ピラジョの訓練剣
Pilazjo’s Training Blade
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ピラジョは幼い頃から三聖堂の島で訓練を積んだ、伝説のケナーシのラウリス・カジの達人だった。だが嫉妬深い王により、王国間の友好協定の一環としてネ・クイナルに売られた。当時はよくあったことだが、彼には困難をもたらした。残された人々のため、彼は訓練用の剣を僧房に残した。こうした剣は貴重な宝として、エルスウェア中の僧房に保管された。
レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
アクリアンのカリアンスフィア
Aquiline Calian Sphere
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とんでもない大発見よ。このカリアンとも呼ばれるエセルクオーツのスフィアには、ハイエルフの名誉と地位が具現化されている。私も小さな柳の木の箱に保管してるけど、はるかに小さいし完全に透明よ。半透明の鷲をバラ色のガラスに埋め込めるなんて! これはグランドアセランか、同じように地位の高い聖職者のものでしょう。素晴らしいわ!
アマリエン(ハイエルフ ♀)
砕けたカモランの枝角王冠
Shattered Camoran Antler Crown
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この王冠は一般的な材料で作られてはいますが、実際はウッドエルフの財宝です。ファリネスティの「彷徨う都市」を治めていたカモラン王朝の王冠です。エルデンの木は季節毎にヴァレンウッド内を移動しますが、久しく見かけられていません。もちろん、王冠は季節毎にありました。これは冬の王冠で、ファリネスティがグラーウッドにいた時のものです。
ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
最も古き者のねぐらの靴
Den of the Eldest Shoes
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ヴァレンウッドの最も古き者と巡礼者に関しては、たくさんの物語が語り継がれてる。その中に、最も古き者の巣に逃げ込んだ母親と幼い娘の話があるわ。約束通り、母親は叡智と引き換えに娘を譲った。娘は大人になるまで巣にいたそうよ。彼女は最も古き者の成長を願って、幼少期の靴を土に埋めた。実話だとしたら、これは最も古き者に育てられた少女の靴かもね。
アマリエン(ハイエルフ ♀)
シルヴェナールの笏
Silvenar’s Scepter
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長くボズマーのシルヴェナールは何の記章も身につけなかった。ヴァレンウッドのウッドエルフなら一目で認識できるから。でも部外者に対しては権威の象徴が使われることもある。豪華な彫刻が施されているから、おそらく外国人に感銘を与えるために作られた。渦巻き細工の葉はストラングラーよ。警告の意味も込めてたのかな。珍しい発見だわ。
アマリエン(ハイエルフ ♀)
たてがみの擦り切れた王冠
Mane’s Frayed Crown
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素晴らしい!これは古代カジートのたてがみの儀式王冠です。編まれた毛はすべて、とても名誉あるカジートの戦士かクランマザーのものです。つまりたてがみはこの冠を被って、比喩的にあらゆる人の力と叡智を身につけたのです。髪の一部が失われ、銀の留め金がやや劣化してしまってはいますが。それでも保存状態は驚くほど良好です!本当の大発見です!
ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
ドゥエマーの天文図
Dwemer Astrological Charts
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最初はこの金属プレートの穴がすべてドワーフにありがちな抽象画か、何らかの投射実験の結果だと思ってた。でもついに突き止めたわ!これは星を表してるのよ!肉眼で確認できる星の数と比べ、驚くほどの数の点が確認できた。ドワーフの天文台なら、エセリウスも観測できるんじゃないかな。ドゥエマーはそれでエセリウスに導かれて、タムリエルを去ったのかもね。
アマリエン(ハイエルフ ♀)
レマンII世の礎石
Cornerstone of Reman II
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ベトニーの年鑑が単なるブレトンの装飾以上のものだったとする説の証拠となる品よ。この島の崖に難攻不落の砦が彫られていたという証拠はなかったけど、この基礎部はレマンII世の統治時代、ここに砦があった証拠だわ。スカイスパイアー砦が本当に存在したなら、軍団の規定に従って建築されたはず。砦の石の大部分は、ストントゥース要塞の建築に使われたのかもね。
ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
フィナスタールの巻物ケース
Phynastic Scroll Case
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ディレニ学者は長く、劣勢だったディレニ軍の勝利はアイデン王子の戦略家としての手腕によるものと信じてきました。ですが賛否の分かれる説もあります。戦場でディレニ軍の動きは相手を予知したとしか思えず、連絡手段の優位によって勝利したとも言われているのです。このケースの付呪は、何らかの転移に使われたように見えます。もう一つあれば検証できるのですが。
ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
ディレニの宮殿画
Direnni Palatial Art
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ディレニ王家の肖像画よ!最盛期のアダマンチンの塔の広間に飾られていたものだわ。誰が描かれてるのか調べたいけど、特徴に欠けるわね。一家全員がそっくりよ。王家の画家が手を抜くとは思えない。でもネードと混血していたにも関わらず、権力を握ったのは純血のディレニだけだったのよね。それはつまり…うう。もしくは、本当に魔法で自分たちを複製したのかも。
アマリエン(ハイエルフ ♀)
