ガレンの古遺物


スラシアのクリスタルの欠片
Thrassian Crystal Shard

  • スロードの儀式の穴からこれほど遠くにそのアーティファクトが存在するのは、とても奇妙ね。でもガレンの発掘現場から出たものよ。その起源は残された力から明らかでしょう。全旗海軍の者がスラスから持ち帰ったもの?

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • 大艦隊が最後の戦いから帰還した際、研究者が居合わせていれば、どれだけの知識を得られたことだろう! スロードが魔法に極めて長けていたことはわかっている。このクリスタルはかつて儀式の道具として使われていたのか?

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • 目の付け所がいいわね。この面は光を屈折させて遠くに届けられる。これはフォーカス・クリスタルのごく一部で、力を集め、保管するために使われていたと考えられる。でも、魔法の力だったのかどうかは確信が持てない。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)


ドラオイフェのルーンチット
Draoife Runic Chit

  • 間違えてなければ、脱出直後に作られたドルイドの工芸品の一つね。平らな石にはそれぞれルーンが一つずつ刻まれてるけど、正直にいうと私の知らない印よ。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • エルダータイドの聖なる種を表現しているようだ!以前ハイ・アイルにあるドルイドの地を訪れた時に、このようなチットが大量に手作りされているのを見た。ただし、最近のものは観光客に向けた安物だと思うが。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • 昔のドルイドは、こうした石で数日、数週間にわたるような長い物語を作れたのよ! それぞれが中央に加える石を一つずつ選ぶと、その石の順番と配置によって意味と前後が変わってくるわけ。なんとも素晴らしい風習ね。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)


全旗艦隊の鞘
All Flags Armada Scabbard

  • 溝へ精巧に浮き出されたアレッシアの紋章と、鞘尻の細やかな加工に注目してほしい。船長には必ず加工革の鞘が贈られたが、このような見事な状態で見つけるのがまず難しい。さらに艦隊の半分近くを失った後、全旗海軍の船長たちは友愛協定に署名し、自分たちの船員に平和を約束した。その約束には、鞘を含む剣の象徴的な破壊が盛り込まれていた。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)


エルダータイドのショルダー
Eldertide Shoulders

  • ページが風化して、葉のようにもろくなってる。薄れた絵は比較を誘うかもしれない。さらに、このページにあるドルイドのルーンは、三つのドルイドのサークルのどれとも微妙に違うのが興味深い。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)


ガレンのアンティーク地図
Antique Map of Galen

  • 奇妙だな。イフェロンの形は近代の図に似ているが、この地図には本土のブレトンと同じようにドルイドの影響が見られる。まるで地図制作者が二人いて、共同で制作に関わったようだ。夫婦だったとかか?

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • この地図が制作されたのはシストレス諸島の「緑の時代」だったと考えて問題なさそうです。ヴァスティルが目立っているのに注目してください。現在に至るまで、ドルイドと本土人の間の調和を示す集落です。夫婦かどうかという点については、何とも言えません。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
  • 本当の夫婦ではないかもしれないが。それならイフェロンの説明がつく。そして初期ヴァスティルの描写から判断して、第一紀2240年頃に制作されたものだと考えられる。同盟が長続きしなかったのは残念だが、200年続けばほとんどの人の期待を上回ったと言えるかもしれない。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)

ガレンのアンティーク地図
Antique Map of Galen

このよく保存されたガレンの地図に見られる芸術的な仕上がりは、同時期に作られた他のブレトンの地図とよく似ている。その図解には自然な流れがあり、製図したのが単独のブレトンであるという見解に疑念を投げかけている。


石化した卵の標本
Petrified Clutch Specimen

  • 周囲で活発な火山活動が起きてる発掘現場で、これほど素晴らしい標本が見つかるなんて!ヴルケシュについてはあまり知られてないけど、この石化した卵が今までにない研究をする機会になるかもしれない。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • 正直に言うと、火山の作用で卵の形に何かの合金が押しつけられた可能性のほうが高いと思っていました。大学の旧友に相談したくらいです。本当に珍しい発見ですね。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
  • 現場から取り出されてかなり経っているのに、まだこんなに温かいとは驚かされる。卵がこんなに頑丈なら、地面の下にマグマの中を泳ぐ獣がいるという噂も、まったくあり得ないことではないかもしれない!

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)

ヴルケシュの卵
Vulk’esh Egg

火と溶岩の獣が卵を産むとは思わないかもしれないが、ヴルケシュは産む! この古遺物がそれを証明しているが、孵化するかどうかは誰にもわからない。


嵐で風化した製図台
Storm-Weathered Drafting Top

  • 興味深い。こういう木を造船所以外で見掛けることは少ない。しかし製図台として使うのは理にかなっている。頑丈な素材でどんな天気にも耐えられるし、見てのとおり寿命も長い。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • レジナス、造船所で使われていた可能性だって十分にあります。私も専門家じゃありませんが、この表面の傷み具合は普通の製図台のようには見えません。ここではかなりの木工作業が行われたのでしょう。傾きには驚きました!

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
  • 同感だ。構造的にはブレトンの影響が大きく見られるが、初期のものだ。おそらく、ゴンファローネ湾に初めて造船所が作られた頃だろうな!

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)

船大工の木工台
Shipbuilder’s Woodworking Station

時間の経過と共に、造船の達人たちは伝統的な木工作業台を船造りに求められる内容に合わせて適応させていき、同時に小さなプロジェクトへ対応できるような汎用性も維持した。


提督の彫刻が施された架台
Admiral’s Carved Trestle Base

  • これは頑丈にできた品だな。古さから判断して、友愛協定の署名後しばらくして組み立てられたものだろう。ブレトンの作業員は多くがハイ・アイルに家族を連れてきて、造船所を拠点とするようになったんだ。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • 脚にあるデザインを見たか?ウグロンのほうが詳しいかもしれないが、全旗海軍のデザインの名残があるようだ。署名の後、船員が残していったものかもしれない。もしくは、残った作業員が作っただけか?

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • レジナスが正しいな。確信はないが、スロードに勝利した艦隊を祝う記念碑を建設する時、それを任された技師や作業員によって作られたものじゃないかと思う。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)

船大工の木工台
Shipbuilder’s Woodworking Station

時間の経過と共に、造船の達人たちは伝統的な木工作業台を船造りに求められる内容に合わせて適応させていき、同時に小さなプロジェクトへ対応できるような汎用性も維持した。


道具の溝がある木製トレイ
Tool Grooved Wooden Tray

  • 横の蝶番を見てほしい。ボルトのサイズからすると、もっと大きなものに付けられていたらしい。デザインはブレトンらしいが、用途がわからない。料理に使うものか?

