調理師助手メール 21週間目

143日目
足を止めて高地を見るのは、本当にすばらしいわ。私と同年代のほとんどは、荒野には入れない、探検なんて自殺行為、そう思っているわ。親切な態度と丈夫なブーツさえあれば、タムリエルはとても居心地のいい場所よ。

144日目
家からの手紙で、私の姉妹は「どうしてこんな仕事をするの?」とよく聞いてくるわ。家から遠く離れて旅することは、一種の罰だと思っているのね。正反対よ!今日は陽気なノルドの大家族と、すばらしい料理とお酒を楽しんだわ。唯一大変だったのは、お互いにケグを投げ合い始めるから、それを避けるタイミングだけね。

145日目
また旅に戻って、ノルドの家族と食べた夕食を思い出したら、お腹が鳴ったわ。フェンネルのグレイビーソースをかけた兎肉のハーブ入りソーセージ!大きなケグから注いだばかりの泡立った黄金色のビールと、焚火で焼いた野生の穀物と果物の鶏肉包み。あらあら、この簡単な玉ねぎのシチューが貧層に見えてきたわ。

146日目
今回の物資は特にいいと思うわ。あなたの役に立つでしょうね。アッシュランドの国境はとても豊かな場所よ。思い付かないような場所を覗く勇気と見る目があればね。このキノコの森は普通の調理師が考えるよりもずっと自然が豊かなの。

147日目
あなたの仕事をきちんと果たすのは楽しいわ。毎日瞑想しているから、もっと困難で避けられない挑戦に集中できるわ。例えば、ネッチのミルクを手に入れることね。宙に浮いた動物から乳を搾っていると、人生の選択を間違ったのか、って気分になるわ。

148日目
今日話をした旅人が、偶然にも仕事で働く収集者だったの!ハチミツのキャンディーをとても上等なブーツと交換して、この仕事のうつろいやすさを語り合ったわ。プロの同業者と話をするのは楽しかったわ。私たちの仕事の大変さを知る人は少ないもの。

149日目
激しい雨が地域全体に降り注いで、私は悪くない宿屋の中で数日を過ごしたわ。ダークエルフの建築は、私から見たら質素(女性のボサボサ髪みたいな屋根よ)だけれど、この場所は意外と快適なのよ。この機会を使って、書き物に真剣に取り組んでみることにしたの。