謎と手掛かり

Mysteries and Clues

アルゴニアンのリストList of Argonians

話をする必要があるアルゴニアンの名は以下の通り。彼らはシャドウフェンの沼地の奥深くで見つかる。

タザトル:サンスケール・ストランド付近。

ダス・ギート:ヒスミール付近。

ピーシャ:ハッチング・プール付近。

各地点に接近する際は警戒を。ブラックガードがこの哀れな者たちに目を光らせている。

イザード船長の手紙Captain Izad’s Letter

セインツポートの星の上に立て
そして永遠の見張りを偵察しろ
門を迂回して祠に向え
北西に戦士が立っている
南に45歩進め
左のヤシの木から見える
鉄の顔の島が
岩の指に従い
壊れた船を通れ
停泊中の石の船を見つけろ
その港にある葉の下に富は眠る

ヴァレリックの日記Valeric’s Journal

仲間は教訓を肝に銘じている。3つ以上の月の周期の間、問題は起きていない。ジャルクは自分の猫と音楽があるおかげで、獣を寄せ付けずに済んでいるようだ。だがララには不安にさせられる。公然と無謀なことをしたわけではないが、彼女が吸血衝動にかられていることを知っている。

できることと言えば、彼女を教え助言し続けることだけだ。何かこだわる他のことを与えなければならない。私は彼女を信じているし、導いた方向性を彼女が維持するだろうことがわかる。そうでなければ困る。

***
父の悪は、日に日にもっと下劣で邪悪になる。彼は今、自分の命令に従うための、ほぼ知性のない血の虜囚による軍隊を作っている。窓の外にある泉の側でうろついている彼らが見えるのだ!あの男はとどまるところを知らない。

彼は何を計画している?軍隊を作るのには1つしか理由はない。彼は本気でスカルド王に挑むことを考えているのか?それを許していいものか?いやしかし、私も仲間も父を止める力などない。

どうすればいいのか、私には本当にわからない。

ウェナーヤシルWenayasille

活気と成長の時
長い昼と短い夜
豊かな命、永遠の日
果実が実り生物が繁栄する

ヴェランディスの日記Verandis’s Journal

ここまで近づけるとは、夢にも思ったことがなかった。研究がようやく実を結んだのだ。ストーンハスクの器こそが、未知に対する答えだった。これは二つの希望を生む。一つは死後の世界から死者の魂を復活させられるようになる。もう一つはコールドハーバーから吸血鬼の魂を解放し、モラグ・バルから解放できる。この途方もない業を、まずは定命の者に対して試すつもりだ。リソルダという女性が消耗性疾患で死んだ。実験の成功を確認したら、よりリスクが高い吸血鬼の魂に対して試そう。この興奮がぬか喜びに終わらないことを祈る。

* * *
全ての答えを得たと思うとは、なんと愚かだったのか。ラダ・アルサランに定命の者を守るよう説いたのに、その私の実験が定命の者をいたずらに苦しめている。私はリソルダを復活させようとした。当初は歓喜した。確かに死から蘇ったからだ。だが完全ではなかった。生者の世界に戻ったことで、彼女はおかしくなってしまった。激怒していて、炎のように憤怒を感じられた。彼女を助ける術は考え出せなかった。誰にも危害を及ぼさないようにするため、彼女を殺さざるを得なかった。吐き気を覚える。私が傲慢だったため、リソルダにとてつもない苦しみを与えてしまった。恥ずかしい。何がうまくいかなかったのかを突き止めねば。私自身のエキスをいくらか聖骨箱に入れれば、実験が安定するかもしれない。次に試そう。

* * *
未知の要因が多すぎる。儀式を変更したが、完遂は無理だった。魂をコールドハーバーから引きずり出すのに必要な生命力は…代償が大きすぎた。過程はこの日記に記録するが、実行してはならない。ストーンハスクは信頼性に欠ける手法だ。今のままでは。苦しい決断だが、正しいとわかっている。リソルダの時のように、他の者を傷つける訳にはいかない。危険にさらし、苦しませるわけには。この研究は終わりだ。

* * *
生と死の循環がない世界がどのようなものになるかという考察も始めた。可能性には背筋が凍った。どうして私はこれが平和への道だと思ったのか? 実験と研究をあそこでやめたのは正解だった。

* * *
なぜラダ・アルサランからの招待を受け、グレイホームへ来たのだろうか。好奇心からか。グレイ評議会の軌道を修正し、ストリキが必死に追い求める戦争を回避させることを諦め切れなかったからか?器具は全て持ってきた。彼らが作った儀式の部屋は、本当に素晴らしいものだった。一時はツィンガリスと改めて研究し直すことも考えたが、それは愚かなことだと悟った。自分のエキスを聖骨箱から引き出せないのは残念だが、それはどうでもよい。とりあえずは、一階の武器庫にしまっておこう。他の聖骨箱に紛れ込ませて。グレイホームに長居する気も、グレイホストのグレイ評議会に残る気もないが、聖骨箱はここならきっと安全だ。自らの過ちに対する戒めとしよう。定命の者と吸血鬼の間の平和を仲介するつもりなら、この先の道はとても長い。ここを去る時が来た。

ウレネンヤ姫の手紙Princess Urenenya’s Letter

クラウドレスト別館、アルトマー遺産の助手サピアルチ、ペローラによる翻訳

「愛するクラツガールへ」

「私の愛情は不変です。父の命令による婚約はお断りして、そのためにとても苦しみました。本当の愛する人から離れているのだから。でも、以前手紙に書いた病気はずっと悪くなっています。私の命ももうすぐ終わりのようです。直接会ってお別れを言うために、あなたに会いに行くことを決意しました。でもその後は、シラーセリに戻らなくてはなりません。あなたは素敵な計画を持っているけれども、私が機械の体になることで永遠に生きることは、どうかあきらめてください。私が愛しているのはオートマタではなく、情熱的な技術者のあなたです」

「ウレネンヤ」

エルドブジョルグの必要な材料Eldbjorg’s Needed Ingredients

ドレモラのつま先(できれば「小指」が好ましい)、14
クワマーの皮膚の塩漬け、12
等身大のオーチカリックスキーヴァーの小像、3
鋳造されたメーリンガーチャウダー、2ボウル
ウェアウルフの鼻毛(ライカンスロープ症の代わりになる!)、7
緑に染めた木綿が詰まった角、12
シードレイクの羽、25
化石化したドワーフの指の爪、1
わずかなボズマーの乙女の血、3ドラム
吸血鬼の灰、2樽
巻き毛のウィレスの髪、3ドレッド(金髪かダークブラウン、黒髪は不可)
未完成のグリモア、3
充填されたリッチの聖句箱、1
カジートの尾、28
湿ったハグレイヴンの唇(上下セット)、4
鉄のインゴット、3

エンザミールのメモEnzamir’s Note

私のことを疑ったな?まあ、このメモを読めばお前たちの完敗だと分かるだろう?次に会ったら金を用意しておけ!

この剣がここにあったことには驚いた。剣聖サイ・サハーンの剣と思われるが、なぜここに残したのか。わざわざ剣を引き抜こうとは思わないがな。もし私に引き抜けないなら、お前たちに見込みはない

怠け者2人がここまで来たら、次の課題を与える。覚悟しておけ!

エンザミール

ガシエルの占星図Gathiel’s Astrology Chart

淑女は不屈の意思と変わらぬ健康の星座だ。淑女が輝くとき、彼女は病人に微笑んでそれを癒し、困難を貫く者に報酬を与える。

(これはガシエルの星座だ。森が我らに反抗してきて以来上昇している。彼女の健康の前兆か、それとも他の何かか?樹の従士ロロン)

クラリットの手掛かりKuralit’s Clue

クラリットはボズマーの泥棒が銀行に忍び込むのを見た。もしやあの職人か?

クンザ・リと--の月Khunzar-ri and – – Moons

クンザ・リが映りこんだ満-を-した時
-は他の--の-を獅子たちが睨みつけた-見た
--の空の向こうに

クンザ・リと暗き月Khunzar-ri and the Dark Moons

時として、知識は闇の中にしか見つからない。消えゆく月は空っぽの空に道を譲る。

クンザ・リと満月Khunzar-ri and the Full Moons

ジョーンとジョーデが満たされた状態で空っぽの空を向く時、クンザ・リは知識の道を見るだろう。

これが物語の言葉であり、真実の言葉になる。

コインの暗号化されたメッセージCoded Message on Coin

収穫の月、5日

J.Hjqi,

Rjxxflj wjhjnaji. Stwymutnsy uwjufwji.

W.R.

解読されたコインの伝言Decoded Coin Message

収穫の月5日

E・セルドへ

メッセージを受け取った。ノースポイントの準備完了。

R.M.