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • 何らかの作業台の一部じゃないかと思う。トレイの下にある溝はかなり使われたことを示している。時間の経過と手荒い扱いですり減ったようね。料理や芸術的なことをするには、荒々しい感じに見える。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • ああ!興味深いな。ありがとう、ヴェリタ。よく調べたらそのとおりだ。横にも溝があって、これは引き出しだったのか?もっと大きな作業台で、道具を保管するための付属品だったのかもしれない。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)

船大工の木工台
Shipbuilder’s Woodworking Station

時間の経過と共に、造船の達人たちは伝統的な木工作業台を船造りに求められる内容に合わせて適応させていき、同時に小さなプロジェクトへ対応できるような汎用性も維持した。


ドルイドのオルゴールのターンスタイル
Druidic Music Box Turnstile

  • こういうハンドルはアリクル砂漠の崩壊しかけた墓で見たことがある。まあ、これより大きく、使用によって溝が深くなっていたが。この板も回転したぞ。それは作られ方を見ればわかる。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • 輪のシンボルが入った木板?バルフィエラでなくアリクルを思い起こしたのには驚いたわね、ウグロン。この板は明らかにドルイドのものだけど、脱出前のドルイドのアーティファクトで、こんなシンボルは見たことがないと思う。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • このターンスタイルにドルイドのシンボルはない。色合いとアングルを見てください。この木を染めたのが、ドルイドに敬意を表わしたブレトンだと考えるほうが筋が通ります。そうでなければ、技術と模様の違いを説明できません。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)

オルゴール(祝福の石)
Music Box, Blessings of Stone

瞑想的な「祝福の石」が流れるオルゴール。


ドルイドのオルゴールの石
Druidic Music Box Stones

  • これはドルイドの見事な建築技術のいい例ね。彼らの家は暑い日でも気温を安定させやすい、円錐形をしてる。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • 見事な建築?こういう柱は構造的な耐性に疑問がある。メイルストロームか猛吹雪に一度でも襲われたら、粘土質の基礎はもろくなる。ただし、塔の窓は巧妙だな。新鮮な空気を村中へ流すために役立つだろう。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • 猛吹雪の心配なんて、シストレス諸島のドルイドに必要ない。それにドルイドは多面体の石を使って建設し、イフレの涙の岸で採った粘土で覆って、滑らかに仕上げる。あの塔は何があっても倒れないと思う。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)

オルゴール(祝福の石)
Music Box, Blessings of Stone

瞑想的な「祝福の石」が流れるオルゴール。


ドルイドのオルゴールのドラム
Druidic Music Box Drum

  • ドラムに刻まれた曲は聞き覚えがあります。「ノースソルトのなびく旗」だと思いますが、メロディーに余分な行があって、母が歌っていたものとは合いませんね。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
  • この曲知ってる!「アルドメリスに打ち付ける波」よ。二つの曲を結びつけて考えたことはなかったけどね。ガブリエル、あなたが知ってる曲はエルダーの民謡から発展したものみたいね。だってそうでしょう? すごく似てるんだから!

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • アマリエンの大胆な仮説は、意外と当たっているかもしれない。ハイ・アイルの古遺物収集家仲間に連絡をしたら、ドルイドはその曲を「石の祝福」と呼ぶことがあると言っていた。このメロディーはアルドマーからブレトンに継承されたことの一つなのかもしれない。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)

オルゴール(祝福の石)
Music Box, Blessings of Stone

瞑想的な「祝福の石」が流れるオルゴール。


ドルイドのオルゴールのクランクキー
Druidic Music Box Crank-Key

  • あ、銅ね!タムリエル本土の魔術師は魔法を探知するために使うけど、シストレス諸島ではアンモナイトを探知するのに使われてるのかな。もしそうだったら、このオルゴールは魔法の特性を持ってるかもしれない。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • この鍵を見て最初に思い浮かんだのは、魔法の特性を持つ可能性についてではなく、そもそもどうして銅で作られたのかという疑問だった。ドルイドが通常金属を使って物を作ることはないし、ましてや銅なんて。しばらく悩まされそうな気がする。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • ドルイドは普通、どうしてもという時には青銅か鉄を使うことを好みます。でも、この鍵を作ったのがドルイドではなかったら?ほら、磨き方を見てください。ドルイドは金属が自然と変色するのを好みます。これはおそらくガレンにいるブレトンの職人によるものですね。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)

オルゴール(祝福の石)
Music Box, Blessings of Stone

瞑想的な「祝福の石」が流れるオルゴール。


ドルイドのオルゴールの櫛
Druidic Music Box Comb

  • オルゴールの櫛だけど、まったく錆びてない。実は目録を作りながらはじいてみたのよ。音は鮮明で、おそらくしっかり鳴らせばきれいな音を出すわ。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • あの音楽は、誰が鳴らしてるのかと思っていました。私も研究しながら、同じように指で櫛歯を鳴らしてしまいました。音楽には詳しくありませんが、これまで見聞きしたものとは大違いです。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
  • 簡単な音楽の本を見てみた?この櫛は「バルフィエラのバラード」のさまざまな曲を演奏できるのよ。この櫛がどんな曲を演奏するにせよ、きっとネードの伝統的な曲だと思う。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)

オルゴール(祝福の石)
Music Box, Blessings of Stone

瞑想的な「祝福の石」が流れるオルゴール。


スカラブ入れ
Scarab-host Box

  • 不可解ね。ドルイドのものだけど、箱にはこれといって蝶番も、鍵穴も、開口部もない。両手で持つと、中で何かちょこちょこ動いてるのを感じる。いったい何に使うもの?

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)

木の根の祝福
Barkroot Blessing

「ドルイドの中には自身を季節のサイクルにさらすことで、自然を理解しようとする者がいる。根付き、葉と樹皮を得て、木のように水と栄養を得る。少なくとも昨晩、〈うんざりしたオルナウグ〉のドルイドはそう主張していた」―― オーレリエン・ブロレス


琥珀の心臓
Amber Heart

  • 恥ずかしながら、危うくこれを落とすところだった。手に持った時に、まるで生き物のような鼓動を感じたの。もちろん解剖学的には正しいけど、石化した樹脂でできてるのよ。ドルイドの魔法以外に、このようなものを作る方法と理由がわからない。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)

木の根の祝福
Barkroot Blessing

「ドルイドの中には自身を季節のサイクルにさらすことで、自然を理解しようとする者がいる。根付き、葉と樹皮を得て、木のように水と栄養を得る。少なくとも昨晩、〈うんざりしたオルナウグ〉のドルイドはそう主張していた」―― オーレリエン・ブロレス


石化した樹皮板
Petrified Tree Bark Tablet

  • ここに呪文が刻まれてる!間違いなくドルイドのもので、「森の皮膚」を身に着けることについて書いてある。反対側にある模様は顔に見えない?視界の隅で、茶目っ気のある笑みを浮かべてるような気がするんだけど。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)

木の根の祝福
Barkroot Blessing

「ドルイドの中には自身を季節のサイクルにさらすことで、自然を理解しようとする者がいる。根付き、葉と樹皮を得て、木のように水と栄養を得る。少なくとも昨晩、〈うんざりしたオルナウグ〉のドルイドはそう主張していた」―― オーレリエン・ブロレス


