木工師助手メール 1週間目

1日目
この者はお前にクラフト材料を送る。パクルーティは栄えある友人との、長く得る物の大きい関係を望んでいる。特に賭博キャラバンのイカサマ師たちに折角稼いだ金をだまし取られたから、尚更だ。パクルーティは失くした金を取り戻すため、何度でも挑戦するつもりだ。そうやって彼らを見返すのだ。

2日目
お前への木工用素材を送る。パクルーティは戦の為に森の多くが切り倒され、燃やされているのを見ると悲しくなる。木々を救うべきだと思うのだ。保管できる大きな倉庫があればいいのだが。

3日目
この者は旅の中で、風に揺られる木々の囁きに耳を傾ける。その葉のざわめきは秘密を伝える。その皮は遠き時代のことを唄う。リスたちは木々の穴の中を家とする。そしてリスは旨い。パクルーティは夕食にする。この材料が役立つ事を願う。

4日目
パクルーティはまたお前に良い素材を送る。この者は木を見て、その末がどうなるか考えたりする。子供のゆりかご?偉大な学者の机?それとも愛に満ちた一家を守る屋根?そうであるなら嬉しい。集めようとして、この者の尻にとげが沢山刺さった甲斐もある。

5日目
この者はさらに素材を送れて嬉しい。この者の友人には、板が6枚あれば人生を作る事も、棺桶を作る事もできると伝えたい。ところで棺桶というのは高く売れるのだろうか?

6日目
パクルーティは仕事を楽しんでいる。旅は軽装、持ち物は少ない。これが真の幸せへの二つの道のうち一つだと考えている。より多くを求めて得ることもできれば、より少なく求めることもできる。あと記憶力が悪ければそれだけ楽しめる。

7日目
お前への素材を送る。どこへ行こうとも、パクルーティはスクゥーマ中毒者を目にする。パクルーティの民にとっては実に悲しいことだ。この類のカジートにとっては、幸せだけでは足りない。悦楽をも欲しがるのだ。だが結局は体臭が酷くなり、歯抜けになるだけだ。