コルグラドの像の碑文Corgrad Statue Inscription

…リオン、我らが偉…祖先にして…創設…
その…恵は、コ…を守っている。

サヴァラクへの手紙Letter to Savarak

サヴァラク様

フラール家の金貨男爵は、現在の進捗状況に満足しています。ただし、まだやらなければならないことがたくさんあります。信用状を同封しておきましたので、しばらく資金には困らないはずです。

まだ不安が一つ解消されていません。ドラサの健康状態です。あの魔女が息をしているかぎり、私達の計画は先に進めません。テルヴァンニ家の一族はフラール家に関して、それほど細部まで監視しているわけではありません。ただどんなに愚かな魔術師でも、いつかは策略に気づくはずです。私達は今以上に努力しなければなりません。

自分の役割を果たしてください。その努力は必ずや報われるはずです。フラール家はあなたを歓迎し、テル・モラもあなたのものになるでしょう。

N

ジャダッリのホーン捜索、パート1Searching for the Horn of Ja’darri, Part 1

ドラゴンガードのオホリン指揮官 著

ドラゴンガードは死に絶えつつある。いかに認めたくなくても、否定することはできない

しかし、この道へ引きずり込まれたのは我々自身の無能さが理由だったことも否定できない。皇帝を守護できなかったのも、邪悪な蛇が帝国を丸呑みするのを許したのも我々だ。名誉を剥奪されて解散させられた後、恥じ入る品位を持った者たちは風の中に散った。そうして我々の誇りは砕かれ、騎士団は四散した。

だが、我々を救うかもしれないアーティファクトの存在を知った。ジャダッリのホーンである。伝説によれば、これは我らが作り上げた中でも最強のドラゴンホーンであり、他のドラゴンホーンとは違い、魔力が自然に補充される神秘の力を宿しているという。

このような遺物があれば、我々は他の者たちを大義の元に集結させ、ドラゴンガードに名誉を取り戻せると思う。だが、風雨を受けた聖堂にはどうやらジャダッリのホーンがないようだ。だから我々は、嵐の鉤爪の聖堂へ向かった。聖堂の広間にドラゴンホーンが見つかることを期待して。

ジャダッリのホーン捜索、パート2Searching for the Horn of Ja’darri, Part 2

ドラゴンガードのオホリン指揮官 著

嵐の鉤爪の聖堂の本を調べて、ついにジャダッリのホーンが闇の水の聖堂に保管されていることを突き止めた。この聖堂への入口は、イーストマーチのウィンドヘルムから少し南にあるはずだ。

また、少々信じがたい内容の記録も見つけた。いくつかの報告によれば、我々が探しているドラゴンホーンは物理的な手段でも、魔法によっても破壊不能だという。そんな力を持つドラゴンホーンは他に知らない。ドラゴンガードは、一体どうやってこの武器を作れたのだろう?

それに、ジャダッリのホーンが竜のどんな素材から削り出されたのかも気になる。真に強大な生物だったに違いない。それがジャダッリだろうか?だが明らかにカジート風の名前なので、その可能性は低そうだ。

ドラゴンホーンを見つけた暁には、その秘密も明らかにできることを期待しよう。

ジャダッリのホーン捜索、パート3Searching for the Horn of Ja’darri, Part 3

ドラゴンガードのオホリン指揮官 著

旅と調査の末、ジャダッリのホーンが見つかることを期待してこの聖堂へやって来た。無念ながら、偉大なるドラゴンホーンはかつてこの広間に眠っていたが、大昔に盗まれてしまったようだ。また私が発見できたいくつかの報告によれば、盗んだのは他でもないドラゴンだったと思われる。

我らが騎士団に対するこのように深刻な屈辱を知るのは苦痛だが、我々のものを取り返そうという決意はかつてないほど強まった。私はこの忌まわしき生物が南エルスウェアにある休火山にいると推測した。名前も知った。ヴァーロクジンである。ここにあった地図は、このドラゴンの巣への道を示している。

この獣を見つければ、ドラゴンホーンも見つかる。それにこれほどの相手を屠ることに勝る喜びは考えられない。私自身にとっても、仲間の兵たちにとっても、ドラゴンガードの力を証明する時がついに来た。実際、ドラゴンを狩る以上に栄光を取り戻す方法があるだろうか?

我々は少人数だが、士気は高い。我らはドラゴンガードであり、騎士団が常にそうしてきたように、死も恐れずドラゴンと戦うのだ。

ジョーデの祝福Jode’s Blessing

ジョーデの光は自らの生を変えようと努力する者を照らす。光は満たされて充足する者と、空のまま諦める者を無視する。

ジョーンの祝福Jone’s Blessing

閉じられた目は、いかなる光も認めない。細められた目と開かれた目だけが、知識の道を見ることができる。

シロドの遺物Remnants of Cyrod

アレッシアの反乱でハートランドの領主達が邸宅から逃げ出した時、彼らは知識も一緒に持ち去った。

ブラック・マーシュの沼地に逃げた者もあれば、北部へ逃げた者もあったが、ほとんどはヴァレンウッドへ逃げた。ボズマーに囲まれて長い年月を過ごした後、彼らは情報の宝庫を築き上げた。

時の流れの中でその知識を守る必要があると悟り、彼らは壮大なストリッド川の東に洞窟を掘った。そこで、雪花石膏の奥に大きな広間を複数作り、浸食と時の経過による損壊から守るために封印した。

このために彼らは最も偉大な建築家を呼び、その壁には腐敗と荒廃を防ぐ強力な魔法をかけた。

遺跡は、白金の塔が崩れて古代シロドの遺跡で塵と骨となるまで残るように作られた。我々の記憶をその後何世代にもわたって伝え、タムリエルの不死の主として封印するように。

ズジクの手掛かりZuzik’s Clue

ズジクから渡された職人の手紙はベラム製、つまりボズマーが伝達手段に使っているものだった。それには、手紙を受け取った者は職人と銀行で会うようにとの指示が書いてある

ソルマーの戦いBattle of Thormar

ボズマーとカジートの部隊が、ソルマー近くの戦場で衝突した。戦闘は丸一日かかり、最終的にはボズマーが勝利し、カジートの死体が戦場の周囲に散らばった。カジートの指揮官で強力な魔術師でもあるイェナム・フロストフィストは最後に倒された。イェナムと最後のカジートは、地面からの氷の壁を引き裂いて攻撃に続く攻撃を退けながら、数時間持ちこたえた。護衛は次々に倒され、最後の一人はイェナムより先に倒れた。ついに無名のボズマーが放った1本の矢がイェナムの目を貫き、戦いに勝利した

探す遺品:
– イェナムの頭蓋骨と、彼女を倒した矢
– イェナムの杖
– イェナムの儀仗兵の頭蓋骨

ダガーフォール市場の買い物リストDaggerfall Market Shopping List

食料品店 — ブラッドオレンジ3つ

仕立屋 — 三日月の標章のマント

花屋 — 棘付きの黒い薔薇

タルクアの手掛かりTalqua’s Clue

タルクアは、彼自身と助手のニドラスのみが銀行を利用できると主張した

デイドラの提案A Daedric Proposal

死んだ獣を完全に蘇生できるという考えは愚かなものと考えられるべきです。吸血鬼の魂について分かっていることを考え合わせれば、そのような試みは危険でもあります。モラグ・バルの欲望を挫こうとすればその怒りを招きかねません。レディ、それはクランの破滅を招きます。計画の噂は聞きました。そのような試みに協力することはおやめなさるよう警告します。

その代わりに、別案を提案します。モロウウィンドにある古代の地下墓地で魂の働きについて学んでいた時、ある儀式について知ったのです。実行すれば、デイドラの魂を倒れた仲間の死体に呼び起こすことができます。この蘇生は剣を構えるなど、肉体に基本的な戦闘行動を遂行させられます。適切に拘束すれば、我々の指示に文字通り従うでしょう。新しい軍団の完璧な重装兵になるはずです。

儀式には大量の魂エネルギーが必要とされます。また、実行者は野生のデイドラと簡単に意思疎通をかわせる必要があります。私はそのような用途に使えるデイドラ(たち)を知っています。

レディに許可をいただければ、準備を始めます。

最高位サングイン術師、ガルドラス・サロバル

デッドウォーターの謎の欠片Dead-Water Riddle Fragment

「庭の石の、口の中」

とても古いメモVery Old Note

彼らは私をここに置き去りにしていった。罠に焼かれたせいで、動きが鈍ってしまったのだ。発見された場合、彼らに置いていかれるだろうとは思っていた。私の初期のメモを手渡して調べさせ、必ず戻ると誓う彼らを信じるふりをした。

苦痛を軽減するための治癒の薬さえ残されなかった。唯一満足しているのは、ついに鍵を発見したかもしれないことだ。以前私が試みた翻訳は的を外していた。ここに座って壁を見つめるうちに、特定の言葉の強調が意味を結んできた。

デイドラの文字の順序。それが鍵だ。もし、私がまだ歩けたなら、すぐにあの門を開けるのに。

ドラゴンの頭蓋骨の羊皮紙Dragon Skull Parchment

フルク・フィン・ケル・ロスト・プロダー、ドゥ・ヴェド・ヴィイング・コ・フィン・クラー、トル・フォド・ゼイマー・ウィン・ケイン・メイズ・フンデイン

アルドゥイン、フェイン・ドゥ・ジュン、クルジルク・ヴォークン・スタアドナウ、ヴォス・アアン・バーロク・ワー・ディイヴォン・フィン・レイン

トルヴァルドの伐採キャンプからのメモNote from Thulvald’s Logging Camp

トルヴァルドへ

変な出来事が続いている。物が不思議なことにあちこち移動したり、場合によっては完全に消えたりしている。それに、森自体が我々に敵対しているみたい。我々が聞いた噂は本当なのかもしれない。森のこの辺りは、たぶん本当に呪われている。もし誰か、できれば奇妙な生物との戦いや、珍しい出来事の調査の経験者を助けによこしてもらえると、本当にありがたいわ。

