木工師助手メール 37週間目

257日目
前回の手紙をヌリニに書かせたことを不快にお思いでなければいいのですが。彼女はこのアイデアを面白がっていたようですが、送る前に手紙を読んだのでご安心を!実はあれが第4稿だったのです。彼女は何度言っても、不作法極まりないことを書くのです!とはいえ、彼女はこの荷物を集めるのを手伝ってくれました。

258日目
賢き雇い主さん、こんにちは。またヌリニが話しています。オービナーは故郷から手紙をもらって、自分のテントから出てきません。代わりにこの者が荷物を送ります。それからヌリニは友人をできるだけ慰めることも保証します。そのために彼の家族を探しだして、生きたまま皮をはぐかもしれません。ゆっくりと。

259日目
ヌリニの行動をご容赦願います!前回の手紙は彼女が全く勝手に送ったのです。しっかり言い聞かせておきます。彼女がもっとゴールドをよこせと言ったのなら、どうか無視してください!私は今の条件で満足しています。大満足です!決して仕事を辞めて、故郷に帰ったりはしません。決して!荷物をどうぞ!

260日目
前回に荷物に添えられた、やや性急な手紙について謝罪します。すでにお気づきかもしれませんが、私の家族は取引をやめて故郷に帰るよう言ったのです。彼らは私のことを理解しません。これまでになく途方に暮れています。でも諦めはしません。きっと前に進み、自分の真実、自分の信仰を見つける時が来ているのです。

261日目
カジートたちと過ごした時間で学んだことは、自分がヴァレンウッドの外の世界についてほとんど知らなかったことです。もっと多くの人々と出会い、新しい文化と考え方を発見したいのです。もしかしたらそれを通じて、私自身についてもより多くを見出せるかもしれません。そのための機会を与えてくださって感謝します。この荷物と、私の感謝をお受け取りください。

262日目
私がグループを去る決心をしたことでヌリニは不機嫌でしたが、きっと理解してくれると思います。一緒に行こうと誘うことも考えましたが、彼女は最近婚約したばかりなのです!大切な友と、その妻になる人のことを考えると、これ以上ないほど嬉しく思います。彼女から手紙を受け取ることがあれば、どうか無視してください!私は現在の賃金で満足なことを保証します。

263日目
再び一人旅になりました。カジートに対する私の不信は、いつ仲間意識に変わったのでしょう?ヌリニの質問は私を非常に困惑させましたが、あれのおかげだったのかもしれません。あるいは気安い冗談か、しつこい冷やかしのせいか。少なくとも、あなたへの手紙はまだ書いています。手紙は考えの整理を助けてくれますし、孤独な時間に慰めを与えてくれます。

木工師助手メール 36週間目

250日目
昨日、ヌリニと私に若いカジートが近づいてきました。彼はにやにや笑って、こう尋ねました。「その者はお前にたくさん質問があるんだな。教えてくれ、味見していいかって聞いてきたか?」ヌリニはただ手を振って、返事をしました。「もし聞いたら、あなたへの答えと同じ答えを返すわ!」そして2人は笑ったのです!カジートは実に奇妙な種族です。

251日目
私なヌリニを座らせて、彼女の発言で私たちの関係についての噂が真実だと考える者がいるかもしれない、と説明しました。彼女は眉を上げて、こう言いました。「あいつらは私が何を言ってもからかうわ。あなたみたいに、顔を赤らめればいいの?」私は自分の思うようにしてほしいと告げ、そそくさと去りました。

252日目
今日、小規模の山賊団に襲撃されました。戦闘はすぐ終わり、私たちの側に死者は出ませんでした。矢を回収していると、仲間の一人が何気なく聞きました。「ねえ、ブレトンとレッドガード、どっちが旨いの?」私はぐっとこらえて、彼女が笑うのを尻目にテントへ行きました。襲撃があっても、あなたへの素材は集めました。

253日目
前回の私の手紙が、恩知らずな印象を与えたのではないかと気掛かりです。旅ができる機会は気に入っていますし、基本的にカジートと一緒にいることは楽しいものです。彼らの中に木工師はいませんが、売り物の家具は喜んで見せてくれます。素敵な家具ですが、あなたはこの素材でもっと素敵な家具をお作りになるでしょう。

254日目
ウッドエルフが死体を食べると信じる人が多いことには驚かされます!確かに、今でもその習慣は完全に消滅してはいませんが、未だに守っていると考えるのは馬鹿げています。ヌリニでさえ尋ねてきました。私の返答は怒りに満ちていたので、それ以来口をきいていません。彼らの考えはどうであれ、カジートはこの荷物のために取引してくれました。

255日目
ついにヌリニと仲直りできました。彼女は短気ですが、心優しい人です。ヌリニはこの旅で、予期せぬ相談相手になっています。去る時は寂しくなるでしょう。質問責めは要りませんが。彼女の質問には実に混乱させられます。しかし私にとって確実なことは、あなたの助手であるということです!

