調理師助手メール 23週間目

157日目
ここ数日、パクトについての噂をよく耳にするわ。私のガイドは、自分の仲間とダークエルフの間の同盟を強く支持している。彼女が幸せで嬉しいけれど、湿地で見かけたダンマーの中には、メッセージが伝わっていない人もいたわ。地元のアルゴニアンと話しながら、傲慢にニヤついていたわ。まったく。

158日目
アルゴニアンたちは自分たちの料理に誇りを持っていて、その独特な美味が今日送った品物で伝わることを祈るわ。ザリガニのサラダや湿地ウナギパイのような料理は、慣れるのに時間がかかるかもしれないけど、おいしいわ。唯一おすすめできないのは、のたうつガレットっていう料理よ。気持ち悪いわ。

159日目
サルトリスの畑で一日働いて、この特産品がどうやって作られるか直接見ていたわ。大都市にいる小ぎれいな人たちは、服に泥が吹きつけられたら災難だと思うでしょうね。でも、この村の人たちはほとんど一日中腰をかがめて、3つの地域を養う作物を世話しているわ。優先順位が違うのよ。

160日目
荷物が無傷で乾いたまま届いているかしら。できるだけ気をつけたけど、湿地の人たちには、ずっと…湿気がついているの。アルゴニアンが考えぬいて建設した聖堂施設に寄ってみたわ。彼らの建築は、とてもすばらしくて、深い献身は並じゃなかった。数日間、回廊で安らぐ時間を過ごすつもりよ。

161日目
聖堂で静かに数日過ごした時間は、あっという間に終わった。昨日の夜に散歩していたら、モンクの遺体につまずいたの!遺体を調べようとかがんだところで、聖堂の衛兵が角を曲がって現れて、私を見たの。私は今、モンクたちに殺人犯だと思われているのよ!喉にナイフを突きつけられないようにするのが精一杯よ。

162日目
また捜査に関係することになってしまったわ。今回は、助けてくれる親切な衛兵はいない。今朝、たっぷり時間をかけてモンクたちに説明をして、私が危険人物ではないと信じてくれたと思うわ。私は自分が無実だと証明するチャンスを与えられた。それを充分活用しなくちゃいけないわね。

163日目
死んだ男は、教団で尊敬されている人物だったようね。今日の夕方まで気づかなかったけれど、彼の死は一種の殺人儀式だったようだわ。もし私が注意を払っていなかったら、飾られた彼の死体につまずいていたでしょうね。切り傷、血、印…はっきりと示されているわ。