ドルメンの粘土
Dolmen Clay

  • 細かく分析したところ、この粘土はガレンの中心部にある石のサークルの下から掘り出されたものよ。ドルイドの慣例では日常的なものから風変わりなものまで、儀式でドルメンの粘土をよく必要とする。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)

木の根の祝福
Barkroot Blessing

「ドルイドの中には自身を季節のサイクルにさらすことで、自然を理解しようとする者がいる。根付き、葉と樹皮を得て、木のように水と栄養を得る。少なくとも昨晩、〈うんざりしたオルナウグ〉のドルイドはそう主張していた」―― オーレリエン・ブロレス


キメラの毛のブラシ
Chimera-hair Brush

  • 彫刻が施された木のハンドルは、ガレンの深い谷で採られたオーク材ね。間違いない。それより興味深いのは毛よ!キメラだと思う。突飛かもしれないけど、この曲がり方と横糸が一貫してるのを見て。ライオンのたてがみとは少し違っていて、それが手掛かりなのよ。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)

木の根の祝福
Barkroot Blessing

「ドルイドの中には自身を季節のサイクルにさらすことで、自然を理解しようとする者がいる。根付き、葉と樹皮を得て、木のように水と栄養を得る。少なくとも昨晩、〈うんざりしたオルナウグ〉のドルイドはそう主張していた」―― オーレリエン・ブロレス


ねじれた蔓の固まり
Writhing Vine Mass

  • 不快なものだけど、不快な思いをする価値はある。わずかに皮膚へ吸着して、機会さえあれば人間の体の上で広がっていく。こういうふうに行われる生きた儀式は長年噂されていたけど、研究するチャンスに恵まれたのはこれが初めてよ。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)

木の根の祝福
Barkroot Blessing

「ドルイドの中には自身を季節のサイクルにさらすことで、自然を理解しようとする者がいる。根付き、葉と樹皮を得て、木のように水と栄養を得る。少なくとも昨晩、〈うんざりしたオルナウグ〉のドルイドはそう主張していた」―― オーレリエン・ブロレス


古い根覆い
Old Growth Mulch

  • 強い香りを放つ固い塊よ。ガレンのドルイドは、大切な薬草園の世話をする時に使う。他の儀式用素材と混ぜ合わせると、強力な活性化剤になるかもしれない。隠れた潜在能力を解き放ってね。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)

木の根の祝福
Barkroot Blessing

「ドルイドの中には自身を季節のサイクルにさらすことで、自然を理解しようとする者がいる。根付き、葉と樹皮を得て、木のように水と栄養を得る。少なくとも昨晩、〈うんざりしたオルナウグ〉のドルイドはそう主張していた」―― オーレリエン・ブロレス


生きた樹皮
Living Bark

  • 錬金術と魔術を使って、この樹皮はまだ生きた状態で収穫されたのね。もしやりたければ、土に植えて立派な木に育てることもできる。ドルイドの儀式での使い方は推測しかできない。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)

木の根の祝福
Barkroot Blessing

「ドルイドの中には自身を季節のサイクルにさらすことで、自然を理解しようとする者がいる。根付き、葉と樹皮を得て、木のように水と栄養を得る。少なくとも昨晩、〈うんざりしたオルナウグ〉のドルイドはそう主張していた」―― オーレリエン・ブロレス


森の絨毯のつぼみ
Grove Carpet Buds

  • 驚いたことに、この小さなつぼみはまだ生きてる。この苔は、ガレンのドルイドが「森の絨毯」と呼んでいるものよ。つぼみの状態ではとても生命力が強い。古代の建物に水と一緒に振りかけたって、数日すれば青々と茂るの。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)

木の根の祝福
Barkroot Blessing

「ドルイドの中には自身を季節のサイクルにさらすことで、自然を理解しようとする者がいる。根付き、葉と樹皮を得て、木のように水と栄養を得る。少なくとも昨晩、〈うんざりしたオルナウグ〉のドルイドはそう主張していた」―― オーレリエン・ブロレス


フェニックスモスの顔料
Phoenix Moth Pigment

  • 鮮やかな色だけど、美しいフェニックスモスで見るような赤やオレンジではない。この深い茶は、一部のガレンの儀式を準備する段階で儀式的にさなぎを潰して得たものよ。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)

木の根の祝福
Barkroot Blessing

「ドルイドの中には自身を季節のサイクルにさらすことで、自然を理解しようとする者がいる。根付き、葉と樹皮を得て、木のように水と栄養を得る。少なくとも昨晩、〈うんざりしたオルナウグ〉のドルイドはそう主張していた」―― オーレリエン・ブロレス


蛙鋼のバックル
Frog Metal Buckle

  • 珍しい。浮かぶ鋼で作られたベルトバックルよ。船員のベルト用に作られたとか? 蛙鋼の特性については記録が多く残されてるけど、その起源はまだはっきりしていない。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • 本当にね。こういう品を扱う時は、錬金術で直接作られたものかどうかを見極めることが重要よ。またも古代シラベインのものなのか、スラシアの素材を再利用して作られたものなのかがわかれば役に立つ。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • どう考えてもこれは直接作られたものだ。もし記録が正しければ、シラベイン自身が人工的に金属を作り出す方法を開発したらしい。これは彼自身が作った可能性がある。そうであってもおかしくないほど古いのは確かだ。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)

シラベインの結界
Syrabane’s Ward

アークメイジのシラベインは高齢になってから、秘術という世に知られていない技術を極めようとした。この留具の中には保護用の格子が無数に重ねられ、アルケインの力で低い音を立てる。


銀糸のステッチ
Silverthread Stitching

  • 銀で作られた糸自体は、魔法を使う職人の工房でそれほど珍しくない。でもこれを紡いだ技術には目を張るものがある。サピアルチが身に着ける宝飾品を思い起こさせるくらいよ。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
  • そうだな。それに、アルドメリ文化における銀織物は幅広い影響を与えたはずだ。その純度は、タムリエルの一般的な規範からかけ離れている。このステッチが何に使われるものだったにせよ、職人に大切にされていたのは間違いない。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • タムリエルの一般的な規範からかけ離れている、か。その論評はともかく、美しいわね。話が本当なら、シラベインはこの技術を人々に教えたそうよ。感謝してもしきれない贈り物になる。今でもコツが伝わっていればよかったのに。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)

シラベインの結界
Syrabane’s Ward

アークメイジのシラベインは高齢になってから、秘術という世に知られていない技術を極めようとした。この留具の中には保護用の格子が無数に重ねられ、アルケインの力で低い音を立てる。


玉虫色の真珠水
Iridescent Pearlwater Wash

  • なんとも興味深い。この器にはおそらくエルセリックの海水とすり潰された真珠を混ぜたものが入っている。そのため、これを塗った素材は美しい輝きを帯びる。儀式用か、秘術的な意味を持つものだったのだろうか?

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • 儀式でよく真珠水を使うような文化は聞いたことがないけど、海に出るグループはたいてい海の副産物を活用するものよ。見た目の効果はとても美しい。ヴェリタ、霊的な影響はあるの?

