仕立師助手メール 6週間目

36日目
酒場で見知らぬ遊びをするのは危険です。ですから片っ端から覚えてみました!セブン・マグス、スキンク・スマッシュ、ナックル・ジャングラーズ、トロール・スタッターズ、レッド・スタベンズダンス、フロッグスワロウ、ビルジ・ベイティング。そして、ノルドがマンモスとでも遊べると言う、ワットル・スインギングも。信じる必要は無いですよ。からかっているだけですから。

37日目
アンヴィルは不思議な場所です。海賊が港に金塊を横流しをしていることは誰もが知っています。船が戻ってくると決まって荒っぽくなりますが、地元民の大半は動じません。意地悪極まりない犬でさえ自らの巣を汚すのを嫌うものです。奇妙なバランスですが、それを保とうとしているようです。

38日目
月をどう思います?カジートは神だと思っていますが、魔術師ギルドは空に浮かぶ島だといいます。もっとおかしな説を聞いたこともあります。ある船乗りの話では、月は巨大な精霊たちで、デイドラ公のための余興として取っ組み合っているのだといいます。それが激しい雷雨の原因だと。愚かな男ですね。月はシェオゴラスが作ったことは誰もが知っているというのに。

39日目
近くの丘にはウェアウルフがいると聞いたので、最近の荷物には用心を重ねました。そちらも荷物のにおいに気づいたでしょう。においは地元の治療薬のもので、ウェアウルフを絶対に近寄らせません。もしあなたが既にウェアウルフ症に感染していたなら、心から謝ります。ポーチにある塩に手をひたして、炎症を和らげてください。

40日目
要塞のオークとたまにしか取り引きしないことを不思議に思う者もいます。もちろんオークとの取り引きに何も問題もありません!でも、要塞に暮らすオークは洞窟に住む魔術師のようだと学びました。彼らは強く、孤独で、機嫌が悪い時はあなたの内臓を引きずり出そうとするらしいです。

41日目
港の灯台守には欠かさず賄賂を送っています。誰よりも早く船を見つけるため、船長について知っていること、予想される積み荷などの情報を伝令に託すことができます。母はいつも言っていました、最大の武器は抜け目ない配慮だと!それに決闘用の剣だと。母は並み外れた人物でした。

42日目
昨夜「オーバー・ザ・シー」の替え歌「エヴァー・ザ・ティース・アンド・オーバー・ザ・メイン」を聴きました。歌詞の内容が際どくなっていました。どうしてかわかるでしょうか。「半旗の位置に掲げる」「錨を上げて」などの航海用語が、全く別の意味で歌われていたのです。船乗りは自分たちが賢いとでも思っているのでしょうね。

鍛冶師助手メール 6週間目

36日目
そういうわけで、空き地で無情のモレラとその手下の悪党たちと向き合っていた。どんなふうに如才なくしゃべり、悪党どもを片付け、プラッキーを救い出したのか教えてあげましょう。実際に起こったのは、大混乱どころではなかったわ。すべての始まりは、ハチミツ酒漬けのフルーツボールの余りを入れた小袋を、モレラへ放り投げたときね。

37日目
無情のモレラは、ハチミツ酒漬けのフルーツボールの小袋を掴んだ。その表情から、その動作は彼女の狡猾さの源となるごちそうを求めての行動ではなく、条件反射であることが見て取れたわ。地面が揺れ出すと、動転したモレラの目が大きく見開かれ、私はプラッキーの鎖をつかんで空き地から走り去ったの。マンモスが現れたのはその時だった。

38日目
マンモスに自分のあとをついてこさせるのは、想像するほどには難しくない。というのも、マンモスはノルドに劣らず、ハチミツ酒漬けフルーツボールが大好物だから。もっと多くの人があの巨大な獣を連れて歩く姿を見ないことに驚かされるわね。もちろん、あの日、飢えたマンモスが空き地に襲いかかってくるとは、無情のモレラも想像すらしていなかったでしょう。

39日目
プラッキーと私は木の陰から、私が無情のモレラに放ったハチミツ酒漬けのフルーツボールを手に入れようと、マンモスが空き地を踏み荒らす様子を眺めていた。その場から、モレラとその手下が応戦するのをゆっくり確かめた後、全力で逃げたわ。これが落ち着くまで、ブスンツェルの件は後回しにしよう。