もしくは、冒険を味わいたいのであれば、あなたが来て自分で野営地を調べてみてはどう?貴重な経験になるかもしれないわよ。

— ジャフェルマ伐採長

ドワーフの手記Dwarven Writings

〈文字は判読できないドゥーメリスで書かれている。だが誰かが一部を翻訳したらしく、走り書きが残されている〉

スカイストーンを上げろ

ブラックファイアで鍛造しろ

変更を音で知らせろ

永遠に破壊せよ

再会を成功させよ

ナイオ・ベフェオの墓石Tombstone of Naio-Bhefeo

我らはドラゴンガード・ナイオ・ベフェオを称える

我らが聖なる知識の守り手

我らが聖域の勇敢なる守護者

彼の炎が永遠に燃え盛らんことを

ハッドマルの日記、3ページHadmal’s Journal, Page 3

—でも私がそれを終わらせた。全員を埋めたのだ。別々の場所に。もう2度と一緒になることがないように。

第一子のジョリーン。彼女が子供の頃に好きだった遊び場に埋葬した。あの子があの路地で、妹と一緒に鬼ごっこをしていたのを今でも覚えている。変な石の後ろに隠れ、誰でも通り掛かった人を皆驚かせていた。彼らは最初怒っても、彼女の笑顔を見ると先へと進み、ソバー・ノルドか、商人通りへ向かった。彼女は本当によくはしゃぐ子供だったのに。モラ–

ハッドマルの日記、7ページHadmal’s Journal, Page 7

—第二子のフジョルナ。私は彼女を、彼女が夢見て育ったものを祭った祠に埋葬した。ドラゴンだ。フジョルナは、ウィッテスタドルの泉を訪れる度にいつも、伝説の生き物に敬意を払うために近くの遺跡に立ち寄ると言い張った。そこにいるのが分かるのだと彼女は言い、毎度同じ場所に駆け寄っていた。奇妙な厚い石板の後ろの小さな空き地だ。その場所が彼女は好きだった。そこで安らかであることを願う。

もし、あの娘が母親に–

ハッドマルの日記、12ページHadmal’s Journal, Page 12

—ほど辛いことなどなかった。

第三子、ヴァルディア。私のかわいい娘。愛しい子。彼女にとって唯一ふさわしいのは、あの子の誕生日に毎年連れて行った場所だった。南イーストマーチのある小さな場所で、乗馬をするための場所。馬屋の親方はいつでも彼女を歓迎したし、ヴァルディアは本当に喜んでいた。家の近くにある小さな池のほとりに座り、あの美しい赤い花を摘んでいた。彼女はそこが大のお気に入りで、馬は彼女の世界一好きな動物だった。だからこそ、私は–

ハッドマル・ラストブラッドの日記Hadmal Lastblood’s Journal

私は夫であり、父親だった。平和と愛の人生を生きたいと願っていた。妻と共に年を重ね、子供たちが成長し自分たちの家族を持つのを見守りたかった。それから時満ちて、妻とともに、私たちを待つ何らかの褒美を探すために、ソブンガルデへと移りたかった。自分に幸福を与えてくれるそういったものを、全部私が終わらせるなんて思ってもみなかった。妻と娘たちを、その手で殺害するだなんて。

しかし物事とは時に起こるものだ。悪は最も汚れなき者でさえ堕落させる。最も純真な者でさえ。私の家族だ。妻と、娘たち。彼女たちは人々を傷つけた。罪のない人々を。彼女たちが犯したのは、考えられないことだった。彼女たちが一緒にいた時に握った力は、純粋な悪だった。でも私がそれを終わらせた。全員を埋めたのだ。別々の場所に。もう2度と一緒になることがないように。

第一子のジョリーン。彼女が子供の頃に好きだった遊び場に埋葬した。あの子があの路地で妹と一緒に鬼ごっこをしていたのを今でも覚えている。変な石の後ろに隠れ、誰でも通り掛かった人を皆驚かせていた。彼らは最初怒っても、彼女の笑顔を見ると先へと進み、ソバー・ノルドか、商人通りへ向かった。彼女は本当によくはしゃぐ子供だったのに。モラグ・バル、腐敗したデイドラによって教団に引き入れられるまでは。

妻の後に変わったのは彼女が先だった。僕が最初に見つけたのは、彼女が手に持ったナイフと血だった。僕の知らない悪魔のような微笑みが、彼女の美しい顔を飾っていた。僕がやったことはせざるを得ないことだった。カイネよ、僕を助けてくれ。せざるを得なかったんだ。

第二子のフジョルナ。僕は彼女を、彼女が夢見て育ったものを祭った祠に埋葬した。ドラゴンだ。フジョルナは、ウィッテスタドルの泉を訪れる度にいつも、伝説の生き物に敬意を払うために近くの遺跡に立ち寄ると言い張った。そこにいるのが分かるのだと彼女は言い、毎度同じ場所に駆け寄っていた。奇妙な厚い石板の後ろの小さな空き地だ。その場所が彼女は好きだった。そこで安らかであることを願う。

もし、あの娘が母親に捕まってさえいなければ。彼女は娘たちの中でも一番僕に近い存在だった。喧嘩で引けを取らなかったし、大抵は勝った。いい娘だった。

でも彼女までもが教団の悪の手に落ちた。私は自分の手で何とかしなければならなかった。だから私はやるべきことをやり、夜遅くまで泣きに泣いた。それまで、これほど辛いことなどなかった。

第三子、ヴァルディア。私のかわいい娘。愛しい子。彼女にとって唯一ふさわしいのは、あの子の誕生日に毎年連れて行った場所だった。南イーストマーチのある小さな場所で、乗馬をするための場所。馬屋の親方はいつでも彼女を歓迎したし、ヴァルディアは本当に喜んでいた。家の近くにある小さな池のほとりに座り、あの美しい赤い花を摘んでいた。彼女はそこが大のお気に入りで、馬は彼女の世界一好きな動物だった。だからこそ、私はあの朝心臓を切り開かれて死んでいる彼女の大好きな馬を見て、ショックを受けたのだ。彼女はまだ血を送り出す馬を手に抱え、狂気の笑みを見せた。

こんなことは決して求めなかった。こんなことは絶対に嫌だった。でも、責任を感じた。まるで、自分のせいだったかのような責任を。何らかの形で彼女たちをダメにしたのは自分だと。

私は言いようもなくひどいことをしたが、それはより大きな善のためだった。私は決して罪のない者を殺しはしなかった。でも私は自分の家族を殺した。そうしたことで私は彼女たちよりも残虐のかもしれないが、正しいと思ったことをした。ソニヤが娘たちを生贄にしたことを口にしたのだ。モラグ・バルから究極の力を手に入れるために、あの娘たちを利用したことを。私のかわいい娘たちの身に、そんなことを起こさせるなんてできなかった。ただできなかったんだ!

いつか彼女たちが私を許してくれることを願う。ソブンガルデに、そして彼女たちの腕に私を迎え入れてくれることを。

彼女たちに会いたくて寂しい。ますますそう感じる。毎日だ。ついに私も、彼女たちに合流する時が来たようだ。

別れの書簡Farewell Missive

your name

このメッセージがお前に届くことがあれば、私ができなかったことをお前がやって、妻を止めたと見なさざるを得ないということだ。遺跡までついて行かなくて申し訳ない。私の手はすでに家族の血で汚れていて、もう1度あの辛い体験をするのは耐えられなかった。

私が10年前にしなければならなかった、すべてのことが失敗だったかもしれない、すべては無駄だったかもしれないと思うと、我慢できなかった!同時に、私は彼らの命を絶つことはできなかった。もう2度と。それをお前に任せた。それについては申し訳なく思う。

お前が私に会うことはないだろう。私の時代は終わった。スカルド王の側で、戦いにおいて名誉の死を遂げたいと願っていた。代わりに、臆病者として死を遂げる。カイネよ、私を許したまえ。

小さなお礼を残した。このテントの後ろにある私の宝箱の中だ。私の日記もその中にある。それには、私が強いられた内容が書いてある。

お前にカイネの加護を。友よ。カイネは我々皆を見守ってくれる。

— ハッドマル

ハラカクへの手紙Letter to Halakaku

ハラカクへ

この月に呪われたクワマー鉱山を購入するよう説得された時、この鉱山が獣だらけだとマエラヤは知らなかった! 恐ろしいウォーリアーたちがあらゆる部屋を巡回しているのに、どうやって卵が手に入る? ここはまるで迷路だ。広すぎる! なぜ地図すら渡されない?

やはりお前の叔父の大言を信じるべきではなかった。我々を騙して荒れた鉱山を売り抜き、相当の利益も挙げた!

急ぎ別の購入者を探してほしい。労働者たちが噂を広げる前に、この呪われたクワマー鉱山を引き受けるほど愚かな者を探すんだ。それまでこのひどい場所は放棄し、獣たちは放置しよう

マエラヤ

パリスのメモPalith Note

— パリスは海岸沿いの遺跡にいる。南側だ

— 遺跡には古い鉱山を通って到達可能

— 同盟についての何か。さっぱりわからなかった。鱗?