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • 象徴することを考えると、真珠は固い二枚貝と繋がりがある。何らかの防備かもしれない。真珠水を防御魔法に取り込む方法はいくつか考えられるけど、こういう試薬は初めて見る。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)

シラベインの結界
Syrabane’s Ward

アークメイジのシラベインは高齢になってから、秘術という世に知られていない技術を極めようとした。この留具の中には保護用の格子が無数に重ねられ、アルケインの力で低い音を立てる。


ルーンが刻まれた留具
Rune-scribed Braces

  • このブラケットは複数の異なる金属でできていて、何らかのベルト用のサイズになってる。興味深いが、少しやりすぎという感じもする。ズボンが下がらないようにするもののために、どうして複数鍛造の技術が必要なんだ?

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • この素材もよ!金、蛙鋼、銀、スタルリム。無駄に複雑だけど、神秘的であることは間違いない。推測だけど、これらの金属は象徴的な意味があって選ばれたんだと思う。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • 答えがわかったかもしれません。ある留具に、作り手を示す小さな印が押されています。全旗海軍の時代のシラベインです。ヴェリタが言ったように、もしかしたら大艦隊を象徴的に表わすため、こうして多彩な金属を使ったのでしょう。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)

シラベインの結界
Syrabane’s Ward

アークメイジのシラベインは高齢になってから、秘術という世に知られていない技術を極めようとした。この留具の中には保護用の格子が無数に重ねられ、アルケインの力で低い音を立てる。


インドリク皮のストラップ
Indrik-hide Strap

  • どこから話したらいいのかわからない。使われた獣を突き止めるのでさえかなりの研究が要った。インドリクの皮だとわかってとても驚いたな。高級な衣料でもめったに見ないし。ましてただのベルトのストラップに使われるなんて。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • インドリクが使われたことは、これがアルドメリ信仰の神聖な遺物に関係していたか、単に職人が死んだインドリクを使える状況にあったかを示してる。どちらにしても、インドリクの皮の特性を研究する貴重な機会だ。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • 私は前者だと思います。少なくとも、職人はサマーセットの社会的規範を少しくらいは尊重していたようです。すでにしばらく死んでいたところで切られたのでしょう。その方が、あれほど見事な動物にふさわしい。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)

シラベインの結界
Syrabane’s Ward

アークメイジのシラベインは高齢になってから、秘術という世に知られていない技術を極めようとした。この留具の中には保護用の格子が無数に重ねられ、アルケインの力で低い音を立てる。


真の道の粘土目盛り
True Way Clay Dials

  • 結び目やねじれた線はドルイドにとって他の種族よりも深い意味がありますが、このシンボルはあまり使われません。真の道を表わすものだと思います。ドルイドが真の道に従えばイフレを喜ばせる。だからこのシンボルを身に着けるのでしょうか。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
  • 粘土の円盤のうち、一つだけに重要なシンボルがある理由は? ドルイドのサークルは三つあって、円盤も三つある。真の道がそのドルイドのサークルを示す円盤に現れると考えるのが筋だろう。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • 対象を絞った衣類を見ただけで、その者がどのグループに属しているかしか示さないと思う?レイヴンの緑のネックレスに関する話を読んだことない? この目盛りにある真の道は、イフレの道へ実際に従っているサークルが一つだけだって示してるのよ。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)

ストームウィーバーの騒乱
Stormweaver’s Cavort

エルダータイドの尖兵は、シストレス諸島の奥深くを流れる力の泉を大いに利用している。真の道の力は彼らの跳躍力を向上させ、勇猛な騎士にも負けないほどの離れ業を可能にする。


二重収穫結びのロープ
Twice-harvested Knot Rope

  • ドルイドは結び目やねじれた紐を、ニルンの他の者よりも重要視する。ロープに明らかな結び目が二つあるのは、人間とエルフの両方をルーツに持つブレトンの歴史に注目しているのだと思う。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • ヴェリタ、結び目が人間とエルフを象徴してると決められる?ブレトンとドルイドを象徴してたら? もしくは文明と自然とか?ドルイドはいろいろな両極を尊重するのよ。ああ!イフレとエルノフェイかもしれない!

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • 結び目が何を象徴しているのかはさておき、二人とも紐そのものは見たのか?どうやら綿と麻でできているようだ。おそらくそれを象徴してるんだろう。衣類を作るために使う二つの素材だ。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)

ストームウィーバーの騒乱
Stormweaver’s Cavort

エルダータイドの尖兵は、シストレス諸島の奥深くを流れる力の泉を大いに利用している。真の道の力は彼らの跳躍力を向上させ、勇猛な騎士にも負けないほどの離れ業を可能にする。


サークルの革の約束
Promise of the Circles Leather

  • 飾り房や、革を編んだ鎖が多い。一部のドルイドは神の恵みや祈りを革細工に編み込むと聞いたことがある。三つの束、三つのサークル。何か関係があるのかもしれない。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • ウグロンの説が正しければ、こういう革の紐に編み込まれているのは調和を表わす約束ね。一部の編み紐は四本で編まれているから、ファイアソングよりもひっそりと存在する四つ目のサークルがあるのかもしれない。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • 四つ目のサークル?素敵ね。まあ、さすがの私でさえ信じがたいけど。四本目はイフレを象徴していると考えるほうがもっと筋が通っていると思う。サークル間の調和の約束は、どのサークルも崇めている神にまで及んでいるのよ。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)

ストームウィーバーの騒乱
Stormweaver’s Cavort

エルダータイドの尖兵は、シストレス諸島の奥深くを流れる力の泉を大いに利用している。真の道の力は彼らの跳躍力を向上させ、勇猛な騎士にも負けないほどの離れ業を可能にする。


祝福された茨編み
Braided Blessed Brambles

  • ふむ、フォレストレイスの枝みたいなものとよく似ているわね。ドルイドのサークルがレイスと繋がりを持っていることを考えると、殺したレイスから取ったか、自由にもらえたのかな。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • ドルイドがレイスを殺す?アマリエン、ドルイドのことは知ってるはずだ。彼らが自然の獣と戦うなんて本気で思ってるのか?違う。この茨は一種の草に違いない。きっと保護に役立つんだろう。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • そう言われてみると、サマーセットにあったお墓の草に似てるわね。きっとそこから来たのよ。ドルイドは大切な故人の生命力を近くに置いておくため、これを身に着けるんだと思う。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)

ストームウィーバーの騒乱
Stormweaver’s Cavort

エルダータイドの尖兵は、シストレス諸島の奥深くを流れる力の泉を大いに利用している。真の道の力は彼らの跳躍力を向上させ、勇猛な騎士にも負けないほどの離れ業を可能にする。


アースボーンのパネル
Panels of the Earthbones

  • この模様は聞いたことがある。翻訳するとアースボーンの結び目だ。イフレの体が、ニルンの基礎そのものになったという話はたくさんある。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • 結び目ができた骨や、結び目が出てくるエドラの神話なんてまったく聞いたことがない。レジナス、あなたの翻訳が正しくない可能性は?絡まった根じゃないの?それならもっと意味が通じるんだけど。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • レジナスの翻訳は正しいものですが、ドルイドはそれほど言葉どおりに考えていません。ドルイドはこの編まれたシンボルをアースボーンの結び目と考えていますが、アースボーンのことを土の中で流れる自然の力のように考えているんですよ。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)

ストームウィーバーの騒乱
Stormweaver’s Cavort

エルダータイドの尖兵は、シストレス諸島の奥深くを流れる力の泉を大いに利用している。真の道の力は彼らの跳躍力を向上させ、勇猛な騎士にも負けないほどの離れ業を可能にする。


ハートロードの皮の下着
Hartlord Hide Singlet

  • あれ、この素材は何だろう!普通のなめし革や皮とはずいぶんと違う手触りね。硬さがあるけど、同時にとてもしなやかでもある。この世のものとは思えないくらい!デイドラのものだと思う?

