルドメリ・ドミニオンと戦っている理由について不満をぶちまけた。彼は経済的要因について話し、資源のことを語り、製造業について意見を述べた。そして解決できないような問題について話し始めると、ついに飲むのをやめた。これだけ長々と聞かされればこう言うのは簡単だった、「お前は間違っている」。

この男はドミニオンと戦うことがどんなに大変なことか知らないのだ。戦場では、経済や資源や宗教のことなど気にしてはいられない。戦場に行くのは殺される前に殺すためだ。

ここにいる者は全員真実を知っている。アルドメリ・ドミニオンの高慢なエルフ達が考えていることはただひとつ、占領のみだ。奴らにも基本的な考えというものがあるが、奴らはエルフ以外の生物を支配下に置くことだけを望んでいる。私達と同じだ。

私はお前から聞いたことをその酔っ払いに話した。奴らから帝国を守っている私達のような兵士がいなければ、エルフに際限なく押し込まれ、ついにはハイロックの海岸からシロディールの心臓部まで支配されてしまうだろう。

どんなアルトマーもブレトンを見れば人間だと考えるはずだ。どんなアルトマーも私のようなレッドガードを見れば…つまり逃げることはできないのだ。彼は私がレッドガードであることをよく知っている。オークとは似ても似つかない。それにエルフでもない。

この街の人々からは徐々に緊張感が失われていっている。誰もが戦争という現実を受け止めるようになったからだ。それに今でも時々、街で堂々と商売をしているエルフを見かける。この街は彼らが公共の場を歩ける程度には正気を保っているのだ。街の城壁の中では、一握りのハイエルフ達が魔術師ギルドに出入りしている。街の衛兵が平和を維持している限り、彼らは商品を売るだけでなく、大好きな果実の香りがするワインを注文することもできる。私達は平和を愛している。

だが戦場に行けば容赦はしない。叱りつけてやった騒々しいブレトンを除けば、私達がアルトマーとの戦線を維持しているということは誰もが知っている。無事に街に戻れば、私達は英雄として迎え入れられる。そしてあの酒場で騒ぎながら酒を飲むのだ。

だから無事に帰ってきてくれ。

無事を祈っている。

ドゥカク・アフワジフ

変更された書Altered Missive

友よ

新しい雇い主を見つけた。ウェアウルフを退治しろ。1つ耳を持ち帰るごとに、彼が大金を払ってくれる。

急いで静かに行動するんだ。誰とも問題を起こしたくない。

豊富な生の素材A Wealth of Raw Material

この小さな島には、おびただしい数の死体が埋葬されている

直ちに彼らを蘇らせるべきであろう

アンゴフは大いに満足するに違いない!

—グリヴィア・ブラッドコーラー

魔術師からの追加書簡Further Missive from the Mages

皆さんへ

いつもご協力ありがとうございます。危険な仕事に対する皆さんの意欲や勤勉さに心から感謝します。ですが、クリスタルを回収するときはもっとしっかり識別するようにしてください。

申し訳ありませんが、皆さんがこれまでに採掘したクリスタルは、私達が合意した品質に達していません。私達が持っている標本と比較してみたところ、どのクリスタルにも不足しているものがあります。魂石にするにはこの大きさでは小さすぎるのです。不十分です。産出量が増えないようであれば、この事業計画を見直さなければなりません。

ギアラは皆さんが採掘した2つの「虚ろな石」を使って実験を行っています。しかし、確定的な結果を得るためにはさらなる調査が必要です。要するに、遥かに多くの石を必要としているのです。皆さんが見つけた不要なクリスタルを売れば多少の利益は得られますが、これだけでは経費を賄えません。

つまり、もっと晶石が必要です。十分な量が見つけられれば、皆さんの雇用費という巨大な泥沼からこの事業を救い出せるはずです。

敬具

ウェイレスト魔術師ギルド

魔術師ギルドの書簡Missive from the Mages Guild

皆さんへ

日頃からの協力に感謝します。この発掘作業が少しばかり危険をはらんでいることは分かっていますが、その努力は必ずや報われることになるでしょう。

もう一度言いますが、私達はこの洞窟を掘って特殊なクリスタルを見つけてもらうために皆さんに報酬を払っています。作業長が標本を持っています。皆さんへの報酬はその標本との適合率に従って増減します。クリスタル以外のものでも、必要な時間までに届けられるのであれば、保管しておくようにしてください。

また作業長には、危険な生物が現れた場合に備えて、衛兵を雇用して皆さんを守る義務があります。皆さんが死亡したり怪我をしたりしても私達は責任を負いません。皆さんであれば、現地の野生生物を怒らせることなく、深く掘り進めることができると信じています。だからこそ皆さんを雇用したのです。

私達はクリスタルだけでなく珍しい石も探しています。「晶石」と呼ばれる石です。作業長が標本を持っているので確認してください。傷や汚れのない状態の、この「虚ろな石」を探しています。

