調理師助手メール 18週間目

122日目
今日の午後、空を見つめていた時、星がいくつか消えているのに気づいた。本当よ。こんな奇妙なこと、初めてよ。子供のころに空の一部にあった光の点が、今は見えない。年寄りの気のせいかもしれないわね。でも、この不思議な出来事は、今夜毛布に包まって考えてみることにするわ。

123日目
今日の品物が、明日の豪華な食事になりますように!この手紙を書きながら、あなたがどんな冒険をしているのか考えているの。洞窟の中を這い回ったり、恐ろしいデイドラと戦ったり…そう思うと私の人生が穏やかでよかったわ。この歳で女剣士になれと言われても困るもの!

124日目
今日、都市に到着したとき、あの子からの手紙を受け取ったわ。どうやらちゃんと治療を受けているけれど、地元の牛飼いと旅の吟遊詩人と何か手の込んだ策略を練っているようね。長ったらしい詳細は伝える気はないけれど、ベッドから出られるのはもっと先になりそうね。

125日目
もし手紙が遅れていたら、ごめんなさい。最近のやりがいのある仕事に、どっぷりはまっていたの。同封の品物を見てちょうだい。もし豚の脂肪で汚れているものがあったら、心からお詫びするわ。

126日目
いい報告があるわ。大きな農園でコックとして採用されたの。とても貴重な体験だし、この先もっといい品質の品物を集めるための助けになるはずよ。例えば今日は、母屋の裏にある緑豊かな庭園で材料を調達したのよ。最高の週の始め方ね。

127日目
どうして農園で雇われるようになったか話してないわよね?ある日移動していたら、車輪が壊れた馬車があって、近くに男性がいたの。彼の妻が出産の真っ最中だったそうで、彼はとても動揺していたわ。私が喜んで手を貸すと、彼はとても喜んで、即座に私を雇うことを決めた。八大神のご加護のおかげよ!

128日目
幸運というものは、何もしなければ決して訪れないのよ。私が農園で過ごす時間も、残念だけどもうすぐ終わりね。私が出産を手助けした子供は、実は…農園の主に、あまり似ていなかった。彼の喜びはやがて消えてしまい、私もそろそろ去る時だと感じているわ。きっと、旅の途中の物語だったってことよね!