40日目
新しい町に、新しい酒場。そこへ着いた途端、1通の手紙が舞い込んだ。私の兄弟のオルガスからね。彼は2つの文章を1つにまとめることができないので、手紙の意図が不明瞭だったわ。けれど、趣旨は分かった。私に故郷に戻って来て、お祝いか何かに出席してもらいたいらしいの。心配しないで。この件が、あなた宛ての物資に影響することはないから。

41日目
本当に最悪!早く故郷へ帰りたいのに、どこへ行っても邪魔が入る!ローブを着た魔術師ギルドにポータルを頼んだことはある?あの読書バカの弱虫ども、奴らの一員でない者には大金を要求してくるの!他をあたらないといけないな。

42日目
カジートの商人たちに会ったわ!あなたの仕事を引き受けて以来、こんな驚いたことはない。そして彼はキャラバンと一緒に旅をさせてくれたの。故郷に帰るまでずっと。何もかもがうまく行けば、お祝いに出席する時間までには着けるはず。オルガスの手紙からは何の祝いなのかは分からないけど。

調理師助手メール 9週間目

57日目
初めてデイドラをこの目で見ました。今でもあの姿が目に焼き付いています。三日間逃げ続けて、一睡もしていません。少し頭がクラクラしていますが、気分は問題ありません。とにかく理性を失わないよう努力しています。たとえ木々が私に語りかけてきても、無視するよう頑張ります。

58日目
例のポールドロンが良い値で売れたので、再びデイドラに出会ってしまった場合に備えて、大柄で屈強そうな傭兵を雇うことにしました。大きな傷跡に眼帯、そして口数も少ないのです。ちなみに名前は「イミ・ガナイ」というそうです。変な名前だと思いませんか?品物を同梱しておきます。

59日目
傭兵の名前は結局「カル」とのことでした。あまり喋らない性質のようで、家族について訊くと「死んだ」。結婚していたかと聞くと「二度。二人とも死んだ」。友達は多いのか訊くと「お前だけ」。彼の言う友達が、まだ生きてる敵のことを指しているような気がして、少し不安です。

60日目
あなたへの品物をお送りします。ところで興味深い出来事がありました。カルが私の命を救ってくれたのです。オークの略奪者達に襲われた際、彼は一瞬も焦ることなく6体全員を倒してみせたのです。彼は本当に私の友なのかもしれません。

61日目
今日、カルから伝えられました。彼は街に戻って、フラワーアレンジメントの勉強を始めるそうです。あの大男が居なくなるのは寂しいことですが、誰しも己の目指す道を進むべきですから仕方ありません。

62日目
私はタムリエルを愛しています。そこに住んでいる人々は嫌いですけど。品物を同梱しておきます。

63日目
少ないかもしれませんが、品物を送ります。夜に雨が降り続け、道は泥沼と化しております。私はもう慣れたのか、それとも乗り越えたのかは分かりませんが、そのことに昔ほどイライラしなくなりました。ちなみにまた酔っ払っています。

付呪師助手メール 5週間目

29日目
我らの仕事は今も阻害される事無く続くが、不快な夢も同じく続いている。だが今晩はいつもと違う夢を見た。「収穫者」と名乗る男が、彼が捕らえた者の一人を殺せば強大な力を与えてくれると言ってきたのだ。私の剣を、敵の魂を喰らう棍棒と取り換えると。私が答える前に、エズダブの声で目を覚ました。

30日目
私はまた夢を見た。あの収穫者と名乗る存在が、人を殺す代償として力を与えると言ってきた。その犠牲者は鉤爪のような檻の中に閉じ込められ、私の前で跪いていた。私はそれを拒否したが、その瞬間、収穫者が騒めき、私は目覚めた。エズダブによれば、私は夜の間に目覚め、我々がいた洞窟からどこかへと出ていっていたらしい。私は今まで眠りながら歩くなど、したことはないというのに。

31日目
この最近のアブナブの乱文について、このエズダブが彼に代わってあなたのお許しを請い願いたい。アイレイドの遺跡で例の生物と遭遇して以来、彼はどこかおかしいのだ。旅の途中でおかしな訛りのダンマーの魔術師に出会ったのだが、彼が言うにはその生物は災厄の四柱神に属する下僕であり、その死によって災厄の四柱神に目を付けられてしまったらしい。私は理解した振りをして彼に頷いておいた。

