研究メモ

Research Notes

アダイナズの日記Adainaz’s Journal

岩が落ち、逃げ道がない。ヘンリエンは具合が悪そうだ。顔が赤く、敏感になっている。このカジートを脅した。この者は最後の食料を渡したりしない。

これが伝説のドゥエマーのグレートエンジンなのだろうか。ヘンリエンの症状の説明がつく。彼を縛りつけなければならなかった。ここでは長く持たない。意識を失いそうになるのがわかる。ヘンリエンのように。

このいまいましい機械を破壊しなければ。

動力源が4つ。それ自体のマジカでエンジンを始動するのに十分かどうか。だが、なくなったコントロールロッドが必要になる。

この剣じゃ、傷もつかなかった。奴のどの呪文をもってしても、傷一つ付けられなかった。

アルゴニアンの交配儀式The Argonian Mating Ritual

サルモールの特命研究者、水晶の塔のヴァルレンディル 著

私はこの最も謎めいた生物、アルゴニアンの、特に交配儀式に注目して明らかにすべく努めている

アルゴニアンが絆を主張する顔のない存在、ヒストについてのささやきは数多い。言い伝えによればヒストはブラック・マーシュの中心部、土地を定期的に歩き境界線を巡視する木に住んでいるという

彷徨うヒストはアルゴニアンの状態の隠喩だという者もいる。悪臭のする沼で苦労することを運命づけられた彼らが悲惨な状況から抜け出すことを望んでいるのだと。どういうわけかアルゴニアンは生き残り続け、彼らの総数は逆境にも関わらず、増えも減りもしていない

トカゲの民は、交配を彼らのリーダーであるヒストによる繁殖の単純な呼びかけとして見ている。この年に1度の儀式に参加するため、アルゴニアンはヒスミールにやってきて、複数の試練に参加する。試練の勝利者は番うことを許され、敗者は次の年に戻ってこなければならない

私は今年の試練を見ることはできなかったが、この奇妙なエルフ配下の爬虫類についてもっと学ぶため、来年は参加したいと願っている

イールシルのメモ、1ページEalcil’s Notes, Page 1

何かが建てられている。大きなものが。キャッツアイ埠頭の空気が確実に音をたてている。嘆きの泉の聖堂の古代のエネルギーとはまるで違う。新しい、今にも破裂しそうな !

この身体の彫刻は明らかに何らかの関わりがある。儀式魔法だろうか?もっと調べなければならない

イールシルのメモ、2ページEalcil’s Notes, Page 2

無駄だ。ルーンの彫刻は対象に非常に深く彫られている。この過程では誰も生き残ることはできない。マオマーだけがなぜこの彫刻が重要なのか知っていて、疑問に多少は抵抗できることが証明されている

キャッツアイ埠頭の終わりで、エネルギーは洞窟の入口に向かって流れているように見える。蛇の形のトーテムにつながりがあるのだろうか?秘密を解き明かさなければならない!

イールシルのメモ、3ページEalcil’s Notes, Page 3

爽快だ!遠吠え、稲妻——あらゆるエネルギーが洞窟の「嵐のトーテム」に引き込まれた。しかし、入ろうとすると、愚かなマオマーたちが入口で倒れていた!

命令によって腐敗したスクゥーマの密売人を見つけているドミニオンの職員のために、洞窟に入る別の方法を探す。埠頭周辺で見つけたら、来てほしい。調査に手を貸してもらいたい

— イールシル

イールシルの日記Ealcil’s Journal

ルレリオンは嘆きの石を自分ひとりで発見したがっているが、また栄誉を盗まれるのなら、3回毛を刈られたトロールになってしまう。彼が遺跡に入ってみるというのなら、アーティファクトを持ち去って、イーグルズ浜に持ち帰るのは簡単なことだ

アーティファクトの潜在的な力にはただ度肝を抜かれるばかりだ。新鮮な水が限りなく軍に供給されることを考えてみよう。天気それ自体も操れることを!

イールシル

ヴァーダンの日記Vardan’s Diary

北方にあるアイレイドの遺跡の調査は、何らの新情報をもたらさなかった。古い言い伝えの数々は、単に墓荒らしを躊躇させるためのこけおどしだったのではないだろうか。ヌレッセ女王は王に先立たれ悲嘆に暮れていた。おそらく、彼女がすべてをでっちあげたのだろう。

明日ドルシラが戻ってくる。彼女なら、私が見落としたものを見つけてくれるかもしれない。

* * *

ドルシラもお手上げだった。遺跡の謎は依然として謎のままだ。もしここに偉大な力が宿っているとしても、その在りかは誰にも分からない。

ドルシラから、近在のオークを尋問したらどうかと言われた。なるほど、奴らを締めあげれば、我々がまだ発見していない詳細を明かすかもしれない。いなくなっても心配されないようなオークを探すとしよう。

* * *

やったぞ!オークを尋問した結果、オークの要塞の地下に隠し扉があることが分かった。この情報が、我々をレンウィック王の伝説の蔵書庫に導いてくれるかもしれない。

もし言い伝えが真実なら、蔵書庫には我々の探している情報が詰まっているに違いない。墓の歌い手にはすでに報告した。応援を寄越すのを拒むようなら、奴の本心が分かるだろう。

* * *

応援が到着した。忌々しい墓の歌い手め!

私が欲しかったのは最高クラスの力量を持つベテランだ。それなのに、送られてきたのは初めて死体を蘇らせてからいくらも経験を積んでいないようなひよっこばかり。墓の歌い手の奴め、面白がっているに違いない。

だがまあ、ひよっこどもは捨て駒にはなるだろう。連中がオークどもの気を逸らしているあいだ、密偵が隠し扉から蔵書庫に入ればいい。我々が探している巻物はそこで見つかるに違いない。

* * *

ついにやったぞ!巻物は私の予想を超えた力がここに宿っていることを裏付けてくれた。

このちっぽけな島をオークどもから奪い取るのは聖戦の手始めに過ぎない。私がこの遺跡に宿る力を手中に収めた暁には、ダガーフォール・カバナントの軍勢など、我々の前に木の葉のように舞い散るだろう。

私にグレナンブラを奪われたら、墓の歌い手は自らの失態をどう説明するつもりだろうか?

ウリアモの日記Uryaamo’s Journal

数十回探検に失敗した後で、ついに発見した。これこそウッドエルフがルートサンダーと呼ぶ失われた街に違いない。当時の地図によれば、交易の中継地として最適だったはずだ。唯一の障害は密林を手なずけることだろう。小さな障害ではないが、ルートサンダーを築いた者達は乗り越えられると信じた。

彼らの解決策は、それが何であったにせよ、明らかにうまくいかなかった。しかし彼らはこの場所、中央のウェルキンド石を抜けた下の空間へ、風変わりなマジカの流れを吹き込んだ。その扉を解錠できたら、さらに詳しく分かるかも知れない。

ウリカンターの日記Uricantar’s Journal

エズドゥインに着いた。まだテレンジャーと、あの不実なアンデウェンにやられた傷の手当をしている。彼女とは何世紀も一緒に過ごすと確信していたのに。彼女がすべきだったことは、僕の力を認めるということ、そしてテレンジャーの時代は終わったということに気づくことだけだったんだ。

– – –
地表の遺跡を調査したら、遺跡の入口を守っている古代魔法をすり抜ける方法を見つけた。自分だけの地下室だ。ここにいる霊魂は僕を気にしないようだ。今のところは。

– – –
見つけたぞ。マラーリ・モラが、何百年も前に倒れたまさにその場所で横たわっている。今は時間だけはある。エサニヨンの秘密を発見して、エセリウスの頂上を膨らませるための時間が。

– – –
妨げに遭った。遺物を取り囲んでいる魔術使いの敵をあやつったら、長い間眠っていたつながりを再び活発にさせてしまったようだ。今や遺跡にはエセリウスの霊魂たちがあふれ返り、エサニヨンの儀式によって拘束された死者が、またぞろエズドゥインの墓石を歩き回っている。

– – –
マラーリ・モラを解析した。同封の見取り図にはその多角的側面がどのようにマジカを集中させて浄化するかが示されている。この遺物と重なり合うエセリウスの破片の完全な制御はまだ呼び起こしていないが、自分が召喚した霊魂を基本的には制御している。今ではガーディアンもいるし、協力的な奴隷もいる。

– – –
テレンジャーが到着した。自分の目となるように霊魂を送り込んだ。アンデウェンは奴と一緒にいる。さあいよいよだ。目の前の、誤解されたエサニヨンのように、僕の時代が来たんだ。哀れなあいつの生徒を何人か奪ってエセリウスの扉を大きく開き、アークメイジとしての正当な権利を手にするんだ!

お薦めのムーンシュガー栽培法Recommended Methods of Moon Sugar Cultivation

マッドクラブ栽培法を推奨する。マッドクラブはムーンシュガーと天然の親和性があるようだ。最初マッドクラブはムーンシュガーの新芽を茎の根元で摘んで害を与えるように見えるかもしれないが、実際は成長と復元を促進している。茶色に変色し、普通なら枯れてしまったように見える植物が実は成長中のムーンシュガーの芽で、ある時点で非常に豊かな成長を遂げる。

マッドクラブの処置のあと、成長を続け明るい色になったムーンシュガーは溶岩に浸す。植物が即座に死んでしまうと思えるが、実際には処置を受けたムーンシュガーがさらに長い期間、生き生きと保たれる環境を作り出す。この手順は、多数のムーンシュガーが冷えて固くなった溶岩の山から芽を出すまで繰り返される。

この方法とお薦めの肥料技術を併用するとよく育ち、生産性の高いムーンシュガーができる。ただ、この手順には時間がかかる。本当に望ましい成果を得るまでに、何度も繰り返さなければならないことを心に留めてほしい。

カラック・ディーナの陥落The Fall of Carac Dena

私がまだ若いエルフだった遠い昔、古代アイレイド語で書かれたヴァレンウッドの奥深くにある巨大な要塞についての古い本を見つけた。その本を見つけて以来、私はこの場所に取りつかれたようになった。

残念なことに、本は翻訳を始める前に不思議な状況の中で失われてしまった。だが私は魅惑的な詳細を思い出せるだけ記憶から書き出した。

「カラック・ディーナの偉大な要塞は何百年もそこにある。建設時に100のアイレイドの血が浸みこんだ石によって維持されている。要塞はヴァレンウッドの海岸の高台にあり、巨大な石の記念碑と防塁が敵の侵入を阻む」

「その偉大さにより、旅人にとっての休息所となった。宝物庫に巨大な蔵書庫、そして要塞に近づけば歌声が聞こえるという者さえいた」

「… 大軍団が城門を包囲した後、カラック・ディーナの要塞は眼下の敵が城門を制圧すると脅すまで100年持ちこたえた。その時指揮官は、元からいる兵士を100人呼び集めて会議を招集した。運命の決断が下された。兵士は1人ずつ石の上に血を流し、巨大な要塞を地に落として下にいた敵の軍隊を圧殺した」

* この軍団に関しては原文があいまいで、知らない言葉が使われている。だが「軍隊」という言葉に似ている。

私はこの偉大な要塞の場所を探し当てるために生涯を捧げた。それは陥落して地中に飲み込まれたのだと今は確信している。そしてついにその場所を特定した。あとはウッドエルフのガイドを見つけて、その場へ行くのみだ…

カリーナの日記Carina’s Journal

偉大な発明家のメモと謎には、頭がおかしくなりそうだ。それでも、上官がこのコンストラクトを支配したがる理由が、私にも分かりはじめてきた。彼らは人によくある欠点がない。恐怖も飢えも渇きもないのだ。彼らはほぼ完璧な兵士であるといえよう。

もちろん彼らにも欠点はある。考え決断し、直感で行動はできない。命令に従うのはよくできるが、判断力のない兵士は使える場面が限られる。

こう考えてしまう。ドワーフだったらここにあるものにどう対処するだろう?私たちが出会ったコンストラクトたちは思ったよりはるかに強い。帝国の蔵書庫の書物では、彼らを適切に評価できなかった。

ラザクは発明の分野では天才だったに違いない。封印された地下室の奥深くで、彼はもっとすごい何かに取り組んでいたのだろうか?知る必要がある!

