調理師助手メール 16週間目

108日目
また旅に戻って、新鮮な空気を楽しんでいるわ。送った品物が、役に立っているといいんだけど。汚い場所から上等な食べ物ができるのはどの程度の頻度なのか、興味があるわ。獣の香りのいい肉は、おいしい旅の料理に最適よ。

109日目
旅は危険なものだと、分かり始めてきたわ。昨日は山賊が近寄ってきて、危うく命と、この間あなたに送った品物を失うところだった。幸運なことにちょうど午後のお茶の時間だったから、ハーブ入りのお湯で火傷をさせて、彼を思いとどまらせたの。それから、歩行用の杖で思い切り叩いて、動けなくなった彼を森の中に放置してきたわ。

110日目
先日は嫌な出来事があったけれど、今日は滝を見つけて気分が晴れたわ。アルゴニアンの若者たちも滝を楽しんでいて、高いところから滑ったり飛び込んだり、下のたまりに飛び込んだり、尻尾で泳いでいた。私には尻尾はないので、想像してみるしかないけど…役に立ちそうね。パンツは履けなくなるけど。

111日目
今日送った品物はどうかしら?途中で激しい雨に打たれたせいで、鼻風邪だわ。キャンプファイアの近くで丸くなって、これを書いているの。熱した岩の上で沸騰させたサルトリスのお茶を飲んでるわ。先は不安だけど、私はもう大人の女性よ。どうにかするわ。

112日目
サルトリスのお茶の味は最悪だったけど、おかげでまた旅路に戻れるようになったわ。頭を高く上げて歩いて、太陽の光を楽しんでいると、若返った気分になれたの。今日の品物を楽しんでね…品質は保証するわ。

113日目
昨日酒場で、好奇心旺盛な、小さいウッドエルフに会ったわ。彼はとても人懐っこくて、でもお酒の好みは変だったわ。ロトメスというお酒を勧められて…謎のお肉がたくさん入った、シチューみたいなビールよ。何口か飲まないと、味に慣れなかった。でも、信じられる?美味しかったのよ!ふふ。

114日目
ここ数日、旅の楽団と一緒に行動しているわ。おしゃべりできる旅の道連れがいるのは楽しいわ。どうやら彼らは、近くにある小さな洞窟を調査するつもりね。一緒に来るように誘われた。そこには行く価値のある宝物があるだろうって言っているわ。何て素敵なのかしら!