ファリネスティの戦いBattle of Falinesti

スフィンクスモスの戦いで敗れ、カジートの指揮官、鷲の目は、兵に退却を命じた。鷲の目が知ることなく、ボズマーは血の復讐を求めていた。カジートの兵士たちがファリネスティの谷の外のどこかで休憩していると、ボズマーが四方八方から攻撃してきた。戦いは短く、過酷だった。間もなく、谷はカジートの血でいっぱいになった。生き残りは全員虐殺され、中には生きたまま焼かれた者もいたと言われている

探す遺品:
– 鷲の目の遺体
– 鷲の目の剣
– 鷲の目の印

ブライトスロートの謎の欠片Bright-Throat Riddle Fragment

「かつて見られたものを見るために星の煙を、かつて聞かれたものを聞くために太陽なき樹液を」

ブラックガードのメモBlackguard Note

グレサーには教訓が必要。

ウルザシには催促が必要。

エシャンディルには墓が必要!

行動が完了したらチド・モスカ遺跡に戻れ。探している品はもう少しで見つかる。その瞬間がようやく訪れるとき、ここにはブラックガードが必要だ。

MD

ブラックスネイルの船積通知書Black Snails Shipping Notice

ブラックスネイルへ:

積荷と連絡は次の満潮時に到着する。港から出ていく予定の貨物、船員、手紙は、セルヴィル島が干潮を迎える1時間前までに準備しておくこと。例外は認めない。質問や苦情がある場合は、直属の上司に連絡すること。

ニシマル船長

ベララー軍曹の最後の手紙Final Letter of Sergeant Berarah

ドラゴンは我々と直接戦おうとしないが、咆哮でクワマーの群れを呼び寄せて襲撃してくる。我々はクワマーの数に圧倒された。ジャダッリのホーンを回収するために来た4人のうち、生き残ったのは私だけだ。

跳ね橋が前の道を塞いでいる。滑車が何らかの方法で橋と関係しているのは分かるのだが、これだけ血を失った後ではうまく集中できない。クワマーが壁を引っかく音が聞こえるし、ドラゴンは近くを飛んでいる。勝利を確信して、私を挑発しているのだ。ある言葉を何度も繰り返している。

「ケナーシは頭上を飛ぶ。アルコシュは栄光の中に立つ。たてがみは偉大な彼らの前に跪く」

これが滑車に関係するのは分かる。だが神々にかけて、方法が分からない。血溜まりが広がり視界がぼやけるにつれ、自分たちの行動が全くの無駄だったことに気づかされる。私は挑発するあの獣に立ち向かうことさえできない。

口にできるのは祈りの言葉のみだ。倒れた仲間のため。自分のために。

ベララー軍曹

マリランへの手紙Letter to Marillan

マリランへ

明日、入団者たちを導く件について緊張しているだろうが、心配することは何もない。とにかく彼らに前任者たちを尊敬し、できる限り優れたドラゴンガードになるよう、精一杯の励ましを与えてくれればいい。

だが彼らの知恵を試したい場合に、洞穴を移動するための謎かけを考えておいた。これを競争にしても構わない。最初に解いた者には、我々のブーツを磨く特権を与えていい。それなりの利益がなければ、出世する意欲も持てないだろう。

「倒れた敵の粉を取り、祭壇へと捧げよ。ドラゴンガードの道を行く汝の歩みが挫けぬように」

イレンド・バルバス

メンドレヴァルの手掛かりMendreval’s Clue

泥棒はボズマーだとメンドレヴァルは踏んでいる

モリラッタMorilatta

終末と収穫と虐殺の時
黄昏が大地を覆う時に
飢饉の前に祝宴を
大きすぎる恵み

ヨクダの「人と獣」の謎(石板)Yokudan “Man and Beast” Enigma

剣と呪文は役立たずだ。人も獣も倒すが、時間があれば山にも可能だ。

ヨクダの「人と獣」の謎(書籍)Yokudan “Man and Beast” Enigma

剣と呪文は役立たずだ。人も獣も倒すが、時間があれば山にも可能だ。

ヨクダの「鷹」の謎(石板)Yokudan “Hawk” Enigma

鷹は努力なしに、砂を見守っている。だが誰が鷹を見張る?

ヨクダの「鷹」の謎(書籍)Yokudan “Hawk” Enigma

鷹は努力なしに、砂を見守っている。だが誰が鷹を見張る?

ヨクダの「母と息子」の謎(石板)Yokudan “Mother and Son” Enigma

母は息子に最初の贈り物を渡し、息子は生涯それを持ち続けた。

ヨクダの「母と息子」の謎(書籍)Yokudan “Mother and Son” Enigma

母は息子に最初の贈り物を渡し、息子は生涯それを持ち続けた。

ラレライスLarelleis

流れる水の時
夜明けの淡いバラが
今目覚め、輝く光に手を伸ばして
すべてが新しく、すべてが輝く

リルディングの手掛かりRilding’s Clue

泥棒は銀行を使わないアルトマーからしか物を盗まないと指摘した。

レイヴンウォッチ家の依頼House Ravenwatch Contract

有能で意欲のある冒険者諸君

レイヴンウォッチ家は我らの地を脅かす脅威を調査するため、勇敢な冒険者を求めている。グレイホストの復活を調査するにあたって助力がほしい。この脅威に立ち向かいたいか多額の報酬を手にしたい者は、首都の外にいるレイヴンウォッチ家のエージェント、グウェンディスを探してほしい。

暗き空の断片Slivers in a Dark Sky

月のかけらと暗き空が組み合わさり、天上への道を開く。

暗号化された航海図Coded Rutter

PAKCUTEMAP
AMDNGOAEPT
AOTENCOTGH
UTENCOVTAP
WIETWNCPTN
QUEITOANCI
VIEHDLKSAG
VOEAITEQPE
CNAJDUTEOG
CORISAHRPC
ZXNXJEOTAK
ANDOTJXPZN

隠された鍵The Hidden Key

ジョノレン

レディ・ルレラヤは遺跡の中にベールをかけ終えたわ。これでもう、レイヴンウォッチ伯爵とその手下が入り込むことはできない!

指示どおり、地下の部屋に通じる落とし戸には鍵を掛けておいた。下に降りる必要があれば、鍵はバックパックに隠して北の塔の中に置いてある。忘れないでね。ベールはレイヴンウォッチと同様にあなたにも影響を及ぼす。だから地下の部屋にいる時は気をつけて。ベールには実体がないかも知れないけれど、その下には本物の危険が覆い隠されているわよ!

それからこのメモはその辺に放置しないでね。人に見せたかったら、最初から鍵を隠したりしないわ。

——サリアナ

影の中の太陽のやることリストSun-in-Shadow’s To Do List

やること:

賢者セラナにメモを送り、奉仕を申し出る

残っているベラドンナを蒸留し保存する

錬金術師に注文する。現在スケイスクローは不要

ゲートウェイの宿屋の主人に、ララサの噂について問い合わせる。賢者Gは報復する?(メモ: これまで役に立ったので賄賂を増やす。贈物を追加?)

仕立屋の予約

研究メモを賢者フィルスに送る(「ジェラルド」への挨拶も忘れないこと)

家宝の花瓶Heirloom Vase

我が愛する娘、エローウィンへ。この家宝を絶対に手放すな。そして悲しみや孤独を感じたときはこれを見るんだ。バルクワステンを離れたとしても、私はいつもお前の側にいる。

—ガンウェン

我が黄金の子へMy Golden Child

お前を包んだ光は、神聖な我々の計画にとって大いなる恩恵となった。海賊船を岩へと追い込み、不当に拘留された者たちを自由にした。我々が命令した通り、意識を失った衛兵たちは、その間眠り続けた。

失われた命を案ずるな。罪のない者は生き残り、不道徳な者は自滅した。この伝言をもって報いだけを見つめ、心穏やかでいるように。

我々のことはこの言葉で知るがいい:

「言葉の終わりはアルムシヴィである」

解読された帝国の文書Deciphered Imperial Document

[第二紀577年に帝国の暗号で書かれ、今年ベラゴンによって解読されたレオヴィック皇帝の言葉]

裏切り者のヴァレンがこちらに接近している。反乱者。簒奪者となる者だ。私はこの文書を書き上げ、急いで帝国の隠し貯蔵庫に送らなければならない。我が祖父によって開始され、父から私へと伝えられたこの秘密が、私と共に絶えるようなことがあってはならぬ。四つの野望は実現されねばならない。来たるべき時には全ての準備が整っているよう計らうのだ。約束は交わされた。取引は血と石で結ばれた。そして破壊のデイドラ公は失敗を受け入れない。このような件ではなおさらだ。

我が執事ファルル・ルパス。彼は私を育て、仕え、教育し、甘やかしてくれた。今や彼は私の聴聞人でもあり、計画と秘密の全てを隅々まで聞いてくれている。彼は四つの野望が移送された場所を知っている。彼は本のありかも、計画のどの部分に誰が関わったかも知っている。私が語ったこと全てを理解してはいないかもしれないが、忘れることはないだろう。文字通り、埋められた秘密の全ての部分を知っているのだから。