帝国はこの力を手にするべきだ。どれだけの代償を払っても

キャス・ベドロードのカタコンベCatacombs of Cath Bedraud

ビクター・クロクエル 著

キャス・ベドロードの墓所には、ハイロックの安全を守るために数多くの戦いで活躍し、流した血を祖国の大地に染み込ませ川に注いだ我らが最も偉大な英雄たちが眠っている。彼らはこの地を守るため、持てるすべてをなげうったのだ。

「英雄」という言葉の意味は、それを使う者の立場によって変わる。誰かの英雄は、ほかの誰かにとっての悪漢かもしれず、誰かの王は、ほかの誰かにとっては暴君かもしれない。しかし、キャス・ベドロードに眠る者は一人残らず、祖国のために戦い命を捧げた。我々が今のように暮らせるのは、彼らが銘々のやりかたでそれを可能にしてくれたからだ。

そして、こうした英雄たちの墓の下にあるのがカタコンベだ。私はそこに、歴代の王や王妃、王族たちが葬られているとにらんでいる。鄙びた周辺地域を調査した結果、どうやらカタコンベが存在するらしいと分かった。しかしながら、この秘密の墓所への入口はまだ見つかっていない。そこで、現存する記録がないか、あってもせいぜいが不完全ないくつかの主題について、つらつら考えてみたい。

はるか昔、アレッシアとディレニが干戈を交えた幾多の戦いのなかでも最大級の合戦が、まさにこの地でおこなわれた。大いなる戦いで、大勢の人々が命を落とした。その後アイレイド最後の王がみまかると、ディレニ一族の血筋は次第に細り、絶えていった。

ただ、ディレニの人々は、最も強力な魔法を自在に操ることができた。それはディレニ以前もディレニ以降も、見られないタイプの魔法だったという説もある。その魔法があればこそ、ディレニはアレッシアの圧制を打倒し、その軍の進撃を止められたのである。

私に言えるのは、キャス・ベドロードの地下に眠るのが、遠い昔に戦いで命を落とした英雄たちだということだけだ。ディレニの人々は斃れた同胞をここに葬り、安息の場所が荒らされることのないよう封印したのだ。

この仮説を裏付ける新たな証拠を発掘すべく、私は調査を続けるつもりだ。また、こうしたカタコンベへの入口を見つけるために、キャス・ベドロードの探索も継続するとしよう。

できればこうした墓を守っているディレニの魔法をかき乱さずに済ませたいが、こればかりは祈るしかない。

キレスのプリズムのメモKireth’s Prism Notes

クリスタルのプリズムがすべて並んだ様子は、どうやらかつて何かきらめく小さな物が、部屋の周囲のエネルギーを動かしていたことを示しているような気がする。これはただの一時的な仮説だけど、修理して何かをさせることはできると思う。遺跡周辺でうろついている金属のクモから、きらめく物と回る部品をもっと手に入れないと。

でもそれには気味悪いクモと戦うことになる。クモは大嫌いよ。

キレスの日記、3ページKireth’s Journal, Page 3

レイノーと私は、この探検で稼げてる!私としては進歩よ。

ブサヌアルの後では、大学なんて必要ない。成功する準備ならできてる!魔術師ギルドを連れてきなさい!

でもギルドに好印象を与えるには、何か良いものを見つけないといけない。たまに、彼らには単にからかわれている気がする。

レイノーは、スカイリムの王の後ろ盾があれば入れる可能性は高いと思ってる。正しいといいんだけど。

キレスの日記、7ページKireth’s Journal, Page 7

ここは罠だらけ!1つの場所にこれだけ多くの、面白く危険な仕掛けがあるのは見たことがない。ドワーフたちがここに隠していた、これほど守らなければならないものって一体何?何であれ、きっとギルドのローブを着た剥製たちを感動させると思う。

鍵のかかった扉と通路が本当にたくさんある。全部探検できたらいいのに!でも1度に1つ。レイノーには、私が物事を必要以上にややこしくする傾向があると言われる。偉そうに!

キレスの日記、10ページKireth’s Journal, Page 10

ここでもっと過ごせたらいいのに。何かの巨大な機械の証拠を見かけたけど、全部の扉をこじ開けてそれを探す時間がない。

役立たずの日記の装丁め!どうして中身が抜け落ち続けるの?

ほら、古代遺跡を見つけるのって面倒じゃない。いつだってとても不便な場所にあるから。

でも一度それを見つければ、探検は苦労する価値が大いにある。遺跡の全てがどこにあるのか知っていたら、魔術師ギルドは完全に諦めていたわ。そうすれば、自分の時間を全部探検に費やすことができる。

キレスの日記、12ページKireth’s Journal, Page 12

レイノーの魔法装置はなかなかうまくいってる。ドワーフコンストラクトには、私の姿がほとんど見えない。3分半に1度切れるけど。210まで数え終わった時、周りに何もいないことを確かめないと。

失敗の間の時間を測るまでは間一髪で助かったことが2、3あったけど、把握してからは問題ない。

レイノーがこの装置のアイデアを得たのは、ブサヌアルで光のクリスタルについて研究していた時だった。すばらしいことだわ。彼の作った装置が、本当に役立つなんて!

キレスの日記、14ページKireth’s Journal, Page 14

ムズルトでは多くのものが昔のままだ。これまで私たちが探検してきたドゥエマーの遺跡と同じように、放置されている。それに、コンストラクト以外は空っぽだ。でもすべては未だに機能している。壁の照明が輝き、配水管が蒸気を出すのは何とも不気味だ。この場所はまるで誰かを待っていて、住人が外出したばかりで今にも戻ってくるようだ。

この遺跡を探検できたらいいのに。遺跡にはそれぞれ物語があって、隅々まで潜り込めないのなら、その物語は語られない。私がそう言うのをレイノーが聞いたら笑うでしょうね。これを読むんじゃないわよ!

キレスの日記、16ページKireth’s Journal, Page 16

ここには他に誰かがいるみたいだ。でも、古代のドワーフのことを言っているんじゃない!明らかにドゥエマー原産ではない橋を見つけたし、最近この遺跡を訪れた探検者が他にいる形跡を数多く見かける。

彼らは何を見つけたんだろう?最高のものが全部取られてなければいいけど!

ちょっと待って。彼らが私ほど素早くて賢くなかったら?罠やコンストラクトにやられていたら?

酷いバラバラ死体に出くわすのは本当に嫌よ。気持ち悪いでしょうね。

キレスの日記、19ページKireth’s Journal, Page 19

ついてない!安物の日記の装丁め!1番お気に入りのページがいくつか抜け落ちてしまった!まあ、仕方ない。

ここは時々、ゴロゴロ音がする。遺跡の奥深くへ行けば行くほど、ムズルトは不安定になっていく気がする。まるで、建物全体が崩壊か何かしそうになっているみたい。そうなると困る。

壁や天井が落ちて、雪や日光が入ってきている場所にたどり着いた。それと、もっと奥から冷たい風が吹いてくるのを感じる。探している道が埋まっていなければいいけど。

ああ!風でもう1ページ飛んでいった!

キレスの日記、22ページKireth’s Journal, Page 22

見つけたわ!ドゥエマーが最高の歴史と品々を保管している宝物庫はここに間違いない。奇妙なクリスタルの仕掛けもあったけど、起動するには鍵が必要になる。

そして今、レイノーがくれたこのくだらない装置の調子が、本当に悪くなってきている。このコンストラクトをやり過ごすまでもたないと思う。次にどうするか見当がつくまで、隠れる場所を見つけたほうがいい。

キレスの日記、24ページKireth’s Journal, Page 24

レイノーは私を誇りに思うでしょう!このどうしようもない日記はバラバラになりっぱなしだけど、遺跡の調査のすべてを記録して、ドゥエマーの宝物庫を見つけた。

でもレイノーの装置なしで、鍵を見つけるためにどうやってコンストラクトを回避できるの?危険が楽しいのは、後で自慢できる時だけよ。

キレスの日記、25ページKireth’s Journal, Page 25

ああ、これはまずい。全くもってまずい。私がここにいることをコンストラクトは知っているらしく、私を探し続けている。あの役立たずの兄弟は、本当に必要な時に一体どこにいるの?

誰かがすぐに私を探しにきてくれますように。さらに多くのコンストラクトの注意を引かずには、ここを出られない。それに、お腹も空いている。

困ったわ!レイノーが、街中の服を1日半の間透明にした時よりも困った。ヴィベクにかけて、アロ長老が怒っていたっけ!

キレスの日記、29ページKireth’s Journal, Page 29

ドゥエマーの装置の錠は、これまで扱ってきたものよりもはるかに複雑よ。

持っていたロックピックは全部折れてしまった。

自分用メモ:新しいロックピックを作るために使えるドゥエマーの金属を探す。

レイノーへのメモ:もう私をこんな目に遭わせないで!

キレスの日記、30ページKireth’s Journal, Page 30

新しいロックピックを作るための金属をいくらか持ち出そうとして、危ない目に何度もあった。串刺しにされることにはあまり興味がない。それに鍵を探すためにあちこち探る度、コンストラクトが群がってくる。

どうにかここを出られたら、何か守りに効くものを発明しないといけない。特殊なブーツか何か。あるいは、帽子とか。

キレスの日記、33ページKireth’s Journal, Page 33

吟遊詩人のフョッキ著、「愛と剣さばきの技法」を読んでいる。このくだらない本がなぜこれほど有名なんだろう?

ここに書かれていることの半分は、可能ですらない。もしくは合法じゃない。あれ、ちょっと待って。これは何か面白そうだ。

クラツガールの設計図のメモNotes on Klathzgar’s Schematics

この古代のドゥエマーの設計図を全部翻訳しようとしたら一生かかるが、それぞれのページを詳しく調べたら遠回しなヒントがいくつか見つかった。クラツガールは特別なセンチュリオン、あるいは似たようなものを贈り物として建設していたようだ。最大の収穫は「ウレセフンチェンタヤフト」という名前で、大まかに翻訳すると「ウレネンヤ」となる。つまり、方向は間違っていないということだ!

しかし残念なことに、最初は稼働していなかった厚かましいオートマトンの工場が、顔を引きつらせて声を震わせ始めた。彼らのクリスタルラインのスタッドはうまくいっているものもあって、アルマチュアも時折蒸気を発している。私が誇り高く欠点のないアルトマーでなければ、不安があることを認めるだろう。

— ペローラ

クワマーの記録My Kwama Journal

1日目:研究は順調で、この生物を観察するのは楽しい。私の存在を受け入れてくれたようだ。彼らの暮らしを真似してみよう。

18日目:クワマーのように動き、クワマーのように考える。

20日目:私は群れの一部だ!

24日目:クワマーが私を必要としている。私が彼らの女王になる!

42日目:ダークエルフが私を探している。我が戦士達が守ってくれる。

88日目:愛しきスクリブ達!なんて成長が速いのだろう!

113日目:卵を守らなければディティクトクトク洞窟深くに隠れなければキキティキトキトク群れを守らなければディディドティキティキド

日目日目日日日クワマー・クィーンクワマー・クィーンクワマー・クィーン群れに必要なのはクワマー・クィーンクワマー・クィーン私私わたしいいいいいディティキドディティキキ

クワマーの繁殖研究メモ(植物)Kwama Breeding Research Notes(Flora)

アッシュヤム:影響なし。クワマーは小腹がすいたら食べる。

ビターグリーン:影響なし。空のビターグリーンの莢はワーカーやスクリブが座りやすい。明らかにサイズが合っていないのに、ウォリアーが莢の中に入ろうとしているのを見たことがある。馬鹿な虫だ。鉱山に寄せつけるべきではない。

ブラックアンサー:クワマーには影響なし。見つけるにはヴィベク・シティ近くに工作員を送らねばならない。危険だ。試験を中止することを提案する。

黒ゴケ:クワマーはこれを嫌う。我々の食糧庫など、彼らを寄せつけたくない空間にのみ使用する。

バングラーズベイン:影響はない。一定量の確保が難しい。

チョークウィード:影響なし。

コムベリー:影響はなく、荒野で見つけるのは非常に難しい。量が足りない時はヴィベク・シティの商人から盗むことを勧める。

コルクバルブルート:我々の求めている影響ではないが、何らかの理由で麻痺しているクワマーの治療に役立つようだ。試験の続行を推奨する。

ドラッグルテイル:在庫がなく、かつビターコーストに斥候を送るほどの価値はない。

ファイアフェーン:クワマーはこれを非常に好み、同時に興奮するようだ。さらなる調査を推奨する。

ゴールドカネト:影響なし。

緑ゴケ:どこにも見つからない。ここまでに推奨された場所の情報は、すべて行き詰っている。

ハックル・ロ:影響なし。

ヘザー:影響なし。

クレッシュ繊維:クワマーはこれを嫌うが、私たちの興味を引く方法ではない。見つけるとすかさず上に糞をする。マタス・エイキンには置かないこと。

光ベニタケ:この地域に自然生息しており、鉱山でも見つかる。クワマーはこれをしばしば食べる。行動にたいした影響はない。

マーシュメロウ:食料としての可能性以外に影響なし。

マック:クワマーには毒。絶対に使わないこと!