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • 似たようなものを前にも見たことがある。残念ながらデイドラのものではないと思うわ、アマリエン。でも確かに珍しい。シストレス諸島にいる、半人半獣のファウンの皮だと思う。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • 興味深い。歴史的に見て、ファウンはシストレス諸島の他の住人といつもいさかいを起こしてきたが、必ずしも暴力的ではなかった。これを作った人は、ファウンとよほど不仲だったに違いない。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)

ファウンの悪戯覆い
Faun’s Lark Cladding

数百年に渡って、ハイ・アイルの鹿族は旅人たちを苦しませることを楽しんできた。その行為はほとんどが無害だったが、ファウンが滑稽と感じることと、街の住人が面白いと感じることでは大違いな場合がある。


枯れたニンニクの首当て
Withered Garlic Gorget

  • これは…ニンニク?ほとんど石化してるけど、よく形が残ってる。他に考えられない。そうすると、他の部分は何らかの辛子か根かもしれない。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • 大きなものに繋がっていたみたいだが、実用的なものだったとは思えない。少なくともこれでは普通の意味で、鉄の胸当てのように身を守れない。魔法の防護か?可能性はあるが、得意分野ではないのでわからないな。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
  • ファウンの集団が男を縛りつけた後、口にニンニクを詰め込んだという恐ろしい話を読んだことがある。強烈な匂いがするニンニクを身に着けることで知られてるから、これもファウンのものかもしれないな

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)

ファウンの悪戯覆い
Faun’s Lark Cladding

数百年に渡って、ハイ・アイルの鹿族は旅人たちを苦しませることを楽しんできた。その行為はほとんどが無害だったが、ファウンが滑稽と感じることと、街の住人が面白いと感じることでは大違いな場合がある。


ファウンの王の印
Mark of the Faun Lord

  • この布にあるシンボルはルーンのように見えます。どれも私が知らないものばかりですが。何らかの言語でしょうか? ただ私たちは五人います。誰かはほんのわずかでも、関係しそうなものを知っていそうですね。

    ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
  • シストレス諸島の猟師の古い話を読んだことがある。こういう印は他の者たちにファウンロードの縄張りを知らせるためのものだったという話だ。彼らの言葉についてはあまり知られておらず、近寄るなという以外、具体的に何を意味するシンボルなのかはわからない。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • まあ、これが何にせよ、ファウンロードが装備するものではなかったのは確かだ。誰かがわざわざ布に縫い込んだことを考えれば、ただの警告という以上の力を持っていたのかもしれない。

    ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)

ファウンの悪戯覆い
Faun’s Lark Cladding

数百年に渡って、ハイ・アイルの鹿族は旅人たちを苦しませることを楽しんできた。その行為はほとんどが無害だったが、ファウンが滑稽と感じることと、街の住人が面白いと感じることでは大違いな場合がある。


光沢のある角の留め具
Lustrous Prong Clasps

  • ずいぶんとピカピカな留め具ね!最初は銀とか何かの磨かれた金属に違いないと思ってたけど、手に取ったらすぐに違うとわかった。すごく軽くて、空洞みたいな感じがする!複雑な彫刻が施されてるのに、この素材は弱くなってない。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • よく見て。彫刻以外に注目して調べると、それぞれに輪が見える。これが骨であることを示してると思う。枝角から作られたものね。構造的に骨が取れやすい場所を考慮すると、元の骨はかなり大きなものだったでしょう。

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
  • この感じからして、ファウンの枝角だと思う。特に古いものではなく、抜け替わったものだろう。そして才能ある職人がシストレス諸島を冒険中、幸運にもそれを見つけたわけだ。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)

ファウンの悪戯覆い
Faun’s Lark Cladding

数百年に渡って、ハイ・アイルの鹿族は旅人たちを苦しませることを楽しんできた。その行為はほとんどが無害だったが、ファウンが滑稽と感じることと、街の住人が面白いと感じることでは大違いな場合がある。


冬の生皮裏地
Winter’s Pelt Lining

  • この毛皮はかなりごわごわしている。馬の尻尾のような感じがするが、重なり方が狼や北の獣のものよりも詰まってる。粗さが鎧にも似た役割を果たしている。

    レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
  • ああ!これは知ってる!シストレス諸島に住む半人半獣のファウンが、こういう毛を…すね?に生やしてた。すねでいいのかな?古い描写では、ひづめから繋がって生えてるものが多かった。

    アマリエン(ハイエルフ ♀)
  • 私も聞いたことがある。ファウンがいつどうしてこの毛を生やしていたのか、いつ消えたのかは誰にもわからないけど、昔の職人が衣類を作るため、こういう素材を欲しがった理由はよくわかる。頑丈なのは間違いない…

    ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)

ファウンの悪戯覆い
Faun’s Lark Cladding

数百年に渡って、ハイ・アイルの鹿族は旅人たちを苦しませることを楽しんできた。その行為はほとんどが無害だったが、ファウンが滑稽と感じることと、街の住人が面白いと感じることでは大違いな場合がある。

超越騎士団 スタイル

クラフトモチーフ111
Ascendant Order Style

超越の勇者 著

超越騎士団のスタイルで武器や防具を作成するための指南書

我らが大義へ歓迎しよう!私がお前と同じように、騎士団へ志願したのはそれほど前のことではない。献身とたゆまぬ努力により、私は騎士から守護者、旗騎士へと位を登りつめ、ついに超越の王その人により騎士団の勇者に選ばれた。私を手本とし、同じ情熱をもって任務に励んでもらいたい。

我々は騎士団の任務を行うにあたって、顔を隠さねばならない。とはいえ我々の武器や正装は、それを見る者に騎士団への帰属を表明するものであるべきだ。我々は暴徒でも、野盗でもない!影の中から立ち上がり、我々を虐げ混乱に陥れる者へと立ち向かう騎士なのだ。誇りをもってフードや兜を被るがいい。お前はそれを身に着けるすべての者と、友愛の絆を分かち合うだろう。

