129日目
いまいましい猫にしてライバルの犯罪王、華麗なる前足め!また俺のビジネスにちょっかいを出してきやがった。今度は、ゴロツキどもを使って違法なブツの配達を邪魔してきた。密輸については話したっけ?ああ、堅苦しい言い方をしてすまない。だが平穏を保つことがだんだん苦しくなってきた!何かを殴りたくてたまらない!
130日目
槌のマーゴッグだ。密輸品の積み荷を二日で二つも失った。あのカジートの犯罪王、華麗なる前足のとこのゴロツキどもだ。もう限界だ!手下にゴロツキどもを探させてる。見つけたら、静かで平穏に奴らを血まみれのボロ屑にしてやる!
131日目
短くてすまないが、これ以上書けない、華麗なる前足のとこのゴロツキ狩りの最中だ。材料を送っておく。久しぶりにいい気分だ。また書くよ。槌のマーゴッグより。
132日目
よう、槌のマーゴッグだ。ゴロツキどもに盗まれた盗品を取り返したことを伝えとこうと思ってな。ゴロツキどもに思い知らせてやった。釘をハンマーで打つみたいにな。フォーローン近辺の道は安全になったろう。少なくともしばらくの間はな。他のこともそうだが、平穏に暮らすことばかりじゃ駄目みたいだな。
133日目
街に戻ると、新しい出来事が待っていた。とてつもなくお節介な誰かさんが、発展を続けるこの街に法律のようなものが必要だと決めたんだ。それで俺は、シェドリック・セルド治安官がハイロックの荒野に秩序をもたらすとかいう誓いに、どうやって対処するか考えなくちゃならない。どれほど安全で心強く感じてるかは言葉にできないよ。いや本当に。
134日目
華麗なる前足。魅惑のファーダ。協力的じゃない商人たち。奴らをどうしたらいいかは分かるが、シェドリック・セルド治安官?あいつは別だ。正義の怒り、厳格な名誉、そして揺るぎない正直さに満ちてる。実際、あまりにお堅いんで、吐きそうになるくらいだ!俺からのワイロを受け取らず、目を光らせてるからなと言いやがった。ムカつく野郎だ!
135日目
勇敢で高潔なシェドリック治安官。憎たらしい野郎だ!華麗なる前足がどうするか様子を見ればよかったが、まずは奴に忠誠心があるか試したかったんだ。金はまだあるが、善良なる治安官殿は俺が割と不誠実な社会とつながっていることに気付いちまった。犯罪は割に合わないってことが身に染みたよ。