ニルンルート:クワマーの近くでそのまま使ってはいけない。目にするととても欲しがるが、無気力になるようだ。最初に体験させた後は、ウォリアーが数匹倒れた。そもそも獣はあまり残っていない。これ以上失いたくない。

紅ゴケ:影響なし。

ルーブラシ:影響なし。

サルトリス:一般的なクワマーの餌。我々は貯蔵エリアで在庫を管理し、適度な量の黒ゴケで周囲を囲っている。

スケイスクロー:影響なし。

スロウフェーン:影響なし。

ストーンフラワー:ウェストガッシュでのみ見つかる。危険すぎて入手できない。しかし影響はないと推測される。

トラマの根:影響なし。

ムラサキヒトヨタケ:マタス・エイキン内で自然に輝くものを見つけた。クワマーの自然の餌となる可能性あり。影響はない。

ウィックウィート:すでに愚かなクワマーをより馬鹿にするようだ。さらなる調査が必要。

ウィロウフラワー:影響なし。

ハイファファシア:マタス・エイキンで時々見つかる。明確な影響なし。

これが読めるなら開けることIf You Can Read This, Open It

このメモは保護の魔法をかけて、デイドラに見えないようにしておいた。もしこれを読んでいるなら、デイドラではないということだ。信用していいだろう。クラリス、あなたであることを祈る。それか前途有望なレイノーか。まだ2人ともこのひどい場所に閉じ込められたままなのかどうか、心配だ。

ここの魔法は強力だ。自分の魔法よりも強い。単純な幻覚に掛かってしまうなんて、思いもしなかった。何か思い切った手段を使わなくてはいけない。下で貯蔵庫を発見した。思考に支障が出ないよう、逃走計画を立てる間だけ、中に閉じこもって見るつもりだ。

貯蔵庫で会おう。そうしたら一緒に脱出できる。

— テレンジャー

ジャ・リートの奇妙な状況The Strange Case of Ja-Reet

我々の民がヒストから離れて生まれることは非常に稀だ。我らはとても現実的な意味でヒストの一部なのだ。そこから離れて生まれることは、大事な何かをなくして生まれることだ。人生のほとんどの間、治癒師として仕事をする中で、この問題は理論的な可能性として常にあった。ジャ・リートが来て、現実になるまでは。

奴隷として生まれたが、彼はパクトと奴隷解放以来よくやってきた。ダンマーと結婚までした。両親を所有していたナルシスの家の娘と。そうした結びつきは個人的に不快感を持って見ているが、明らかに不利な立場にありながら社会で交流していく彼の能力を雄弁に語っている。

確かにアルゴニアンの社会で彼は不利だ。彼は社会的な手がかりであり、我らのほとんどが当然のこととしている筋肉や尻尾の微妙な動きを読めない。他の種族の感情を読みにくいことはしばしばあるが、ジャ・リートは仲間のアルゴニアンにさえその問題を抱えている。話される言葉に耳を傾けるが、その声音には無頓着だ。確かにヒストから離れて生まれたために、ヒストに感情的な直感を奪われたのだ。

彼はじわじわ湿地にエルフの妻を連れ帰った。彼女は誰にも歓迎されないが、彼の社交性を引き出したのは彼女だ。彼がどう考えているのか学ぼうとする中で、貴重なことだった

生き生きしたヒストの木に近づけば、他の者たちが当然持つ直感をジャ・リートが獲得するため、役立つかもしれない

ジョムンドの研究メモJomund’s Research Notes

これまでに分かったこと:

鉱石はかすかな青い光を発する。この光は変化し、時折ひときわ明るく輝くように見える。これは、ほかの金属に近づけたことが原因かもしれない。この光の変動の原因を確定するには、さらなる試験が必要だろう。

セルムは、アイレイドの石細工に、この鉱石が発する光と同じような色を見たことがあるという。

鉱山の西側に棲むフロスト・トロールは、どうやらこの鉱石に誘い寄せられるようだ。もしこの鉱石に何らかの利用価値や値打ちがあることが証明されたら、トロールをあそこから掃討する必要が出てくるだろう。

試験:
この謎めいた金属が持つ本来の特性は見定めがたい。外観は独特の青い地に、銀色の細い縞目が走っているように見える。

銀の道具で叩くと、ほとんど音楽的とも言うべき音色で反響する。鉄の道具で叩いて返ってくる音は、銀の道具で叩いたときよりも耳障りだ。

追加試験:

この鉱石は欠けに対する高い耐性を持つ。何度も試してようやくいくつかの欠片を採取し、それらをすりつぶして粉末状にできた。ところがあいにく、この青く輝く粉末をセルムが派手なくしゃみで吹き飛ばしてしまい、数時間の手間暇が水の泡になった。

さらなる分析が必要だが、この鉱石をすりつぶせば武器製造で合金として使える素材ができることは間違いない。これは、この鉱石がなにがしかの魔法的特性を持つことが確定した場合、きわめて重要になるだろう。錬金術師のアレートが関心を示すことは請け合いだ。すぐにもこの鉱石のサンプルを見たがるに違いない。

シルドールの日記Sirdor’s Journal

密林だ。ルートサンダーの壁に閉じ込められてる。デイドラでも幽霊でもなく、密林そのものだ。ここのエルフは、密林の霊魂を街のウェルキンド石と一体化させる方法を見つけたのだ。

当時は自分達が優れていると考えたに違いない。密林を街の防壁と一体化させてから、防壁を魔法で制御する。無作為的な要素は排除され、すべて整理される。

しかし密林は、人工的な壁の中に閉じ込められて荒れ狂った。街の支配権を奪った。住民を殺した。街を地面の下へと引きずり込んだ。それから眠った。そして私達が目覚めさせた。

元に戻す方法があるかも知れない。同調石が必要だ。一体化させる呪文を作った建設者達が使用したものだ。中央のウェルキンド石から西にある、下の部屋にあるはずだ。

同調石があれば、この状況を正してやれる可能性がある。

でもまずは、3つの補助石を調和させてからでないと、中央の石を使って壁にかかっている支配の魔法を解けない。場所を覚えておけるよう、その3つはここに印を付けておいた。

それが済んだら、あとはただ中央のウェルキンド石を調和させ、ルートサンダーの霊魂を解放するだけのはずだ。そうすればこの悪夢は終わる。

危険ではあるが、単純な仕事だ。仲間とワインを飲む時間までにはキャンプに戻れると思う。

スキーヴァーラ目に関するメモNotes on the Order Skeevera

学生の日記

蒔種の月14日
大学での研究が終わりに近づき、周辺地域に自生する野生生物の研究を始めるつもりでいる。主に、あまり研究が行なわれていない生物分類である、スキーヴァーラ目に焦点を絞ることにした。もっと人気のある巨大虫やトロールを対象として選ぶよりも、ずっと安全な研究だ。そうしたリスクを避けることで、傭兵を雇う必要がなくなり、より少ない経費でより遠くまで移動できるようになる。

蒔種の月16日
今日、正式に旅が始まった。街の防壁を通ったついでに、下水道やゴミ溜めに群がっていたネズミをたくさん観察した。日常生活ではよく見過ごされがちだが、街の中でかなりの存在感を誇っている。私達の出す廃棄物の中でそれを餌にして生き、一般的なネズミは人が住みづらい厳しい気候の中でも悠々としている。ネズミがいるとやがて疫病が広まることも多いため、大規模な地域社会における災いの元の一つである。

蒔種の月21日
街の境界のすぐ外へ出ると、さらに幅広い野生生物が見受けられるようになった。街の外側で最もよく見られるスキーヴァーラの例は、兎だ。兎は通常、草地や森林に生息している。地下にある巣穴の中で、数多い天敵から身を隠している。兎をペットとして考える者もいるが、パイかシチューの中で見る方が圧倒的に多い。

今日がホギトゥムだということを思い出したのは、年1度の儀式を森の中で行なっているダンマーの司祭2人に危うく出くわしそうになった時だ。避ける方が良いと思って、気付かれる前に静かに立ち去った。

恵雨の月7日
もう2週間雨が降り続いている。濡れないでいることは不可能だ。火を消さずにいられるのは、大学で受けた初歩的な魔法の授業のおかげだ。大雨がひどすぎて、野生生物の観察はできていない。狼でさえ隠れている。

小さな生き物も興味深いのだが、何かもっと… 刺激が欲しい。雨がやんだら、別の場所で研究を続けるかも知れない。

恵雨の月12日
やっと雲に切れ目が!

恵雨の月14日
野生のスキーヴァーの巣を発見し、観察を始めた。親戚であるネズミと同様、スキーヴァーも疫病を広めることが多い。ただし、スキーヴァーは大きな肉食獣にとって主要な食料だ。ジャイアントスパイダーの巣の中には、常にいくつか絡まっている。キャンプファイアの上で料理されているのを見掛けることも珍しくない。

明日は、より間近での観察と解剖のためにスキーヴァーの捕獲に挑戦する。スキーヴァー1匹くらい、簡単なはずだ。

恵雨の月15日
今日、スキーヴァーを1匹捕獲しようとした。でも、捕獲できるほどの距離まで接近する前に、匂いに気付かれてしまった。逃げはしたが、かまれた傷跡から菌が入り込んだらしい。単独で旅をするのは賢い選択ではなかったかも知れない。

スピンドルクラッチ探検The Spindleclutch Expedition

探検隊長、ガーディアン・スドハリーム
探検副隊長、プラクシン・ドゥーアレ

プラクシン・ドゥーアレに補佐され、ガーディアン・スドハリームは戦士ギルドの傭兵達の小さな探検隊を、スピンドルクラッチと呼ばれる洞窟の調査へ率いる。異常に大きいクモが洞窟にはびこっているという噂が流れている。もしその生物が威嚇を示した場合、探検隊は力ずくで根絶するよう命じられている。

ゾンビ:さらなる実験Zombies: Further Experiments

何週間も失敗を繰り返していたが、死霊術師が常時作業を行わずともゾンビを動かす方法をついに発見した。

残念ながらそのほとんどはただ従順なだけだ。脅威があると自己防衛するが、そうでなければただ目的もなく、もぐもぐ言うだけだ。幸運にも、各グループに何体かは好戦的なゾンビがいる。この攻撃的な種が従順なグループに置かれると、番犬のような役目を果たし、他に獲物のことを知らせる。何がこの有用な個体を作っているかまだ分からないが、この一団はグループ全体にいくらかの統制をもたらす。

それでペリンゲールには十分だろう。

ターレングラヴに関するキレスのメモKireth’s Taarengrav Note

レイノー

基礎調査は無視しろって主張にはまだ驚かされる。だって、ドラゴンプリーストが何か知ってる?いい?何世紀も前、ノルドはドラゴンを生きる神として崇拝していた。特に信心深い者達は、ドヴァーの魔法によって高みに上げられた。

こうした祠は至る所にあった。今では数えるほどしか残ってなくて、ほとんどは地下に埋もれている。そのまま発見されないものもあるでしょう。これらの遺跡はドラウグルが出没して死者も出る危険な場所だと噂されていて、実際にほとんどがそうよ。でもターレングラヴは、彼らの過去を研究する絶好の機会を提供してくれる。

ここでは、彼らが神に捧げる偶像を作りながら、どのように生活していたのかを示すものがすでに見つかっている。彼らの子供達の物語や玩具も発見した。小さなドラゴンの彫刻の横にドラゴンの言葉が刻まれたもの。まだ親の名前も知らないような子供にドラゴンの名前を教えるために使われた、切り込みが入った小さなブロックよ。

だからドゥエマーの遺跡にある霧のトンネルがどんなに心地よくて暖かいかなんて、文句を言うのはやめなさい!もううんざりよ。

— キレス

ドゥエマーのメンテナンス記録Dwemer Maintenance Records

ドゥエマーは自分たちの機械装置すべてについて、詳細な記録を取っていたようだ。彼らはどんな些細な変化にも、高い関心を抱いていた節がある。

これは単に彼らが保守点検の記録を保存していたというだけのことだろうか。それとも、機械装置を改良する方法を探っていた可能性もあるのだろうか?