学者のギアラは、その球のような形状と、魂石としての適合性との間には何らかの関係性があると考えています。一般的なクリスタルの形状のものよりも、球のような形をしているものの方が、遥かに多く貯蔵できる可能性があるのです。ただし無傷のものでなければなりません。

皆さんが勤勉に働けば、間違いなく双方の利益になるでしょう。

心を込めて

ウェイレスト魔術師ギルド

未完の手紙Incomplete Letter

母さん

ここで私が成し遂げたことを見てもらえたらと思うわ。この街はあなたが思っているようには自然を拒んでいない。強いて言えば、ここでは人との関係が私たちには想像できないほど複雑かな。母さんが私に裏切られたと思っているのは知ってる。母さんが教えてくれたことすべてに背いたと思っているんでしょう?でもそうじゃない。私は教わったことを吸収し、そこに自分の居場所を見つけたの。いつも母さんがそうすべきだと言ってた通りにね。それを母さんに分かってもらえるなら、私は何だってするのに。

お願いだから、一度訪ねてきて。「協約」を続ける準備は出来ているの。何なら——

未完の手紙Unfinished Letter

愛しきダリイ

鉱山での労働はとても厳しく給与はあまり見合っていないけど、いい知らせがある!作業長が担当者を買収して、現場にクワマーが来たんだ。卵もたくさんある。だから、やっとまともな食事ができるよ。

すぐ会えることを願っている。

目の騎士団の派遣Order of the Eye Dispatch

アイベアのアークメイジ様

この手紙がすぐに届くことを祈ります。占い師の仲間と一緒に衝撃的な発見をしました。恩恵なのか、災いなのかはまだ分かりません。残念ながらこれを発見するために十分な力がないのです。本件はこの世代の最も偉大な魔法使いの知識でさえ足りないかもしれません!

恐れながらお願いがあります。一刻も早くモーンホールドの魔術師ギルドホールでお会いしたいのです。到着されたら全てをお話しします。

シラベインの目
案内人スカルディア、目の騎士団の占い師見習い

夜母は見ているThe Night Mother Watches

あなたは影座の下に生まれてはいないけど、だからといってシシスや夜母があなたの願いを拒絶することはない。彼らに祈れば、力を得られるでしょう。彼らの名の下に生命を奪えば、彼らから尊敬を得られる。我が民の伝統のために立ち上がりなさい。

ウタ・テイと仲間たちに惑わされないように。ウッドエルフの信仰を実践することは異端よ!行動を起こさなければ、我々はまた奴隷にされてしまう。彼女はそのことを理解していない。あなたが狩人の一員に選ばれたのには理由がある。共に戦い、共に死にましょう!

—スリム・ジャー

鍛冶師助手メール 25週間目

171日目
小屋、小屋、また小屋だ。小屋を見るのはもういやだ!もう小屋はたくさんだ!ナラスギに言ったら、うなり声をあげた。結婚する前にうなり声をあげたことはない。明日はまた小屋を見ないといけないな。—アクセル

172日目
いいことを思いついた。母さんの小屋に住めばいい!母さんと一緒に!そしたらお金が浮くぞ。そしたらナラスギはまたうなり声をあげた。だから出かけて物資を集めてきた。—アクセル

173日目
アクセル・ロックバイターだ。ナラスギと小屋を見て回る前に物資を送っておいた。小屋を見るのはうんざりだなんて言えない。とりあえず行ってくる

174日目
今日はいい一日だった。今度はナラスギが小屋を見るのはうんざりだと言った!物資は一日中探して集めた。これでいい剣を作ってくれ!—アクセル

175日目
母さんと暮らすことになった!ああ、アクセルだ。ナラスギは俺たちの小屋が買えるまで、母さんと暮らすと言った。さあ母さんにいい報せをつたえなきゃ。物資はいつものところに置いた。—アクセル・ロックバイター

176日目
母さんは俺たちと一緒はいやだって!悲しくなるよ。ナラスギはすごく怒ってる。俺に物資を探してこいと言い、自分は母さんともう一度話すと言ってた。お互いにケンカしないといいんだが。—アクセル

177日目
母さんが俺たちと一緒がいいって!母さんとナラスギはずっと話してたよ。おかげで母さんの目にクマが出きてた。俺たちに一緒に暮らしてほしいんだって!とてもうれしい。おっと、あやうく物資を忘れるとこだった、はいどうぞ。—アクセル

調理師助手メール 27週間目

185日目
また独りで旅に出て、またこうして品物のお知らせができて嬉しいわ。頭痛は良くなって、目のけいれんも止まって、悪夢を見ることもなくなったわ。肉体的な苦しみがなくなると、私の収集能力はずっと優秀になるわ!

