仕立師助手メール 4週間目

22日目
短文をお許しください。亜麻布のスカーフで疫病を拡げた、と疑われているのです。暴徒集団がすぐそこまで来ていますので。

23日目
私の隠れていた納屋は暴徒によって火を点けられてしまいましたが、親切なソーサラーが私の脱出を助けてくださいました!今は彼が拠点としている洞窟に身を隠しています。行商の品は火災でほぼ燃えてしまいましたが、ソーサラーの方は私が持ってきた数少ない素材とこの手紙を送ると言っていただけました。大変優しいご老人です。今回の配送については、どうか彼に感謝を!

24日目
私の脱出を助けてくれたソーサラーは、「黒き虫の教団」に属する人物でした。彼は私の「疫病スカーフ」を自分の目的に使うため、入手したいとのことでした。そこでその隠し場所について巧みな嘘を吐いたのです。彼がそれを回収しに向かっている間、私は「疫病ゾンビの儀式用素材」と書かれたカゴを奪って脱出しました。中には「疫病」や「ゾンビ」は入っていなかったので、その点はどうぞご心配なく!

25日目
在庫をすべて買い戻すことができました!虫の教団のソーサラーたちはいつも色々と役立つ素材を持っているみたいですね。ちなみに暴徒から救ってくれた妖術師は、私が疫病に全く関係ないことを知り、あまり喜んでいるようには見えませんでした。そこで彼が洞窟に戻ってきた時に、その上にあった枯れ木が落ちる罠を仕掛けたんです。これは賭けではありましたけど、妖術師というのは中々頭上を見ないものですね。というわけで、戦利品の一部を同梱しておきました!

26日目
なめし革が市場から姿を消しました。在庫がほとんど一晩の内に無くなってしまったんです。この状況からは2つの可能性が導き出せます。大金を持つ何者かが革の価格を釣り上げてから市場に革を放出するつもりなのか、あるいは誰かがオグリム歩兵隊に鎧でも作るつもりなのか。大型の腰帯用金具の大量購入には目を光らせておいた方が良いかもしれませんね!

27日目
もし誰かに「カボチャのワイン」という物を差し出されたら、絶対に飲まないことをお勧めします。私の場合は間に合いませんでしたけど。

28日目
魔術師ギルドがタムリエル中の支部と話す事ができるのなら、なぜお互いに病気の蔓延について警告しようとしないのでしょうか。どんな帝国、王国、要塞にとっても益となるはずだとは思いませんか。