付呪師助手メール 1週間目

1日目
栄えある雇い主殿、私はアブナブ・アルバブナブ。この手紙と共に素材一式を入れておいた。これが役立つ事を願う。これらは私が古代の墳墓より盗んだものだが、その際怒れる死者達に出会ってしまった。私は高音を発生することで奴らの注意をそらし、その場を脱出した。兄弟のエズダブから文が届くだろうが、「子供のように金切り声を上げて逃げていった」という表現は適切でないことをあらかじめ申し上げておきたい。

2日目
このアブナブとその兄弟エズダブが、この良質な積み荷を送ろう。尚、道中では今までに見たこともない巨大な氷結の精霊も打ち倒した。恐らく近くに魔術師が居たのだろう。我々は木の上で一日待ち、太陽によってその防御が弱まったのを見計らって一刀両断にした。すべてが終わった時、エズダブは太陽に目をやられたと言っていたが、あれは恐らく静かに泣いていたのだろう。

3日目
栄えある雇い主殿、生きている事は当然ではない、ということを改めて知って頂きたい。私は朝の泳ぎに出かけるため、我が胸当てを軽くする付呪を試みたのだが、どうやら呪文が失敗していたらしく、私はいたずらな子供によって海の中へ放り込まれたマッドクラブのごとく、底へと沈んでいってしまった。エズダブが近くに居たのは幸運であった。でなければこの素材はあなたの手元に届くことはなかったであろう。

4日目
敬愛する雇い主殿、この文は私エズダブが書いている。我が兄弟アブナブは現在動けない。彼から伝わっているかも知れないが、あの阿呆は自分の付呪した鎧を着て泳ごうとしたのだ。おかげで救出するのにリーフシャドウ湖の底まで泳ぐ羽目になったが、その価値は十二分にあった。あれほど面白かったのはアブナブがアリ塚の上で寝た時以来だ。ともあれ、この素材を役立てて頂きたい!

5日目
栄えある雇い主殿、この素材があなたの役に立つ事を願っている!タムリエルのダンジョンや洞穴で死ぬ方法は何百通りもあるが、付呪を施した装備で自分の命を救う方法もまた同様。慎重に考慮して頂きたい!

6日目
栄えある雇い主殿、今回も積み荷をお贈りする。本日私は従兄弟たちと一緒に居たのだが、我が付呪に関する才が、我らの民の間では珍しい事をすっかり失念していたのだ。私も魔法を付呪以外に使う事については不信と嫌悪を覚えるが、これは我が一族の伝統だ。何せ、我が父はアルトマーよりその技術を直々に学んだ修行者だったのだ。

7日目
友よ、今回も積み荷をお送りする。前回の包みについては兄弟のエズダブが上手く送ってくれたものと信じている。あの者はドジなマヌケで、ふざける傾向にあるが、ドジとマヌケも使い様と言うもの。いや、許してほしい。あなたに我が兄弟の欠点をお伝えするつもりはなかったのだが、インクと紙が限られていると、どうしてもこう書き出すのを抑えられなかったのだ。

木工師助手メール 1週間目

1日目
この者はお前にクラフト材料を送る。パクルーティは栄えある友人との、長く得る物の大きい関係を望んでいる。特に賭博キャラバンのイカサマ師たちに折角稼いだ金をだまし取られたから、尚更だ。パクルーティは失くした金を取り戻すため、何度でも挑戦するつもりだ。そうやって彼らを見返すのだ。

2日目
お前への木工用素材を送る。パクルーティは戦の為に森の多くが切り倒され、燃やされているのを見ると悲しくなる。木々を救うべきだと思うのだ。保管できる大きな倉庫があればいいのだが。

3日目
この者は旅の中で、風に揺られる木々の囁きに耳を傾ける。その葉のざわめきは秘密を伝える。その皮は遠き時代のことを唄う。リスたちは木々の穴の中を家とする。そしてリスは旨い。パクルーティは夕食にする。この材料が役立つ事を願う。

4日目
パクルーティはまたお前に良い素材を送る。この者は木を見て、その末がどうなるか考えたりする。子供のゆりかご?偉大な学者の机?それとも愛に満ちた一家を守る屋根?そうであるなら嬉しい。集めようとして、この者の尻にとげが沢山刺さった甲斐もある。

5日目
この者はさらに素材を送れて嬉しい。この者の友人には、板が6枚あれば人生を作る事も、棺桶を作る事もできると伝えたい。ところで棺桶というのは高く売れるのだろうか?