我々の武器と防具に関して、騎士団が求めるものを以下に記す。

ブーツ

素早さと隠密性は超越騎士団の騎士にとって、防御力と同じくらい重要である。膝と足首を鋼鉄のプレートで補強した柔軟な革は、機動性に優れるだけでなく、より覆う範囲が広いサバトンよりも足音が静かだ。重装鎧の場合、ダークレザーの層で挟んだ鋼鉄製の脛当てを追加する。

ベルト

強化革で作られた丈夫な幅広のベルトが騎士団の兵士の腰を守り、下半身に装備する武器や防具を支える。重装鎧の場合、繋ぎ合わされたプレートで鼠径部の守りを補強する。

超越の王が好んで言うように、「匿名性は我らの剣であり盾である」。超越騎士団の騎士が顔を隠すのは、すべての種族と国に属するからだ。最も軽い防具一式にも、装着者の素性を隠すための仮面とフードは付属している。

脚当て

超越騎士団の騎士は群衆の中に気づかれないよう紛れ込む、屋根の上に登る、重装鎧を着て敵から逃げるなどの行為を求められることがある。我々の脚当てにとって最適なのは、軽くて肌に密着する、硬化革か鋼鉄のプレートである。これならスピードを犠牲にすることなく、最大限の防御力を発揮できる。

どの地域にも弓のために好まれる素材や形状があるようだが、タムリエル中から志願者を集める利点として、それぞれが提供する最上の要素を取り入れられることがある。騎士団の弓は丈夫なローズウッドかイチイから作られた複合弓で、近距離ならば重装鎧のプレートをも貫けるほどの威力がある。

胸当て

超越騎士団の仕事の多くには、隠密と偽装が求められる。ダークレザーにより騎士は攻撃する瞬間まで身を隠し、仕事が終わった後再び姿を消すことが可能となる。重装防具のブレストプレートでさえ、通常は音を吸収し、鋼鉄の光沢を隠すためにソフトレザーで覆われる。

プレートアーマーを刃だけで打ち破れる剣は少ない。そのため超越騎士団は密度を強化して、斬撃のみならず刺突にも力を発揮するようにした幅狭の刃を用いる。関節部やバイザーに穴を開けるのは、鎧に覆われた敵を刃で叩き潰そうとするよりも有効だ。頑丈な鍔は激しい戦闘の最中でも、使用者の手を保護するのに役立つ。

肩防具

超越騎士団の戦士は通常、肩と上腕部を保護するため、肌に密着する丸い肩当てを装備する。この防具には装飾がほとんどなく快適なため、装着者は手軽に外套を着脱し、群衆の中に紛れ込める。またこれは茂みや葉に引っかかることが少ない。

手袋

手超越騎士団の兵士の腕や手は、軽装鎧の場合ボイルドレザー、もしくはより重い鎧では鋼鉄の籠手で保護する。丈夫な革手袋は装着者の指を覆う。柔軟性と装着の容易さは、騎士が必要に応じて防具を隠すために役立つ。

軽く強靭な鋼鉄のプレートを重ねて作った超越騎士団の盾は、上部の縁のギザギザ模様と側面の刻み目を特徴とする頑丈なヒートシールドである。熟練の戦士ならば、一見して装飾と思えるこの部分で敵の刃を容易に受け止められる。当然ながら、この盾は我らの王冠と籠手の紋章を誇り高く示している。

剣と盾で戦う騎士もいれば、呪文と杖で戦う騎士もいる。超越騎士団は暴政と戦う覚悟のあるすべての者を歓迎している。超越騎士団の杖は丈夫な鋼鉄の棒に、ダークレザーの握りを付けたものである。この武器の先端は、必要になれば接近戦で致命的な打撃を繰り出せる重量を備えている。

戦棍

超越騎士団はしばしば重装備の敵を相手にする。そして鎧を破壊するには、重く上質な戦棍以上のものがない。プレートアーマーを身に着けた騎士でさえ、脚への戦棍の一撃で動きを封じ、兜に打撃を加えて気絶させることができる。強靭な鋼鉄の柄はこの武器の重さに釣り合いを取り、戦闘中に壊れないようになっている。

短剣

長さの割に比較的幅の狭い超越騎士団の短剣は、斬撃ではなく刺突のためにデザインされている。細い刃は簡単に鎧を貫けるが、曲がらず折れない程度の強度を備えている。また、鍔は敵の刃を受け止め、弾き飛ばすために使える。

接近戦では、武器のあらゆる部分が勝敗を決しうる。超越騎士団の斧の刃には突きに適した強靭な先端の突起と、敵の攻撃を防ぐための丈夫な鋼鉄製の柄が付いている。また鉤状の刃は、騎兵を引きずり下ろすためにも使える。

シストレスの守護者 スタイル

クラフトモチーフ114
Systres Guardian Style

元衛兵の学者、ゾエレネ・ルクヴィル 著

若い頃、私はゴンファローネ湾を巡回して安全を確保していた。その頃の私は警備隊によって提供された、カニスという老人が作成した装備の品質と実用性を高く評価するようになった。口が悪く、腹を空かせて失礼な男だったが… 路上を巡回する同僚たちが不足を感じることはなかった。

彼はいつも、「見た目を派手にするのは優先事項じゃない。だが、役に立つこともある」と言っていた。

ブーツ

巡回中には快適なブーツを履きたい。ごろつきの相手をするときには、蹴りに向いたブーツがいい。こいつはどちらにも向いている。革を提供してくれたオルナウグ狩人のおかげだ。それからもちろん、カニスのおかげでもある。

元衛兵の助言を与えよう。パングリットの唾を布地に付けると防水効果がある。礼は不要だ。

ベルト

目立たないベルトが好みなら、これは向いていないだろう。兵舎で交わされる話によれば、この紋章は大昔にハイ・アイルを買収した金貨男爵を表すとされている。だから我々は隊長を「シーホーク」と呼んだのだ。兵舎にいる者たちは今もそうしているはずだ。

頭に強い打撃を少なからぬ回数受けてきた者として、ぜひこの兜のことは話しておきたい。軽装鎧の兜でさえ額を打撃から守ってくれるし、裏地は強い衝撃の影響が長く続くことを防いでくれる。

確かにこの兜はもう少し暖かい夏の時期に適しているが、髪の毛を中に押し込めば濡れることはない。

脚当て

ヒラヒラしたローブがいいか、それとも悪天候に強いレギンスのほうが好きか?どちらもあり、どちらにもカニスの調合薬が使われている。ゲロや雨水、小便、塩水、糞のシミ、それに日々沖から吹いてくる風から守ってくれる。

私自ら飛び込んで、海からヘマをした奴を何度引っ張りだしたことか。私は生まれながらの船乗りにも匹敵するぐらい甲板を熟知している。

衛兵はよく単独で警備するので、矢筒のデザインは実用的であると同時に一風変わったものになっている。金属の装飾は補助的な防具として機能する。複数の敵に襲撃された場合はこれが命を救ってくれる。幅広の矢は、ドルイドが提供するカラスの羽根を使った矢羽根になっている。