イロキル小壁の尖塔
Spire of Erokii Frieze
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アイレイドの建築を描いたものが現存してるなんて!エルフ文化はアレッシア教団によって破壊されたはずなのに。残ったのは。アレッシア教団がエルフ自体の根絶に躍起となってたおかげね。これには伝説のイロキルの尖塔の光景が美しく描かれている。今じゃドゥームクラッグって残骸になってるけどね。いつか誰かに、尖塔の遺跡の研究へ連れて行ってもらうわ。
アマリエン(ハイエルフ ♀)
ヘガテの感知ロッド
Hegathe Divining Rod
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ガラス棒が数千年の年月を無傷で生き延びたとは。マジカがまだ残っているおかげで、羽のように軽く、とても硬くなっています。また、砂に突き刺すと振動します。実験の結果、水に近づけると強度が変化することが判明しました。古代エルフはこれを用いて、アリクル砂漠を安全に移動していたのでしょう。ただし、半日で向かえる距離にある水しか検知できなかったようですが。
ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
ドゥエマーのトレードバー
Dwemer Trade Bar
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高度な文明を誇っていたドゥエマーの日常生活については、ほとんどわかっていない。閉鎖的で知られていたドゥエマーだけど、商業と無縁だったわけではないみたいよ。このドワーフ金属の延べ棒は単なるインゴットじゃない。アルクンザムズ・フングという名とドワーフの数字が書かれた、綺麗な青い水晶の帯が付いてる。体積か重量、識別子か共振度。暗号を表してるのかも!
アマリエン(ハイエルフ ♀)
上級王のサンストーン
High King Sunstone
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何ということだ。ノルドの始祖の古いサーガにはガラス状のサンストーンが出てくる。船長は曇っていてもそれで太陽の位置を確認できたが、その秘密ははるか昔に失われた。しかし、目の前に伝説の石があるではないか。イスグラモルが航海に用いた石だ!周囲に刻まれたルーンには、ノルドの上級王から賜ったと書かれている。驚くべき発見だ!
レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
レスデインの印章指輪
Resdayni Signet Ring
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珍しい。紋章が2つ付いている指輪だ。1つはドゥエマー、もう1つはチャイマーの紋章だ。つまり第一公会議時代、レスデインに束の間の平和が訪れた時代の高官の指輪だ。インドリル・ネレヴァル卿とドワーフ王ドゥマクが共に治めていたが、長くは続かなかった。ドゥエマーとチャイマーはすぐに争い始めた。印章の大きさと王家の飾りから、上級評議員の指輪だろう。
ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
チャイマーの軍章
Chimer Military Insignia
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チャイマーの軍章には、エルフにしては珍しく家紋が使われていない。でも比類ない名誉を意味する印象的で豪華な色彩から、これは伝説のバルレス将軍のものだったと判断できる。この軍章を手に取ると、ある種の悲しみを感じざるを得ない。バルレス将軍は民をネードから守るためにすべてを犠牲にしたの。これは変身前の最後の名残を表している物よ。
アマリエン(ハイエルフ ♀)
脆いリネンの巡礼地図
Brittle Linen Pilgrimage Map
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当初は一部が細かく描かれてる理由がわからなかった。でもガブリエルのおかげで、サマーセットからモロウウィンドにかけて魔法の印が付けられているとわかった。聖ヴェロスが巡礼で通った経路かもね!昔のダンマーが羊皮紙でなくリネンを使っていなかったら、ここまで残ることはなかったわ。これ以上劣化しないように静止呪文をかけたから、もう誰も触れない。
アマリエン(ハイエルフ ♀)
オニキスのシャドウスケール巻物ケース
Onyx Shadowscale Scroll Case
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とても興味深い巻物ケースだ。オニキスの塊に彫刻を施し、中身を取り出す手段が見当たらない。銀の印が刻まれていて、古代アルゴニアン王族に関する品だろう。シャドウスケールの文書に書かれている、古代の王の保管容器かもしれない。ここまで凝っていれば重要文書を入れられそうだ。これほど珍しい容器を壊すつもりはないが、中身を見る手段は他にない気がする。
ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
王家の牙柄
Royal Ivory Hilt
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普通の戦士はマンモスの牙の柄を買う余裕などなかった。ドラゴンの頭のモチーフを見ても、王室の家宝と考えていいだろう。金ではなく青銅が使われていることから、装飾品ではなく武器だ。すなわち、これはイスグラモル王朝当時のノルド王か王子が所有していた剣の残骸だろう。刃も一目見たかった。少なくともノルドの刃にしては、素晴らしい出来だっただろう。
ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
巨人の族長の王冠
Giant Chieftain’s Crown
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素晴らしいわ!大きさだけでわかる。この王冠は巨人の所有物よ。それもただの巨人じゃない。巨人のアーティファクトにしてはおかしなくらいに、巧妙な職人技と装飾が施されてる。牙のような角はマンモスの牙で、角を固定してる突起は金を打ち伸ばして作られてる。これほどの王冠を被って権威を主張していたと考えられるのは、身分の高い巨人…伝説のシンムールぐらいよ!
