仕立師助手メール 16週間目

108日目
雇い主殿、この最新の荷物を受け取ってほしい。蛇の皮を集めようと決めた時、まずい事態になった。まず、モーンホールドの南東にある谷にいる、あの乾いた肌のアッシュランダーだっけ?彼らの大切な蛇を捕まえようとすると、酷く怒り出す。それに、蛇を見ると自分の卵の兄弟を思い出す。皮を手に入れるたびに涙がこぼれたよ。

109日目
最後の手紙を覚えているかい?谷の蛇の皮をはいで、気分が悪くなった話だ。まあ、それはもう乗り越えたんだ。家に帰ると、卵の兄弟たちがまた私をからかい始めた。結果的に、自分の嫌悪感をコントロールする新しい方法を身につけることができた。彼らがどんなに冷酷かを思い出して、皮を剥ぐ時に彼らのことを思い浮かべるんだ。うるおいが保たれることを!

110日目
相棒のマッドクラブ、スニップスが最高にかわいいことをしたんだ。ハサミを研ぎたいと思ったのか、分厚い革の旅行用カバンを切り始めたんだ。あっという間にカバンは、リボンの山に変わったよ!その最中ずっとこっちを見て、ほめられるのを待っていた。何ていい子なんだ!でも、今日送る荷物はちゃんと回収できた。役に立つことを願っているよ。

111日目
ヴェスクは思う。自分が生まれた時に周りにあった卵が空だったらよかったのに!死んだグアルの皮を剥いだことに対する嫌な気分から立ち直ろうとしている最中に、卵の兄弟たちはスニップスを隠して、その肉で作ったふりをしたマッドクラブのケーキを夕食に出したんだ!目の前に皿を置かれた時、怒りも絶望も感じなかったよ。

112日目
卵の兄弟たちは、何て冷酷なんだろう!まず目の前にマッドクラブのケーキの皿を置いて、大きなスニップスの肉で作った、と言ったんだ。ひどく打ちのめされていたら、それを見て思い切り下品に笑い出したんだ。なんとかこの荷物を送ったけど、すぐにあいつらを問いただして、かわいそうなスニップスを見つけなくては。

113日目
ヴェスクだ。あなたの助手、ヴェスク・オランだよ。結局、スニップスを救う必要はなかった。あの勇敢な小さなマッドクラブは、閉じ込められていた箱を切り裂いて逃げたんだ。私がたどり着いた時は、ちょうどスニップスが卵の兄弟たちを家から追い出しているところだった。とても鋭いハサミで、彼らの足や尻尾を切っていた。自慢の相棒だ!

114日目
雇い主殿、不安に思わなくていい。あなたとの約束を破る気はないんだ。でも、自分の体を思い出させる材料への嫌悪感を何とかするための、新しい計画を考えた。語り部になることにしたんだ!サスペンスを作り出す能力があるということを、次回の手紙でもっと教えるよ。