私が裏切り者ヴァレンを止められず、帝国に秩序を取り戻すことができなかったならば、残された者が志を継がねばならぬ。献身的な目覚めの炎と、執事のルパスに伝えた知識があれば、四つの野望を実現するために必要なものは揃っているはずだ。私を失望させるな。メエルーンズ・デイゴンを失望させるな。

歓迎の手紙Letter of Welcome

強力で輝かしきラダ・アルサラン様

この聖域を作ったのは、不幸にも戦況が悪化した場合に備えてのことです。グレイホストが敗戦したとの報せが先ほど届きました。最悪の事態を懸念しております。

ストリキがああも無謀で、吐き気がするほど傲慢でなければ!モラグ・バルとの契約が、偉大な組織を崩壊に導くなど耐え難いことです。

これをお読みでしたら、休むことなく戦い続けた挙句に仲間の死を目にしたことで、さぞ苦しい思いをされていらっしゃるだろうと思います。ですが生き延びてください。倒れた者の遺志を継ぐのです。遺産を絶やしてはなりません。

この隠れ家を見つけるのに苦労はされなかったでしょう。あなたのような力のある方にのみ見つけられる、魔法の血の印を道標に残しておきました。負傷されていた場合に備えて、治療用の軟膏と包帯も用意しています。それから、血が必要な場合に備えて囚人を縛り付けておきました。ここは安全です。誰も手出しできません。しばらくして、安全が確保できたら様子を見に伺います。

ご無事であることを祈ります。あなたと大義への貢献を評価いただければ嬉しく思います。私は常にあなたの忠実なしもべです。不死という褒美を賜ることがあれば、レディ・ソーンとして永遠にお仕えし、共に失われしものを再興したく思います。

忠実なるしもべ
クラン・ディレニ、レディ・インジェリエン

監視塔の記録Watchtower Ledger

今週はいつもの通りだ。観測するのは、内海の西入江へ行くかもしくはヴィべク・シティへ航海する普通の船舶だ。ノルドの船がウィンドヘルムから下ってくるのを見るのにはまだあまり慣れない。ああ、そしてもうテルヴァンニの船はいないのだ、それらが恋しいというわけではないが。

私達はキンドルピッチ火薬をゼレン砦の補給係ウローナに注文した。ダボンズ・ウォッチは、火薬から作り出された有色火炎のように見えないいかなる不規則な炎も無視すべきだと知っている。不幸にも、新人は手順について教えられていない。

時折、私達は試験的に火を灯している。ダボンズ・ウォッチの衛兵達はいつも正確に応答する。

——デュレン軍曹

貫かれたメモPierced Note

愛するものを奪えば

同じ目に遭わせる。

記憶の本The Book of Memories

本書は3部構成であり、第1部では過去について、第2部では現在について、第3部では未来について考察する。

過去に関するどんな記述も、歴史家の見識と動機に影響を受けることが避けられない。

歴史家は事実を選り好みしがちなだけでなく、歴史家の判断は自分が生きている時代、場所、文化における政治闘争や最も重要な関心事に影響される。

歴史上の人物は卑しい悪人というレッテルを貼られるかもしれず、時の経過と新時代の思潮だけがそうした見方を和らげる。だからこそ、死後長い歳月を経たあと暴君が聖人と呼ばれ、偉人が怪物と謗られるのである。

記憶もまた完全に公正中立ではないが、かといって、気まぐれな世論や時の移ろいの影響を受けるわけではない。

記憶として保存された出来事が間近であればあるほど、先入観と偏見に引きずられて経験が再形成される時間が少ない。偉大な歴史家たちがルーンストーンに目を向けたのは、それが理由と言える…

輝かしきアザシグの手紙The Illustrious Azashig’s Letter

お客様へ

ご購入おめでとうございます!ご承知のとおり、私はモロウウィンドの誇る最高品質のクワマーを輸入するため費用を惜しみませんでした。女王は多数の忠実な家臣を擁し、卵の生産量は年々緩やかに上昇しています。お客様はコロニーの維持と収穫を行うのみです。

どうかご安心ください。初期費用は高額ですが、すぐにその数十倍の富が生まれます。お客様はエルスウェア領内唯一のクワマー鉱山を所有されており、クワマー卵市場で唯一、現在未開発の鉱山を保有されています。ダークエルフに好物を提供し、珍味でカジートを誘惑しましょう!可能性は無限大です!

お手伝いが必要でしたら、遠慮なく私の家をお訪ねください。力の限りご支援いたします。

よろしくお願いいたします
謙虚な商人、輝かしきアザシグ・ドロ

恐怖の淑女の手紙Dread Lady’s Letter

定命の子へ

私はライランス。時々つまらないことに興味を抱く、ドレモラの追放者よ。私たちは前にも会ったかもしれない。会っていないかもしれない。あなたたち定命の者に関しては、区別が難しい。

とにかく、破壊と野心のデイドラ公、メエルーンズ・デイゴンの計画を進めようとしている教団が存在する。私は彼らの活動を調べることにしたけど、ある障害に突き当たってしまった。定命の者の力を借りる必要がある。

このメッセージを最後まで読むと、私がこの結界に込めた魔術が地図に印をつける。まずはそこで会いましょう。これはライランスの命令よ。私の使者が、目的地に連れて行くためのカートを用意している。私にはどうでもいいことだけど、あなたたちの世界の運命が、次の行動にかかっているかもしれない。

L

形なき暗殺者Spectral Assassins

ラダ・アルサラン卿からは常に言われている。「エグザーチ・ツィンガリス。愛しき兄弟よ。すべてを書き留めるのだ。何がいつ大事になるかわからないのだから」

その教訓が胸に染みる。

前線の戦士に対する実験は、期待を遥かに超える成果を上げた。グレイホーム城を永遠に守る形なき戦士を展開できるのに、なぜ戦闘員を吸血鬼とウェアウルフに限らなければならない?

意欲に欠けた仲間によって開発され、閣下によって完全になった技を用いて、吸血鬼やウェアウルフや生命力を引き出して備蓄し、形ある戦士を形なき戦士に還る方法を編み出した。戦士は強力で完全な忠誠心を保つ。完璧な形なき戦士だ!

時間が許せば、加工を早める方法を研究しよう。一連隊以上の形なき戦士を用意できるように。その時、グレイホストは完全に無敵となる!

血に染まったメモBloody Note

このメモは誰にも見せるな。仲間も信用できない。

今回のことは諦めるしかない。金より命のほうが大事だ。お前はまだあれを見ていない。私が目にしたものをな。だが彼らは、この混乱を処理するために私達を送り返そうとしている。間違いなく彼らは、労働に見合った賃金を払ってくれないだろう。

問題は、幹部の中にレサンへ本気で忠誠を誓っている奴らがいることだ。焦って逃げ出そうとすれば奴らに殺される。そこで計画を立てた。レマが部隊を編成して、脱出経路を確保する。私達は他の連中と別れた後、脱出経路を目指して必死に走る。計画通りうまく行けば、私達は死んだものとみなされ、追跡されることもない。そうなればいつでもどこでも、仕事を見つけられる。

古代の巻物An Ancient Scroll

裏切者を追い詰めるのに3年

そいつを倒すのに2年

そいつの牢獄を建てるのに4年

そいつの房を守るのに永遠

古代の剣のエッチングEtching on Ancient Sword

至福の9年間、我々の運命は結ばれた。愛のキス?拒まれたことはない。

もし夢を見ていたのなら、10度目の戦いが始まる時に心臓が起きただろう。

恐れを振り切り、戦争に出掛けた。何年も、はるか遠くへ。

愛する人よ、戻ってきた。契りを破って自由になろう!

語られざる伝説Untold Legends

人の作りし大いなる船が波濤を越え、それぞれの定めへと向かってから幾星霜。数え切れないほどの物語が朝霧の中に消えていった。しかし、そのように忘れ去られた後でさえ、物語の断片は聞く耳を持つ人々に語り伝えられ、最も深遠な秘密さえも本当の意味で死に絶えることはない。炎が燃えさかり、夜が柔らかに…

〈この書物の残りは古びて色あせ、判読できない〉

行く道を照らす炎The Fires Guide the Way

この面から見ると、道を照らす光が見える。

真実の道を示すため輝く、あの光だけを見つめよ。暗闇は虚偽のみを抱えている。

行方不明の住民Missing Citizens

アルミオンとエラニー — 父と娘、右側の1軒目。

ミルカリンデ — 独身女性、街の中央。

ピルター — 若い男性、街の向こう側。

リノルモ — 高齢のエルフ、左側の1軒目。

鉱山作業長の記録Mine Foreman’s Log

746日目

トリプルサークル鉱山での新たな一日、また半ゴールドの給料を受け取る。だが、話は脱線する。

作業員は男も女も悪くない。皆献身的でよく働く。だからこそ、鉱山の奥深くで聞こえる奇妙な音の噂は私を悩ませ始めている。今日テサが私に噂を持ってきたが、他の誰かであれば完全に信用していなかっただろう。だが、テサはいつでも平静でしっかりした考えを持っていて、あれほど多くの仲間の鉱山労働者らを悩ましている迷信であっても、その影響を受けたりはしない。

とにかく、テサが言うには、大部屋で生物を発見したらしい。彼女いわく、それは木の壇の下にいて、鉱山のその部分を流れる地下水路から水を飲んでいる。テサはそれを、「鋭くて先のとがった牙が口の中にたくさんあって、その下にずんぐりした足が二本生えている」と表現した。それ以上のことを知らなければ、カゴーティを見たのだと私は彼女に言っていただろう。その昔ヴァーデンフェルではそんな奴らを狩っていたものだ。気味の悪い生物め!でも、カゴーティが鉱山の地下を徘徊するなんて誰が聞いたことがある?