アマリエン(ハイエルフ ♀)
力を失ったデイドラの呪文石
Inert Daedric Spellstone
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読んだことはありますが、実際目にするのは初めてです。偉大なる魔術師シャリドールはオブリビオンのあちこちに赴き、少なくとも5つの領域から水晶を集めたそうです。極めて危険な変化の呪文を使い、クリスタルを合体させて呪文のフォーカスの融合体を創り出したとか。数百年放置されたために不活性化しましたが、これより高濃度のパドメイ物質の塊はまずないでしょう。
ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
砕けた鋼鉄の処女
Shattered Iron Maiden
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コールドハーバーから拷問器具が見つかることはよくありますが、ここまで保存状態が良いのは珍しい。しかし本当に驚くべきは、器具の中で見つかった物です(恐ろしいものではないのでご心配なく、アマリエン)。盛装の残骸のようで、全旗海軍の船長の制服にのみ見られるものが入っていました。連れて来られた船長が、この装置で拷問されたのでしょう。恐ろしいことです。
ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
四剣人が捧げた武器
Sacrificed Weapon of the Foure
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マミレー、アカモン、ロシャドン、炎のロクダンは四剣人と呼ばれ、ネード領への最初の侵攻で最も名を轟かせたヨクダ戦士だった。彼らはもちろんアンセイの最高位だった。したがって、何よりも大切にしていた武器を捧げねばならなかった。アカモンの草履取りは主人の最初の短剣の破片を携え、その犠牲を常に偲んだそうよ。
ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
オルシニウムのひび割れた鉄鐘
Orsinium Cracked Iron Bell
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初代オルシニウムの考古学的な証拠の大半は30年の包囲で消失した。だがこれはトラグ・グロ・イグロン首領の遺物に見える。トラグは包囲が始まるずっと前に死んだが、後にオルシニウムとなった素朴な村の広場に彼が建てた鐘に関して数々の逸話が残されている。当初は首領が親睦を深めるため鐘を鳴らしてクランを集めたが、後に戦のために鳴らして集めるようになった。
ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
レディ・ヴァダヤの肖像画
Portrait of Lady Vadaya
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草創期の盗賊ギルドがアバーズ・ランディングで初めて盗んだ財宝かもしれない!商人が支配していた時代、ヴァダヤ家に匹敵する家はほとんどなかった。レディ・ヴァダヤは自身の精緻な肖像を依頼したものの、まんまと盗まれて贋作を代わりに飾った。面子を潰されることを嫌ったヴァダヤ家はライバルのミズ家が盗難を仕組んだと糾弾し、今日まで両家は犬猿の仲のままだ。
レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
闇の儀式の書
Book of Dark Rites
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とても危険なものを見つけましたね。表紙を見ればわかります。触れれば鳥肌が立ちそうです。中身だって容易ではありません。どのページも血に汚れ、あらゆる種類の殺人を描写しています。何よりもおぞましいのは「悔悛の儀式」です。黒き聖餐とは違って、印と物理的な材料は召喚儀式に通じます。しかし、暗殺者は自らよりひどいものを召喚できたのでしょうか?
ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
血を流す甲虫の扉錠
Bleeding Beetle Door Lock
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トリビュナルの司祭と宗教的執行官のせいで、謎多き第六の名家について調べるのがとても難しくなった。わずかな情報によれば、この名家はチャイマーとドワーフの第一公会議戦争で大きな役割を果たしたそうだ。秘密主義を貫いてきたダゴス家は甲虫を象った鍵を扉に設置し、入る者の血を求めたと言う。戦時に合った用心深さで、ダークエルフ生来の警戒心の強さを見せている。
レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
挽歌の器
Elegiac Vessel
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鍋か? 花瓶か? 壺か何かか? こんな奇妙な形の器は見たことない。奇妙な線状の石から作られたようだ。人工なのは確実だ。職人が幾重にも層を重ねて作ったようだ。そして中身は?ローランドの涙の花。保存状態は完璧だ。そしてメモ。ただ「許してくれ」と書かれている。謎が深まるな。とはいえ、ヴァーデンフェルのオークションハウスですさまじい値がつく。大発見だ!
レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
アルドマー上級公の系図
Kinlord’s Tree of Aldmeris
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信じられない。本物の上級公の系図よ!この壮大な文書はハイエルフのクランの血脈を詳述し、タムリエルの浜辺を最初に踏んだアルドマーに辿れる!ジェフリンのモチーフと絡み合う枝に気づいた?血脈をこれほど辿れるハイエルフはほとんどいない。この系図を作成するために注ぎ込まれた資金は…私が一生に見るよりずっと多いでしょうね。ハイエルフの一生であっても!
アマリエン(ハイエルフ ♀)
ライトマスターの石板
Ritemaster’s Slate
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初めて見ました!有名なライトマスターの石板ですね。サイジックの書によれば、イアケシスのようなライトマスターは何気ないものに定理や呪文を書き、後日使うため無害な半次元に保存していたそうです。独特すぎる日記ですね!定理が収められている奇妙な領域に行きたいものです。思考が動いて話す?灰に変じて再構成される?残念ですが、知る術はなさそうですね。
ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
ヴァッカ・ボクの太陽の器
Vakka Bok Sun Bowl
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アーリエルにかけて、このクリスタルの器を見て!輝きを湛えたカットのせいで見難いけど、太陽の光を集めているみたい。目を細めないと見えない!貴重な石でマグナスの力を使ったアルゴニアンの部族の伝説がある。このまばゆさだけでも物語が本当だと思える。ただ、器にしたのが信じられない。武器でも宝石でも鎧でもなく、器よ。きっと素晴らしいものを容れたのね。
アマリエン(ハイエルフ ♀)
カジートの祈りの布
Khajiit Prayer Cloth
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異論が多いのは承知してるけど、この布は辛辣なアネクイナ女王のものだったと感じる。女王が在位期間中にジョーデの光の聖堂で瞑想していたのは有名よ。彼女の物語は往々にしてクンザ・リの陰に隠れてしまうけど、対等な存在で今日でも敬われているの!物語を信じるなら、この布はクンザ・リの死後、聖堂へ戻った女王の涙を拭いたものよ。
アマリエン(ハイエルフ ♀)
古代ドラゴンガードのルアー
Ancient Dragonguard Lure
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シラベインの指輪にかけて、素晴らしい!鉄球がこれほど美しいとは思わなかった。何だか…惹きつけられる。ささやいて来るみたい。手を放そうとするだけで震える!ここのシンボルは見たこともない。アカヴィリ?まさかドヴァー?いえ、ありえない。吹き込まれた誘惑の魔法はまだ衰えていないようね。間違いなく獣を破滅に誘い込む!誰かこれを私から奪って!
アマリエン(ハイエルフ ♀)
王のベルトプレート
King’s Belt Plate
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ノルド王のベルトや腰紐は王冠と同じくらい重要よ。強さ、生命力、勇気、富を象徴する。この巨大な黄金のバックルの素晴らしさは、ノルド第一帝国草創期に王位継承の証の一部だったことからもわかる。見て、ここには竜教団への勝利が描かれてる。そしてこっちにはノルド初のムート。ハラルド王が自分の酒場で開催したものよ。第一紀184年前後のことね。驚くべき品よ!
ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
リーチ王の槍先
Spear Tip of the Reach King
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第一紀の間に、10人のリーチ王がこの地を治めた。王のことはほとんどわかっていないが、ノルダンというリーチ族長の記録を見つけた。クランが帝国軍に降伏した時、帝国の指揮官に槍先を渡したらしい。槍先は血に染まっていたそうだ。インペリアルにとっては不幸なことに、ノルダンは槍に血ではなく致死毒を塗っていた。それを手にした者は悲惨な死を遂げたらしい。だから、扱いには気をつけてくれ。
レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)
聖カラダスの鉛直
Saint Kaladas’s Plumb Bob
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この道具が本当に聖カラダスによって使われたのかを知る方法はない。でも発見された地域や年代、比較的保存状態がいいことなどを考えると、少なくとも考慮する価値はあるような気がする。カラダスはレヤウィンにゼニタール大礼拝堂を建設したし、その際に彼がこのような装飾された道具を好んで使ったという記録もある。筋は通っていると思う。綿密な計測なしに築かれた建物が、これほど長く残ることは滅多にない。
ヴェリタ・ヌミダ(インペリアル ♀)
古代モルフォリスのノミ
Ancient Morpholith Chisel
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境界の橋についてのカミロンウィの論文は今でも印石に関する最先端の研究ですが、まだ分かっていないことも沢山あります。例えば、彼は印の過程を詳細に調べていますが、そもそもモルフォリスをどうやって獲得できるのかについてはほとんど言及していません。この付呪されたノミが鍵かもしれませんね。このデイドラのルーンを見て下さい。「抽出」という言葉が何度も出てくるし、この窪みは球体の加工に良さそうです。デイドラはこれを使って外、来のモルフォリスを発掘していたのかもしれません!
ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
オリハルコンの埋葬壷
Orichalcum Burial Urn
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最高純度のオリハルコン製の骨壺で、希にしか見ないスタイルで作られています。ルーンは明らかにタムリエル大陸のものではなく、絵には翼を持つ姿が多用されています。ウグロンの質問に答えたいのですが、開けない限りこれが伝説的な左利きのエルフの埋葬だったと言い切ることはできません。グウィリム大学の高名な研究者トリラム・ヘラドレンに連絡を取って、相談しているところです。
ガブリエル・ベネレ(ブレトン ♀)
全旗艦隊の鞘
All Flags Armada Scabbard
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溝へ精巧に浮き出されたアレッシアの紋章と、鞘尻の細やかな加工に注目してほしい。船長には必ず加工革の鞘が贈られたが、このような見事な状態で見つけるのがまず難しい。さらに艦隊の半分近くを失った後、全旗海軍の船長たちは友愛協定に署名し、自分たちの船員に平和を約束した。その約束には、鞘を含む剣の象徴的な破壊が盛り込まれていた。
ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
聖ヴェロシの上祭服
Holy Velothi Chausable
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素晴らしい発見だ!装飾用のビーズで補強した特別な絹で覆った服だ。おそらく、トリビュナル期以前の司祭が用いた儀式用のローブだろう。旅の聖職者の物だったのか、昔は一般的だったように、墓から盗まれて交易品として使われたのか。いずれにせよ、初期ダークエルフの宗教的象徴として興味深い。
ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
アンティークの解読者のベスト
Antique Cipher Vestments
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これは希少品だわ!こういうベストは見たことがない。おそらく、この古い法衣はハルメアス・モラの忠実なしもべが身につけていたものね。細部まで全て計算されている。これは解読者の典型的な特徴よ。羽ペンやインク瓶、紙束までしまえる隠しポケットがある。色の濃い素材は、おそらく書き物と調査の際に付くインクの染みを隠すためね。以前触手の刺繍があった部分が、布へ微かに見て取れる。モラに仕える意思の表明でしょう。
アマリエン(ハイエルフ ♀)
緊迫の軍団兵の鞘
Gilded Legionary Scabbard
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これはただの鞘じゃない。たとえ歴史的な武具であっても、軍団の装備は階級の誇示よりも実用性を重視する傾向がある。しかし、この鞘の金箔は、おそらくその任務への称賛として、所有者を示すものであることを示唆している。リスラヴ王の紋章が金属に刻印されている。王によって贈られたものかどうかはわからないが、受け取った者が宮廷の一員であったことは間違いないだろう。
ウグロン・グロー・スモグ(オーク ♂)
アレ=エシュの昇天のコイン
Al-Esh Ascension Coin
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タムリエルで最も希少なコインかもしれない。最後にアカトシュがアレッシアを訪れた直後、リルローンというアイレイドの高名な鍛冶が精緻なコインを死んだ女王の恋人モリハウスに作った。人類の長い隷属に対する補償と解釈する者も、ただの贈り物と考える者もいる。職人技と豪華な作りは見事だ。被支配者さえ、アレッシアの統治が神に認められたものと考えていた証拠になる。
レジナス・ブーカ(インペリアル ♂)