より詳細なメモの多くは翻訳困難だが、我々の限られた知識でも、たった1度ピッという音が鳴っただけで、その件が1日に23回も言及されていることは分かる。

ドゥルーに関するメモNotes on the Dreugh

これらのメモが少々乱雑でしたら申し訳ありません、教授。教授が何か有益なものを見つけるかも知れないので何も削除したくなかったのです。

―2つの明らかに異なる種:陸ドゥルーと水ドゥルー。

―2つともかつてはエボンハートのヴァーデンフェル全域と周囲の水域にありふれていた。ここ数世紀に渡り追い出され、現在では孤立地帯にのみ生息している。

―一部の報告書は、陸ドゥルーに2種類あると主張しており、一方で他の報告書はそれが一種の生き物の雄と雌の型だと主張している。

―伝説は「文明化した」陸ドゥルーのコロニーについて述べており、それらはおそらく食料の在庫としてマッドクラブの群れを育てていた。

―これらのコロニーはまた、石塚家屋および建造物を建てていたとされている。

―今日においては、こういった進歩したドゥルーの習性に関する証拠は何も存在しない。

―ドゥルーは雑食動物で、エルフの肉を食べているのが目撃された。

―ドゥルーは自身の体を通してある形の雷撃エネルギーを注ぐ能力を有する。ほとんどの学者が、これは自然適応であり、まったく魔法ではないという意見で一致している。

―陸ドゥルーの甲殻は生まれつき頑丈で、一般的な武器によるほとんどの攻撃を屈折させられる。

―言語やコミュニケーション能力は知られていない。

―巣作りの習性は文書により十分に立証されていないが、陸ドゥルーは卵を泥ですっぽり覆うことが分かっている。水ドゥルーの巣作りや産卵行動については何も分かっていない。

―一部の漁民は、陸ドゥルーの卵をその生物の泥の巣から収集することで知られているが、それは明らかにかなり危険な仕事である。

これが十分な情報であれば、明日はネッチの研究を始めます。

トカゲLizards

ハティハ 著

砂漠トカゲには注意すべきだ。毒を持っているのが2種。生きた肉しか食べないものが1種。しかし、他のトカゲは安全だ。

この者は、見た目で個体を判別するのはほぼ不可能だということに気が付いた。それぞれの性格を知ることでのみ掌握できる。

トカゲは辛抱強く接することで手なずけられる。慎重に近づき、小さな虫を与える(肉食のものに警戒すること)。匂いに慣れてくれば、そのうち従うようになるだろう。

ドワーフ遺跡探検家の日記Dwarven Ruin Explorer’s Journal

……ある程度成功した。ビーム・テイはドゥエマーの地下作業場への隠された入口を見つけたのだ。彼女の魂が、ブラック・マーシュの水に平安を見出しますよう。オートマトンが主人の秘密をよく守っている。

クモとスフィアのガーディアンが我々に群がり、追い払う間もなくビーム・テイとレーカトゥルは殺された。外側の部屋は今のところ我々のものだ。中央の熱を持つ植物やその他の機械装置にはわくわくするが、ウッカ・マルズは、持ち帰れる遺物を探して、もっと奥に進もうと主張した。

内側の部屋は我々の墓穴だった。スフィアとクモは心配の中でも一番軽かった。我々の侵入はドゥエマー・センチュリオンを起こしてしまったのだ。我々が壊滅状態になる直前に壁の銘刻からその名を知ることができた。スザレック・エフト。容赦ない襲撃でウッカ・マルズも他の者も死んだ。私だけが生きて出口にたどりついた。スザレック・エフト。その名が私の眠りを悩ますだろう。

だが私は出られない。見えない仕組みで扉が施錠されている。食料と水は外側の部屋に置いたままだ。絶望的になったら思い切って行こう。そうなる前に、他の研究者が扉を開けてくれるかもしれない

ニムリエルの調査Nimriell’s Research

薄明の月2日

クワマーの様子がここ数週間でどんどんおかしくなっている。鉱山労働者や私の匂いに慣れてもう数ヶ月経つというのに、どうも腑に落ちない。

薄明の月10日

鉱山労働者と私は今朝サンダーバグの死体を見つけた。そのかたわらにはクワマー・ウォリアーのものと見られる十数体の死体もあった。サンダーバグがどのような経路でここに入ってきたのか不明だが、それを突き止めなければならない。大規模な侵攻があったらこの鉱山は終わりだ。

ニラエンドリルのメモNilaendril’s Notes

ボズマーの女性で45歳から47歳。非常に背が高い。第3、第7椎骨損傷。肋骨4本骨折。頭蓋骨内に指二本分の長さの溝あり。

その傷跡からセンチタイガーかトロールだと思われるが、彼女の大きな骨が無傷なのはなぜだろうか?動物は髄を取り出すために骨を割る、だが牙の跡以外はきれいなものだ。傷一つない。

死亡した後、彼女は入念に洗浄されている。人工的な痕跡がなければ、葬儀のためにそうされたのだと結論づけていただろう。

—ニラエンドリル

ニラタの調査計画Nilata Search Plan

計画が成功するためには以下のものが必要になる:

1.超境界性物質と横断平面上の結合の問題を扱った詳細なアイレイドのグリモア——タイトルに、アラシラゲア(預言の-伝承)、セイェメラトゥ(影の-音楽)、ゴリアルカン(秘密の-魔法)、ヘクルモラ(追放された-デイドラ)、シラタルン(輝く-ポータル)といった言葉を含むものを探すこと。このリブラリウムにも目的にかなう本が1冊か2冊はあるはずだ。

2.蒸留器、大釜、瓶等、実験室で使う装置。あまりたくさんは持っていけない。

3.魔法による拘束具を固定できるだけの大きさと能力を備えた焦点型かがり火。

あとはどこにでもいるドレモラ・チャールを召喚して雑用をさせればいい。「退屈な部分の付録」を使えば無期限に彼らをこの次元に留めておける。あの巻物をどこに置いたか思い出せればの話だが。

ニルンからエセルへFrom Nirn to the Aether

前回の装置の事故から立ち直る途上にいる。明らかに幾つかの調整をしなくてはならない。マジカがもっと必要だ。はるかに多くのマジカが。併せて強制的にそれを上昇させるもっと良い方法も。

そして、次は水に落ちるといいが。

挫折と痛みを伴わずに達成された偉業はない。それに、これ以上に偉大な目標は何がある?「ニルンからエセル… そして逆も!」と屋根から叫んだとき彼らは笑ったが、最後に笑うのは私だ。自分にとっては金言以上のもので、生涯の冒険なんだ。

実現可能であるし、実現してみせる。試行する度に一歩一歩近づくのだ。明日の試みは突破口になる。確信している。冒険を支持して星々が一列になるのを感じる。歴史の巻物に、私の名が記録されるだろう!

ヌシュレフトの記録Chronicles of Nchuleft

匿名のアルトマー 著

これはドゥエマー自由保有植民地ヌシュレフトの、歴史的意義のある出来事の年代記である。本文はアルドメリスで書かれているため、おそらくアルトマーによって記録されている。

23:イフレンダム卿の死

第二収穫期(P.D.1220年)に、西の高台に向かうイフレンダム卿はヌシュレフトに辿り着いた。護衛アンチャードとルクングトハンチ将軍はそこでイフレンダム卿に会い、ダレン・ザンクもまたその会合に集った。彼らは長い間話した。しかしこの会合に関しては、彼らが互いに友達だったという事柄のみ知られている。その後、彼らは別れそれぞれの地へ戻った。

ブルットハンチと彼の息子はこの会合のことを耳にし、この極秘の会合で議会に対する反逆計画が話し合われたと知った–議会はしばしば自分たちだけで話を進めた。春になり、議会はいつものようにバムズ・アムシェンドの広間で理事会が開かれることが告知された。人々はそれに合わせて集まり、酒と歌を楽しみ、景気よく酒を飲んで酒の席ではありとあらゆることが話された。特に、異なるドゥエマーや、ついには議員たちの比較にまで話は膨らんだ。

誰かがイフレンダム卿は仲間の議会の者よりもあらゆる点ではるかに優れていると言った。ブルットハンチ議員は激怒し、自分がイフレンダム卿より劣るわけがないと言ってそれを証明しようとした。すぐに2人はカッとなって、お互い戦いを申し入れ武器へと駆け寄った。しかし酔っ払っていなかったこともあり、よく心得ている市民たちが2人の間に入り、静めた。そしてそれぞれの地へ戻ったが、2人が仲直りするとは誰も思っていなかった。

しかしその後、秋になるとイフレンダム卿はブルットハンチ議員から便りを受けた。ヘンドル・スタードゥムズでの賭けに招待するものだった。イフレンダムの一族や市民は不信を恐れて猛烈に反対したが、イフレンダム卿は議会にも常に同行する衛兵の言うことさえも耳を貸さなかった。残念なことにヘンドル・スタードゥムズへ向かう途中、チンジンヒ峠でおびただしい数の恐ろしい生物がイフレンダム卿を襲い、一行は全滅した。それ以来多くの市民がブルットハンチとその息子がこの野獣を呼び出してイフレンダム卿を襲わせたのだと言ったが、証拠は何もなかった。イフレンダム卿はレフトゥンチと呼ばれる場所に埋葬された。

ハグ沼の魔女The Witches of Hag Fen

第二紀567年、グレナンブラのハグ沼のハグの観察記録。放浪者ボノリオンの日記より。

グレナンブラを旅していたとき、水の多い地域に辿り着いた。奇妙な木がそこら中に生えていて、水は濁っていた。住人にこの土地について聞いたところ、「ここはハグ沼だ。見てのとおり湿原だ」と答えた。ここを探索すると、どんな生物と出会えるのかということも尋ねた。彼はややそっけなく、「ハグだ。そうでなければハグ沼なんて呼ぶはずがないだろう?」と答えた。地元の住人達とは積極的に会話をするようにしている。いつでも私の旅に信頼性を与えてくれるからだ。

しつこくハグについて聞き出すと、彼はその生物のことを魔女の仲間だと説明した。素晴らしい!私はこの土地のマジカの様々な利用方法を調べるのが好きなのだ。無口な彼に、沼の婦人がどこにいるか聞いたところ、彼は面倒くさそうな声を出した。「お前が愚かにもその「婦人」とやらに会いたいというのであれば、沼の北部に行くことだ。茶でもてなしてくれるかもしれないぞ」。地元民は魔術を使う彼女達を常に警戒しているが、私は沼の魔女達が知的な対話に応じてくれると確信している。

***

ハグの住んでいる地域を見つけた。残念なことに、かなり攻撃的なクロコダイルのせいで、片方のブーツと杖、それにバッグをひとつなくしてしまった。彼らもまた、この沼を自分達の縄張りだと主張している。だが、近くにいるハグのものだと思われる、樹上に作られた住処をいくつか見つけた。今も小ぶりな低木の影から観察を続けている。直ちにメモをとることにした。

ハグは少し不自由な体をしていて、杖を使って歩く。

ハグの身なりはややだらしなく、明らかに年老いている。

ハグは沼で見つけた素材を使って、かなり粗野な衣装を作っている。

若くて可愛らしい魔女の一団もいるが、年配のハグとは一緒には暮らしていない。

男は仕事に出掛けているようだ。なぜなら現在まで男のハグを発見できていないからだ。男は別のキャンプで暮らしているのだろうか?メモ: ハグに一族の男性のことを聞く。

観測地の一番近くにいるハグのひとりが、大きな釜を使って何か料理しているようだ。この沼地で災難に見舞われた私にしてみれば、暖かいシチューとお茶は大歓迎だ。年配の婦人を驚かせないように、慎重に近づいてみることにしよう。

—ウィレス・ガリアネの記録

沼地から這いずり出てきた怪我だらけのボズマーを見つけた。彼はハグとクロコダイルに出くわしたが、何とか生き延びることができたようだ。彼は精神が錯乱していて、お茶とシチューを要求し続けてきた。私達は治療してから彼を送り出すことにした。だがその頃には、キャンプにいるウィレスのほぼ全員が彼に声をかけられていた。彼がメモの一部を忘れていったため、私達はそれを保管することにした。土着の生物と習慣に対してまったく理解力がなく、その観察力も馬鹿げていることを考えれば、これは彼の今後の旅の安全を占う上で、良い前兆とは言えないだろう。

ひどく痛んだ日記Badly Damaged Journal

…何百年も前に遡る。初期の記録に言及が見つかることさえあり…そのあまりの大きさから、彼らはただちにドラゴンを想起したのである。…を彼らが席巻したことを考えると、想像に難くない… にわかには信じられない話だ。

地元民は季節ごとの捧げものを準備するために膨大な労力を費やす。彼らは木の実、肉、農産物を筏に… で、海に流す。村という村は…に対する恐れから飢えに苦しみ…季節ごとの洪水を止める唯一の手立てだと言う!