行って調べたほうがよさそうだ。念のためだ。わかるだろう。

最近書かれたメモFreshly Penned Note

リロスへ

ネランダスが会合を要請している。いつもならニシマルを送るが、痛風のせいで役立たずになってしまった。彼の代理人がお前だということは、これはお前の仕事だ。街の東にある埠頭に急いで行き、友人に何があったのか確かめてくれ。

ネランダスの指示でこの件は極秘扱いになるため、暗号を使用しなければならない。彼に近づいて「クリフ・レーサーは飛び去る」と言えば、彼は「悪臭は消えない」と答えるはずだ。

改めて言う必要はないと思うが、ドラサが生きている限り、危険な状況は続く。期待を裏切るなよ。

サヴァラク

時は過ぎたThe Time Is Past

時間は川のように流れ、刻一刻と歴史の漂流物を運び去る。上流に目を移せば過去の急流が見える。そこを見れば現在の乱流と未来の奔流が予測できる。全てには始まりがある。

私は過去では自由でした。未来でもそうなるでしょう。あなたが私の拘束を解こうが解くまいが関係ない。シルヴェナールは常にこの姿で、これからもその姿です。そこから慰めを見出すか、恐怖を感じることになります。

終わりのない踊りを踊りなさい、子供達よ、
そして永遠の魔法を放つのです!

あなたの神聖なる儀式を学びなさい、
あなたの時間の見習いよ。

魔術師は魔法を修め、
韻を組み立てるのです。

時は今だThe Time Is Now

時間は差し迫っている。武器のぶつかり合い、勝利の雄叫び、敗北の苦悩と悲劇… これが今全て起こっている。その時々で世界は存在する、だがそれと同時に存在もしない。過去に未来、どちらも現在に比べれば重要ではない。

俺は永遠に自由だ。ハウンドの魔法に縛られているかどうかは関係ない。今起こっていることが一番重要であることを知っているなら、俺を解放しろ。死は時間の流れの中の一つの瞬間でしかない。その時が訪れれば、俺はそれを受け入れよう。

淑女は一人で立ち上がる
彼女の望みは儀式に責められる。

戦士は一人で立ち上がる、
彼の強さは嘘つきに嘲笑われる。

大公は一人で立ち上がる、
彼の統治は裏切者に奪われる。

時は来るThe Time Will Come

時間はまるで木の枝のように、私達の目の前に広がっている。だが枝は細く、葉はこれまでにないほど薄い。他の紡ぎ手に連絡を試みた… 彼らが私の注意を聞き入れてくれたのはイフレのおかげだ、あなたが来てくれると信じていた。

彼の拘束から解放して。そうすれば私はあなたの力になるでしょう。私の霊魂を殺しても、シルヴェナールはまだ勝利できる。だがそうなれば、私はこの先の未来であなたを助けられなくなってしまう。

恋人達は必死になって悪を正そうとする。
影が近づき、終わりのない夜を予言する。
私達は木の塔で終わりを迎える。
私達の足枷は、私のためにあなたが破壊する。

失われた戦士The Lost Warrior

淑女はこうこうと燃え、
恋人は灰と化した。
塔は塵となった。
戦士は嘆いた。

漆黒の魔術師The Ebon Mage

若い見習いが、陰気な栄光を求めた。
彼女の力を大きくするため、闇の儀式が行われた。
大公が死の伝染病に倒れた時。
アンデッドの魔術師が息もなく、甲高く笑った。

手掛かりだ。この野郎The Clues, Damn Your Eyes

もしこれを読んでいるなら、宝を狙っているな。宝箱の中になんかあるわけがない。

戦利品はストロス・エムカイのどこかに埋めてある。それを探せるか挑戦だ。失敗するといい。

手掛かりは以下のとおりだ。十分な知恵があるなら宝はお前の物だ。

その細い肩を呪ってやる。ゴブリンが生んだ豚どもめ。

— イザード船長

セインツポートの星の上に立て
そして永遠の見張りを偵察しろ
門を迂回して祠に向え
北西に戦士が立っている
南に45歩進め
左のヤシの木から見える
鉄の顔の島が
岩の指に従い
壊れた船を通れ
停泊中の石の船を見つけろ
その港にある葉の下に富は眠る

招かれざる客Unwelcome Visitors

我々は最初のアンカーの鎖は切られたと見ている。招かれざる客を告発するよう、母虎に圧力をかけよ。

招かれざる客が嵐から立ち直ろうとしているのを観察。即座に2つ目のアンカーの鎖を切断せよ。

用心深いサーペントは沖に残っている。合図に応じて、我々は暴風を準備する。

称えられし先人Honored Ancestors

リリラーラ・ヴェロス

その顔は麗しく、その心は優しく、その知性は鋭い
彼女は100年以上、ヴェロス家を率いた

3つの同盟を通じて、繁栄と平和をもたらした
トリビュナルは彼女に若さと美貌を授け、長い生涯の間それは保たれた
彼女の気品は、家の名をただ高めた

オンドル・ヴェロス

モラグ・アムールの名射手
名誉、力、アルマレクシアに授けられた弓により
ナビア湖近くの道を9日守った
彼に死をもたらした、スロードに呪いあれ

ヴァリーン・ヴェロス

ヴァリーン・ヴェロスのために泣いてはならぬ
戦いが行われた後、彼女は敵のために乾杯した
その手は彼女の父を殺した男の手に約束されていた
毒が血管を巡る中、彼女は立っていた
筋肉一つ動かすこともなく
敵が彼女と乾杯する姿を見ていた
そして全員が毒に倒れると
微笑みと共に杯を地面に落とし
ついに自らも倒れた

エルムズ・ヴェロス

ヴェロス家と家臣たちを食べさせ
大飢饉の長い年を乗り越えた
親類知己の体を養うため身を粉にして働き
全員の腹が満たされるまで
肉も麦も唇を通ることはなかった
雨の降る日、彼は埋葬された
その犠牲は栄養であり、名誉であった
作物が実り、我らが民を食べさせたからである

錠の仕組みHow the Locks Work

また記憶が消される前に、これを急ぎ書き留めておかなければ。

この部屋のいくつかの錠の仕組みがわかった。少なくとも基本的なことは。扉は何らかの手段で施錠されているが、壁を伝う様々なチューブやパイプで充填されているにちがいない。

だがチューブもパイプも今は冷たい。動力源のようなものを見つけられれば、門を開けるだけの時間を稼いで、この悪夢から逃れられるかもしれない。

奴らが戻ってきたようだ。ここに隠そう。この部屋にいればまた偶然見つけて、いまいましいパズルをもっと解けるだろう。

希望を持つくらいはいいだろう?

親愛なる友へTo My Dear Friend

ヴェランディス

定命の者の機嫌を取り、甘やかす終わりなき探求に忙殺されているのは知っているが、少し息を抜け。お前がいない間に建てた巨大な城を、ぜひ見に来てほしい。壮観だぞ。我々が共に望む平和が達成されれば、グレイホームは世界の遺産になると信じている。我々の種族と、我々に仕える定命の者にとって希望の灯となるだろう。努力を重ねて大志を抱けば、どのようなことでもできると示せる。

お前の不在は痛い。グレイ評議会がグレイホストを支配しているが、お前の席は空席のままだ。エグザーチ・ウルフラでさえお前を惜しんでいる。公然と認めはしないがな。友よ、グレイホームを訪ねてくれ。魔術師ギルドに並ぶ研究所を作った。お前とエグザーチ・ツィンガリスなら、きっと研究を完成させられる。

この手紙の裏にお前を導く地図を描いた。戻ってこい、ヴェランディス。グレイ評議会に、家族に、自分の家へ戻れ。

愛する兄弟
ラダ・アルサラン

船長のメモCaptain’s Note

これを読める奴は、他の船員に伝えて理解させてくれ

俺の名前が記されたモラグ・トングの令状がある。セイダ・ニーンの共謀者が裏切ったのではないかと疑っている。まあ、オメリアン総督と裏切りは追ってカタをつけよう。もし俺が総督について思い違いをしており、お前たちの誰かが俺を暗殺させて地位を押し挙上げようとしているのなら、面と向かって挑戦に来い。船員には裏切り者のクズではなく、尊敬に値するリーダーがふさわしい。

スヴァドスター船長

大師範ヴァシュ・ピル(第一紀 2734 – 2758)Grandmaster Vashu-Pir (1E 2734 – 2758)

アカトシュの光を崇めし者

黒き獣の腐敗と戦いし者

火と祈りで称える第二の存在

ドラゴンガードが分かち合う誓い

大師範エチエンヌ・ヴォルサス(第一紀 2879 – 2902)Grandmaster Ettiene Volusus (1E 2879 – 2902)

聖なる探求の歴史家

謙虚で誠実な戦略家

最後の大師範を称えよ

祈りと信仰とかがり火の炎により

大師範ゲリン・ブロル(第一紀 2703 – 2734)Grandmaster Ghelin-Brol (1E 2703 – 2734)

