儀仗兵 スタイル

クラフトモチーフ68
Honor Guard Style

ブレイズの歴史家 ディル・トネナカのキアサ・ヴェーダ 著

装備を正しく作るには、
古き定めに従うこと
誤りは不名誉なり

ブーツ

足は大地を感じねばならぬ
しかし靴底は押しやってしまう
気を配り、足を踏みしめよ

ベルト

戦士が身に帯びるは
武器と名誉の重み
ベルトは力を知るべし

頭をよく守り
恐ろしげな姿をまとえ
精神によっても戦うのだ

脚当て

知性に優れた敵は
戦士の足を攻める
よい脚当ては思い留まらせる

弓の技が明かすのは
心と精神の関係
全身全霊で狙いを定めよ

胸当て

鎧は戦士を自由にし
攻撃のみを考えさせる
強く、だが軽くなければならぬ

アカヴィリの剣はしばしば
刃がわずかに湾曲する
しかし、儀仗兵は曲がらない

肩防具

強きポールドロンは跳ね返す
死角からの攻撃を
頑丈にせよ

手袋

篭手は手を守るが
手こそ打撃の源泉である
正しき均衡を探せ

盾とは顔であり
敵が遠くから目にする
残忍な顔をまとえ

呪文とは物語
杖とは語り部である
「昔々あるところに…」

戦棍

槌による一撃は
いかなる議論にも決着を付ける
強烈なものを装備せよ

短剣

ナイフは長さと引き換えに速度を得る
かつ鍛えられねばならぬ
長い刀剣と同様に

斧は切るためのもの
長い刃で切り裂き
重みにより突き抜ける