6日目
パクルーティは仕事を楽しんでいる。旅は軽装、持ち物は少ない。これが真の幸せへの二つの道のうち一つだと考えている。より多くを求めて得ることもできれば、より少なく求めることもできる。あと記憶力が悪ければそれだけ楽しめる。

7日目
お前への素材を送る。どこへ行こうとも、パクルーティはスクゥーマ中毒者を目にする。パクルーティの民にとっては実に悲しいことだ。この類のカジートにとっては、幸せだけでは足りない。悦楽をも欲しがるのだ。だが結局は体臭が酷くなり、歯抜けになるだけだ。

仕立師助手メール 1週間目

1日目
私はフィリラニヤ夫人と申します。以後お見知りおきを。あなた様専属の服飾屋となれた事を誇りに思います。あなた様の仕立てに関する知識はサマーセット諸島でも良く知られております。私の多岐にわたる商業的つながりを以って、あなた様には最高の着心地と見た目を持つ鎧を作るための素材をご用意できます。こちらには私の努力の証を同封しておきました。定期的な配送をご期待くださいませ!

2日目
今回も時間通りに配送致します。内容についてはご満足いただけることを願っております。季節雨のせいで、あと一歩のところで埠頭から流されてしまうところでした。アルトマー製の固定用鎖さまさまです。その重さを黄金として測っても良いくらいの価値がありました。その鎖に囚われているなら話は別ですが。

3日目
ハイエルフの名前がなぜタムリエル中で多くの人にとって分かりづらいのかは理解しかねますが、文化的な隔たりを超えるお手伝いとして申し上げますと、私は生まれ持った名以外にも「ミス・フィリ」、「マダム・ラニヤ」と呼ばれております。以前、商売敵に「魚の嫁フィリ」などと呼ばれた事もありましたが、その時は彼女が街に居られなくなるまで価格破壊を起こしてあげました。どこまでが許容範囲なのかを示す必要がありましたので。

4日目
海の旅についての文句は私にはいまいち理解しかねます。旅は港に始まり、港に終わるものです。そして今回同梱している品々のように、素晴らしい値段で素材を取引できるのですから。海の塩は水で洗えば何ら問題ございません。

5日目
ヴァレンウッドでは、未加工のイノシシ革の値段が馬鹿げたほど高騰しています。まるで絶滅するまで狩り尽されたかのようです。恐らくあのグリーンパクトの者どもの仕業でしょう。きっと食い尽くしてしまったとかに違いありません!

6日目
コロヴィア台地で疫病が流行っているとの噂を耳にいたしました。こういった話は慎重に吟味しなければなりません。真実ならば大いなる利益を得る好機ですが、誤っていれば旅が無駄になります。もっと詳しい話が出てくるまでは、取引を南方の沿岸に限定しておこうと思います。今回の配送分でもご覧の通り、こちらでは非常に良い利益が得られますので。

7日目
私を一週間雇っていただいた甲斐はございましたでしょうか。旅路で想定外の事態が発生して私自身が遅れても、助手が配送を行うよう手配してあります。素材の安定供給についてはご満足いただけるはずです。

鍛冶師助手メール 1週間目

1日目
私はヴァリンカ・ストーンヒーヴァー。材料を調達するためにあなたが雇った相手。まだ物資が必要なんでしょう?見本を入れておいたわ。今回の雇用については礼を言っても言い足りない。この仕事はダンジョンの探索者や太古の遺物コレクターを目指す私にとっては天職だと思う。ノルドがそんなことを目指すとは思わなかったでしょ?

2日目
ヴァリンカより。あなたがこの荷物に満足することを願っているわ。私?あまり浮かない気分。私の兄弟たちは私の選んだ職業について、遺跡をはい回るなんてノルドの娘にふさわしくないと言うの。けれど、あのホーカーたちに何が分かる?マンモスを殴ってやりたいほどイライラする!

3日目
今回は物資が遅れてごめん。マンモスがあんなに繊細だなんて知らなかったの。優しく叩いただけなのに、私が思い切り殴りでもしたみたいに街の広場で暴れ回ったわ。そいつを落ち着かせて、混乱を収拾するまですごく時間が掛かった。マンモスがハチミツ酒漬けのフルーツボールが好きでよかった。でも私の兄弟たちは笑うばかり。ホーカーどもめ!

4日目
分かってる分かってる。また遅れたわね。でもともかく材料は届いてるでしょう?また兄弟たちとひと悶着あったの。たくさんのハチミツ酒を飲んで、頭を何発か殴ってやった。弱虫どもめ!正々堂々と戦って負けた試しはない!それと、次の物資用にもっと遠くまで行こうと思う。お互いが頭を冷やす時間を得られるはず。

5日目
誰か愛する人はいる?私ヴァリンカが、その誰かよ!今回あなたのために私が見つけたものを見て。自分で言うのもなんだけど最高級の素材。それに探検できる新たな遺跡を見つけたの。その件は次回の物資のときにまとめて話すつもり。

6日目
前に話した遺跡の件?あれはただのオークの小屋だった。中に入って調べ回っていたら、嫌な顔をされたわ。オークの小屋が太古の遺跡にそっくりなんて知らなかったの。何事も経験ね。

7日目
アルゴニアンの野営地で一緒に炎を囲んだの。彼らは私がまずいと思った飲み物を美味しそうに飲んだ後、旅の途中で見かけた遺跡について楽しそうに話してくれた。ようやく本物のダンジョンだ!でも、心配しないで。未知のものを調査している間も、あなたへの義務は怠らない。

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