ここに眠りし初代の大師範

任命せしは西の息子

かがり火の灯で讃え

果てしなき戦いを見守りたまえ

大師範ジャイヴ・ヨラ(第一紀 2808 – 2835)Grandmaster Jaiv-Yora (1E 2808 – 2835)

アルドゥインの壁を見張った

ドラゴンの盛衰を記した

称えるべきは第三の大師範

導きしは栄光と災厄

第1の墓石First Gravestone

ジョエル… のことをどう思おうが、この戦士の右腕は今、かつて彼の傷を癒やした手の近くに眠っていることを記憶にとどめよう。

2701—2738

第2の墓石Second Gravestone

ギームンド・ショヴリーは健康に、裕福に育ったが、いつも不幸な人々を助けていた。

2679—2732

第3の墓石Third Gravestone

ここに…・モレット、眠る。彼の人生は、頭脳と肉体だけが成功の道ではないことの証明だ。

2695—2732

第4の墓石Fourth Gravestone

友人たちは、故人ウィラム… のことを決して忘れない。彼は世俗的であるのと同じくらい、友人たちへ誠実だった。

2684—2737

盗賊の幸運The Thief’s Luck

スケルトンの精霊が近づいた時、
彼は影に逃げ込んだ。
最も黒い黒の駿馬の上で盗賊は、
罠が骨に噛み付いたのでほくそ笑んだ。

破れて捨てられたページRipped and Discarded Page

…そして、それが真実だった。今ではオスタランドが誤って導かれたのか、それとも王の幻視が誤りだったのか。彼女は光の虹ということもあって、理解しづらい合図や前兆を時に発する。

しかし、アバガーラス人達は武器を持っていると彼は語った。肉体から魂を剥ぎ取り、不死の悪夢の嵐を煽る強力な遺物だ。それをモルトゥーム・ヴィヴィカスと呼んだ。どうやら王はすでに状況に対処する計画を始めたようだが、もし残虐の王がこれを使えるようになったら…

秘められし黄昏The Hidden Twilight

砂漠の上に築かれた都市、インクシーズ。輝きと退廃をまとった街は、まだどうにかその姿を保っていた。その門を通り抜けると、獣の性が私を正しく導いてくれた。物乞いと詩人たちによって歩き尽された道へ、私のような欲求を持つ男が満足を得られる唯一の場所へと。私は誇り高くはない。しかしながら、誇り高い者などどこにいようか。

〈この書の他の部分は、年月と摩耗により判読できない〉

瓶に入ったメッセージMessage in a Bottle

このメモを見ている人へ

船はもうだめだ。最初はマオマーの襲撃者か何かに出くわしたのかと思ったが、実際はそれよりはるかに悪かった。

キチン質の生物が深海から竜骨を這いあがって、船べりに陣取った。海からやって来た悪夢が船を占拠したのだ。それはズマジャというシースロードに率いられている。彼女の声を聞いた。奴らはサマーセットに向かって来るだろう。

奴らは私の船室の扉にいる。もう長くはもたないだろう。手遅れになる前にこの言葉が島に届くよう、運命に祈っている。

フォリネル
レイザーウィンド号一等航海士

瓶に入ったメッセージMessage in a Bottle

上質な小麦粉と、高級な薄紅色の水(他の酒ではいけません)を加えます。

それから、美味しいバターと卵黄2、3個、結晶化したハチミツをたっぷり、それにお好みでクローブを少々(ナツメグも)を加えます。サフラン少々とイースト小さじ1杯も加えます。入れ過ぎるとふくらみ過ぎるので気をつけましょう。

四角に切って全体に穴をあけます。オーブンの中を十分にきれいにして葦の上に乗せ、オーブンに入れます。燃やさないようにしましょう。

3、4日経つと、一層おいしくなります。

瓶に入ったメッセージMessage in a Bottle

マーラ、マーラ、愛の母
高みより我を見守りたもう
愛する人に我を気づかせたまえ

マーラ、マーラ、我が純粋な心
恋の病を癒したまえ
心安らかに暮らせるように

行商人はこのまじないが効くと言っていた。正しいことを願う。540年物リザーブを捨てざるを得なかったことに、父は怒るだろう。だが私には瓶が必要だったのだ!

封じられた手紙Sealed Letter

your name

ある切迫した問題について、助力をお願いしたく思います。ドラゴンがエルスウェアを荒らしており、私の元弟子が反撃しようとしています。私は可能な限り支援していますが、あなたの力が必要です。

私はドラゴンガードの墳墓を発見しました。そこに古代の騎士団によるドラゴン狩りの知恵が眠っていれば、元弟子に伝えてやれるでしょう。墳墓を開くため、助けが必要なのです。

この手紙に私の所在地を付記しておきました。できる限り早く、会えるよう願っています。

ターヴァの導きがあらんことを
カスラ

変化の風The Winds of Change

エルグリルの治世において、悩める大衆の思考と行動にさまざまなパターンが存在することに気づいた私は、彼らを理解し、最終的には彼らに影響を及ぼそうという慎ましい計画に着手した。何事にも秩序を求める性分から、私はまず下層階級の分類から始めることにした。この階級を均等に分割するには…

〈この書物の残りは古びて色あせ、判読できない〉

墓石のメモGravestone Notes

名前:ウィラム、ギームンド、オリヴィア、ジョエル
苗字:モレット、ラヴァーニュ、ショヴリー、レーニス
職業:魔術師、司祭、盗賊、戦士

墓石にある名前の順番:
ジョエル…
ギームンド ショヴリー
… モレット
ウィラム…

魔術師の手紙はラヴァーニュ宛だったので、ラヴァーニュは魔術師ではない。
ジョエルの墓石によれば、彼女は戦士で、司祭は彼女の一番近くに埋葬されている。
モレットの墓石によれば、モレットは魔術師でも戦士でもなかった。

忘却の書物Forgotten Tome

〈この本は白紙のようだ〉

翻訳されたアイレイドの文章Translated Ayleid Texts

…呼吸のたびに〈生命、健康、活力?〉を得るようにした。植えつけた〈種子、岩石、小石?〉をもって、私達は繁栄するだろう。〈死、病気、疾患?〉のいずれも私達を傷つけられない。〈光、太陽、炎?〉による力だ…

…〈残滓、面影?〉のみが〈不明なアイレイド語〉の力を内包できる。その力は私達と共にあるのだ。その力は〈気持ち、感情、心情?〉に反応する。その力は私達の〈存在、残存、旅?〉に寄与し…

…〈絶壁、頂上?〉と〈残滓、面影、欠片?〉は一つ。それはここで永遠に〈守護、保護、隠匿?〉されるだろう…

…第二の〈共同体、基地、洞窟?〉を〈絶壁、頂上?〉から東の丘に築いた。丘の斜面に位置するこの〈共同体、基地、洞窟?〉に、私達は〈書物、巻物、石板?〉、〈歴史、用語辞典、神学説?〉が記されたそれを、〈保管、保護、再保証?〉すべく隠した…

魔術師の暗号The Mage’s Cipher

ラヴァーニュへ

もしこれを読んでいるのなら、私はもう死んでいるということだ。だが、この金庫が確実にお前に譲られるように、ブラックライトの襲撃者の構成員だけが分かるパスワードで鍵をかけた。パスワードは:

オリヴィアの苗字の最初の文字。
モレットの名前の最後の文字。
ギームンドの苗字の6番目の文字。
魔術師の苗字の最後の文字。
司祭の苗字の2番目の文字。
盗賊の苗字の最初の文字。
ウィラムの苗字の2番目の文字。
戦士の苗字の5番目の文字。
ジョエルの苗字の5番目の文字。
ラヴァーニュの名前の2番目の文字。
レーニスの名前の最初の文字。

未完成の報告書Unfinished Report

監督官、ご心配いただきありがとうございます。私の船は沿岸とファイアモス島を徹底的に一掃しましたが、奴隷船の活動の証拠となるものは確認できませんでした。難破は不運な事故でしたが、それだけでした。

その他の件に関しまして、私が是非とも懇願いたしますのは

名前のリストList of Names

ヘロネル — スカイウォッチで西へ逃走中に目撃されたのが最後。

カルラエ — ドーンブレイクへ向かうのを目撃されたのが最後。

アラニアス — アルドメリ礼儀作法大学で目撃されたのが最後。

カラニーゼ — 北へ逃走中に目撃されたのが最後。オーリドンを逃れるため北ビーコンへ向かっている可能性あり。

羊皮紙の切れ端A Scrap of Parchment

何年もこの石壁の下に、この荒野の下に横たわってきた。

羊皮紙の切れ端2つ目A Second Scrap of Parchment

10年もの間、あなたは道を外れ、剣を手にして遠くにいた。

羊皮紙の切れ端3つ目A Third Scrap of Parchment

9年もの間楽しんだが、あなたにとっては子供の遊び。

羊皮紙の切れ端4つ目A Fourth Scrap of Parchment

だからここで待つ。ついに戻ってきてくれるかも知れないと願って。

落ちるFalling

答えを探し求めてきたが、さらなる疑問が出てきただけだった

彼らは何者なのか?どうしてここに来たのか?何が起こったのか?

