クラフトモチーフ | The Elder Scrolls Online 外部蔵書庫 - Part 8

ドゥエマー スタイル

クラフトモチーフ15:
Dwemer Style

レイノー・ヴァレス

ドゥエマーの技術と、失われた文明特有の様式やモチーフについて分かったことを記録しておくべきだとキレスに言われた。

ブーツ

ドワーフのブーツは頑丈だが、見た目に反してそれほど重くない。ドワーフの金属も部分的に使われているが、主として革に似た柔らかい素材で出来ている。この素材は革を模した人工物かもしれない。そうでなければドゥエマーたちは非常に滑らかでムラのない皮を有する獣を飼っていたことになる。ドワーフの膝丈のブーツの内側には、多くの場合すねの部分に脚当てがつけられている。

ベルト

ドワーフのベルトは一般的に金属製で、四角形や円など幾何学的な形状の輪を重ねて作られている。ベルトの長さは輪を増減させることで簡単に調整できる。また引っ張った際の強度は他に類を見ないほどで、同じ長さの鋼鉄製の鎖などをはるかにしのぐ。

ドワーフの兜はどれも顔全体を覆う面頬が使われていることで知られ、中央には奇妙な金属の線が通っている。この線の延長線上、兜の頭頂部には羽根型の装飾があしらわれている。この装飾には控えめなものと、異様に派手なものがある。一様に無表情な兜をかぶったドゥエマーの集団は、ディープエルフに敵対する者に恐怖を与えたに違いない。

脚当て

ドゥエマーの脚部は幾何学模様のプレートや金属の円筒で守られていることが多い。脚当ての下にはブーツにも使われる厚く柔らかい素材が使われていた。特に膝の部分はしっかり守られている。

ドワーフの反り曲がった弓は非常に強力で、この弓から放たれた矢はオーク材の板でも貫く。一見すると金属製のようだが実は違う。強くしなやかな謎の素材で作られているが、これは現代の弓師には再現できない。

胸当て

ドワーフの胸当てはいずれも革の胸当てに様々なサイズの金属プレートを貼り付けたものだ。軽装鎧の場合は薄く柔らかい革に小さいプレートを付けたもので、より重装の鎧になるに従って革が厚くなり、プレートのサイズや数が増していく。一般的に幾何学的な形状、装飾のプレートが使われている。

ドワーフの剣には三角形の広い刃が使われている。彼らの短剣を引き延ばしたような外見で、刺突にも斬撃にも使用できる。ただし鍔は小さいかほとんど存在しないものもある為、ドゥエマーの剣術ではそれほど刺突に重点を置いていなかったと考えられる。

肩防具

ドワーフのポールドロンは分厚く硬い金属で作られ、重量のある「革」の塊に乗せて使われていた。重装兵用のポールドロンには兜の頭頂部にあるものと同じ、羽根型の装飾があしらわれたものもある。

手袋

ドワーフの手袋には、着用者が装置を操作しやすいように上質でしなやかな革や、革を模した素材使われてきた。金属があしらわれているのは重装の籠手だけで、多くの場合は手の甲を覆っている。

ドワーフの盾は多種多様だが、どれも共通してドゥエマーの鎧に使われる幾何学的な形状であることは一目瞭然だ。比較的薄いドワーフの金属から作られ、外見に反して軽く使いやすい。

ドワーフの杖は最も複雑なつくりのものさえ、かまどからパンを出すのに使うのではないかと思うような実用的な外見をしている。柄は木目の細かい木材に似た物質で作られ、ドワーフの金属の輪がついている。先端は通常それほど大きくなく、円形か扇形をしている。

戦棍

ドワーフの戦棍の先には幾何学模様があしらわれた重量のある柄頭がついていて、突起やスパイク、鋭い装飾などはない。両手持ちの戦棍はオークのスカルクラッシャーと比べられるほどの重さで、プレートアーマーをまるで金属箔のように曲げ、破壊できる。

短剣

ドワーフの短剣には三角形で刃が広く、ずっしりとしたものが多い。したがって刺すだけでなく、切り刻むのにも適している。実際武器でありながら、道具のようにも見える。

ドゥエマーの斧には、ディープエルフたちが作った装置の要であった車輪やギア、歯車のデザインが反映されている。柄に車輪のハブに似た円盤が取り付けられ、そこから広がったスポークの先に車輪の外輪のような刃が付いている。大昔に作られたものであるにも関わらず、刃先は驚くほど鋭利な状態を維持している。

エボンハート・パクト スタイル

クラフトモチーフ27:
Ebonheart Pact style

エボンハート・パクトの武器と鎧

隻眼のホルガン将軍

俺は物書きではない。それは間違いないのだが、ここでこうして再び羽ペンを手に取っている。ジョルン王、あるいは側近かもしれないが、とにかくその要請を受けて。あの腕白小僧のような王とは、数日間会っていない。一体何をしようとしているのだろう?