ドルイドはただ鳥に話しかけてその羽根を譲ってもらうという話を聞いたことがあるが、でたらめに決まっている。

胸当て

肌に合うオルナウグの皮とハイ・アイル鋼鉄を組み合わせる作りのため、衛兵はぴったり体に合うよう胸当てを特注しなければならない。

私が特に気に入っていたのは斜めにかかったストラップで、非番の時はこれでジョッキを支えていた。シーホーク隊長はあまりいい顔をしなかったが、非番なのだから私の勝手だ。

シストレス衛兵を相手にしていることに気づかない奴がいたら、鍔のシーホークを見ればすぐにわかるだろう。柄の握りは手によくなじむし、この剣の鍔は一般的な剣と違って、芸術的に洗練されているといつも思っていた。

ただ、何も考えずに振り回さないようにしてほしい。港を警備する我々にとって、あの紋章には特別な思い入れがある。

肩防具

扉を無理やり開けなければならないこともある。そしてゴンファローネ湾の扉は蹴りにとても強いので、肩を使う必要がある。ありがたいことに、この防具のスタイルは金属の下に入っているオルナウグの皮で、ある程度衝撃を吸収してくれる。

ただし、こういうことは遊び半分でやらないように。それから、仕事が終わったら風呂に浸かったほうがいい。

手袋

手を守るための防具を装備したが、邪魔でしかなかったことは誰にでもあるだろう。我々の籠手と手袋はそんなことにならない。ストラップは肌にしっかり合うし、柔軟な革のおかげで繊細な動きが可能で、金属部分は武器による攻撃をよく弾く。まだ疑うなら、これを身に着けたまま路上で手術を行えることを、私自身の経験から保証しておこう。

シストレス衛兵の盾についているシーホークは見逃しようがない。その衛兵を矢で狙っているのでもない限りは。その場合、盾は矢を弾くのにも役立つが、他の武器による攻撃を防ぐのにも使える。ちゃんと扱えれば。

裏返しにすれば、まな板としてもそこそこ使える。別にそんな使い方をしていたわけじゃないが。

我々の規定で杖の両側が尖っているのは、カニスの内輪ネタなんだ。彼のある旧友が昔魔術師をしていたが…あまり優秀ではなかったらしい。だからカニスは悪党がこの友人を突き刺すことを思いとどまらせるため、こいつを作った。

考えてもみてほしい。これを肩に突き刺されて、ねじられたらどうする?もう少し神秘的な言い方をすると、この杖から稲妻や炎が出てくると思うと、尖った二つの先端がさらに恐ろしく見えてくるだろう。

戦棍

好戦的な酔っ払いを相手にする時は、この戦棍で峰打ちするよりも、柄頭で殴るほうがいいだろう。「反撃は攻撃と同程度に留めておけ、エスカレートさせるな」。シーホークは兵舎で毎晩そう言っていた。私も完全に同意見だ。両手持ち武器で戦うほうが得意なら、権威を思い知らせる必要がある場合はシーホークの紋章を見せるといい。

短剣

素手での戦闘で手が汗まみれになるようなら、この短剣がお勧めだ。どんな秘密の技を使ったらオルナウグ革の柄が水分を逃がすようになるのかは知らないが、カニスはうまくやったらしい。前に私の短剣を大きなエールのジョッキから引っ張りだす羽目になったことがあるが(理由は聞くな)、握って構えた時にはもう乾いていた。

とはいえ、防具はすべて身に着けたほうがいい。衛兵にとって、手をむき出しにするのは傷をつけてくれと言っているようなものだからな。

この二重柄の逸品は、髪の毛を縦に切り裂けるくらい鋭い刃を持っている。私は何度かそれをやって賭けに勝ったものだ。これも柔軟なオルナウグの皮を握りに使用している。何を使って皮を柔らかくしたのか、カニスに聞かないように。知ると後悔するぞ。

シラベイン海兵 スタイル

クラフトモチーフ112
Syrabanic Marine Style

マティアス・ヴェルヴィンス 著

蛙鋼、別名シラベイン鋼は、現在とても珍重される希少品である。しかしいつの時代もそうだったわけではない。水に浮く性質を持つことで知られるこの金属は、アメノス周辺の海兵にとって驚くべき宝である。供給は悲しいほどに限られており、決して容易に手に入るものではない。そこで、私はシラベイン鋼が海中に失われる以前のデザインを記述したい。頑強な海の騎士たちがこれらの武器防具を用いていた頃、彼らは足元の甲板を揺らす波を恐れなかった。この測り知れない深海の騎士たちは、その武具と共に研究に値する存在である。

私はこうした騎士が、自らの装備の素晴らしさを詳細に記述した記録を発見した。親愛なる読者が私と同様、彼の記述を楽しんでくれることを願っている。

ブーツ

足装備は、特に船の上では柔軟かつ軽量でなくては役に立たない。常に接近戦を行うような最も頑丈な戦士でさえ、防御力と機動力のバランスを取らなければならない。柔軟な革は高い順応性をもたらすため、装着者は足を自由に動かし、足元が定まらない船の甲板に適応できる。

ベルト

我々のベルトは丈夫だが、薄い革やロープなどの軽い素材で作られることが多い。シラベイン鋼のおかげで溺れる心配なく戦えるが、それ以外の装備もこの点を考慮しなくてはならないのである。戦士の種類に応じて、ベルトには中心点を表すため、軽い鋼鉄で作られた貝殻を付ける。

我らは深海の獣のように立ち上がり、海の怪物の軍団として団結し、一体となって戦う!我らの兜の多くは恐怖を与える見た目をしており、深海の恐ろしい獣の頭をかたどっている。頭頂部に立つ明るいオレンジ色の水かきは、鮫のように警告の役割を果たしている。

脚当て

我らの脚当ての革は、普通の鎧よりも魚の鱗に近い見た目をしている。これは美的な選択であると同時に、防御力の問題でもある。層を重ねることによって、革は遥かに貫通されにくくなる。

我々は本当の意味で弓を使っているのか?それとも背中に負った海の大蛇が、背を曲げて棘つきのヒレを発射しているのか?確かなことは誰にもわからない。我々の武器は確かに、曲がりくねった体と鋭いヒレを持つ恐るべきリヴァイアサンに似ている。だが我々は外見のために実用性を犠牲にすることはない。

胸当て

我らの鎧は地位に応じて大きく異なるが、胸当てには通常、共通している特徴が二つある。第一にとても動き回りやすい、そして第二に、見事な防御力を発揮することだ。装着者の体に最も密着した部分に用いる革には特別な加工が施されているため、塩水や悪天候に長期間さらされても傷まないようになっている。

我らの剣は刃の一部にあえて切り込みを入れているため、フックに類似している。これにより剣は恐るべき武器となる。先端部分は一撃で二度敵を切り裂けるからだ。柄はシラベイン鋼で作られており、先端を削った長く鋭いヒレの形になっている。握りには刀身の重さと釣り合いを取るため、曲がった触手を束ねたものが付いている。