答えは分からない。沈黙は不気味だが、あの音が悪夢を呼び起こす

さようなら

鍛冶師助手メール 21週間目

143日目
今日、狼にかまれた。あんたの物資を探してる時に一本の木を見たんだ。そしたら母さんのことを思い出してまた笑ってしまったんだ、大声で。狼に見つかって、体中をかまれたよ。そのせいでちょっと物資に血がかかってしまったが、気にしないでほしい。—アクセル

144日目
やあ、友よ!今日もいい日だった。ナラスギと過ごしたよ。もちろん二人であんたの物資を探したんだ。よい一日を!—アクセル

145日目
不思議だ。こんなに幸せなのは、たぶんナラスギのおかげかな。母さんと口をきかないせいかも。たぶん両方だ。まあとにかく、幸せだ。あんたも幸せだとうれしい。—アクセル

146日目
自分でいられることが好きだ。ナラスギが俺の名前を呼ぶと、胸が変な感じになる。ときどき吐くこともあるが、ナラスギは笑ってくれる。彼女を笑わせたいけど、吐くのはちょっとな。—アクセル

147日目
今日はいろんなことを考えた。普段は考えると頭が痛むから、やらないようにしてる。ナラスギはいい女の子だ。実は母さんにすごく似ている。物資を手に入れた。しばらく横になって、もうちょっと考えてみる。—アクセル

148日目
またもやアクセルだ。ナラスギに結婚を申し込むつもりだ。いい考えだと思う。また横にならないと。

149日目
やあ、友よ。今日、ナラスギに結婚を申し込むつもりだ。また胸がおかしな気分だ。ナラスギに申し込む前に、吐いた物をかけないといいんだが。幸運を祈ってくれ!—アクセル

調理師助手メール 23週間目

157日目
ここ数日、パクトについての噂をよく耳にするわ。私のガイドは、自分の仲間とダークエルフの間の同盟を強く支持している。彼女が幸せで嬉しいけれど、湿地で見かけたダンマーの中には、メッセージが伝わっていない人もいたわ。地元のアルゴニアンと話しながら、傲慢にニヤついていたわ。まったく。

158日目
アルゴニアンたちは自分たちの料理に誇りを持っていて、その独特な美味が今日送った品物で伝わることを祈るわ。ザリガニのサラダや湿地ウナギパイのような料理は、慣れるのに時間がかかるかもしれないけど、おいしいわ。唯一おすすめできないのは、のたうつガレットっていう料理よ。気持ち悪いわ。

159日目
サルトリスの畑で一日働いて、この特産品がどうやって作られるか直接見ていたわ。大都市にいる小ぎれいな人たちは、服に泥が吹きつけられたら災難だと思うでしょうね。でも、この村の人たちはほとんど一日中腰をかがめて、3つの地域を養う作物を世話しているわ。優先順位が違うのよ。

160日目
荷物が無傷で乾いたまま届いているかしら。できるだけ気をつけたけど、湿地の人たちには、ずっと…湿気がついているの。アルゴニアンが考えぬいて建設した聖堂施設に寄ってみたわ。彼らの建築は、とてもすばらしくて、深い献身は並じゃなかった。数日間、回廊で安らぐ時間を過ごすつもりよ。

161日目
聖堂で静かに数日過ごした時間は、あっという間に終わった。昨日の夜に散歩していたら、モンクの遺体につまずいたの!遺体を調べようとかがんだところで、聖堂の衛兵が角を曲がって現れて、私を見たの。私は今、モンクたちに殺人犯だと思われているのよ!喉にナイフを突きつけられないようにするのが精一杯よ。

162日目
また捜査に関係することになってしまったわ。今回は、助けてくれる親切な衛兵はいない。今朝、たっぷり時間をかけてモンクたちに説明をして、私が危険人物ではないと信じてくれたと思うわ。私は自分が無実だと証明するチャンスを与えられた。それを充分活用しなくちゃいけないわね。

163日目
死んだ男は、教団で尊敬されている人物だったようね。今日の夕方まで気づかなかったけれど、彼の死は一種の殺人儀式だったようだわ。もし私が注意を払っていなかったら、飾られた彼の死体につまずいていたでしょうね。切り傷、血、印…はっきりと示されているわ。

付呪師助手メール 20週間目

137日目
神聖なる誓いのジャコソンは狂血鬼の始末の仕方を心得ていました。私が手助けして武器を取るチャンスを与えると、残りの狂血鬼はほとんど私の手を借りずに片付けました。その後、彼から感謝の言葉はありませんでした。友達になろうとも思わなかったようです。「目を光らせているからな」とだけ口にすると、背を向けて歩み去りました。

138日目
まだ解雇されていないということは、私が吸血鬼であることを気にしていないものと受け取っております。少なくとも付呪の材料を受け取るのを考え直すほどには。よいろしければ、レイヴンウォッチ家と我々がいかにその特別な才能を使っているかについてお聞かせしましょう。当座はこの素材を一つのお礼として受け取って下さい。あなたの…ご理解に対してのお礼です。

139日目
私です、メリナ・キャッセルです。付呪師の見習いであり、付呪の素材の卸商でもあり、その正体は吸血鬼でもあります。私はレイヴンウォッチ家の他の者と同じように、ヴェランディス伯爵が掲げて遵守する掟に従っています。我々が最も重要視しているのは良き仕事をすることで、この特別な体質を使って人助けをすることです。

140日目
残りの掟は名誉と警戒、高潔さと自制といった崇高な概念に関わるものです。我々は自ら望む者の血だけを吸い、貪ることはありません。掟の唯一の例外は犯罪者と邪悪なカルト崇拝者と遭遇した時だけです。そういった場合は、私達の内なる怪物を完全に解き放つことが許されているのです。材料は同封してありますよ。

141日目
私の奇妙な体質のことは理解されたでしょうから、私の人生のもっと平凡な側面に戻りましょう。上級王の舞踏会の夜が迫っていますが、準備すべきことは一向に減りません。つまり私には助けが必要だということです。つまりグウェンディスの出番!彼女はこういうことのエキスパートなのですから。

142日目
上級王の舞踏会はもうすぐなのに、まだ101個の作業に追われています。髪を結わなければならないし、お化粧もしなければいけません。それにガウンも必要です。それから国中で最も美しいブーケも。グウェンディスはすべて手配済みだと言っていますが、心配になってきました。リアムが迎えにきた時に鮮烈な印象を与えたいのです。

143日目
グウェンディスがまたやってくれました!6人の女性を城に連れてきて、4時間後には髪は完璧、お化粧は絶妙、ガウンは豪華で、私は自身にあふれていました!後は6時間、微動だにせず、リアムが舞踏会の迎えにくるのを待つだけです。ですが、職務を怠ったりはしません!材料は同封してあります。

木工師助手メール 20週間目

136日目
ほらよ、素材の配達だ。俺の物言いは許してくれ。新しくきた治安官が俺のビジネスに手出ししてきたせいで、気分は最悪だ。早いとこあいつの注意を他に向けさせないと、大金を失うはめになる。事故が起こるように手配しなけりゃならないかもしれない。このことは他言無用だからな。

137日目
よう、槌のマーゴッグだ。今日は気分がいいんだ。善良なるシェドリック治安官殿が、ようやく華麗なる前足が「フォーローンの犯罪王」を名乗ってることに気が付いた。俺は怪しまれているだけだったが、例のカジートについては積極的に取引を捜査し始めた。あの治安官様が汚らしい犯罪の証拠を見つけてくれることを願ってるよ。

138日目
俺の取引先のダークエルフにベランゼンって奴がいるんだが、仲介人を始末して、利権を増やそうとしてる。残念ながら、そうなると俺のビジネスが立ち行かなくなっちまう。あんたなら分かってくれるだろうが、そんなこと認められるわけがない。話し合う必要がありそうだな。そうだ、ハンマーを持って行こう。

139日目
ダークエルフのベランゼンだが、まあ、遺失物のコレクターとでも呼ぼうか。いつもうちにきては違法なブツを金に換えて、双方にとってプラスだった。だが、どうやらあの野郎は最高の取引額を求めて「店選び」を始めるつもりらしい。自由市場を活用しようってんだろうな。俺たちは話をすることになってる。あんたに素材を送った後にな。

140日目
悲しい知らせがある。ベランゼンとは公平な合意に至れなかった。本当に残念だが、あいつとは今後の取引はしない。だからあいつを街の豚小屋に投げ込むことになった。偶然転んで俺のハンマーに頭をぶつけちまったんでな。それも二度も。残念なことだが、俺の気前の良さにつけこもうとするとそういうことが起こるんだ。

141日目
よう、槌のマーゴッグだ。この材料があんたに幸せと金を与えますように!俺の上機嫌を不思議に思っているだろう。それは華麗なる前足の違法行為に、善良なるシェドリック治安官殿が正義の鉄槌を下したからだ。最高な気分だ!ちょっと失礼して祝ってくる。

142日目
幸せな時間ってのは短い。残念な状況とはこういうことを言うんだ!カジートの犯罪王について証言させるために、シェドリック治安官が集めてきた証人たちが全員謎の失踪を遂げた。ああ、急に用事ができたとかなどのメモが残されてたらしいが、俺が思うに奴らは今頃、マッドクラブと湖の底で泳いでいるだろう。

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