馬鹿げている。そのような生きものであれば、地域の野生生物の数を…できるかもしれないが、それほどの規模では無理だ。グアルの繁殖パターンは木質化した茎の…に非常に敏感に左右されることが知られており、餌となる動物は…が、そのうちに彼らは戻ってくる。

もしそれでも不充分というなら、説明の相違が…どれか1匹に帰するということを示唆している。これを証明するため、私は遠征を…した。もしこの「ハイネックトゥナメット」が実在するなら、我々が見つけ、…の種にきっぱりと終止符を打つだろう。

ブラヴァム・リサンダの日記Journal of Bravam Lythandas

蒔種の月12日
実験は進展を見せ続けている。被験者の心に複数の持続的な幻惑を定着させることに成功した。もっとも被験者はまだアミュレットを装着していなければならない。被験者に対し、彼の魂はアミュレットに結びつけられており、取り外せば即死すると信じさせることは容易だった。

幻惑の完全なコントロールはまだ得られていない。小屋が木ではなく石で作られていると被験者に信じさせようとした時、彼はそれがスイートミートで作られていると考えるようになり、私は彼が食べようとするのを止めなければならなかった。各人の体質はいまだ一定の望ましくない影響を及ぼしている。

栽培の月17日
ついにやった!作業を阻んでいた2つの問題を、1つの優雅な方法で解決することができた。私が編み出した支配呪文の正確な組み合わせによって、今や幻覚の完全なコントロールを(持続性も同時に)費用のかかる付呪なしで実現できた。

これは時宜を得た発見だった。というのも被験者は最近、現在の段階の実験を続けるよりもアミュレットを外すほうがいいかもしれないと示唆したからだ。これからは追加の被験者を探してもいいだろう。

真央の月5日
私の地下室に居住している3人は、自分たちがお城に住んでいると信じている。彼らは貴族の姿をするようになったが、これは彼ら自身の空想である。私は彼らの自己知覚に変化を加えようと試みてはいない。この共有された幻惑はすでに2週間持ちこたえ、長期にわたる尋問の中においても、他の幻惑の場合のように消滅の兆候を見せていない。

私は未だに自分でこれらの幻惑を試してみることを躊躇しているが、その気になれば抜け出せるだろうという自信はある。これまでのテストでは、私が観察できると期待していた具体的現実の性質における障害は明らかになっていない。さらなる被験者が必要かもしれない。

南中の月10日
本日、またひとつ興味深い展開があった。私はウェアウルフが城に暴れこみ、被験者たちのうち1人だけを、他の者たちには手の届かない位置で襲うという概念を導入した。私がその被験者を元に戻し、目覚めさせた時、最初にウェアウルフを発見したのは彼ではなく、別の被験者だったのだ!

どうやらどの被験者も獣を知覚していたと思われる。このことについてはさらにテストを続けなければならない——この幻惑は独立の実在になったのか、それとも私が何らかの仕方で彼らを結びつけてしまったのか?もうひとつの世界が侵入してきているということなのだろうか?大興奮だ!

南中の月23日
私はコントロールを失いつつある。まるで何か外部の力が介入してきているようだ。自分が紡ぎ出した呪文の底で奇妙な底流が発生し、被験者たちの心に抵抗を生んでいるのを感じる。彼らは理解不能になってきており、共同で作業するのが難しくなってきている。

1人は隅に座り込み、体を前後に揺らしながら、あろうことかディベラに祈りを捧げている。もう1人はひどく自傷してしまったため、取り除かなければならない。これまで、彼らの精神の健全性について疑問を抱いたことはなかったのに。いったい何がこのようなことを引き起こしているのだろう?

収穫の月2日
大いに驚いたことに、今朝地下室からすべてが消えていた——簡易な設備や物資、そして最も困ったことに被験者たちまでも。地下室の壁や天井や床は今、城の大広間を描いた壁画で完全に覆い尽くされている。

被験者たちはどこにも見当たらないが、最も奇妙なのは1揃いの絵の具と1本の絵筆が隅に転がっていることだ。何らかの不正な企みが行われたのだ。もっとよく調査してみなければならない。

ムズルト研究員の日記Mzulft Researcher’s Journal

第二紀129年 薄明の月3日

これらの巻物に対する私の解釈が正しいと仮定すれば、このオーブは魔法によって充填された時、その曇った深い場所に映像を記憶する。巻物の記述によれば、それには2つの具体的な項目に関する情報が含まれる。ドゥエマーの魂石の用途と、ドゥエマーの施設の地図だ。

魔術師学者なら当然のことながら魂石についての情報を欲しがるだろうが、私には地図のほうがもっと興味深い。魔術師は今すぐ使える実用的な情報を得る機会を逃したがらないだろうが、今だ発掘されていないドゥエマーの遺跡にはさらに貴重な知識があるかもしれない。近い将来に得られる確実な利益の相対的価値については、講義を行っている。

オーブを刻み込むのは簡単なようだ。ドゥエマーの記憶装置(クリスタルが付属しているもの)に近づけるだけで、エネルギーが関連する情報と共になだれ込む。しかし、その情報を書き写すオーブを探す必要がある。それがもっと問題である。これまで私が見つけたものはガラスの破片だけで、見つけた無傷のオーブ数個は、コンストラクトとの戦いで砕いてしまった。彼らは私にオーブを手に入れさせる手伝いをするよりは、それを破壊したいように見えた。

ちょっと待て。何かが起きている。なぜ地下室の扉が閉まっている?

第二紀129年 薄明の月4日

時間を推定している。おそらく今頃はもう次の日だ。後ろにある地下室の扉は閉まっていて、完全に鍵がかかっている。脱出する別の方法を思いつかなければ。袋に入った無傷のオーブを見つけたが、ここを出られると確信するまでは、使うのを待つつもりだ。

メレスリンの研究メモMerethrin’s Research Notes

長らくかかったが、ついに命を長らえる魔法を発明した。

長寿の儀式には生命を与える各属性の色つき水晶が必要となる。青い水晶は水、緑の水晶は生命力、明るいオレンジの水晶は光だ。

水晶は三角形に置いて呪文を唱えなければならない。ショーンヘルムの東の山中に人里離れた洞窟を見つけたので、そこで試すつもりだ。

———

明日の朝、かの洞窟に行き、儀式を始めようと思う。

何かあった時のために、逆の手段の魔術を得た。単に少量の属性の塵をそれぞれの水晶にふりかけ、壊すだけだ。

安全のため、塵は家に置いていく。必要ならいつでも戻れる。そうならないことを祈る。

モラバガリスの謎The Mysteries of Moravagarlis

タムリエルにあるアイレイドの遺跡については、学者達が何世代にもわたって研究してきたが、いまだ謎に包まれている。アイレイドが残したとされる宝は、恐れ知らずな者と愚かな者の両方を引きつけてきた。

遺跡によっては、探検しない方がいい場合もある。

魔術師ギルドは長い間、アイレイドの特定の土地、古いアイレイドの記録でモラバガリスとして知られた土地について研究しようと努めてきた。最初の探検隊がそこで彫刻の施されたアーチに接近した際には、その場所にあった石からさえ良くない雰囲気を感じられたと記していた。

モラバガリスに長期間留まった者は、おかしな夢や常軌を逸した囁きなどで正気を失いそうになったと話した。そうした妨害があったせいで、遺跡で発見された物事はごくわずかで、結局発掘は中止された。

第二紀545年に遺跡へゴブリンがはびこると、さらなる探検隊が軽率な行動を起こした。「ボーンスナップ」族がモラバガリスとその周辺地域をすっかり占領したため、それを追い払おうとすれば難しい大仕事が必要とされた。

当然ながら、探検隊によって報告された現象がゴブリンにも起きたかどうかを確認するのは不可能だ。もしアイレイドの貴重品や秘密が残っているなら、ボーンスナップ族によって損傷を受けているに違いないということも、言及しておくべきである。

ラウロンの日記Lauron’s Journal

7日目
スレン・ジャに到着した。この活気のないカジートの村で調査を続けるために。地元では、小型のクロコダイルが大発生しており、私の実験を実施するには理想的な拠点となるはずだ。

31日目
進捗は緩やかではあるが、獣の完全な支配をほぼ達成した。今朝、母親のクロコダイルに自分自身の子供を強制的に食べさせることに成功した!食べ終わった後、獣は私の支配から離れたため、倒さざるを得なかった。完成は近い!

48日目
支配はうまくいった!スレン・ジャのクロコダイルは操り人形で、私は彼らの支配者となった。試しに街に忍び込み、1人か2人の無名な者を殺してみた。彼らを惜しむ者はいないと確信している。獣を支配した今、もっと大きなものを支配できないだろうか…

50日目
決めた。デイドラを召喚して支配する。デイドロスから始めるべきだろう。他に適したものがない。無知な者であれば、美しいデイドロスをクロコダイルと間違えはしないだろうか?他の獣を操れたように、デイドロスの支配にも成功すると確信している。

ラザクに関するメモNotes on Razak

ラザクはありえないほど優秀だった。シロディールの歴史家たちが信頼に足るとすれば、ラザクは亡くなる前に人生で最高の作品を作り出す直前だった。完全に自立したコンストラクトで、コントロールロッドなしに、ドゥエマーの街の外で操作できた。もしこの装置を制御し、発見し、複製できたら、帝国の兵器は敵なしになる。

彼の忌々しい地下室に入ることができれば、の話だ。鍵がかかっていて、通常の方法でも魔法でも、どんな努力をしても開けられない。扉には3つの鍵穴があり、それぞれの上に錬金術のシンボル、あるいは似たようなものがある。部下たちに鍵を探すよう命令したが、彼らは兵士であり、考古学者ではない。何も見つかっていない。

だが、もう少しだ!我々と、決して眠らず止まらない軍隊、その間にあるのはひとつの扉だけだ。

ルーヴィタルの日記Ruuvitar’s Journal

ムネミック習得に関する覚え書き

最初の実験ではムネミックの現象を再現する方法は明らかにならなかった。「木の番人」が利用する過程を再現するには至っていないが、我々の解決策は簡潔、かつ完璧である。

ヒストの樹液は大変貴重な副産物であることが判明している。水晶の塔に多くの試料を持ち帰って、可能な使用法を探れればいいが。

アルゴニアンの被験者のほとんどは非協力的だが、ヒストからの抽出物を何とか未加工のまま利用することに何度か成功している。

これには詳細な調査が必要である。私が直々に監督しよう。

——錬金術師ルーヴィタル

ルートサンダーの根The Root Sunder Roots

遺跡の中で不思議と増えていくその成長ぶりには驚かされる。壁だけでなく密林の地面の中にでも、蛇行して入っていく。タンカノーは、街の中をまるで循環器のように徐々に進んでいったと冗談を言っていた。適切な表現だろう。奇妙なことに、脈を共有しているのだから。

ルートサンダーの市場The Root Sunder Market

これらがルートサンダーの遺跡なら、これは街の市場があった場所である可能性が高い。最盛期、この地域はタムリエル中から来た商人であふれ、珍しい品物や新しい知恵が取引されていたことだろう。見事な光景だったに違いない。時々、低い人混みの雑音が実際に聞こえるような気がする。

ルーリフィンの日記、項目1Ruurifin’s Journal, Entry 1

アイレイドは愚かだった。石とガラスと魔法で、根と叫び声と野生の本能に立ち向かうなんて。どうして勝てるなんて思った?怒れる密林の中に街を築けば、怒れる街ができて当然だ。

密林の中心は街の中心であり、中央のウェルキンド石の下だ。それは脈打ち、呼吸し、言葉を発する。

ルレリオンの観察記録#1Rurelion’s Observation #1

嘆きの泉の聖堂

観察記録1

地下墓地には死体だらけで、その中にカジートはいない。どの遺体も戦死者のようだが、非常に丁寧に処理されている。この場所を造った者は、死に敬意を払っていたようだ。たとえ敵であっても

ルレリオン

ルレリオンの観察記録#2Rurelion’s Observation #2

嘆きの泉の聖堂

観察記録2

水源を見つけた。地元では嘆きの石と呼ばれている。不思議なオーブで、元素の力で波紋を広げる。足下を走り、中央の遺跡に押し寄せる、水につながっているのを感じる。イールシルが注意して進まなければならないことを理解してくれればいいが

ルレリオン

ルレリオンの観察記録#3Rurelion’s Observation #3

嘆きの泉の聖堂

観察記録3

どうして死者たちにこの水が必要なのだろう?部屋の床板の下には、とげが並んでいる。訪問者を近寄せないようにするものだろうか、それとも別の目的があるのだろか?

何かが暗闇の中に存在している。そっと歩かなければ

ルレリオン

レイヴンウォッチの報告書:ヴィエンド・イードRavenwatch Research: Veawend Ede

これはドゥームクラッグで頂点を迎えたアイレイドの遺跡の、最初のものかもしれない

しかも、その場所の名前、「海の旅の果て」は私が集めてきた歴史と一致している。そしてマジカの贈り物はこの古代の建造物に宿り続けている

—ヴェランディス

レイヴンウォッチの報告書:エイサー・ヘイトスピナーRavenwatch Research: Aesar Hatespinner

ヴェランディスと彼の知識欲、研究に対する情熱のせいで死んでしまいそうよ。物を言わない大蜘蛛をじっと見ているのは、退屈以外の何ものでもない!

