スキンチェンジャー スタイル

クラフトモチーフ26
Skinchanger Style

魔法使いウラキャナック 著

お前は北の森に住み、自らも荒野に住んでいるだろうか?ハーシーンを狩人アルラベグの姿で崇拝しているだろうか。それとも、スキンチェンジャーのストリーベグの姿で崇拝しているだろうか?血の獲物を探すために解き放つべく、内なる獣を探しているだろうか?それなら、自身の腕と防具に語らせるべきだ。なぜなら、お前は時々唸り声でしか語れなくなるから。獣人よ、聞くがいい。

ブーツ

ブーツは皮をなめし、厚く油をしっかりと差す。これは川や沼を越えて獲物を追うかもしれないためだ。靴底は厚く隆起させること。足元がおぼつかない場所かもしれない。最高の狩人でも、滑って転べば獲物になる。

ベルト

ベルトは獲物の皮から作れる。なめして細工し、歯を飾る。噛みつかれることを恐れないと示すためだ。そして、ベルトは広い方がいい。獲物が追い詰められた時、腹を噛まれないように厚い皮で覆うべきだ。

獣に見つめられた時、彼らは別の獣が見返しているように感じるだろう。お前の兜は鋼の狼だ。ストリーベグでもこうしただろう。内なる獣人を隠し、狩人であるために。

脚当て

脚を守るため、脚当てにはもっとも厚い皮を用いて、金属で鋲を打つべきだ。蛇の牙を跳ね返し、猪の牙を欠いてくれるかもしれない。お前は獣であると同様に人間だ。最も野性的な姿の時以外は、直立していなければならない。

弓にはハートウッドと枝角を用いる。森で真実を射抜くために、射手の道具は森の物でなければならない。弓のリムには獲物の四肢のように爪を付ける。呼び名は好きに呼べば良い。矢筒には獣の顔を示す。

胸当て

胸当ては多層にして頑丈にする。ブレストプレートには獣をあしらう。肉食獣の光る眼と、獲物を追ってしわが寄った鼻を示す。これは別に奇妙ではない。胸当ての下には狩人の心臓が脈打ち、獣の血を送り出しているからだ。

剣は長く曲がっている。強力な腕を伸ばす偉大な鉤爪のように。刃は大猪の牙のように切り裂く。しかし、獲物が死ぬ時に迅速で苦しまぬ死を与えられるように、先が尖って心臓を突けるようにしなければならない。配慮するように。

肩防具

金属、皮、毛皮の何であれ、ポールドロンは自由にして構わない。強く頑丈で、爪と牙の一撃を跳ね返せるものであれば。肩はお前が武器を獲物に振り下ろす支点だ。

手袋

籠手は前腕部を強固に守る。噛みつく獣は前腕部に牙を突き立て、お前を引き倒そうとするだろう。そうさせてはいけない。籠手の背面は金属の釘で飾って牙を跳ね返すべきだが、指先はできるだけ自由にした方が良い。弓やダークが掴めるように。

胸当てと兜同様、盾にも獣の顔をあしらわねばならない。遠くから見た敵が恐怖を感じるように、大きく凶暴な姿で。さすれば遠距離から攻撃するか、接近して自ら叩きのめせるだろう。お前がハーシーンを称えるやり方であれば、どちらを選んでも構わない。

杖から繰り出す全ての呪文はハーシーンを称えねばならない。デイドラ公の姿であっても、アルラベグの姿であっても。お前の杖は狩りの王のように枝角で飾られ、お前の呪文はそこから出でる。他に道はない!

戦棍

戦棍にはクワマー・ウォリアーの拳のように重く釘を打つ。しかし、お前は獣でもあり人であるため、倍は厳しく打ちのめせるだろう。単一の性質しか持たぬ者に、お前を止めることはできない。

短剣

長く曲がった爪のようなダークか、獲物を突き刺して皮を剥ぐ鋼の鉤爪を身に着けること。簡素で飾り気はないが危険である。熊が爪を塗り、隼が鉤爪を飾るだろうか?そんなことはない。誰か異論はあるか?

お前は木こりかもしれないが、斧を持った瞬間に木こりではなくなる。斧は木を切る代わりに、血を流すようになるからだ。前方の刃は広く、後方の刃は狭くすること。しかし後方の刃には3つの爪をつける。獲物に獣の痕を残したい時に用いる。