92日目
ここは何もかもが奇妙です。塔はキノコでできていて、神にも会えます。残念ながら報告するのは、灰へのこの奇妙な執着により、灰が食事の大半に降りかかるということです。これでタムリエルと同じ環境で、ビジネスを続けることができます。そしてすでにクワマーの卵の市場を買い占めました!
93日目
レッドマウンテンの景色は好きではありません。あの夢を思い出すから。
94日目
重い気持ちでこの手紙を書いています。夢は悪化する一方です。テルヴァンニ家から買った薬は効果がなく、あの奇妙な夢が続いている限り、あなたに雇って頂いていられません。進路を考えなくてはなりません。仕事の仕方を過激に変更する前に、あなたに伝えておきたかったのです。
95日目
決めました。友達が以前、ロスガーの魔術師が夢について詳しいと言っていました。治してもらえるか現地に行って確かめてみます。すがすがしい空気に元気づけてもらえることを願っています。というのも、まだしばらくはあなたの装身具商として続けていきたいからです。今夜は冷ための水を求めて船に乗ります。
96日目
ロスガーの雪は筆舌つくしがたいものです。山々は、巨大な拳に、うずたかく粉をまぶしたかのようです。スカイリムのノルドは広さを自慢しますが、これに匹敵するものはありません。ほんの数日あれば、オルシニウムまで行けます!ここから、私の夢を治してくれる魔術師を見つけてみせます。
97日目
昨夜悪夢の新作を見ました。百万もの声が、同じ言葉を繰り返し繰り返し叫んでいました。逃げられない。声たちはよかれと思ってやっているのだろうと思います。
98日目
もうオルシニウムには旅しません。歩を進めるたびに口の中が銅の味に満たされるのです。この地の呪術師に、夢を追い払う助けを求めました。外国のハイエルフが要塞の壁の前に立っているのをどう思われようが気にしません。気になるのは、彼がその知識を金で売ってくれるかどうかです。
99日目
呪術師の話では、悪い夢を治す隠者がいるといいます。それが私が探していた魔術師かも知れません。山へ向かう前に、あなたの寛大さに感謝させてください。荷物について語ることで、重圧が軽くなりました。お互いに会ったことはありませんが、確かな親近感を感じています。この気持ちを受け取って私の幸運を祈ってくれるなら、永遠に感謝します。
100日目
誉れ高き依頼人へ!避けられない事情のため、ミス・フィリはあなたへの荷物を送ることができません。もちろん、通常の船荷の運搬は今後も続行です!信頼できる不断のサービスとともに提供できる、個人的にまた贈り物ができる日を待ち遠しく思っています。