それはさておき、我々の同盟の武器と鎧がどんな風であるべきか、その要点をまとめることになっている。鍛冶屋と防具屋が揃って基準を統一できるようにするためだ。自分ならできると思う。ショールの石にかけて、たっぷりと見てきたからな!

ブーツ

個人的に、俺はパクトの軍用ブーツが好きだ。爪先に鋼の入った飾り気のないサバトンは、実用的できれいにしやすい。まるでノルドのようだ。きれいにしやすい点は除くが(冗談ですよ、陛下!)。しかし真面目な話、これは素晴らしいブーツだ。毛皮を少しだけ加えれば、さらに良くなるかもしれないことは認めるが。

ベルト

俺は上等で頑丈なベルトが好きだ。武器を抜く時に柄が引っかかりそうな、厄介な装飾がゴテゴテと施されたものではないぞ。分かるな?パクトの兵士に支給されるのはそのようなベルトだ。めかし込みたければ、胸当てとポールドロンに頼ればいい。

広げられた上品な翼と角を持つパクトの兜によって、我々はかつてない境地に達したと言わざるを得ない。見ているだけで、ノルドの心が温かくなってくる。頑丈でもあるし、前面に面頬がついていて、あらゆる点で優れた防具だ。頭防具の逸品と言える。

脚当て

パクトの脚当ての前プレートは頑丈で、正装閲兵式でも十分に映えるだけの装飾が施されている。また、かぶせてある尖った膝当ても俺は好きだ。泣き虫を石の中でひざまずかせる時にはそれが必要だ。敵にはそうしなければならない。再び起き上がった敵に報復されることは望まないから。

パクトの射手のために、我々はダークエルフの合成弓を採用し、にやりと笑う金属製のドラゴンの頭を正面にいくつか付け加えた。見た目がいいだけでなく、必要ならば、弓のリムを使って射手が身をかわすこともできる。

胸当て

これこそ、めかし込むことができる防具だ。浮き彫りにされたドラゴン、アルゴニアンの自然なデザイン、そしてダンマーの何やらかにやら。それが何なのか俺は知らないが、とにかく見た目は素晴らしい。しかしキラキラした装飾のみに目を奪われてはいけない。この胸当ては見かけ倒しではなく、鋼と革で作られた頑丈な製品だ。

前に述べたようにパクトの短剣はダークエルフのデザインを採用したのだが、それがあまりにも良かったので、拡大採用して戦士の剣にも用いることにした。同じ真っ直ぐな刃、同じ先端部の小さな返し、同じドラゴンの刻印が押された、トリビュナルの影響を受けた鍔。素晴らしい剣だ。素晴らしい剣に勝るものはない。

肩防具

レドラン家のダークエルフが大きく広がったポールドロンを強く求めたため、我々は認めることにした。実際に彼らに与えてみると、見栄えがいいことは認めざるを得ない。時には、彼らもちゃんとものが分かって話をしているのだ。

手袋

パクトの兵士たちには頑丈なノルドの籠手を与えたかったが、ダンマーとアルゴニアンが両手をかなり自由にしておくことを望んだため、俺の意見は却下されてしまった。それでもこれは良い手袋だし、甲の部分に十分なプレートメイルが仕込まれた、より重厚な型のものもある。

パクトの盾はノルドの簡素な楕円形の凧の形を採用し、周囲にたくさんのスパイクを付け加えてある。俺には分からないことだが、ダンマーとトカゲの連中はスパイクだらけのものが好きなのだ。それから、自分がどの同盟によって叩きのめされるのか敵に思い出させるために、数頭の大きなドラゴンを正面に付けてある。

ここまで読めば我々の同盟の象徴が何かは分かっているはずだ。では、パクトの魔法使いに与える杖に我々が何を付け加えたか、当てられるだろうか。「うなり声を上げる金属製のドラゴン」と答えた方は、自分で自分を褒めるといい。他の答えを出した兵士は、街に入れないほどの愚か者なので、今夜の見張り番を命ずることにする。

戦棍

片手で用いるパクトの戦棍は好きだ。良くできた簡素なアルゴニアンのデザインで、スパイクと、丸いヘッドが付いている。他に一体何が必要だろうか?しかし、我々はうなり声を上げるドラゴンの頭が3つ付いている両手用の戦棍に頼りすぎてしまっていると思う。鍛冶屋にとって作るのがより困難だし、簡素な戦棍よりも効果的に敵の頭を叩き潰せるわけでもない。

短剣

パクトの短剣を選択するに当たって、我々はダークエルフを頼りにした。何しろ、誰かを背中から突き刺すためのものだからな。いや、今の言葉は言うべきでなかったかもしれない。ともかく、鍔がトリビュナルの象徴を基にしていることは見れば分かるが、そこにも我々はドラゴンを刻んである。

パクトの兵士たちには、実績あるノルドの伝統的なデザインに基づいている斧を装備させている。異なる点はドラゴンの刻印が刻まれていることだけだ。この同盟ではあらゆるものにドラゴンの刻印が刻まれている。決して不平を言っているのではない。楯突くべきではない相手の象徴として、ドラゴン以上のものなど考えられない!
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