木工師助手メール 13週間目

85日目
泳げないことについて、パクルーティができることは何もない。この者は水の中に入るのを断るので、決して学ぶことができない。頭から爪先まで水に浸かることよりもひどいことはあるかも知れないが、この者はそれがどんなことなのかは分からない。ひょっとしたらオブリビオンならあるかも。これらの材料を楽しんでくれ。溺れかけながら届けたものだから。

86日目
パクルーティがその気になれば、すっかり姿を隠せる。だが、それは抜け目なさと豊かな柔軟性のおかげだ。月はこの者がどうやって町の衛兵から姿を隠しているのかお見通しだ。しかし、魔術師は賢明に働くことや汗をかくことを、どう思っているのだろう?何とも思ってない!言葉を発するだけで、同じことができるのだから!さて今から材料をもう少しくすねてくるとしようか。

87日目
パクルーティが思うに、お前はこれまでの雇い主の中で最高だ。パクルーティを全く軽蔑して来ない。そのことを心の底から感謝している。

88日目
パクルーティは、この積み荷がお前に届いたかは分からないが、ちゃんと材料が入っていることを願っている。この者はスプリガンに追いかけられるのでなく、追いかけたことが人生で1度だけある。スプリガンの姉妹にずっと威嚇されていたので、ファイアブランドを片手に威嚇し返した。姉妹は崖から落ち、今お前が手にしている材料になった。

89日目
パクルーティは今夜のような豪雨の夜に、旅人に門前払いを食わせる奴が我慢ならない。だからブレトンの傭兵3人を朝までパクルーティの部屋に泊めてやった。彼らの荷物やパンツの中に何かあったら、お前に材料としてこの手紙とともに送るつもりだ。

90日目
パクルーティは、なぜやせ細ったアンデッドがこの者を邪魔するのだろうか、と考える。彼らは食べないし、仲間も敵も作らず、ただこの者が近くにいるときだけちょっかいをかけるのだ。彼らはなんのために生きているのだろう?おそらく、これまで会った中で最悪の奴らだ。この者は自分のことを心が狭いとは思わないが、アンデッドだけは虫唾が走る。

91日目
パクルーティは友達が大勢いるが、彼らがこの者のことを好きかどうかはよく分からない。パン職人のルナ、鍛冶屋のリアム、漁師のティメオとは定期的に取り引きをしている。彼らはパクルーティがそばにいると、ハグレイヴンの鉤爪のような手つきで財布を握りしめる。彼らのところに来たときは、材料集めはしないと何度言ってもこの有様だ。