256日目
オービナーの失礼をお詫びするために、ヌリニはこの手紙を書く許可をもらいました。この者は「不適切な」ことを書くことを禁じられています。ヌリニは偉大なるあなたにもっと金をよこせと要求したり、オービナーのバカみたいな秘密を教えたり、「不作法な」話をすることを許されていません。だから、人を信用しない私の仲間にならってこう言いましょう。どうぞ荷物をお受け取りください!

木工師助手メール 35週間目

243日目
昨晩ヌリニが言いました。「この者たちは木を切る。あなたの雇い主はそれで何かを作る。それを受け入れているのに、自分で加工しないのはなぜ?」説明しようとしましたが、彼女は首を振るだけでした。「木は倒れる。材木はクラフトに使われる。結局、何も変わらないじゃない」。あなたなら考えを理解していただけるのではないでしょうか。とにかく、自分でやることは違うのです。

244日目
ヌリニの質問について考えています。他の人々が緑を収穫すると考えても、私はなぜ不快に思わないのでしょうか?ヴァレンウッドから取られたものでなく、かつ自らが緑を傷つけなければ、何も気にならないのです。私の種族の多くの者がこう考えていることは知っていますが、なぜでしょう?この荷物に免じて、終わりのない質問をお許しいただけることを願っています。

245日目
最近ヌリニに対して、ウッドエルフの慣習について無知すぎると言いました。カジートの表情を読むのは難しいのですが、どうも逆鱗に触れてしまったようです。彼女はぴしゃりと言いました。「じゃあ、あなたはこの者の民の何を知ってるの?」そうして、さっさと出ていってしまったのです!正直、彼女の言うとおりだと思います。自分にも問いを投げかける時かもしれません。

246日目
カジートは奇妙な宗教を持っています。彼らが自分たちを完璧な民だと信じていることをご存じですか?完璧な種族がこんなに…毛深いとは想像しませんでした。もちろんヌリニがこのことを話した時は、ぐっと本音をこらえました。旅の仲間を侮辱できません。あなたへの荷物が滞ってはいけませんから。

247日目
カジートの神々は実に数が多い!ヌリニは辛抱強く説明してくれましたが、なぜ宗教がこれほど複雑でなければならないのでしょう。私がそう述べると、ヌリニは笑ってこう言いました。「複雑?あなたのようにたくさんの規則に従えって言われたら、この者は気が狂ってしまうわ!」外部の視点とはおかしなものです!

248日目
ついに故郷へ手紙を書きました。5ページもあったはずです!手紙はヌリニに見てもらいました。二度もです。彼女は、私のような息子に不満を持つ家族は愚か者だと言いました。白状すると、これには少し泣きました。彼女は気づかないふりをしてくれました。カジートと親友になるとは、考えたこともありませんでした。

249日目
このキャンプでも、また噂が立ってしまいました。私がヌリニに恋していると考えられていることに驚きはしませんが、迷惑です。しかし彼女はこの話を、涼しい顔で切り抜けているようです。ヌリニの機知が羨ましい。私は嫌味を言われると、ただ顔を赤らめて無言になってしまいます。ヌリニは素材を集めるためにも頼れるパートナーとなりつつありますし、費用は非常に良心的です。

木工師助手メール 34週間目

236日目
私がレッドガードたちと別れた後に取引した、素性の怪しいノルドのことを覚えていらっしゃいますか?イフレにかけて、また彼に出会ったのです!これは偶然の連続なのか、それとも…いや、まさかあの男が私を追跡しているはずがありません。それは馬鹿げています。単なる偶然でしょう!

