仕立師助手メール 33週間目

229日目
あのバカどもは帝都へと発ったわ。誰かがあいつらにマナーを教えてくれればいいけど、多分グラニーが会うことはもうない。数年前なら旅ができただろうけど、近頃はもうそんな元気がなくなってしまったからね。

230日目
最近誰かを亡くしましたか?愛する人をきちんと弔ってあげたいけど、やり方が分かりませんか?その上に法外な値段の埋葬にまで気を揉む必要はありません。「グラニー・グラヴィウスの火葬用薪安売り店」におまかせください。郵送またはアーケイの取り扱い聖堂にて購入可能です。

231日目
おっと、グラニーはあのチラシを送るつもりはなかったのよ。まだ販売について頑固な僧侶たちを説得してるところ。もし万が一火葬用の安売り薪が必要になったら、特別注文を受け付けてあげるわ。あなただから特別によ。

232日目
言い忘れてたけど、グラニーの薪はどんなものを焼くのにも使えるわよ。木材は全てまともに回収されたもので、腐っても湿ってもいないし、害虫もいないわ。傷や汚れがあったとしても、火を起こすには何の影響もないし。

233日目
戻ってきてから忙しかったから忘れるところだったわ。他の子猫たちはちっちゃなジェーン、スクランプルズ、スケアディ、パーシー、ポリー、ラスティ、モルディ、スプリンターズ、ブラックフット、ランプル・ボトム卿、マウス、マウザーよ。うーん、インクがなくなってきたわ。後の子たちのことは、また今度書くわね。

234日目
グラニー婆さんは仕事でヴァーデンフェルに行かないといけないみたい。あの奇妙な古い島に行くのは初めてじゃないけど、前にあの灰色の海岸を見たのはグアルの寿命ぐらい前のことよ。良いお土産が見つかったら、今後の荷物に入れておくわね。

235日目
ブラヴィルから挨拶よ!グラニーはヴァーデンフェルに向かう最後の準備をしてるところだけど、この街を好きになっちゃった。特に広場にある古い像の下でランチを食べるのが好きなの。そうしてると、あの子たちのことを思い出すわ。