32日目
栄えある雇い主殿、今度もいつもと同じように最高級の素材をご用意した。これを手に入れるため、私達二人でリッチを倒した事実を含めると、その勝利がなお甘美に感じられる。奴の居た洞窟から追い立てられ、近くの川を半分ほど遡った時点で、私達は奴を剣で斬れることに気が付いた。そして比較的速やかに、奴を命無き骨の粉へと変えてしまう事ができた。

33日目
栄えある雇い主殿、あなたを私よりも豊富な見識を有する数少ない方とお見受けしてお聞きしたい。あなたはヨクダの剣聖たちの伝説を信じているだろうか?彼らが異教なる東方の魔術と対峙しうる、いにしえの剣術を守る者たちであったと。私にはそれが、ただ単に他の剣士以上の力を持つ者に関する話では無く、むしろ剣術の重要性を説く比喩に思えるのだ。

34日目
栄えある雇い主殿、私達は本日、魔女の魔術結社に遭遇した。奴らほど私が憎んでいるものはいない。魔女たちがどこからその超自然的な力を得ているのかは知らないが、邪悪である事は違いない。運よく奴らは寝ていたので、我々で洞窟内の品々をすべて奪って脱出してきた。ぜひ有効に使って頂きたい。

35日目
栄えある雇い主殿、学者たちは私を無知と嘲るかも知れないが、ヨクダの剣聖達(私よりも知力と文化に秀でた者たちは「アンセイ」と呼ぶ)が、己が霊体から刃を作り出すことができるというなら、一体なぜ鋼鉄の剣などを持っていたのだろうか。全く馬鹿らしい。おかげでこの件についてエズダブとは殴り合いになりそうだった。

木工師助手メール 5週間目

29日目
パクルーティはこの者の友人に再び積み荷を送り届けた事を嬉しく思い、また長きに渡る仕事に感謝している。この者は前回の報酬で、耳に着ける金のピアスを買った。最近はとても格好良く見える。少なくとも貴婦人方はそう言っている。

30日目
この素材はなかなか入手が難しかった。パクルーティはカップ当て勝負でずる賢いブレトン人に勝ったのだが、この者はその男がトリックで何人も騙しているのを見て、遊んでやろうと思った。パクルーティは最初、他の者たちと同じようにカップを上げたのだが、彼らと違ってこの者はカップをブレトン人の顔にぶん投げた。男が意識を失っている間、パクルーティは男の金を頂戴して、この木材を買ってきたのだ。

31日目
友よ、この素材を受け取ってくれ。悪臭については申し訳ない。パクルーティが最後に水に触れてから大分経つのだ。この者は水を相手にするくらいなら、炎の精霊と対峙する方がマシだ。その残念な副作用が、パクルーティはこの木材を自分の毛皮から「はがす」羽目になったことだ。だがその臭いがどうであれ、木材の品質は最高級だと保証する。

32日目
友よ、パクルーティが悪い事をしていると思ったら、お前ならそうだとはっきり言ってくれるだろう?地元の宿屋の主人はパクルーティに「パクルーティは信用ならぬ」と言うのだが、正当な理由を言わぬのだ。パクルーティはただ彼の部屋で寝て、目のつく場所にある物を持っていっただけだ。嘘を言ったり不義にあたる行為をしたことは一度もない。

33日目
パクルーティは強力な武術「囁きの牙」を修行している。そして今日は対抗流派「流血の牙」の達人たるカジートに出会った。カジートとパクルーティは言い争って、どちらがより優れた流派であるか決めるため対決しようとしたのだが、魔術師が現れて「流血の牙」の達人を炎に包んでしまった。パクルーティは「跳ねるセンチ」の技でその場を脱した。そう、「囁きの牙」が負けることはないのだ!

34日目
パクルーティの親愛なる友にさらに素材を送る。今日、酔っ払ったインペリアルが言っていたのだが、この者は「小柄な直立したセンチタイガー」に見えるそうだ。そして最後に「非常に奇妙な事のはずだが、何故か、どうでも良くなった」と言って、眠ってしまった。誰も見ていなかったので、パクルーティは男の財布を貰って、この素材を買うのに充てた。

35日目
パクルーティはムーンシュガーを食べ過ぎると、手が物凄く大きくなる。不安になることではあるが、味がやはり格別なのだ。ムーンシュガーはあらゆる食べ物を旨くしてくれる。

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