237日目
昨晩は飢えた狼の群のおかげで、木の中で眠る羽目になりました。もっと開けた地帯で狼たちに見つからなかったのが幸いでした!旅のグループを近いうちに見つけなくてはなりません。今日はあなたの荷物のための素材を集めている間、ほとんど目を開けていられませんでした。

238日目
カジートのグループに出会い、旅を共にし始めました。彼らは他の旅仲間よりも信頼しにくい相手ですが、荷物のためのクラフト材料を集めることに協力する姿勢を示してくれました。いつもどおり、仕事が最優先です!ただ、ゴールドは手の届くところに置かなくては。

239日目
現在の仕事を説明する手紙を故郷に書き送ろうと何度も試みたのですが、なぜかうまい言葉が見つかりません。彼らに私のことを悪く思ってほしくないのです。でも直接話すことができれば、パクトに対する忠誠が揺るぎないものであることを説明できると思います。故郷を訪問して、説明できる時を待ったほうがいいかもしれません。

240日目
カジートたちは前回のグループよりもずっと歓迎してくれますが、彼らのユーモアは奇妙です。誰かが冗談には思えないことを言ったかと思えば、残りの者たちが突然笑いだすのです。ここでは何かを見落としているような気分になります。しかし、あなたの荷物は決して見落としません。どうぞお受け取りください!

241日目
近頃、ヌリニという若いカジートがパクトについて私に尋ねてきます。彼女はもしかするとグリーンパクトに改宗を考えているのでしょうか(彼女の種族としては珍しい選択です)。しかし今のところ、未知のものへの単なる好奇心だろうと判断しました。それに、自分の種族の規範以外に興味を持つなと、私が言えるはずもないですよね?

242日目
今日、私は自分の食生活についてヌリニと議論し、なぜ私が肉しか食べないのかを説明しました。彼女は私の今回の荷物を指差し「ヌリニの民が伐採したものを集めているのに、私たちが採ったものは食べられないの?」と言いました。違いを説明するには苦労しましたが、彼女から貰った調理されたばかりの野菜は固く断りました。考えただけでも胃が痛くなります。

木工師助手メール 33週間目

229日目
旅の仲間であるウッドエルフの一人が今日、私と狩りをするのを拒みました。私が手伝うことで「イフレの加護を失いたくない」から、野営地に戻るように言われました。そんなおかしな話は聞いたことがありません!野営地にいる他の仲間に手伝いを頼みましたが、沈黙するだけでした。彼らが助けてくれないなら、一人で狩りをするだけです。

230日目
この荷物を収集している間、軽いトラブルに見舞われました。一緒に旅をしているウッドエルフの数人が、私が素材を集めているところを偶然見かけ、何をしているのかと問い始めたのです。私はすでに落ちたものを集めただけだと冷静に説明しましたが、彼らは耳を傾けようとはしません。あとどれだけ一緒にいられるかは、わかりません。

231日目
今日、共に旅をしていたウッドエルフのグループから、立ち去るよう言われました。彼らは率直で、「パクトへの裏切り者」と一緒にいるところを見られたくないと、簡単に言って来たのです。根も葉もありません!でも、別に構いません。侮辱する人々と一緒にいるよりは、一人旅のほうがいいですから。

232日目
奇妙に聞こえるかもしれませんが、近頃木工のことを夢に見ます。多くの場合、想像するのは私が会った木工師の誰かですが、時には木を加工しているのが自分の手になるのです。目を覚ますと、いつも罪悪感を覚えます…が、興奮もします。他にこのことを話せる相手がいないのです。私の雇用主だけでなく、変わらぬ相談相手でいてくださることに感謝いたします。

233日目
木工師のウッドエルフはいるのでしょうか?彼らはどうやって罪悪感を克服するのでしょうか。妙なことですが、故郷を発つ以前こんなことは考えませんでした。この荷物がお気に召すことを願います。それから私の質問は無視してくださって結構です。答えはきっと、この旅の途上で見つかるでしょう。

234日目
最近の何通かの手紙が、パクトに対する私の忠誠を疑わせてしまったかもしれないと気づきました。衝動を抱いてはいても、実行するわけではありません。木工の驚異を学べば、多くのウッドエルフが同じ気持ちを味わうでしょう。いずれこの気持ちを抑えられるようになると思います!今のところ、あなたのお手伝いができるだけで十分です。

235日目
いつものように、荷物をお届けします!実は今気づいたのですが、故郷にいる家族に自分の今の仕事をきちんと説明していませんでした。旅や取引のことは話しますが、私が扱う素材のことは話さないのです。できるだけ早く手紙を送って、このことを正そうと心に決めました。