186日目
サバンナの外れに到着して、前方にはヴァレンウッドが見えるわ。また日陰の中を歩けるのは嬉しいわ。もう既にいろんな品物を届けて、楽しく気分転換できているわ。変わった品物がいくつかあるから、ボズマーの村を見つけて取り引きがしたいわ。それに、あのロトメスをもう少し飲んでもいいわね。肉のビールなんて!気づくわけないわ。

187日目
森の魔法で、朝は背骨が固くなるわ!眠るために空き地に行って、寝袋を敷いて旅行用の毛布をかけた。旅に出てから何百回もやってきたようにね。目が覚めたら大きな洞窟の中にいて、何か木の霊魂のようなものが覆いかぶさっていたわ。木の霊魂の息は、キノコのような匂いだった。一応言っておこうかと思って。

188日目
この品物は、森の守護者の洞窟で集めたものよ。役に立つことを祈っているわ。後で分かったけど、森の霊魂は私の荷物からムーンシュガーのような匂いがしたせいで、近づいてきたみたい。喋れないみたいだったけど、ある種の精神の魔法で理解し合うことができた。霊魂が甘党だったなんて、想像がつかなかったわ。

189日目
霊魂に導かれて、森の奥深くまで入っていったわ。きちんと説明することができない景色を見たの。霊魂の世界の純粋な光は、私の魂と響き合った。光は過去のこと、未来のことを教えてくれた…霊魂の獣と出会い、獣は私の魂を見つめていたわ。

190日目
心からお詫びをさせてちょうだい。在庫を確認したら、あなたに品物を送ったのは間違いないんだけれど、送ったかどうか思い出せないの。唯一言えるのは、カジートの宴会から持ってきたケーキは、ムーンシュガーよりも濃い味がしたわ。最近の手紙で、もし私が何か変なことを書いていたら、本当にごめんなさい。

191日目
やっと意識がはっきりしてきたわ。ウッドエルフの親切なもてなしのおかげよ。彼らの習慣でテーブルに置かれた厄払いの植物を見て、ガヴィンを育てた時を思い出したわ。あの子は小さいころ、お肉以外何も欲しがらなかった。離れまでの往復で、私は食事制限の必要性を感じたわ。

付呪師助手メール 24週間目

165日目
空腹でしたし、疲れてもいました。そこで私は、ステンダールの篤信者でもあるノルドの男のもう一度会いたいという申し出に対し、できるだけ賢明な対応をしました。喜んで、と答えたのです。少ししてから後ろめたさを感じましたが、リアムにプロポーズされたわけではないのですから。そして私はジャコソンの頬にキスをしてから城へ駆け戻りました。

166日目
お客様、お元気ですか?レイヴンウォッチ城での日々は元通りにならいましたよ。召使は無事でしたし、私たちも再び定期的に食事を取れるようになりました。アドゥサは秘密の任務から戻り、私も付呪の修行を再開しました。それに材料の収集もです。どうぞ、素材をお受け取り下さい。

167日目
メリナ・キャッセルです、ご無沙汰しております!また旅に出て、技を磨き、お客様のための材料を集めています。この度、センチネルへと旅をし、アリクルの奥深くへ赴くことになったのは、伝説の付呪師、ヴェロイン・ギンバートに師事するためです。私はダガーフォールで彼女に会ったことがあり、彼女もそれを覚えていると言って下さいました。どんなことを教えて下さるのかしら?

168日目
上級王の黄金という素晴らしい海の乗り物の上で手紙をしたためつつ、センチネルの街へと向かっています。召使のエステルが付き添ってくれており、長旅の間の話し相手になり、必要なときには滋養を捧げてくれています。ヴェロイン・ギンバートの教えを受けるのが楽しみです。あの方はルーンやグリフで私などには考えも及ばなかったことができると聞いています!

169日目
お客様、どうやら私たちは襲われているようです。上級王の黄金は素晴らしい帆船ですが、海賊旗をはためかせた3隻の船に追いつかれつつあります。バリスタがこちらに向けられているのが見えます。海戦に加わったことはありませんが、もっとフェアな条件で初陣に臨めたらよかったのにと思わずにはいられませんでした。

170日目
バリスタのボルトが船の周りの海面を貫き、双方の魔術師の指から放たれた魔法の炎が飛び交うのを見て、無力感にさいなまれていました。敵船が近づいてくれれば、私の特殊な才能を発揮できるのですが。今は下がって成り行きを見守るほかありません。運が良ければ、この材料があなたのもとへと届くことでしょう。

171日目
どうやら海賊船はこちらの船を沈めるよりは拿捕したいようです。一隻が横づけし、海賊たちが乗り移る準備を始めました。公然と本性を現すのは避けたいことですし、このような海の真ん中ではなおさらでしたが、他に道はありません。海賊たちに上級王の黄金を乗っ取らせるわけにはいきません。

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