木工師助手メール 3週間目

15日目
積み荷を送る。パクルーティはこれからこの者のための時間を過ごそうと思う。釣りに行くのもいい。だが粗末な棒と針付きの糸で釣りをしようとしている者を見ると、パクルーティの気がそがれてしまう。人間はなぜ爪を長く伸ばそうとしないのだ?

16日目
この日、月は暗い。パクルーティはモラグ・バルのダークアンカーの話を耳にしたことはあるが、近くで見たのはこれが初めてだ。この者の毛がすべて逆立った。パクルーティはああいうものから逃げる事は恥ではないと思う。それにお前への積み荷はちゃんと送ったのだから。

17日目
素材を送る。キャラバンの衛兵が、マッドクラブは蒸すと旨いと言っていた。パクルーティがさっそく蒸してみたが、旨くなかった。あんなものどうやって食べるのだ?何時間も調理したが、それでも岩のように硬かった。歯の一本が折れた気がする。

18日目
この者は高級なハチミツ酒を振舞う酒場から物資を送る。パクルーティはとても気の良いウェアウルフと一晩中飲んだ。朝が来ると、ウェアウルフは歯並びの悪い太ったブレトン人に変身した。パクルーティは太ったブレトン人に咬まれるのは避けた方が良いと思う。

19日目
この者は新たな収入源を発見した!持久力の薬をバーンダリの商人たちから安く買って、若く活力のある妻を持つ街の老人に売りつける。この薬はまるでウィンドヘルムの街を横断する荷馬車のようだという。2分間乗るために1時間待つ。

20日目
今回の積み荷は遅れてしまったかも知れない。パクルーティは昨日、ノルド人の酒場で飲み過ぎた。この者は全く覚えていないのだが、夜が明けるとこの者は素っ裸で暖炉の前に寝ていた。もっと寝ていても良かったのだが、召使がこの者を熊の毛皮の絨毯だと思っていて、ほうきで殴ってくるのだ。

21日目
お前への荷物を送る。今日、パクルーティは街で初めてモラスを試してみた。驚くほど旨くて甘い。トウモロコシ?からこんな物ができるとは思わなかった。