仕立師助手メール 9週間目

57日目
悪い知らせです。塔はもぬけの空で、あるのはテーブル1台。その上には紙とペンとインク瓶。紙の最初に「取り引きしたい物」と記されていました。腹いせに「お前のせいで奪われた睡眠」と書き、塔の中で眠りにつきました。朝、その紙を記念品にしようと探しましたが、夜のうちにどこかへ飛んで行ってしまったようです。だからまたペンを取りました!

58日目
ほぼ手ぶらでアンヴィルへ引き返しました。普段から信頼している情報源とはいえ、うますぎる話でした。ロウ・ネックは、少なくとも魚の干物の樽で利益を上げることができました。スパイスだけが、こうした積み荷の在庫として資金源になってくれます。

59日目
盗賊ギルドにはいつも用心しましょう!倉庫から上等な布を盗む相手を見つけるのなら、どんな街の衛兵よりも、守りを固めたほうが役に立ちます。彼らが何よりも避けたいのは、ばらばらに争うことです。

60日目
ある行商人が、遺物をダークアンカーから得たと言い張って売ろうとしていました。アンヴィルに来たのは初めてらしく、アンヴィルの船乗りたちはかなり迷信深かったようです。取り引きが終わると、男は一目散に町を出て行きました。こうしたことをいつも私は市場から学んでいます!

61日目
ここの嵐はひどいものです!この荷物があなたに届くか自信がありません。届かなかったら、次回の荷物を2倍にしようと思います。そういうわけですから、積み荷がどんなに水を吸っていても許してほしいのです。

62日目
先日、鍛冶屋の見習いから求婚されましたが、丁重に断ろうとしましたよ。大がかりな旅とそれに伴う危険の中、人間関係を保つことは難しいのです。今のところ私が唯一愛せるのはこの仕事と、クマの前脚でできたスリッパだけです。履き心地が最高なんです。オルシニウムに行くことがあったら、探してみるといいでしょう。

63日目
戦士ギルドの任務で、愚か者3人が、近くのゴブリンの部族を殺しました。この部族は、キャラバンルートのそばのハーピーを減らすために私が雇ったゴブリンたちでした!もし私が皮肉屋だったなら、戦士ギルドはもっと金になるハーピーの任務を探していると思ったでしょう。彼らはゴブリンたちの20倍の金額を請求するんですよ?おかしいです!