調理師助手メール 31週間目

215日目
ズッキです。この者のことを覚えていますか?ああ、待ってください。忘れていました、この者があなたの世界に存在するのは、あなたがこの者から何かを必要とした時だけです。荷物を受け取って、それで喉を詰まらせてください。

216日目
この前のズッキの暴走を許してください。ワインが切れていたのです。この者の周りにいる愚か者たちを黙認するにはワインが必要不可欠なのです。彼は不足していた分を補填することに成功しました、そして今は、途方もない二日酔いになる準備を進めています。その間に、こちらをお受け取りください。

217日目
この者は時々、憎たらしいほど辛辣になることがあります。この者はそれが欠点であることを理解しています。しかしズッキは最近、この者の厳しい態度が、小さな子供を無意識に怖がらせていると気付きました。つまり悪いことばかりではないようです。

218日目
こちらをお受け取りください。ズッキは力になれることを心より嬉しく思っております(今後ですが、へりくだった言い方を文字にするのはとても面倒なので、ズッキの手紙は皮肉まみれになると思っておいてください)。

219日目
この者も認めざるをえませんが、あなたは雇い主としてこの者に興味を持ち始めていると思います。ズッキはあなたと一緒に旅をしたく思います。そうすれば、きっと同じ人々を嫌いになれるでしょう。

220日目
ズッキは、あらゆる人々のことを嫌っている理由を、自分が相手より上だと考えているせいだと結論づけました、そしてこの者は、自分がどれだけダメかを正確に理解しています。品物を同封しておきました。

221日目
ズッキは、やられる前にやれという哲学に従っています。以上の理由から、今日の荷物には盗品が混じっています(ズッキを信じてください、彼らはこれを持つに値しない人々でした)。