大蜘蛛は卵の世話をした

大蜘蛛が巣を張った

大蜘蛛にはうんざりよ。もう勝手にして

—グウェンディス

レイノーのブサヌアルのメモRaynor’s Bthanual Notes

導管室にあるプリズム放出の基盤に関するキレスのメモを読み直してみると、ドゥエマーコンストラクトの理解における注目すべき進展が分かる。彼女が殴り書いたものは子供っぽく、言葉遣いは良く書かれた部分でさえ曖昧だが、彼女の出した結論は並外れたものだ。全く努力をしていないにも関わらず。

姉妹は見事に一時的な仮説を立てて成し遂げてみせた。これにより、彼女はドゥエマーの装置がどう動作するのか結論を出せるようになっただけでなく、その装置を修理して使用し、本当に長い間封印されていた扉を開けることにもつながったのだ。

彼女は壊れたドゥエマーコンストラクトから回収した部品と自分の唾液を使って、損傷を受けていた放出石に似せた代替品を作ることに成功していた。新しい部分には触れたくないし、こういう問題に対して僕なら異なる対処法を取っていたことは確かだけど、姉妹のことを誇りに思う。

レイノーの日記:ブサヌアルRaynor’s Journal: Bthanual

キレスと僕の能力をシャド・アツーラ魔法大学のアークメイジに証明するために必要なものが、ようやく見つかったかもしれない。タムリエル北西部にあるドゥエマーの遺跡には、ドワーフの失われた宝が眠っているが、危険すぎて探索できないことが多い。ドゥエマーのコンストラクトの操縦法に関する資料を、古い文献の中から見つけ出した。コンストラクトの共鳴装置に作用する調和装置を使用するものだ。時間は掛かるかもしれないし簡単ではないが、試しに試作品を作ることはできると思う。

僕は本当に天才だ。前から分かっていたけど。

レディ・エドウィグのメモLady Edwyge’s Notes

1つ目の項目
これには本当に腹が立つ。ドラゴンブレイクを再現しようなんて考えてない。ただ数年前に戻りたいだけなのに。高望みしすぎだって?この本からは何も学べやしない!アカトシュの本質についてマルーカティの戯言が支離滅裂に並ぶだけだ。

2つ目の項目
進展があった!なんとか数時間前に戻れた…!戻る時間を延ばす方法さえ分かれば、すぐにでも過去に戻って歴史を変えてやる。私はしくしくとむせび泣く少女アーツェラに変わって、バンコライの女王になる!

3つ目の項目
何か大きな間違いを犯したに違いない。時間の穴に捕われてしまった。何度も何度も同じ数時間をループしている。そのうち誰かがやって来て私達全員を殺して本を奪っていく。その後はまた同じことの繰り返し…

ワスプの論争Wasp Wrangling

アミールスの言うことは聞くべきじゃなかった。沼地のワスプは手なずけられると言われた。紐でできた軽い拘束具なら装着させられるとさえ言われた。

この間あいつの言うことを信じて起こった、あの「鱗をスクリブのゼリーで覆えば燃えない」事件から何も学んでいなかったのかと言われるかもしれない。

後学のために書いておくと、手をハチミツで覆ってもワスプをなだめられるというのも嘘だ。しかもあいつらに刺されると痛い。ハチミツを無駄にしてしまった。

学者ギャリックの日記Scholar Garrique’s Journal

こうした古い墓所は、執筆のためのインスピレーションを与えてくれるはずだ。ここにはグレナンブラで活躍した古代の英雄たちが葬られている。彼らなら、肉付けして膨らますことができる興味深い事績の1つや2つはあるに違いない。それらが私にしかるべき名声をもたらし、最終的にはどこかの貴族のお抱えとして安穏と過ごせる地位を用意してくれるだろう。

公爵や女公爵の後援こそが、文筆家としての私のキャリアを前に進めるために必要なものなのだ。三度の食事。雨露をしのぐ屋根。文章を読むことができる人々との会話…

* * *

ここに葬られている故人たちについては、ほとんど情報がない。グレナンブラの王ドネル・デレイン?初耳だ。しかし、読ませる話にすることはできる。英雄に仕立てあげればいい。忠実な戦士の一団を付き従わせるのがいいかもしれない。降りかかる火の粉は断固として振り払う猛者集団だ(メモ:参考として、第一紀にグレナンブラで起きた重要な合戦を調べること)。

* * *

これを核にすれば、シリーズものが書けるかもしれないぞ!英雄には、それぞれ物語がある。私が目を通した古い歴史書には、このデレインなる人物に関する言及はなかった。「黄金の王子」や「象牙の王」などと呼ばれる人物についても同じだ。彼らの物語は時の彼方に失われてしまっている。

* * *

勇壮な戦いのシーンはふんだんに。ロマンスも多少はあっていいかもしれない。私は「エメラルドの姫」の墓を特定した。もちろん、美人でなければならない。このうえなく純度の高いエメラルドと同じ色の瞳。おまけに勇敢な戦士でもある。彼女と王を悲恋の物語の主人公にしようか。なに、ほんの少し脚色するだけでいい。結局のところ、私はくだらない恋愛ものなど書きたくないのだ。これはリアルな歴史絵巻でなければならない。ただ、ほんの少しだけ話を盛る。この作品で、きっと私の名は知れ渡ることになるだろう!

なにより、この作品はあの売文家フェラリ・コを青ざめさせるだろう。「面白ミステリーの巨匠」だと?ふん。私に言わせれば、もったいぶった猫の殴り書きにすぎない。奴のしていることは、荒唐無稽な冒険譚をでっちあげ、「ミステリー」とやらの次回作を売り込んでいるだけだ。私なら、はるかにうまくやれる!

禁止された研究メモForbidden Research Notes

今回の実験は非常にうまくいっている。生存している被験者2人はほぼ動き回ることができる状態で、まだ狼の特徴が残っている… ほとんどだが。

骨の園調査記録1Bone Orchard Research Log 1

力の創造的な活用により、地元の住民は我々を安全にアーバーフェルへ送ろうとしている。だが今度は、我々の目的は骨の園のようだ。趣深い。

巨大な骨が集中していることで、記録がほのめかしていたことが確かめられる。つまりこれは、ボズマーがかつて恐れ非難した、さまよう骨の墳墓なのである。

まだ発見されていないエルノフェイの骨でもあるのか、我々が使う金庫と同じようにしっかり封印されている。

幸運なことに、ボズマーの武具一式は骨の園に散らばったままで封印されてもいない。これを書く間にも、骨のコンストラクトの製造に利用するため収集されている。

斥候は北の丘の洞窟の入口に煙が立ち上ったと気づいた。調査を命じておいた。

—エスルイン

骨の園調査記録2Bone Orchard Research Log 2

見習いがスケルトンの小隊を編成し、野営地への侵入者を見張らせるようにした。エルデンルートに我々の存在が知れたら、いらぬ注意をひくだろう。長い間隠れていられるとも思わないが、新しい仲間は我々の存在をしばらく隠してくれるだろう。

少なくとも丘にある洞窟では収穫があった。地元の「紡ぎ手」の1人は、この場所の歴史については包み隠さず教えてくれる。

地元のイフレ教団が、さまよう者の1人が休む間に種を頭蓋骨に植えたのは間違いない。彼とその仲間はそれ以来身動きもしていない。

私は迷信を信じないたちだが、どうもこの出来事は関係あるらしい。ただちに結界と木の関係の調査を開始する。

最後になるが、見習いの1人が野営地の外れで奇妙な光る頭蓋骨を見つけた。調査したが黒魔術の痕跡は見当たらなかった。実に興味深い。見られているようだ。

—エスルイン

骨の園調査記録3Bone Orchard Research Log 3

最初の試験は、この地の中央にある木が実は骨を保護している結界に結びついていることを示す。

枝を折るか幹を傷つけると、結界の効能はほんの少し弱まる。

残念なことに、傷ついた組織はほとんど瞬時に再生してしまう。結界を解放する場合は、もっと効果的に木を傷つける方法が必要だ。

見習いを発掘チームに分けた。すぐに根を掘り出し始めるだろう。我々のやり方に大いに貢献してくれるはずだ。

その間に、光る頭蓋骨は話すことを覚えた。最初はよかった。我々がスケルトンの手下を作るのに使ったと思いこんでいる骨と、また一つになりたいと要求するだけだった。

それを無視すると、今度は大声で攻撃的な歌を歌いだした。肺がないにしてはたいしたものだった。

頭蓋骨は簡単に破壊できないため、野営地の近くに放置した。放っておけば、元の寝ている状態に戻るだろう。

—エスルイン

骨の園調査記録4Bone Orchard Research Log 4

根の塊を見つけた。焼き払う、切断するといった方法では破壊できなかった。他の方法を探さなければ。

紡ぎ手と相談した。彼女は乗り気でなかったが、私にたてつくとどうなるか知っている。だが、彼女が我々の目的を知っているとは思えない。

彼女の話によれば、「偉大なる木」はうろついている骸骨のどれか1つに静かに根を下ろしているという。成長すると頭蓋骨を貫通し、ガーディアンが根を守るために置かれるのだという。

ガーディアンは長いこと眠りについており、頭蓋骨の穴への道は朽ちた葉と草の下に深く埋もれている。

—エスルイン

骨の園調査記録5Bone Orchard Research Log 5

発掘チームの1つが巨大な頭蓋骨を掘りあてた。地上にあるものと違い、実際にマジカで光る。掘りあてた深さと場所から、これこそが紡ぎ手の言うガーディアンであると確信した。

目覚めさせようとしているが、結界が邪魔していて難しい。見習いの何人かは急ぎ、木に大きな損傷を与えようとしている。

私の考えが正しければ、これで幾つか呪文が貫通できる程度に結界を弱められるだろう。この頭蓋骨が、この前ほど苛つかせないといいが。

コルマウントからの巡礼者が今日我々を発見した。我々は魔術師ギルドの遠征隊を装って、彼らの儀式を滞りなく行わせた。スケルトンの利用についていくつか質問された。巡礼者の一人はギルドの死霊術禁止について聞いたことがあったが、疑問は簡単に晴れた。

死霊術とボズマーについて論文を書かねばならない。彼らは歩き回って単調な仕事をする死んだ親戚を見ても、他の種族ほど動揺しない。実際、彼らはやる気のない祖先が建設的なことをしているのを見て、かなり喜んでいた。

肉の欠如が主因かもしれないが、むしろボズマーのユーモアセンスの問題ではないかと思う。

—エスルイン

死との関係An Affair with Death

ミリス・ドーレス 著

私達に聞く意思と能力さえあれば、死者は言いたいことがたくさんあるだろう。研究を通してすでに死霊術と死の魔法の知識を深めた。死者に引きつけられる理由は何か?それは幼少の頃までさかのぼる。よく檻の中にいる病気や死にかけの奴隷を見て、その痛んで苦しむ様に驚いていたものだ。

中でも、アビラーという名前で知られたカジートの奴隷がいた。私が小さかったその頃、アビラーは年寄りだった。ドーレス家の子供達に対して優しく、中でも幼い子供達の教師やガーディアンの役目を果たしていた。私は彼の生徒の1人だった。彼はいつも様々な話をしてくれ、菓子を与えてくれた。彼を… 興味深いと感じた。奴隷としては。

ある日、アビラーは私達を教えたり世話をしに来なかった。その代わりに、名前は思い出せないがアルゴニアンが彼の代役としてやって来た。アビラーについて聞くと、そのアルゴニアンはアビラーが病気だからもう戻ってこないと言った。病気というものがいつもそうだったように、この話に好奇心をそそられた私は、機会ができ次第年寄りのカジートを探しに行った。

アビラーは奴隷の檻の中にいて、家の奴隷用ベッドである硬い台の上に横になっていた。彼は目を閉じていたが、ひどい夢に苦しんでるかのように何度も寝返りを打っていた。私はアビラーが死んでいく過程を事細かに観察して記録すべく、腰掛けを見つけての彼の傍らに座った。そこに通りかかった母は、私がお気に入りの使用人の最期をみとるために付き添ってあげているのだと考えたが、私はあえて否定して説明などしなかった。

アビラーが息を引き取るまで3日かかった。それまでは意識を取り戻したり失ったりしていた。筋の通った話をして、私が側にいることに感動した様子を見せた時もあった。錯乱状態で、私の全く知らない場所や人の話をした時もあった。そうした意味を成さない期間は、まさに生と死の境目の兆候なのだと私は悟った。アビラーの精神は、魂がその境目を頻繁に行き来することで困惑していたのだ。

ついに最期が近づくと、私はさらに近寄ってアビラーの目の中を直視した。その中には恐れが見え、受諾が見えた。彼の精神がようやくどっちつかずの状態にいる謎と奇妙さを理解し始め、悟りの始まりが見えた。私は彼に、何が見えるのか、何が分かるのか、何を経験してるのか、教えてくれるよう頼んだ。彼は何か言葉を発し始めて、その謎を明らかにしようとした。しかしその時、私は彼の瞳の光が暗くなり、息が音を立てて途絶えるのを目撃した。ちゃんとした最期の言葉など発することもなく死んだのだ。

その日からだ。その日から、死とその謎との関係が始まった。私は死と死にかけることの秘密を突き止めるために人生を注ぎ込んできた。死霊術の力を利用することを学んだ。しかしそれでも、極めて重要ないくつかの謎が解明できずにいる。百万人の奴隷が死ぬ羽目になるとしても、私は探究をやめない。知識以上に大切なことなど存在しないのだから。それはアビラーに教わったことであり、彼の教えはこれからも尊重していくつもりだ。

