マークマイアの古遺物


ナガの頭蓋骨の罠
Naga Skull-Trap

  • 何かの罠だな。動物用か人間用かはわからない。ナガだから後者だろう。どうやらクロコダイルの頭蓋骨を作り直して、作動させた者の胴体に食いつかせたのか。この大きさを見てくれ。こんな大きさのクロコダイルを見たことはない。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • 私の記憶が正しければ絶滅種ね。ヘルストローム・クロコダイルが絶滅したのは、第二帝国がブラック・マーシュに進軍した直後の第一紀2828年。「大炎上」と呼ばれる環境災害の間よ。いなくなってよかった。今のクロコダイルでも大きすぎるのに!

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • これほど長く残ったのは驚きね!きっとデッドウォーター族の仕事よ。死体の飾り付けと剥製に関して、ブラック・マーシュで右に出る部族はいない。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)


族長の石のズル・ヴァート
Stone-Chief’s Xul-Vaat

  • なんと美しい石彫だ!アルゴニアンはあまり死にこだわらないが、墓標で死を記念することは好む。トカゲの言葉ではこれをズル・ヴァートと言う。アルゴニアンが死ぬと、一族の者が墓標を立てて追悼する。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • レジナス、もう一歩だな。アルゴニアンが墓標を作るのは、死者をボグブライトとして蘇らせないためだ。だが注意すべきはそれだけじゃない。面白いのは材質だ。アルゴニアンが石を使うことはめったにない。このズル・ヴァートは明らかに古代のものだ。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • そう、アルゴニアンが数千年も前に石細工をやめていることが、この墓標をとても珍しいものにしているの。どうやら昔も今も、アルゴニアンの埋葬の風習には似通ったところがあるようね。本当に残念。この考察を聞いても、アルゴニアンは肩をすくめるだけなんだから。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)


ヴァッカ・ボクの太陽の器
Vakka Bok Sun Bowl

  • アーリエルにかけて、このクリスタルの器を見て!輝きを湛えたカットのせいで見難いけど、太陽の光を集めているみたい。目を細めないと見えない!貴重な石でマグナスの力を使ったアルゴニアンの部族の伝説がある。このまばゆさだけでも物語が本当だと思える。ただ、器にしたのが信じられない。武器でも宝石でも鎧でもなく、器よ。きっと素晴らしいものを容れたのね。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)


マークマイアのアンティーク地図
Antique Map of Murkmire

  • ここの岸は姿を変え続けるから、確かなことは言い難い。でも、この地図はブラック・マーシュの南のものだと思う。特にマークマイアの辺りね。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • そうだな、ヴェリタ。そして、ここの岸と地形に関する意見も正しい。ブラックローズ監獄とリルモスの場所を目印にしよう。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • ブラック・マーシュの地図を正確に描くのはほぼ不可能に近い。インペリアルの地図製作者に聞くといい。この神に見捨てられた地から無事に戻れる者も少なく、戻った者は常に失望している。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)

マークマイアのアンティーク地図
Antique Map of Murkmire

マークマイアの近寄りがたい沼地をうまく地図に描いたこの測量士は、沼リヴァイアサンの移住について詳しく記している。


ニッソの魂の番人
Nisswo’s Soul Tender

  • アルゴニアンの遺物には果てしない魅力を感じる。特に「石の巣」時代のものに。これは器のように見える。アルゴニアンが絡む時に推測は禁物だ。だが、これはヒストの樹液の儀式に使われたと十分に考えられる。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • もう一度見ろ。死刑執行人の斧を何度も見てきたから、古い血は見ればわかる。アルゴニアンはシシスを崇拝する。彼らはかつて闇に帰依した司祭の一団を擁していた。ニッソと呼ばれる者たちだ。これは彼らの見事な作品に見える。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • ブラック・マーシュにしばらく行っていないようですね。無の代弁者の伝統はかの地の南部と中部で今でも盛んです。実際に会ったことだってあります。愛想はよかったのですが…血の儀式をやりかねません。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)

ニッソの魂の番人
Nisswo’s Soul Tender

この台座はシシスの「無の代弁者」には神聖なものと考えられている。創造と破壊の永遠の循環の中で、何らかの役割を果たしていると信じられている。


姿なき者のお守り
Charm of the Shapeless

  • 正直に言うわ…これが何なのかまったくわからない。目を細めたら顔に見えなくもないけど、形が妙で金属が緑っぽいことを考慮すると、ワイルドハントの遺物と言えそうね。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • 私の記憶が正しければ、ハントでは形のはっきりしない存在が出現するそうです。ボズマーの歴史書によると、儀式で変身させられたウッドエルフは「偉大な苦悶する舌は、唇や歯に囚われない」そうです。不気味ですね。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
  • 巨大な舌に追いかけられるなんて想像できる?残念ながら、ワイルドハントでは誰一人生き残れない。望んで参加した人さえも。またウッドエルフが怒って、召喚するまで待つしかなさそうね!

    アマリエン(ハイエルフ ♀)

ワイルドハントの指輪
Ring of the Wild Hunt

古代の石を刻み、粗金属と混ぜて作ったこのウッドエルフの指輪は、より残酷な時代の産物だ。狩人と獲物の恐るべき姿は装着者の夢見を悪くするが、イフレの俊敏さを得られるなら眠れぬ夜も悪くない。