肩防具

我らが戦士たちの肩は軽い鋼鉄の板に覆われる。大半のポールドロンは滑らかな水かきの形状をしている。この装備を身に着けていると、波の下に軽々と潜り、底知れぬ深海を地上と同じように征服できそうに見えるだろう。幻想のように聞こえるかもしれないが、真実からそれほど遠くない。

手袋

我らの手袋は武器を握る仕事と、帆を結ぶ仕事の両方をこなせなくてはならない。このため、我々は手袋を軽くして機敏に指を動かせるように作り、かつ甲をシラベイン鋼で補強して装着者を守っている。

我々の盾はある恐るべき獣の背中を思わせる。波の下を這い回り、獲物を待ち受ける獣だ。上部にあるイカのような顔に覆われた光るオレンジの甲殻が、盾の防御性能の大部分を担っている。シラベイン鋼のおかげで、この盾はとても大型で派手ながらも、使用者の動きを鈍らせない。

空気のように軽い我らの杖は、美しくかつ強力である。暗いオレンジ色のヒレは空に向かって伸びており、深海から獲物に向かって飛びかかる生物に見えなくもない。細い金属製の杖自体は扱いやすく、重さがほとんどない。杖の底部は身を潜めるタコの形状をしており、これが重心となっている。

戦棍

我らの戦棍を目にした者は、凄惨な最期を遂げる前に、ほんの一瞬ながらその見事な細工を目にするだろう。雄羊の角、あるいはより近くで見るならば海の獣の鱗つき触手のような形をしたこの戦棍は、見た目からして恐怖を誘う。装飾のヒレが各部分をまとめあげ、明るい色で周囲の目を引きつけるようになっている。

短剣

我らの短剣は明かりのもとにさらすと暗いオレンジ色に輝き、釣り針のような光沢を示す。わざわざこう説明するのは、多くの者がこの短剣を見て、敵ではなく魚をえぐる道具だと思うからだ。しかしどちらも肉には変わりがないし、我らの短剣は最も硬い肉でも切り裂ける。こうこうと輝く金属のヒレが柄から伸び、使い手の握りを保護している。

我らの斧の恐るべき外見は、どこにいてもわかるだろう。太陽に輝く刃の黄金のきらめきはとても印象的な光景である。意匠の他の部分を見れば、我々の出自と、海が我らの技を磨き上げたことを忘れる者はいないだろう。塗装された金属から削りだした鋭いヒレがこの武器の先端から展開され、さらに鋼鉄で作られた笑う魚の突起が、敵の気力を削ぐ。

ドレッドセイル スタイル

クラフトモチーフ110
Dreadsails Style

艦隊の補給係ソーティセル 著

船長、艦隊へようこそ。まず最初にやるべきことは、船員の運営について考えていることを全部投げ捨てることだ。お前は自分の船をドレッドセイル艦隊に捧げた。艦隊の女王が命じる通りに索具を動かせ。

気に入らないか?ならサンゴ礁に突っ込んで、体中の肉を削り取られてフジツボの餌になる前に、今すぐピャンドニアに引き返せばいい。わかったら船員を宿営させて、正式なドレッドセイルの服装を整えるんだ。

ブーツ

防水性のオルナウグ革のほうが好ましいが、スロード革のブーツを見せびらかしたいなら、女王は許してくれるだろう。ただし租税として持っていかれるかもしれないが。沈みたいのでない限り、ゆるい靴は禁止だ。

ベルト

艦隊の女王はお前がどういう風に尻を引っ張りあげてるかなんて気にしない。下がってなければいい。下がってたほうが女王のお気に召す場合は、いつでもそうできるようにしておけ。ちなみに女王が作ったバックルはどれも、洒落た部類に入る。

頭をむき出しにすることも許可されているが、鉢巻きやバンダナは風に髪の毛をあおられないためにもいい。水兵らしい服装をしたいのなら、貝殻と鱗つきの重い頭巾もあるが、エラを覆ってしまう。

脚当て

茶色い半ズボンやローブなら、大体どんなサイズでもある。どれもドゥルーワックスを塗って、海水のしぶきを弾くようにしてある。それで下半身がかゆくなるなら、魚油を使って防ぐことだ。

我々の弓の大半は硬化させた流木に、錆びないようにした鱗状の鋼鉄を被せたものだ。矢羽は好きな羽根を探して使えばいいが、矢尻には最低でも4種類の海の毒を使えるようにしておけ。どの状況でどの毒が一番有効か、覚えておけと女王のお達しだ。

胸当て

手に入るのは、軽いオルナウグ革のベストと腹巻きぐらいだ。何を着ていようが、鮫よりも速く泳ぎ、船をよじ登れなければならない。だから無用な鋼鉄を要求するな。

この艦隊ではサーベルのほうが好まれる。意外でも何でもないだろう。お前も使い方を知っているはずだ。艦隊の女王はフェンシングもできないマオマーを種族の恥だと考えている。試される覚悟をしておけ。それから、柄で刃を弾く技をしっかり身に着けておけ。でないと指を何本か失うことになる。

肩防具

女王はサンゴ礁の周りで集めた貝殻に軽い鋼鉄のプレートを打ちつけたものを使っていた。思ったよりも有効だったので、女王はすべてのドレッドセイルにこれを袖に着けるよう命じている。しっかり磨いて、手入れを怠るなよ。

手袋

手袋には悪天候に備えて、シースラグ油をしっかりつけておけ。ロープをわたって移動できる程度によく滑るが、命綱もしっかり握れる。

この盾はリーフバイパーの鱗をモデルにしていると思っていたが、女王は浜辺に打ち上げられたモーの歯に似せて作ったと言っている。サイズに関してはどちらも大して変わりない。

女王が最も高い水準を求めるのが魔術師、特にシーメイジだ。女王は魔術に才能のあるドレッドセイルなら誰でも、女王のように杖の扱いへ熟達することを要求する。詠唱の道具としても、銛としてもだ。三つ又で棘のついた先端はクジラの体や接舷してきた者の体に、しっかりと刺さる。

戦棍

女王は艦隊の戦棍すべてを自分の錫杖に合わせたスタイルにした。いや、錫杖を使わないが、気分の問題だ。幅狭の側面は空気を斬り、頭蓋骨もよく切り裂く。だから文句を言わないほうが身のためだ。

短剣

女王の艦隊の船乗りなら誰でも、いいナイフを懐に忍ばせておくものだ。我々はナイフをしっかり手入れして、カキを切り開けるくらいの鋭さを保っておく。返しの部分もだ。綱を一気に切れないほど切れ味が鈍っていたら、女王がお前の胃をそいつで切り裂く時に後悔するだろう。

艦隊の女王はこの岩場にいるリーフバイパーが気に入っている。とても気難しい蛇だが、女王にとってはそれが魅力なんだ。女王は俺たちの斧をすべて、あの蛇の牙に似せて作っている。本物と同じくらい簡単に、手足を切り落とせるようにしておくことを望んでいる。
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