治療薬6Curative Batch Six

だめだ!これではまったく役に立たない!この治療薬は我が女主人が求めている基準には至らないだろう。口にした人間をただ殺すだけではだめだ!私たちが作り出そうとしているものが新たな毒薬なら、これは大成功だと言える。けれどそれは当面の任務ではない。

死体の乾かした血の量を減らしてもう一度試せ。大釜の温度から目を離すな。大鍋の1つは危うく吹きこぼれそうになっていた。私は飛び散った治療薬のしぶきで、びしょ濡れになるなんてまっぴらだ。

—秘薬師ブレヴァ

治療薬15Curative Batch Fifteen

今回の治療薬は、完成にかなり近かった。残念ながら少し効果がありすぎた。感染者が狂暴なハスクに変化する速度が、現時点で私たちが求めるものよりも早すぎた。この調合は今後、大量のアンデッドの兵士が早急に必要になった場合にはおそらく役立つだろう。だが、今はこの調合では十分じゃない。

今回の調合における興味深い副作用は、新たに生み出されたハスクに観察された高い攻撃性だ。彼らは直ちに狂暴化して、動くものすべてを敵、または獲物と認識する。

また、今回のハスクたちには、私たちが彼らに近づいて検査する時に身に付けるハスクの臭いがまったく効かなかった。ハスクたちは作業員を見るなり襲いかかった。つまり今回の調合でできた治療薬から生み出されたハスクには、もうハスクの臭いを目くらましとして使うことはできない。

煮込む時間を1時間増やし、狼の胆汁の量を25%減らしてみよう。

—秘薬師ブレヴァ

治療薬19Curative Batch Nineteen

ああ、ついに完成した!最新の治療薬から感染すると、疫病は適度な速さで進行し、感染者は75%の確率で疫病ハスクに変化する。今や私たちは、より優れた疫病とそれを広める効果的な手段を手にしている。

もちろん、治療薬を配るというのは、特に大きな街や都市では効率的とは言えない。モーンホールドで実行に移す前に、疫病を広めるためのより効率的な手段を考える必要がある。だがそれは私の現在の任務ではない。私がこのメモを書いている間にも錬金術師マーディンドリルがこの問題を解決しようとしているはずだ。

さらに私はハスクの臭いも完成させたことをここに記す。これで私たちはまた、ハスクからの攻撃を恐れることなく彼らの間を歩くことができるようになる。仕事が終わってからハスクの臭いを取り去るための石鹸についてもある考えがある。

私たちはさらに大量の治療薬の調合にとりかかる。すぐに私たちはセルクとその近隣のすべての人々に治療薬を配れるはずだ。我が女主人よ、心配はいらない。すべてはあなたが予見したとおりに進むだろう。

—秘薬師ブレヴァ

実験日誌Experiment Journal

まず初めに、ボズマーの奴隷の死は問題だ。より多くの人員を得るのは難しく、シロディールからは派遣してくれそうにない。死霊術の技能がないのはつらく、アンデッドの要員を用意するなどありえない。

それも、凍てついた軍団の書を見つけるまでの話だ。中には素晴らしい案が書かれていた。人間の死体の周囲に魔術による霜の層を作る方法だ。忠実な霊魂を氷に束縛すれば、霊魂への命令により、氷を通して死体に命令できる。

限界はある。この技によってできた存在は、死霊術師の骸骨と同じくらいの知性しかない。つまり、ないも同然だ。基本的な仕事しかできない。常に気を配り、命令を下さなければ、日の光の下にさまよい出てしまうこともあり、どのようなやるべき仕事が残っていても、氷が溶けてしまう。

実証済みムーンシュガーの肥料技術Proven Moon Sugar Fertilization Techniques

ムーンシュガーに効果的な肥料を作る鍵はジャリンの根、ニルンルート、ベラドンナ、溶岩灰を正しい配合で混ぜることだ。ジャリンの根は入手が一番難しいかもしれない。ストロス・エムカイの島でしか見つからないと思われているから。ジャリンの根の中でも濃い紫色のものはより効果が高く、時間と資金をかけて見つけるに値する。

すべての材料が入手できたら、ジャリンの根、ニルンルート、溶岩灰と水を同量ずつ混ぜる。しっかり混ざったところで小石サイズの塊に砕き、ムーンシュガーの上に広げる。最後に葉が生き生きとして、強力なムーンシュガーを作り出すまで待つ。この手順が効かないように見えた場合は、忍耐強く必要なだけ繰り返す。

色あせて埃まみれの巻物Faded and Dusty Scroll

私のもとにアイレイドの宝箱が届けられた後、その古代の結界を慎重に調べた。宝箱を封印している結界呪文の力がどうやら徐々に弱まっていっているようだ。時間が経てば完全に消滅するだろう。

アイレイドは手の込んだ罠を得意としている。それを考えると、これ以上宝箱をいじくり回すのは得策ではない。いずれ私よりもアイレイドの文化と歴史に造詣の深い学者が現れるだろう。その学者であれば、結界が壊れた後にこの中に何から何が出てこようとも、私より上手く対処できるはずだ。

星霜の書の効果についてEffects of the Elder Scrolls

ジャスティニアス・ポルウニウス 著

学者たちの間では、星霜の書を読む際に特定の危険が伴うことは広く知られている。効果の仕組みは現時点ではほとんど知られていない。秘密の知識や神の報いに関する仮説は、調査がほとんど伴わない愚かな憶測によるものである。

私ジャスティニアス・ポルウニウスは、星霜の書を読んでかかった症状を徹底的に記録し始めた。ただし顕現する方法についての統一理論は未だにできておらず、今後の研究の題材となっている。

その効果を4つにグループ分けし、症状はほとんどの場合読み手の精神に左右されることが分かった。これが明確でなければ、正しい分類によって明白になることを願う。

第1グループ:無知な人々

星霜の書の性質の力や歴史の訓練を受けてこなかった人が読むと、書が事実上活性化しない。予言も印されないし、知識も得られない。書は無知な人々に知識を授けない一方、逆に悪影響を及ぼすこともない。視覚的に書は奇妙な文字や印で溢れている。天文学を知る人は星座のパターンや関係が見分けられるとよく主張するが、そのような憶測で未知の研究を推し進めることはできない。

第2グループ:無防備な知識人

巻物を読むことで重大な危険にさらされることに気がつくのが第2グループだ。星霜の書の自然の力を理解し、そこに何が書かれているか実際に読む知識を十分に有する人々である。しかしながら、彼らは無限を垣間見た精神が経験する動揺を食い止められるだけの自制心を身につけていない。このような不運な魂は即座に、かつ決定的に打ち砕かれ、完全に目が見えなくなってしまう。これは人の能力を越えたことへの代償であろう。しかし特筆に値するのは、目が見えずとも隠された知識の欠片を手にすることだ。未来、過去、もしくは物事の深い性質を、その個人やより広い範囲における位置に応じて手に入れる。知識は手に入るのだ。

第3グループ:間接的な理解者

タムリエルで唯一、聖蚕の信者だけが、書を読んだ際に精神を守る方法を見つけ出したようである。見習い期間にいる者は厳格な精神養成を受けなくてはならない。そして、10年またはそれ以上を修道院で過ごし、その後初めて星霜の書を読むことを許される。モンクたちはこれを新入りを守るためだと言う。より熱心な者たちの間にも数多くの無防備な知識人がいたからだろう。正しく不屈の精神を備えた読み手たちであっても、目が見えなくなってしまうのだ。もちろん、無防備な知識人よりもはるかに軽微ではあるが。彼らの視界はわずかに霞むが、形や色、俗世の文章を読むのに十分な鋭敏さは残っている。書から得る知識もまた多少は加減される。見たものを表現し十分に理解するには、調整と反射の段階が必要なのだ。

第4グループ:教化された理解者

第3のグループとこのグループの間には連続性があるが、現在のところ聖蚕のモンクにのみ否定されている。読み続けたことでモンクは徐々にさらに目が悪くなるが、さらに重大で詳しい知識を手に入れる。彼らは起きている時間にこの知識のことを考えるので、さらなる不屈の精神が培われる。あらゆるモンクには最後から二番目の読書がある。次に星霜の書から授かる知識が、モンクにとって最後の読書になるという知識以外が与えられなくなる瞬間だ。

どのモンクにとっても、最後から二番目の読書は異なる予測できないタイミングで来る。準備作業はそれぞれのモンクの重症度を表にして発生を予測するために行われるが、かなり重症の者はみんな、失明が進行して読書を多く行うにつれて症状が軽くなっていくようだと報告する。実際は目に見えない感覚は失明がかなり進行した状態で衰え続けていると言う者もいる。しかし、このような仮定は哲学者に任せるとしよう。

究極の読書を準備するため、一般的なモンクは人里離れた場所に閉じこもる。生涯の啓示を熟考し、自分の最期を受け入れる精神を定めるために。この最期の読書で、モンクは知識に飛びついた無防備な知識人と同様に、確実かつ永遠に目が見えなくなる。しかしながら、教化された人々は生涯にわたり理解を維持し、多くの場合、啓示されたものに対する統一的な概念を保持する。

星霜の書の命にかかわる理解をさらに深めたい人々にとって、この目録が役立つものだと証明されることを期待する。聖蚕の僧侶はこの問題に関しては冷たい態度を取り続けていて、読み進めるに伴う段階的な衰弱は誇りの問題だと考えている。このような研究に着手したいと願う人々にとって、有益な出発点としてこの問題が扱われることを祈る。

第二紀126年、収穫の月4日、筆記者:アンスティウス・メッチム

生きた獣の変化Transmutation of Living Creatures

この希少な宝石固有のエッセンスからつくられるパールエーテルを使えば、変化の薬を安定させられる。生物の体を一瞬でも変形させる薬を調合するのに欠かせない材料だ。

パールエーテルを作る方法はいくつもあるが、最も純度の高いエキスを抽出するには時間と根気が必要で、その点は砂粒から真珠をつくる作業に似ていなくもない。

メモ:拳大の岩で真珠を砕くのは効験あらたかでない。この「効験」という言葉は気に入っている。ガドリスがよく使うのを見て、頭から離れなくなった。いやはや、「効験」とは!

真珠を酸性の液体に浸すと、ネバネバした軟泥になる。これを乾かしたものはすり潰して液体に溶かせる。

よし!これでいい!もういつエーテルができてもおかしくないぞ!

製法の由来The Source of the Formula

あることで私は悩み続けている、ただこの情報を、わざわざ主人達と共有するつもりはない。他の誰にも言うつもりもない。この調合薬の本当の起源のことだ。あまりにも難解で鮮やかであるため、偉大な錬金術師でも作成は難しかったようだ。とはいえ、十分な時間と資源さえあれば、私でも似たようなものは作れるだろう、だが私のやり方、私の言葉が絶対に正しい… とは言い切れない。その点については自分でも認める。

私は答えを見つけた。それは祠の中心からずっと私を見ていたのだ。クラヴィカス・ヴァイル。取引の創造者、願望の授与者、そして絶対に貸しを作りたくない相手だ。

この遺跡は、私達が見つけたように、以前何者かによって発見されたことがあるようだ。彼らがヴァシール・ディダナット鉱山の前の持ち主なのだろう。これは巧みに隠されている事実だが、この鉱山にはそれほど鉱石がない。この鉱山を動かしても、ようやく採算が取れる程度にしか黒檀が出てこない。私達の前にいたエルフは次第に困窮していった。そして彼らはヴァイルに呼び出された。

あまりにも知識と先見の明が欠けていたために、彼らは無尽蔵な黒檀の鉱脈を求めた。デイドラと取引する時には、慎重に言葉を選ぶ必要がある。といってもこの場合は、取引自体をするべきではなかったのかもしれない。とにかく、何らかの契約が結ばれ、調合薬は彼らのものになった。数世紀前に遡れる立像がここにあるということは、彼らは作成に成功したのだろう。だがその作業の進捗状況や使用方法については、奇妙なくらいほとんど記録に残されていない。

実のところ、この事実を知ったことで私は少し不安を感じている。時々、クラヴィカス・ヴァイル像の囁きや、静かに笑う声が聞こえてくるような気がするのだ。だが彼と取引はしていない。私はこの結果を調査しているにすぎない。私は彼に支配されてはいない。

憎しみの晶石不足Need More Animus Geodes

デスキンへ

憎しみの晶石は、最終的な解決案としては脆すぎる。魂が内側に閉じ込められた状態で押すか落とせば、割れるか剥がれ落ちて粉々になってしまう。強烈な一撃で塵になってしまう!

価格に納得がいかないということなので、いくらなら払うのか聞きたい。もし誰かが入手が難しく、恐ろしく高く、そして非常に脆いものを売ろうとするなら、その者の骨を漂白して、骨の足載せ台にしてしまいたい

あなたの知恵は決して批判しないけれど、私たちの金を最大限に活用することを考えなければならない。「この主題の研究方法が全くない」というのは、「第一紀からの失われたアイレイドの秘密」という意味ではない。こんなに脆いのは、憎しみの晶石の使い方のせいなのか、構造上固有のものなのか、あるいは単なる不良品であるせいなのか分からない

スティルライズ村の「偉大な財宝」が賢明な投資であることを望むばかりよ

フェルラ

大タンカノーの日記Tancano the Elder’s Journal

昨夜、南の壁の角度が2度回転した。36回計測した。ウェルキンド石によるものだろう。拡張は街の全域で見られ、すべての壁や基盤で起きている。アイレイドはこうやって密林を支配しようとしたに違いない。植物に負けずに成長する街。見事な戦略、ではあるが、明らかに失敗に終わった。

東の部屋にある扉だけ動かない。おかしい。リズムにはかすかに反応する。秘密のノックだろうか?

探検家のメモDelver Notes

袋小路に入ってしまった。扉の部屋だ。どの扉を試しても入口へと戻ってしまうようだ。この古代遺跡の中に何か手がかりがあるにちがいない。

– – –
2週間経ったが、まだ扉に行く手を阻まれている。キレスはもうすぐだと言うけど、1週間言い続けている。

– – –
昨夜遅くに同胞団の偵察隊が現れて、虫の教団について話していた。まだローブは見ていないけど… 僕たちは守備を配置するつもりだ。見張りのために。少なくとも、大きいやつのおかげでキレスのやる気は保たれている。

– – –
やったぞ。僕の姉妹はすごい天才だ。ルーンを翻訳してくれた。

「深い海で泳ぐ者。晴れた日の水面。はるか頭上で、目が見ている。翼を見張る。はるか下で、鱗がきしむ。憎悪が脈打つ。我らが王アルドゥインの目から見ると、すべては一つになっている」

地下室の扉のメモNotes on the Vault Door

ラザクの地下室につながる扉は、今まで見たドゥエマーの技術の中でも最も優れた功績のひとつだ。私が知っているどんな解錠の呪文もはね返し、最も強い攻撃の呪文でさえも効かなかった。

この扉の最も魅力的な点はおそらく、扉自体に彫り込まれている一連の絵文字だろう。何かの物語を語っているように見える。私の乏しい言語学の知識が正しければ、これはエルフの古典的な宇宙の起源論だ。

まずアービスが存在した。宇宙を産み出した、形のない混沌だ。そして世界、すなわちムンダスを創造するために自らを犠牲にするよう、ロルカーンがエドラを説得した。そして最後に、世界が誕生した時、太陽を想像して魔法の流れをニルンへ送り、マグナスがエセリウスへ通じる穴を開けた。

この3つが、ラザクのメモの中に何度も出てくる。混沌、地球、そして魔法だ。おそらく、彼の創造への理解の中心がこれだったのだ。世界だけでなく、コンストラクトもだろうか?

このことは、後で考えてみよう。今は鍵を開ける努力をしなくてはならない。魔法が失敗したら、ありふれた手段を使えば成功するかもしれない。

八角形の檻を閉じるClosing the Octal Cage

もしくは、次元融合に対する防衛

不自然なアンカーがタムリエルの空を荒廃させた。これらは次元融合、デイドラの陰謀の深遠な暗黒の先触れとして知られる。

だが全ての希望がなくなったように見える時、八大神が希望をもたらした。我々は過去を見つめることで、未来を救うことができる。神々の懇願の内陣はモラグ・バルの不正な陰謀に対する、最初の防壁なのだ!

このアイレイドの遺跡の奇妙な構造は、すぐに八大神の学者によって解明されるべきだ。建造物のシンメトリーな性質、八角形のアーチの下の祭壇のプレートと、3連の祭壇画の色調の調和的な融合が、それらの創造に神の手が加わったことを明らかにしている。祭壇の壁の内部から巨大な角笛を鳴らせば、その明快な響きはエルデンルートほど遠くまで伝わるだろう!

大規模な調査の後で、私はこれが長い間噂されていた八角形の檻の一部だと信じるにいたった。タムリエル中に散らばる、こことよく似た特徴を持つ7つの遺跡があるはずだ。どこか私の知らない場所に。だが私はそれらを突き止めてやる。そしてアイレイドがサンクレ・トールをアレッシアに失陥した時に外典で言及されている、8つの聖なるクラリオンを発見するはずだ。

気の遠くなるような作業だ。だが八角形の檻はデイドラ公をニルンから永久に封印できると言われていた。8つの遺跡全てで、同時に聖なるクラリオンを鳴らせば、八角形の檻を再び作動させられるかもしれない。

私は朝、出発する。もしこの仕事が実りがない物だとわかれば、それはそれでいい。我々は可能な限り、魂の収穫者に反対せねばならない。その時まで、企みの神を敵と呼ぶ者は誰でも、私の研究室を利用できるだろう。

変化ポーションのレシピTransmutation Potion Recipe

エーテルを11滴?違う違う、7だ。7滴だけだ。それ以上でも、それ以下でもだめだ。

このペーストをエーテル漬けにしてはいけない。

もっと真珠の粉が必要だ。ガドリスは少し持っていたはずだ。借りに行かなければ。正当な目的のためだ。でも、彼があんなに怒り出すとは参った。時間や材料を無駄にするなって、そればっかりだ。奴のあだ名は「しみったれ」に違いない。

スケイスクローの灰があんな効果を発揮するとは意外だったが、この発見はとても役に立つ。いや、本当に役に立つ。あの枯れ葉がこれほど良質な粉になるとは予想もしなかった。葉を枯れさせるつもりはなかったんだが。これもまた、私を優秀な錬金術師にしてくれる有益な偶然の一つだ!

スケイスクローはここでなかなか入手できない。代用品の可能性を探して見なければ。

乾燥させた死体の肉はいい代用品ではない。残念だ。あれならここにはいくらでもあるのに。哀れな異形の怪物どもよ。奴らが我々を殺そうとしてこなかったら、もっと同情を感じると思うんだが。

だから、パールエーテルを7滴。乾燥スケイスクローを正確に3つまみ。神聖水を1ドラム。乾燥血液。

小さくなる薬がいつ必要になるかわからないからな!

変形したウェルキンド石Aberrant Welkynd Stones

これらの異常なウェルキンド石には、魔法も切断道具も鈍器も効かない。これらを入手する現実的方法はないように見える。どうにか負わせたダメージも、即座に治っているようだ。この都市を築いた者達は、一体何を作り出したのだろうか?

墓の研究メモGraveyard Research Notes

ついに遺跡の近くに来た。私の長いキャリアの中でこれほど落ち着かないのはまれだ。昨晩は戦場の北から数時間足らずのアレッシア城に滞在した。心が踊っていたせいで、一度に数分以上寝られなかった。

夜明けに出発してヴァリエラの塔までは思ったほど時間がかからなかった。馬が荒廃した塔に取りつくアンデッドの臭いを嗅いで、鞍から振り落とされた。意識を取り戻すと、馬のライトステップはどこにも見当たらなかった。おそらく私の物資も一緒で、馬にとってはとてつもなく有益だろう。

幸運にも日誌はマントに入れていた。日誌の上に落ちたときはつらい打撲を負ったが、論文用にメモをとるくらいはまだできる。

足を引きずるように歩くアンデッドに内臓を抜かれたくないから、ヴァリエラ遺跡は避けて通った。古代戦争の現場の墓は真南にある。戦争についてはほとんど何も知られていないから、私の研究が熱心に待ち望まれるだろう。今日はたくさんの疑問に答えたい。

アイレイド達はヴァリエラを拠点とするエルフ達の強力な派遣部隊に属していたのか?また彼らの斥候隊は遠方から来ていたのか?そしてオーク達はジュリアノスの名においてそこで何をしていたのか?彼らも事前に知られていなかった要塞を近くに置いていたのか、または遠い故郷からやってきた略奪団だったのか?墓を暴いて中にあるアーティファクトを調べれば、たくさん分かるはずだ。

十分休憩した。すでに影が伸びている。墓でちっぽけなキャンプを張って朝になったら発掘を開始する。発見が待ちうけている!

魔術師ガドリスのノートThe Notebook of Mage Gadris

クジャク石にはこの工程で必要とされる伝導性がないことは分かっていた。またしても無駄骨に終わったわけだが、ズールがどうしてもと言って聞かなかった。とにかく根気よく続けよう。ただ、ズールがきちんと時間をかけて研究ノートをまとめてくれるとよいのだが。

***

消去法と試行錯誤——「試行」はもっぱら私の担当で、「錯誤」はズールの専売特許なのだが——を通じて、我々はついに壁を破った!以下に挙げる品々で、正反杖を作成できるはずだ。負の渦巻きの力に耐え、魂の融合の過程を逆行させるために必要なマジカの流れを伝導できる杖だ。

— 黒檀の鉱石

— クリスタルエキスの配列(この宝石のケイ酸塩構造を組み込むことで、負のエネルギーを分散させられる)

— 精錬した虚無の塩(いかなる条件下でも、未製錬の塩は使わないこと)

これらの基本的構成要素を炉内で高熱処理する際に各々の特性を正しく融合するためには、錬金術の触媒を必要とする。ふさわしい触媒については、さらなる研究をおこなうつもりだ。それがここヴァイル研究所で見つかる何かであるよう、せいぜい先祖とトリビュナルに祈ろう。

厄介な疑問A Nagging Question

この遺跡については誰もが熱狂している。「ルートサンダーの消えた街に違いない。あの石造りを見ろ!あの配置を!」しかし、ルートサンダーが消えた時、その街を築いていたアイレイドもそこにいたのだ。問うべきはずの疑問を誰も問いかけていない。すなわち…

エルフは全員どこへいったのか?

錬金術師ニリーンのメモAlchemist Nilyne’s Notes

ロドス病はいまいましいほど複雑な組成だ。私の技術と経験で、その特性を完全に打ち消すことができるか分からないが、病を抑制し進行を遅らせる方法については、ある考えがある。けれどそれを実現するには、外来の希少な材料が必要だ。

私が考えている錬金術の調合薬は、高熱に当ててはならない。揮発性がとても高いのだ。材料を浸して成分を抽出する必要がある。そのため炎を4分の1に調整すれば適切な温度で蒸留できるはずだ。

まず最初に、相当量のカイネの心臓が必要だ。この治癒のハーブはその高い薬効のために珍重されている。つまり入手が困難でとてつもなく高価だ。悩めるエルフの宿屋主人が、景気が悪い時に手っ取り早く儲けるための非常用として、手元に置いているはずだ。

第2に、調合薬の味を1つにまとめてハーブの苦味を隠すための材料が必要だ。すっぱいミルクティーのようなものだ。グレル・フランが時々飲んでいることで有名だ。実は私はこの飲み物が好きなのだ。ここだけの話、いつもは少量のグリーフを入れて、味に刺激を付けて飲んでいる。

最後に、わずかな魔法を加えるものが必要だ。竜鱗キノコならまさにぴったりだ。私の記憶が確かなら、老ソレル・ティーダが外来のキノコを好んでいた。まだ彼の家のどこかに隠されているかもしれない。彼が隔離所へ行った後、アルゴニアンのごろつきどもが彼の家を漁り回っていなければの話だが。

灌漑の調査日誌Irrigation Research Journal

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実験21回目:
調整箇所:湿気無し
結果:全ての作物が枯れた
備考:植物には湿気が必要なようだ。取り除くとたちまちしおれて枯れていった。

実験22回目:
調整箇所:水を他のもので代用
結果:作物は初めよく育ったが、いずれ枯れた
備考:水の代わりに動物の尿を使用。動物は排尿するまで一ヶ所に固定されるのを嫌っていたようだ。猫は特に厄介だった。バディリアも動物を拘束し尿を引っかけられるのを嫌がっていた。ボーナスを支給する羽目になった。

実験23回目:
調整箇所:石を使用
結果:作物の成長なし
備考:植物の周りに石があると保湿効果をもたらすとバディリアが言っていた。種を植えその上に石を置いてみた。作物の成長は全く見られなかった。バディリアに悪意があったのではないかと疑っている。

実験24回目:
調整箇所:再び石を使用
結果:作物がよく育った
備考:バディリアの説明では作物が芽が出してから石を投入するとのこと。呆れた表情で大げさなため息をつかれた。作物が地面から出てくるのを待ち、その後茎の周りに石を置いた。成功だった。バディリア曰く「足を濡らしておいてやる」と良いのだとか。植物に足などないのに、不思議な話だ。

実験25回目:
調整箇所:常に保湿
結果:実験中
備考:湿気が植物にとって良いのなら、さらに湿気を増やせばより良いはずだ。畑を冠水させ、常に植物を濡らしている。バディリアの呆れ顔を検知したが、それでも実験は続く